無題Name名無し21/02/01(月)14:07:26 No.15790
今日は2月1日!
そしてこいつは伊201潜水艦!
水中速度20ノットの凄いやつ!!
無題Name名無し 21/02/01(月)14:11:50 No.15791
一方こちらはU21型!
水中速度は従来型のおよそ3倍!
これが量産の暁には欧州戦線の行末も変わっていたかも!!
というわけで水中高速潜スレ
無題Name名無し 21/02/01(月)18:46:34 No.15821
移動、索敵、攻撃・・・基本全ての行動を潜水したままで行う方向に進化していく潜水艦の先駆け
この進化の道から外れていた伊400の流れは早々に絶滅
無題Name名無し 21/02/01(月)22:09:51 No.15843
https://cgi.2chan.net/f/src/1612184991559.png
こちらはドイツの201型
非磁性鋼の腐食で早期に退役
無題Name名無し 21/02/01(月)23:24:56 No.15847
零戦21型!
とりあえず翼端をたたむ
無題Name名無し 21/02/02(火)00:54:44 No.15853
提督の決断やってるとUボートってやたら遅くて使いづらいんよね
なんでなん?
無題Name名無し 21/02/02(火)02:19:20 No.15862
伊202潜の艦長だった今井賢二さんによると、はじめて「潜高」計画を知らされたとき
には、
「われわれがこのタカ計画を耳にしたとき、米国の白頭鷲に対抗し、水中を自由に鷹のように早く走る姿を想像し、密かな興奮を覚えた」
…そうですw
そしていざ目にした「センタカ」の実艦も、「鋭利な刃物のようにスマートで、黒塗りの船体」が、実にカッコよかったんですとか
もっとも、いざ着任して各種試験を行ってみると、
「本艦型はスマートで洗練された船体から受ける印象に反し(略)きわめて問題点の多い艦だとわかってきた」
「水中20ノットに固執するあまり、見張力、安全性、潜航秒時、水上性能などが犠牲にされ過ぎ(略)速力に害のある要望は一切受け付けてもらえず、これでは実戦潜水艦にほど遠く、世界新記録を出すための『水中速力競走用潜水ボート』との観があった」
無題Name名無し 21/02/02(火)02:20:41 No.15863
「一言にしていえば『水中高速を追求のあまり、バランスのとれていない艦』であった。そして『あまりにも急速設計、急速建造、部品有り合わせ主義の実験艦』であった」
…というのが、偽りのない結論であったんだそうで
結局、他の「センタカ」艦長とも相談の上、着任わずか1ヶ月後、伊201~203での試験中に判明した膨大な問題点の改良要請を「潜高(改)伊207に関する意見」と題した要望書に纏め、乗員の手でガリ版印刷した30部を、艦本、軍令部、潜水艦部などに「呉鎮を経由せず配布」して「直訴」に及んだそうです
今井氏によると
「伊207の建造中止により意見は具体化されなかったが(略)戦後、国産潜水艦第1号の『おやしお』建造の際、コピーされ、参考になったと聞き、当時、病気引き入れ中の私は本当にうれしかった」
…そうなんですが、色々な意味でまだまだ未熟な設計の艦だった、ということなんですかねえ
無題Name名無し 21/02/02(火)07:22:49 No.15867
潜高型に関してはもうひとつ興味深い資料があって
"日本海軍潜水艦物語"の著者鳥巣 建之助によると
1943年三月から第11潜水隊参謀を務めた当時の著者は(日本の潜水艦戦備はUボート方式でなければならない)と考えていたようで、当時の大量配備よりも高速化高性能化に頼る風潮に疑問を持っていた(曰く"邪道へと突入していったように思えてならなかった")ようです。
同年7月1日に第11潜水隊参謀から海大甲種学生になった時、
軍令部の潜水艦部員を訪問していたのですが、その時に新構想の潜水艦の話をしたそうで
「おい鳥巣!今度は水中高速潜水艦を作るぞ!」
「高速!」「一体、何ノット出るのですか?」
「水中18ノットだ!」
「それはすごい!では18ノットで何時間航走できるのですか」
「約1時間」
無題Name名無し 21/02/02(火)07:26:38 No.15868
https://cgi.2chan.net/f/src/1612218398336.jpg
それを聞いた著者に記述によると
"私は唖然とした。現在、中型潜水艦の大量生産が計画中ということを耳にしていただけに意外だった。私は遠慮会釈もなく、"
「それは反対です。この資材、施設も困窮しているときに、そんな大転換は駄目です。」
と言ったら"彼は不機嫌な顔をして奥へ引き込んでしまった。"
というやり取りがあったそうです。
それから半年後にその"彼"と同じく第6艦隊参謀となった著者は50隻以上建造計画だった中型と高速潜水艦で対立した結果、中型は打ち切りになり、高速潜水艦に切り替える判断が下されたそうなのですが、これは戦争末期に3隻、それも問題が多かったらしく、
無題Name名無し 21/02/02(火)07:29:59 No.15869
https://cgi.2chan.net/f/src/1612218599457.jpg
ちなみに著者が当時重視していた(日本の潜水艦戦備はUボート方式でなければならない)というのは、曰く交通破壊戦に投じている潜水艦が少なすぎる、もしインド洋に10隻ぐらい配備すれば戦局に影響を与える影響は大きいだろうと考えていたようで、呂33型の大量生産型にかけていたそうですが
この呂三十五型も用兵側の評判も良かったにもかかわらず全79隻建造計画中18隻(計画中改マル5計画の43隻も全て建造キャンセル)だったようで
ミッドウェー海戦後の戦力補充に関する混乱に伴う資源の奪い合いが潜水艦計画にも及んでいたようです。
無題Name名無し 21/02/02(火)08:14:18 No.15875
https://cgi.2chan.net/f/src/1612221258176.jpg
ちなみに戦後国産第一号となる初代"おやしお"も艦型を伊201を参考にした水中高速潜水艦で、水中19ノットを実現しつつ、堅実な設計により少なくともアメリカ軍から「危険極まりない潜水艦である」という評価を賜るような潜水艦ではなかったようですが、"おやしお"建造計画当時から600トンの低コスト型と1000トンの高性能型とどちらが良いかで検討したい為、高性能型を"おやしお"低コスト型を"はやしお"として建造し比較検討し、戦後の"潜高vs中型"になったようです。
結果としていずれにせよ600トンや1000トンでは航洋性もシュノーケル運用も小さすぎてまともに使いにくいとの事から"おおしお""あさしお""うずしお"と大型化し、航続距離性能を重視すると同時に水中高速力を実現する涙滴型と葉巻型の採用を経て現在の"たいげい"に至りました。
無題Name名無し 21/02/02(火)08:37:00 No.15877
と言うても当のお手本にしたドイツがもう今までのUボートの性能じゃあ連合軍の防衛網を
突破出来ない!ってんでの水中高速潜水艦に移ろうとしてたのよね・・・
逆に日本のイ201はどんな所がいけなかったのかな?
無題Name名無し 21/02/02(火)09:50:26 No.15882
おそらくNo.15862さんのほうが詳しいかもわかりませんが、もともとイ201は水中速力25ノットを目的とした設計であるものの、
減速ギアの騒音問題が解決できなかった事や他にもあらゆる装備を追加していったものの水中高速航走に関する経験が全く足りなかった事や、あらゆる技術が未検証のまま実装された結果システム統合に失敗し、加えて
そもそも最初から当時は未知数の要素を盛り込んだ設計に無理があったものではないかなと。
無題Name名無し 21/02/02(火)19:22:48 No.15935
前述の今井賢二さんによると、昭和18年8月に配布された、「潜高の戦術的価値」という軍令部資料では、S56(=潜高)の「総合攻撃戦力」は呂35の4.33ポイントに対して10.3ポイント、中でも「待敵襲撃機会」は呂35の1点に対し3点に達するものと期待されていたそうです
通常の3倍ッ!ツノッッ!!派手な塗装ッッッ!!!
ただ、今井氏曰く、
「数百回の演習機・実艦訓練の実感からは、次の理由で襲撃能力が画期的に増大したとは思われなかった。
〇遠距離聴音能力は在来艦とあまり変らず、また中速以上は雑音のため聴音困難
〇3倍説の根拠は、敵の基準針路に直角に20ノット10分の進出を前提にしているが、針路判定の聴音方向精度が低い
無題Name名無し 21/02/02(火)19:25:49 No.15936
〇潜望鏡は8mで、しかもストロークが短く、遠距離露頂観測は(略)劣る
〇5ノット以上では振動で潜望鏡観測困難、又8ノット以上では強度上潜舵を収める必要がある
〇観測間隔が5分以上ないと高速の効果は薄く、之の字運動船に対しては、屡々裏目に出ることがあった
〇短波・レーダーマスト、潜望鏡等は在来艦のものの流用であったので、強度が弱く、それぞれに速力による使用制限があって不便であった
〇連続襲撃機会大というが、予備魚雷の位置が悪く、発射管排水時間が過大である。また空気装填器の騒音が大きい」
…との事で、計算上水中高速を利して従来艦の3倍の襲撃機会が取れるはず!と言われても、高速航行中は潜望鏡観測はままならず、かといってソナーの精度も低い、短時間に何度も接敵できても、次発装填が間に合わない…と、要は「水中高速」という「足」に、「眼」や「耳」や「手」がついていけない…というのが、「センタカ」の泣き所であったんだそうで
無題Name名無し 21/02/02(火)19:27:06 No.15937
更に深刻だったのは、
「問題になったのは、水中を高速で走ると海面が盛り上がることだった(略)潜望鏡深度では、全力で4m近い山が艦橋の上に盛り上がって左右に尾を引き、地中を逃げるモグラのように動く」
「深度を深くするにつれてだんだん小さくなり、深さ35mで消滅する」
「この現象は潜望鏡深度で12ノット付近から視認可能となり、速度を増すにつれて大きくなった。襲撃には12ノット以上は、まず無理であ」
…ったんだそうでして、実際、隠密接敵を旨とする潜水艦が、海面にココに居ますよ!
なんて印をモリモリ出してたら話にならないわけなんですが、今井氏にいわせれば
「守るも攻むるも高速の、宝の持ち腐れいかにせん」
…という状況であったそうです
一見スマートな司令塔や船体も、まだまだ最適なカタチとは言えなかったみたいですなあ
無題Name名無し 21/02/02(火)21:45:10 No.15954
>No.15882
>No.15935
解説ありが㌧
詳しい話が聞けるのは嬉しいけど、伊201が好きな俺としては実際はダメダメだったってのは
ちょっと悲しい・・・
ドイツのU21型なんかも似たような問題に直面したのかなあ
無題Name名無し 21/02/02(火)22:13:48 No.15959
https://cgi.2chan.net/f/src/1612271628447.jpg
逆に伊201型の設計思想は"おやしお"を経て最終的にあさしお型として実現した訳なのですが
待敵襲撃機会の考え方も現在の攻撃型原潜に通じるものだし
設計思想が20年早かったんだなって
無題Name名無し 21/02/02(火)23:22:09 No.15966
https://cgi.2chan.net/f/src/1612275729287.jpg
以前に防衛研究所の史料室で伊号第二百一潜水艦の機構説明書をよんだ事あるんだが
その時見た限りでは伊201型って水測兵器は三式探信儀しか搭載してなかったんだよな(見落としただけかもしれん)
日本海軍って隠密性を重視して一時は聴音機だけ搭載して探信儀を廃止してた事があるくらいだったのに
全く逆の事をしているのは非常に興味深かった
よほど三式探信儀に自信があったのか単にスペースとかの関係で聴音機との併用が難しかったのか
無題Name名無し 21/02/03(水)20:41:49 No.16004
軍事史研究家の大塚好古さんによると、「センタカ」への3式探信儀の装備は「全没襲撃」を考慮してのものであったそうです
因みに昭和18年末に出された「試製潜水艦射法盤に就いて」という資料によると、この新型魚雷方位盤(3式魚雷方位盤)は従来の92式方位盤の欠点を改良したのみならず、水中聴音機および水中探信儀によって得られた情報のみを用いての全没襲撃を可能としていたほか、「水中高速潜水艦」での使用を考慮して、搭載艦の自艦速度を0~30ノットに迄設定できる仕様になっていたんですとか
IJNとしては、高速潜水艦にアクティヴソナーと新型方位盤を組み合わせた、新たな全没襲撃法を企図していたのかもしれないですな
ただし、機構全体がやや大型で塔載スペースをとるこの新型方位盤、装備されたのは「潜特型」および「甲型改2」のみということで、結局「センタカ」には装備されなかったようです
無題Name名無し 21/02/03(水)20:44:11 No.16005
一方、ドイツ海軍のUボート艦長だったハインツ・シェッファー=サンの手記にUⅩⅩⅠ型について触れた部分が有るんですが、曰く
「新型艦は、6門の艦首発射管を有し(略)その後ろにさらに12本の予備魚雷が格納されている(略)およそ3分間に2回目の魚雷が、次の8分間に最後の魚雷が装填されるので、都合18本の魚雷を15分以内に全部発射することができた」
「また、潜望鏡を使わずに、深度50mで発射できるように改良がほどこされた。新しい襲撃盤が数秒間に諸元を算定するが、これは、以前可能だった計算よりはるかに精密度の高い」
…ものであったとのこと
また、実際にUⅩⅩⅠ型の1隻(U2519)に乗艦し、各種試験に従事したペーター・クレーマー=サンによると
「新しい音響探知装置を使って、光学的に視認しないで目標を狙い、命中させることができた」
…んですとか
無題Name名無し 21/02/03(水)20:46:22 No.16007
モノの本によると、UⅩⅩⅠ型で標準装備されたパッシヴ・ソナーは、艦首下方の円筒状の突出部内に、48個の聴音機を円形に配置する「出窓装置(Balkongerät)」と呼ばれる形式のもので、艦首方向に死角のあった従来の形式から改良された他(ただし後方60度は死角)、性能も向上して駆逐艦なら1万m、商船なら6千m先の方位を、プラマイ2度の精度で捕捉できたそうです
また、同装置の受信機2個を用い、専用回路を通じて司令塔と探信室の2個のラウドスピーカーに接続された「魚雷警戒指示装置(TAG:Torpedowarn-und Anzeigegerät)」も同時に開発されていて、自艦へ接近する魚雷の騒音をキャッチすると、警報を鳴らしての乗組員に警告するシステムになっていたんだそうで
同装置が探知する可能性のある各種騒音を、乗組員さん達が予め正しく認識できるよう訓練する為、各艦に特別に用意されたレコードも配られるという、充実のサポート付きであったようですw
無題Name名無し 21/02/03(水)20:47:44 No.16008
また、UⅩⅩⅠ型では艦橋の前方に独特の突出部が見られるんですが、ココがアクティブソナーの収容部になっており、装備された「能動的音響位置測定用特別装置(S-gerät:Sondergerät fürAktive Schallortung)」は出力5KW、周波数15KHz、時間20㎳、作動範囲は左右120度、水上艦艇の最大探知距離4千m、精度プラマイ2度というスペックであったとのこと
既に述べられている方の仰る通り、この「Sゲレート」の送信は敵側にも探知されやすいとして、従来のUボートでは殆ど装備が見送られていたそうなんですが、全没状態での襲撃可能を目指したUⅩⅩⅠ型では、潜水艦用特別装備(SU-Apparat:Sonderrapparat für Uboote)というアクティブ/パッシヴ装置の一環として装備されたんですとか
「ニーベルンク(Nibelung)」というカッコよさげな別名のこの装置、パッシヴモードで敵の探知と方位測定を行った後、操作員がわずか2~3回のパルスを発信するだけで標的の距離・針路・速力を正確に判定できるという触れ込みの優れモノであったそうです
無題Name名無し 21/02/03(水)20:50:09 No.16009
https://cgi.2chan.net/f/src/1612353009475.jpg
速力12ノットで移動中の総トン数1万2千トンの標的を、距離4000mで捕捉できる性能があったそうなんですが、これらの水測装置と、既に実戦投入されている、目標と何度も交差するように針路を変針して走るプログラミング魚雷や聴音ホーミング魚雷を組わせることで、完全潜水下での襲撃を可能とする目論見であったようですな
「センタカ」とUⅩⅩⅠ型は2と1の絡むネーミングからw開発時期やブロック工法による建造法、大量の電池搭載と抵抗減少艦体による水中高速の実現、ハ200やUⅩⅩⅢ型といった小型の「弟分」の存在等、何かと印象の似通う処が多いんですが、アクティヴソナーを活用しての全没襲撃という運用方針も、その一つになるということなんでしょかねえ
無題Name名無し 21/02/03(水)21:33:15 No.16012
WW2開戦劈頭のUボート無双は護衛体制もさることながら、潜水艦が被発見されないまま水上航行で容易に魚雷発射点に移動出来て魚雷を発射できたことが大きいよね。
それが大戦中盤以降は艦載機やレーダーによって魚雷発射前に潜水艦を見つけられるようになって潜水艦の被害急増
潜水艦側はシュノーケルや逆探で損害は減らせたものの、魚雷発射点にたどり着けずに戦果は減少
その水上艦有利の状況をひっくり返すための水中高速艦でしたね
全没状態で襲撃位置まで移動して潜水艦がソナーを発振するまで見つかることが無ければ潜水艦側に有利になりますね
まぁ前方投射型爆雷の普及と誘導魚雷の登場でその有利も消えて、原潜と対艦ミサイルの登場までは水上艦有利に戻るんだけども・・・
無題Name名無し 21/02/03(水)23:38:27 No.16022
> 潜水艦が被発見されないまま水上航行で容易に魚雷発射点に移動出来て魚雷を発射できたことが大きい
それは太平洋でのアメリカの潜水艦にそっくりあてはまる
おまけに出来の良いレーダーは持ってるし
それと今更気付いたのだが、アメリカの潜水艦がシュノーケルを装備したのは戦後になってからなんですね
それでやっていけるというか、Uボートがついに果たせなかった通商破壊で戦争に勝つ(誇張し過ぎ?)という構想を実現してしまった
無題Name名無し 21/02/03(水)23:40:27 No.16023
SilentHunterでも潜航状態のまま測距・魚雷発射は再現されてたな
無題Name名無し 21/02/04(木)15:15:57 No.16042
大戦中に増えた手段はパターン航走とまだ信頼性低い音響誘導止まりで
Uボート魚雷に格段の進歩ないのがなんとも厳しい
船団・艦隊外周や前衛の哨戒網くぐって肉薄しなきゃならんのは変わってないから
交錯する無数のスクリュー音やピンガー音に叩かれながら精密聴音測的ってのも理論通り可能かどうか…
アクティブホーミング魚雷の「ガイアー」をまともなモノにして
遠距離からの撃ちっぱなし能力が欲しかったところ
無題Name名無し 21/02/04(木)19:42:09 No.16057
UⅩⅩⅠ型が実戦投入出来ていたらどうだったろう?というのは、海外の掲示板でもよく話題にされているよーなんですが、向こうのUⅩⅩⅠ推しの方に言わせると、水中速力17~18ノットの同潜水艦なら、連合軍航空機から投下される標準的なMk24対潜ホーミング魚雷(速力12ノット)を振り切れる筈!
だそうですよ…w
因みに余談ですが、WW1時のエゲレス海軍は、猛威を奮う憎きジャガイモ海軍のUボートに対抗する為様々な手段を採用しているんですが、その一つが「R級」という高速潜水艦の建造であったんですとか
全長50m、排水量430トン弱の艦体に、480馬力のディーゼル機関に対して2基で1200馬力を発揮する電気モーターを搭載したこの潜水艦、水上最大速力9.5ノットに対し、水中最大速力14ノットという、「水中高速潜水艦」であったんだそうで
無題Name名無し 21/02/04(木)19:43:47 No.16059
https://cgi.2chan.net/f/src/1612435427184.jpg
如何にも抵抗を考慮したっぽい、細身の流線形艦体の末端に一軸のスクリューが付く「らしい」デザインながら、その艦首上部にとって付けたように巨大かつ抵抗の元になりそうなオデコが付くというアンバランスさなんですが、ココがある意味本級のキモで、5つの水中ハイドロフォンをこの部分に内蔵する設計になっていたそうです
また同級が計画されたのは1917年、就役は18年に入ってからの戦争末期なんですが、魚雷兵装は既に他級で採用されつつあった新型かつ大威力の21インチ魚雷ではなく、あえてより小型の18インチ魚雷を採用、その代り艦首に6門を集中配備した上で、、各魚雷発射管に1発ずつの予備魚雷が搭載する設計になっているとのこと
またモーターも高速用とは別に、25馬力の静粛・微速用の「クリーピング・モーター」を1基備えていたんですとか
無題Name名無し 21/02/04(木)21:31:28 No.16069
要はR級潜水艦はその水中高速と微速隠密潜航能力を使い分けて洋上を航行するUボートに忍び寄り、威力より塔載数を選んだ6門の魚雷発射管斉射による広い「網」に捉えて撃沈する目論みだったそうなんですが、多数備えた聴音機の測定データにより、例え相手が潜航した場合でも、有効な攻撃を行えることが期待されていたんだそうで
もっとも、実際に就役したR級潜水艦は、肝心の水中高速航行中の操舵が難しかった上、搭載したバッテリー200基での航走時間が全力で1時間に対し、自前のディーゼル機関でフル充電しようとすると丸1日かかる、水中速度に特化した形状で浮上航行性能が悪い…と、些か使い勝手の悪い艦であったようです
就役が大戦末期だったこともあって、結局対Uボート作戦での戦果は1度だけ、それも「6発の魚雷中1発が命中したものの不発」という冴えないものであったそうなんですが、数隻は戦後も「高速水中標的艦」と働いているそうです
世の中の核心的な軍事アイデアは、調べるとまず大抵エゲレス人が真先に試しているものなんですが(棒)
「水中高速潜水艦」も、その例に漏れないということなんでしょか…w
無題Name名無し 21/02/04(木)23:12:20 No.16082
>世の中の核心的な軍事アイデアは、調べるとまず大抵エゲレス人が真先に試しているものなんですが(棒)
>「水中高速潜水艦」も、その例に漏れないということなんでしょか…w
ドイツや日本は厳重になった警戒を搔い潜るために全没発射能力と高速化を目指したけど
イギリスの場合は目指す能力は同じでも用途は全く逆で潜水艦狩りとしてるあたりが”変態国家”の面目躍如というか・・・w
この時代に潜水艦で潜水艦を狩ると言う発想を持って国って他にいたんかな
やっぱこういう柔軟?な発想ができる国だったから世界的な帝国になれたのかなと思う
無題Name名無し 21/02/04(木)23:22:36 No.16083
>軍事史研究家の大塚好古さんによると、「センタカ」への3式探信儀の装備は「全没襲撃」を考慮してのものであったそうです
>因みに昭和18年末に出された「試製潜水艦射法盤に就いて」という資料によると、この新型魚雷方位盤(3式魚雷方位盤)は従来の92式方位盤の欠点を改良したのみならず、
>水中聴音機および水中探信儀によって得られた情報のみを用いての全没襲撃を可能としていたほか、
>「水中高速潜水艦」での使用を考慮して、搭載艦の自艦速度を0~30ノットに迄設定できる仕様になっていたんですとか
もしよければこのあたりの情報が載ってる書籍の名前を教えていただけないでしょうか
調べると軍事研究や世艦、丸、歴史群像などに記事を書いている事が多いみたいなのでそのあたりの雑誌でしょうか?
無題Name名無し 21/02/06(土)13:29:55 No.16234
>No.16083
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/tenji/29-nav_elec_his.html
海軍電気技術史の第6部が元ネタだよ。
読みづらいかもしれませんが読んでみてください。
歴群のライターも、当事者の証言以外の技術情報はここから引っ張ってるのが目立つなぁ。
三式探信儀や新型聴音機、射撃盤を活用した全没発射にも言及あり。三式探信儀の好評ぶりとその改良や、既存水測機器の改善に、緒戦で鹵獲した英哨戒艇の水測機器の整流覆いやペンレコーダーなどの構成をパクってる事も分かる。
電探の八木アンテナと若干似たような展開…
無題Name名無し 21/02/05(金)07:10:27 No.16101
イ201号潜水艦のバッテリーは特殊潜航艇(甲標的)用のもので、大型潜水艦用としては
不向きであったと聞いたことがありますね
大電力を確保するために大量に積まざるをえず、故障の修理も大変だったとか…
無題Name名無し 21/02/05(金)12:12:34 No.16124
確かWW2頃のバッテリーって硫酸が使われていたんだよね
それを2000個約30群に分けて直列配置、修理するのに手を突っ込みたくはないね(笑)ガクブル
まぁドイツもドイツでヴァルター機関で過酸化水素水をたっぷり積んでいたんだけどね
XXI型が普通でよかった
無題Name名無し 21/02/05(金)17:35:17 No.16156
>No.16083
大塚好古せンせい関連の部分は歴史群像の太平洋戦史シリーズ63「徹底比較日米潜水艦」より引用させて頂いております
タイトル通り、IJNだけでなく米側の潜水艦事情も詳述されていて、なかなか読み応えアリな本です(ダイマ)
因みに今井賢二氏によると、伊201型の電池は実際かなりの泣き所だったようで、曰く
「水中速力3倍はありがたいが、充電に2倍もかかるのはどうだったか。しかも電池の装備法、取り扱い法、充電時の電液の沸溢問題(水素ガスが出て電液が沸騰してあふれ出す)などがあり、充電時間が10時間もかかるのではもう半分潜水艦ではない」
「特殊潜航艇の電池は基地または母艦で慎重な管理のもとにゆっくり充電すべきなのだ。艦政本部の担当者が戦後、まったく無謀だったと告白しているように、あまっている物をとりつけたにすぎず、航空機の存在する海域行動は、相当困難が予想された」
「この電池は低速時の効率が悪い(略)水中持続力表からもっとも電池を節約して時間を稼げるのは、4~6ノットで30時間、最微速では22時間と(略)少な」
無題Name名無し 21/02/05(金)17:37:53 No.16157
…く、また同艦では微速・静粛航行専用の巡航モーターが装備されていなかった為、敵艦に制圧されている最中の微速離脱には片舷航行を用いる算段であったそうなんですが、
「片舷の最微速は2.5ノットであり、補機や界磁電流に食われて持続は35時間と短い」
「とにかく、低速での効率が悪く、特殊潜航艇用電池では特別攻撃隊精神で行くしかない」
…という状態であったんだそうで
また、
「本艦の特D型電池の欠点は、不安定と、充電時間のかかりすぎと、寿命が80サイクルと短いことであった」
「訓練の初期には、正規の電流で充電していたが(略)充電するのに、ときには払暁までかかる始末(略)充電に十時間近くもかかるのでは実戦の役には立たない」
「もう少し大電流で充電して、せめて6時間ぐらいにしたいと思い(略)機関長に、少しづつ充電電流を上げてみるように指示した」
…そうなんですが、
「4月中旬のある日、訓練終了後(略)夜間充電を実施していた」
無題Name名無し 21/02/05(金)17:42:35 No.16158
「1時間ぐらいたった夜食中、突然、士官室の足下からドシン、ドシンと不気味な爆発音がして停電になった(略)『電池室火災』の連呼である」
…という騒ぎになってしまったんですとか
幸い、電池500基程を破損または焼損したものの、火災は無事鎮火されたそうなんですが、
「こんな事故以後も、なるべく急速充電を行うように指示したが、機関長は、危険な電池と、強硬な艦長との板ばさみにあって、さぞ困ったことであろう」
「おそらく、電機長は注液量を減らすなどして、だましだまし充電していたものと思われる」
「なにせ2千余人の問題児である。8人の先生(電機員)では、水を飲ませる(水を注液)お守が大変であったろう」
…と、手記のかなりの部分が電池関連の苦労話で占められておりましたり
伊201が韋駄天振りを発揮する為の一番大きな代償は、こうした電機員さん達の並々ならぬ苦労、ということみたいですなあ
無題Name名無し 21/02/05(金)21:46:38 No.16172
・ディーゼルエレクトリック方式ではなく、ディーゼル=モーター=推進軸を直列するディーゼル電気推進方式
・蓄電池に対して発電容量が明らかに不足(つまり満充電させられない=カタログスペックを出せない)
・ただでさえ発電容量不足なのに、ディーゼル電気推進なので巡航速度での発電力はさらに落ちる
・細長い船型なので肝心の水中高速航行時に不安定
・安全潜行深度が半分ほどしかなく、水中高速艦としては明らかに不足
・水中雷撃の照準装置の性能
さらに大出力モーターを作れなかったこと、減速歯車を開発できなかったことから、
一つの推進軸に二つのモーターを直列に直結するというのも、技術的にかなり無理矢理な仕様。
率直に言って、当時の日本には水中高速艦というアイディアはあっても、それを実現する技術は無かったというべき。
無題Name名無し 21/02/05(金)22:39:15 No.16178
電気関係の担当者が8名ってのは乗組員の中では多いのかな?
それでも一人当たりバッテリー250個か・・・
無題Name名無し 21/02/06(土)08:14:41 No.16198
>大塚好古せンせい関連の部分は歴史群像の太平洋戦史シリーズ63「徹底比較日米潜水艦」より引用させて頂いております
ああやっぱり之だったかという本だけど、之の109P検討されていた米海軍の潜水艦だけど
「この「潜水巡洋艦」の検討は一九二一年初頭まで続けられた。八インチ(二〇・三センチ)砲八門と二一インチ魚雷発射管八門を搭載して洋上速力一四ノットを発揮可能な一万トン型の案から、排水量二万トン、二一インチ(三〇・五センチ)連装砲塔二基、二一インチ魚雷発射管一四門を搭載し、主要区画は六インチの装甲板と水中防御区画で防御された水上速力二五ノットを発揮可能という装甲巡洋艦と戦闘可能な攻防力を併せもつ艦」
なにそれ怖い。
ほにゃららの艦隊とか考えてたのって米海軍じゃないですか
無題Name名無し 21/02/06(土)10:50:39 No.16211
https://cgi.2chan.net/f/src/1612576239028.jpg
UⅩⅩⅠ型の発展型プランの一つ、ⅩⅩⅠCでは、艦首6門の他に片舷6門ずつの舷側発射管が追加されていて、理論上1回に1艦で18発の魚雷を発射できる仕様だったそうです
水中高速重雷装潜水艦…いいねえ!、しびれるねエ!!(興奮)
>No.16178
伊202潜水艦の定員は、当初は
「士官4、特准2、下士官兵25名の合計31名で、従来艦では考えられない少数精鋭主義であった。すべてが二直の方針、適当な省力設備を設けるとされていた」
…そうです
しかしながら、
「起動は遠隔装置だが、操作は機側に行かねばできぬものもあり、省力化方針がチグハグで、ずいぶん贅沢なところもある反面、省力化方針と矛盾したところも多かった」
「リモコン使用箇所、管制スイッチ、諸弁の開閉その他、あまりきめ細かい配慮が払われていなかった」
「発令所当直は1名なのに、急速潜航時のベル、潜舵出し、ネガティブタンク注水、ベント解放、伝令など操作が8ヵ所にバラバラに別れ、それも順序があるので右往左往せねばならない」
無題Name名無し 21/02/06(土)10:52:48 No.16212
「25日行動といっても、見張り員が二直では、本務もあり身体が持たない。伊201の坂本艦長の努力で5名増員され、見張と測的は三直となった」
「また、電探、逆探の装備で電測員4名が増え、内令が改正された。機関科および電信員などは二直である」
「就役後は単艦行動なので、軍医長、看護、主計兵曹が増員され、計43名となった。あとで油圧手と空気手などを分離したので、5名が実行で増員され、常時50名近い乗員で行動した」
…んですとか
「居住設備として発射管室は寝台11、床7、計18、また兵員室は寝台8、床6、計14(略)定員が倍近くにも増えたので、6畳の床に12名と、それこそ超満員で(略)大変だったであろう。艦長のベッドもまわりの木枠に肩幅が入らず、横を向いて寝なければならぬほどのせまい艦であった」
「最終的の定員は、士官6のほか、水雷5、操舵2、信号、砲術、暗号各1、水測2、電測4、電信2、内火6、電機8、衣糧1、それに軍医長、主計1、看護1。その他に(略)准士官配置の潜航長、機械長を含む定員外5名」
…であったそうなんですが、伊201号で企図された働き方改革、どうもうまく行かなかったようですなあ
無題Name名無し 21/02/06(土)10:54:34 No.16213
https://cgi.2chan.net/f/src/1612576474765.jpg
因みにUⅩⅩⅠ型の乗り心地は、先述のクレーマー=サン曰く
「新型Uボートは乗組員の全面的な好評を博した。とりわけ在来型より船体が大きいので、動きやすかった。居住区は二つで、各人にベッドがあり、シャワー付きの浴室もそなわっていた」
…そうなんですが、「最も重要なこと」は、
「かつての原始的な便所に代わって、三つのトイレットがあった。従来の便所はしばしば食糧貯蔵庫としても使用しなければならず、水圧に抗して手動で排泄物を外に出すという厄介ごとがあった」
…点であったそうです
具体的にどんなところが改良されたのかは記述がないんですが、ある意味水中高速や探知能力、兵装の強化以上に、歓迎されたカイゼン点だったのかも知れないですな…w
無題Name名無し 21/02/06(土)15:33:51 No.16245
>No.16212
電気関係の8人ってやっぱり一番多いのね・・・
レーダーに4人増強ってのは戦訓が反映されたのかな?
>No.16234
考えたら推進機だけじゃなくて、こういう各種メカを増やせば
更にそれだけ電気食うわけだしな
そりゃあいくら充電しても追いつかんわ・・・
無題Name名無し 21/02/06(土)22:45:18 No.16285
伊201の弟分といえる波201って
どんな評価なんでしょうかね
無題Name名無し 21/02/07(日)08:16:17 No.16295
>レーダー
伊202潜では
「レーダーや逆探は、17年秋に(※今井氏は)伊158で実験を手伝い、18年にはほとんどの艦に搭載したのに、本艦には塔載計画がなかった。後日装備のため、艦橋を改造したが、大きな死角ができ、レーダー室には従羅針儀もなかった」
「シュノーケル工事もレーダーの工事後に決まり、艦橋は都会の道路のように、常に改造工事が行われていた」
…んですとか
序にシュノーケル装置の方は、
「シュノーケル深度は潜望鏡深度よりも0.8m浅かった(略)波浪が1mあると、頭部弁(球形の浮子)がひんぱんに作動して、耳がツンツンする」
「さりとて、シュノーケル深度を1m浅く指令すると、天蓋が波で打ち上げられ、潜望鏡見張りもできない。洋上ではまず使えない」
…という感じであったそうです
無題Name名無し 21/02/07(日)08:17:26 No.16296
一方UⅩⅩⅠ型の電子兵装は、潜航時には艦内に収納される全周旋回マットレスアンテナのFuMO-64「ホーエントヴィール(改)」レーダーの他に、シュノーケル頂部の環状双極子アンテナを用いるFuMO-391「レッシンク」対空警戒レーダーにより、シュノーケル航走しながらの対空警戒も可能であったそうで
また連合軍の新型マイクロ波レーダーにも対応できる逆探も、潜航時にいちいち取りはずして収納しなければならなかった従来のFuMB-26「チュニス」装置などに代り、水密式で円筒形ワイヤーケージに装着する全方位双極子アンテナであるFuMB-29「パリ」に、最新型逆探のFuMB-35「アトス」の本体を組合わせた、FuMB-35「レロス」装置が用意されていたんですとか
この辺は流石に戦中最後期の設計だけあって、それまで痛い目に遇わされてきた連合軍の対潜部隊との戦訓を採り入れているような印象なんですが、一方ではシュノーケルの搭載は当初の設計では考慮されていなかった為、初期の艦では一回竣工した艦をもう一度工廠に戻して再工事…となり、タダでさえ遅れがちだった戦力化に更に悪影響を及ぼした…なんてハナシもあったとかなんとか
無題Name名無し 21/02/07(日)08:18:40 No.16297
因みに試験中、発生した問題点や乗員側からの要望を入れて、改造工事を幾度も繰り返した伊202なんですが、その一つに
「錨鎖庫の後方、水面下5センチぐらいのところに溶接棒で小さな『いけす』をつくってもらい、不要のビルジ溜のビルジを活魚と交換した」
…というものがあったそうで、
「タコやナマコは逃げたが、鯛やスズキは百メートル潜っても問題なく、身が締まってうまかった」
…そうですw
なるほど、ドイツやアメリカの潜水艦には、性能優秀で、潜航中も十分信頼して使える優秀なシュノーケルや電子装置があったかもしれません
しかし航海中、いつでも乗組員さん達が、新鮮な魚介のオサシミに舌鼓をうてる設備をもつのは、我が「伊202」だけっ!!
無題Name名無し 21/02/07(日)09:27:04 No.16299
ヒルジと活魚を交換ってどゆこと?
潜航中でもいつでもヒルジを捨てて活魚を回収できるってこと??
無題Name名無し 21/02/07(日)12:39:50 No.16308
艦内気圧の乱高下に加えて弁閉鎖が長いと排気漏れが始まるというハインツシェーファー手記の記述に加えてシュノーケル航行中に一方的に攻撃受けて潜航艦同士の戦闘・撃沈の殊勲を献上してしまったU-864の事例でまとめて問題点露呈しててシュノーケルもなかなか難物のような
戦後XXI型そのままにシュノーケル採用したりワルター機関の研究継続したソ連や英国に対して米国の熱意がやや冷めてるように見えるのは通常動力潜の限界と原潜の実現をすでに睨んでたのかね
無題Name名無し 21/02/07(日)13:11:24 No.16311
>ヒルジと活魚を交換ってどゆこと?
>潜航中でもいつでもヒルジを捨てて活魚を回収できるってこと??
ヒルジじゃなくてビルジな
普通は予期しない艦内に溜まる汚水の事だから、排出穴付けるついでに水面下に網か檻状の
蓋をつけて魚を泳がせたんでないかな
>シュノーケル
ハ201でも装備したらしいけど、戦争末期の連合軍のレーダーだとシュノーケルの頭さえ感知出来るレベルなのよね・・・
無題Name名無し 21/02/07(日)17:10:47 No.16323
> 米国の熱意がやや冷めてる
GUPPY計画(ガトー級他の既存の通常型潜水艦をUボートXXI型みたいな水中高速型にアップグレードしようとするもの)が予算を切り詰める必要に迫られたときでもシュノーケルが省かれることはなかった
余談だけど、海上自衛隊が戦後初めて使ったくろしお(元ガトー級ミンゴ)はGUPPY改修を受けてないから、シュノーケルが付いてない
無題Name名無し 21/02/07(日)22:27:30 No.16327
>No.16299
前述の方の仰る通り、単純に内殻と上構のあいだの、海水が溜まるスペースの一部を仕切って生け簀を新設した、ということだと思われます
もし潜航中でも取り込める構造だったなら、更に便利だったとは思いますが…w
余談ですが「伊202」潜水艦の試験中、水中で高速航行に移った時のこと、
「10ノットを越えたころから、何か唸り声のような音が聞こえはじめて、14ノットでは遠くでサイレンが鳴っているように聞こえた。さらにスピードを上げると、音はぐんぐん近づいて大きくなり、最大戦速では(略)私の号令がわずか2メートル先の操舵員にも届かぬぐらいになった」
「猛烈なサイレン音のなかで(略)試験終了を待つように浮上した。野次馬の推定議論がやかましいが、それにしてもサイレンの音源がわからない」
…なんて椿事があったんだそうで
無題Name名無し 21/02/07(日)22:29:30 No.16328
https://cgi.2chan.net/f/src/1612704570505.jpg
そこで数日後、改めてサイレン音確認のため、再出港するんですが
「今度は20名くらいの常連の関係者のほかに、音に関する専門家が加わった。聞けば、帝大の教授で、わが国の音に関する第一の権威者とのこと(お名前失念)」
「潜航、増速する。前と同じくサイレン音が聞こえはじめた。教授は黒皮の小さなカバンから1本の音叉をとりだし、使い古した棒で叩いて、司令塔の天井や壁に近づけて静かに聞き入っている」
「(略)浮上して、関係者と外をしらべていた教授は、『艦長、これにちがいありませんよ』と、自信に満ちた顔でいわれた。なんと艦橋両側の、日章旗と伊202の艦名を括り付ける枠の鉄棒ではないか」
「片側合計約15メートルの鉄棒の発音源が、両側から鳴ったのでは、サイレンに囲まれたようなものである」
「呉廠の担当者によれば、『全力試験終了時に、枠をとりつけたが、あれが犯人とは知らなかった。スクリューに流木でもあたって損傷したものと、入渠を考えていた』とのこと」
…で、見事サイレン音のミステリーは解決されたそうです
無題Name名無し 21/02/07(日)22:32:08 No.16329
https://cgi.2chan.net/f/src/1612704728117.jpg
ただ、
「それにしても1番艦は異常ないのに、なぜ本艦だけが、の疑問が残っ」
…たそうなんですが、
「入港後くらべてみると、一見同じだが、枠の鉄棒を支える長さ3センチくらいの多くの支柱が、伊201は20センチ、202は40センチの感覚で留めてあることが判明」
…し、後に伊201と同じ20センチ間隔に支柱を追加したところ、サイレン音も無事発生しなくなったんですとか
ともあれ
「教授の『餅は餅や』の経験と力量を感じた』
という今井氏、
「年の瀬、師走にあたり、サイレン音、師を走らすの一隻、まことにお粗末でした」
…と、洒脱に手記を結んでおられましたり…w
無題Name名無し 21/02/08(月)04:00:25 No.16338
ドイツのU21型なんかは、もともとはワルター機関搭載艦からの計画変更なんですよね
ワルター機関の実用化が間に合わず、バッテリーを大量に積んで高速潜水艦として完成しましたけれど、仮にワルター機関型が間に合っても、V2ロケットや航空機その他を含めて大量に消費されるであろう燃料の供給が間に合わなかったんじゃないかなんていいますね…
無題Name名無し 21/02/08(月)13:05:27 No.16353
ドイツの戦争末期の新兵器はみんなそんな感じよね
同時代の他の国の同種の兵器に比べて、確かにスペックは大幅に良いんだけれど、凝りすぎというか革新的過ぎて戦力化に手間取って、結果戦争の大事な時期には間に合わないという
まあ、日本の伊201潜水艦だってそうだったって言われたらそうなのかもだが
無題Name名無し 21/02/09(火)02:19:59 No.16444
>ハ201
今井氏によると「教え子の多いハ201型艦長の言によれば、充電能力不足以外は良い艦とのことだった」
そうで、「センタカ」と同じ特E型1500馬力の主電動機1基の他に、「センタカ」にない微速静音航行用の32馬力巡航モーターが装備され「本艦型(※伊201型)を大親分、潜高小を舎弟とし、多数の蛟龍を子分とした、水中高速の殴り込み部隊ができあがりつつあった」とのこと
一方、「波201」型の設計者だった寺田明さんによると
「公式の性能要求は、53センチ発射管2門、予備魚雷2門、安全深度100m、急速潜航秒時25秒以内、できるだけ小型で水中速力13ノット、水中航続力100浬、行動日数約15日が示された程度の簡単なもの」
…であったそうなんですが、
「当時の(略)潜水艦関係者は、特攻兵器で憂うつであったが、本格的な潜水艦の設計を喜んで活動を開始し、概案は1週間の早さで完了した」
…そうです
無題Name名無し 21/02/09(火)02:23:57 No.16446
「船形は水中高速の蛟龍にならって一軸艦とし(略)ディーゼルは駆潜艇、掃海艇および木造船に量産していた中速4百馬力のほかにはなく、水中高速に必要な大馬力電動機は伊201型水中高速潜水艦の千2百50馬力だけが生産されていた」
「電池は、伊201型で甲標的の電池を搭載して失敗、7番艦から新式大容量電池にする予定であったので、この電池が使用でき、主要装備品が必然的に決定したのが、概案の作成が短期間に終わった要因であった」
「長さを小さく押さえたので調理室、便所の場所がなく(略)主機室に調理室を入れ、便所は発令所に入れた(略)水中速力13ノット以上が得られ(略)水中高速で不意に艦首を下げると容易に安全深度を越えるので(略)船尾安定翼が必要である。主として飛行機の尾翼設計に従い(略)水槽試験を実施した」
「潜航秒時25秒は独潜にならった要求で、乗員にとっては最大関心事で(略)設計は15秒を目標にした」
「建造中(略)艤装委員長(※=艦長)らに説明したとき(略)潜航秒時について口論となった(略)乗員は実際の潜航秒時は常に計画秒時より長いから、15秒でも不十分だと主張した」
無題Name名無し 21/02/09(火)02:25:29 No.16448
「公試験結果は計画を上回り、訓練中に得られた潜航秒時は15秒以内であった。中には12秒を誇る艦長もあった」
…とのことで、水上航続力も計画の3千浬を上回る5千5百浬と、性能値がほぼ全て計画を上回る艦に仕上がったんだそうで
もっとも、「波206」潜水艦艦長に任名された蔭山弘さんの回想によると、乗員の配置は
「艦長、機関長、航海長が士官で掌水雷長が准士官、発射管員4,機関科員4で電気科を兼ね、縦舵、潜舵、横舵、注排水補機、通信、電測、水測、烹炊各々1人宛計20名を以て編成」
「警戒航行時は二直として機関長、航海長が哨戒長となり、機関員は二人当直し水雷員は全ての舵手と注排水補助をなし、浮上航行中は潜舵手、横舵手、水雷員は見張りを行い、水測員は電測を行い水中においては電測員は水中聴音機の補助を行う」
…という全員が兼務で、警戒配備時の補助者をお互い教え合う義務を課せられるという、いささかブラック企業気味の過重配置であったそうですので、この辺は乗組員さん達は苦労したんではないですかしら…
無題Name名無し 21/02/09(火)09:05:46 No.16468
うちの職場みたいやな(白眼
無題Name名無し 21/02/09(火)18:34:39 No.16536
無駄な人員を減らす!
(※無駄でない人員は減らさないとは言っていない)
無題Name名無し 21/02/09(火)18:53:05 No.16537
>水上航続力も計画の3千浬を上回る5千5百浬と、性能値がほぼ全て計画を上回る
設計時の理論上の計算による計画値と実測値との間には誤差が生じることは百も承知だけど、
10%~30%とかならともかく流石に倍増ってのは設計・計算手法的に問題にならなかったのかな?
もっと精巧な設計モデルなり計算手法で正確な数値が割り出せていれば、
その計画値よりも上回る「余分な」性能に割かれたスペースや機械を、
他の性能に回せたことになるんだから。
(他の艦船でここまで計算値と実測値がかけ離れた例って聞いたことがないぞ)
無題Name名無し 21/02/09(火)19:41:06 No.16549
かの大和でも計画航続距離7200が公試成績だと1万カイリ大幅に超えてしまっとるよ
無題Name名無し 21/02/09(火)20:14:44 No.16557
>倍増ってのは設計・計算手法的に問題にならなかったのかな?
蔭山氏によると、「波201」の航続力が大幅に計画を上回ったのは、
「(※設計)各部が計画重量を厳守したので、余裕重量を燃料に置き換えた結果」
…であったそうです
もっとも、乗員さん達との審議会中、航続力=行動日数が大幅に伸びたというけれど、搭載できる糧食の量が伴っていないじゃないか!とツッコミが入ったとのことで、やはり社いn…乗組員さん達の福利厚生面では余りよろしくない艦であったのかもしれません
まあ、この手の設計側、もしくは企画や営業の計画と現場の実情が食い違うのは世の常というもので、革新的な性能湖上を狙った独のUⅩⅩⅠ型なんかも、元エゲレス海軍軍人の艦艇研究家、デヴィッド・ミラー=サンという方の本では「膨大な量の新機軸を一斉に導入してしまっ」った事こそ、実用化や訓練、乗員の慣熟等に余計な時間を費やし、実戦投入を遅らせてしまった原因である、なんて書かれちゃってましたですな
無題Name名無し 21/02/09(火)20:17:02 No.16558
ミラー=サンによると、生産性向上に繋がるブロック工法の採用も、一方ではまず巨大な各モジュールをそれぞれの工場内で移動・設置する為の軌条・ターンテーブル・移動架台などを新たに建設・設置する必要があり、コレだけでも既に貴重となっていた鋼材が約5万トン、追加で必要になってしまったんだそうで
また、技術的な問題ではないですが、ダンツィヒで進水したU-3501なんかは、ヒトラー=サンのお誕生日(4月20日)プレゼントに間に合わせるんだ!との政治的?圧力の下、浮力バッグを取り付けて無理やり進水式を強行したのち、すぐに乾ドックに戻して工事を再開したなんて、無駄な工程もあったんですとか(棒)
結局最終的に120隻が引き渡されたというUⅩⅩⅠ型で、実戦投入されたのは2隻のみ、持ち前の水中高速で敵艦を引き離したり、停戦直後にある艦長は、駆逐艦にエスコートされた敵巡洋艦に全く気付かれないまま近接、「撃沈(したつもり)」してせめてもの憂さを晴らした…なんて武勇伝はあるものの、戦果を挙げることなく終わってしまうわけなんですよね
無題Name名無し 21/02/09(火)20:19:04 No.16559
その一方、UⅩⅩⅠ型と同様の流線形艦体、分割工法、水中高性能等を目指した全長35m弱、水中排水量275トンの小柄な弟分UⅩⅩⅢ型は、「あらゆる部分をシンプルに保ち、可能であれば、あらゆる箇所に実績豊かなコンポーネントを用いるべく慎重な配慮が払われ」たそうでして、主機のディーゼルはⅨD2型Uボートのディーゼル発電機と同型、電動機もⅦC型で既に大々的に使用されているものの簡略型であったそうなんですが、三角ベルト式減速装置を用いてメインシャフトにsツ属される隠密低速航行用モーター、スイムアウト式魚雷発射管、「出窓装置」式聴音機などの新機軸も随所に取り入れて完成した同艦は、水中最大速度12.5ノット、潜航秒時9秒、運動性能良好で、クレーマー=サン曰く
「艦長たちは、異口同音にこの新型艦を賞賛した。『沿岸近くでの短期間の作戦に理想的なUボートだ。高速で、運動性に富み、深度を保持しやすく、探知や攻撃に対して小さな面を見せるに過ぎない。敵は(略)位置を決定しないうちに、Uボートの攻撃を受ける」
…という仕上がりであったそうです
無題Name名無し 21/02/09(火)20:27:54 No.16563
引用元:https://cgi.2chan.net/f/res/15790.htm
もっとも、鉄道輸送上から制限された艦体サイズに、5mの小型版でなく7m/53㎝の従来型魚雷発射管を採用したため、魚雷装填用のスペースが取れず、携行魚雷は予備なしの2発のみとなり、のシュノーケルや潜望鏡を内蔵する艦橋が不釣り合いに大型化してしまったほか、敗勢色濃い戦況の中、建造・配備のスケジュールは、やはり大幅に縮小を余儀なくされてしまったんだそうで
それでも配備の間に合った10隻程が、エゲレス本国沿岸海域に進出、計5隻、1万4345トンの商船を撃沈、水中高速潜のみならず、ドイツUボート部隊として最後の戦果を挙げているんですとか
クレーマー=サンによれば、45年4月、中立国の新聞特派員伝として
「アメリカのフォレスタル海軍長官は(略)イギリス周辺海域におけるUボートの危険性がきわめて深刻だと宣言した(略)Uボートは著しく改善され、それらを撃滅するのは困難なことだった」
…と述べた、としているんですが、仮に日本の戦いがもう少し長引いていたとして、UⅩⅩⅠの小さな弟分UⅩⅩⅢが見せた、独海軍最後の意地のような戦果を、「センタカ」一家は見せられましたですかねえ…































コメント
>そして『あまりにも急速設計、急速建造、部品有り合わせ主義の実験艦』であった
ガンダムのヅダみたいだな(ガノタ並感)
日本の艦隊決戦型の潜水艦整備は案外間違ってないな、と最近思うようになった
性能も海軍よりよかったというような話も聞くが、実際はどうだったんだろ?
しかしあいも変わらず協力しない陸海軍
通商線がないって事はなかろう
ハワイが起点になってるし大型船の寄港可能な拠点も無闇矢鱈にある訳じゃないし
ハワイを通ってアメリカは何処からか資源や食料を輸入してるのか?
アメリカは基本的に全て自国でまかなえる国だからな
だから妨害させると大打撃になる通商線はない
そういう論点ね
ドイツがイギリスに運ぶ通商線を攻撃したように、前線に運ぶ物資を鎮沈める事は可能っしょ
うまくいけば作戦に支障をきたすかもしれないし、護衛に戦力も割かれる
それと太平洋戦線を支えた物資は何もアメリカ本国からだけではなくオーストラリア、ニュージーランドからの物資も重要だった
ドイツが千隻以上投入しても無理だったように、日本が250隻程度で通商破壊戦をしても勝つのは無理ってのはそうだが、どっちが効果的だったのかって話だよ
まあ長引いたところでソ連に背後から襲われるので、海軍にはさっさとアメリカに負けてもらわないといけないが
スレ中にも出てくる鳥巣氏の戦後の回想だけど、日本海軍がやるべきだったと言われてるのは通商破壊戦は輸入のための通商路ではなく、米軍の前進に伴って構成される海上交通路(海上の後方連絡線)のことだよ。
ドイツがやったような戦略的な通商破壊に対しての作戦的な意味での海上交通破壊。
戦史叢書「海上護衛戦」で小山貞氏が書いてるけど、日本側にとって予想外に痛手だったのがこの作戦次元での輸送力への打撃。例えばタンカーの減少は日本の艦隊の移動に大きく影響した。
10です、先に書いた作戦うんぬんとは別に、オーストラリアへの通商路やインド洋での通商路はそれなりに攻撃する価値はありますよ。特にインドとの通商路は英にとっては重要でしたし、イランへの海上交通路はレンドリースのイランルートでもあって、また英軍は北アフリカの第八軍への輸送路にアフリカ東岸の通商路も利用していましたから。(ドイツが執拗にインド洋での通商破壊戦を要求してきたのもこのため)
それは考慮してるから、アメリカ相手と言ってますよ
アメリカ相手に仕掛けてもアメリカは全くこたえないって言う話です
ネットの日本陸軍のソナー記事は過大評価なのが多い。海軍と協力もしてはいる。大戦後半だけど。実際には固定式の水中マイク設置も水中音響研究も遅れ気味。
協力といえば陸軍潜水艦○輸も海軍は協力してますね。
ネットではないし海軍とも協力していない
まるゆも開発当初から協力してはいない
海軍に内緒で開発進めておいて、海軍と協力してたって語弊がありすぎ
アメリカでは五大湖水運とかくらいで・・・あとは大きく下がって北米沿岸
その北米沿岸についてですが日本海軍も一時だけ手を出して結構な戦果をあげてますが
いかんせん味方の根拠地から遠すぎて継続的な活動はとてもとても
そいえばドイツも「Operation Paukenschlag」だか「Operation Drumbeat」とかいう通商破壊戦をやっていたような気がするワニ。
持久してる間にドイツに勝ってもらってアメリカと講和しようという腹
持久するなら通商破壊の方が合致すると思うが
しかし山本五十六率いる連合艦隊、は国策はおろか軍令部をも蔑ろに短期決戦を挑んだのであった
朝鮮戦争の最中、アメリカ海軍で凄腕の潜水艦艦長がこっそり呼び出されて、終戦時に日本軍から接収した高性能潜水艦を復活させて、表向き存在しない潜水艦で共産軍を翻弄しようという話で、その主役が実は伊201型だったりする(劇中では「アイ・ツー・オー・ファイブ」と呼ばれていて、どうも史実では未完だった伊205らしい)。
ちなみに、潜水艦を稼働できるかどうかの試運転のついでに怪しい島を偵察に行くストーリーなので、アクションはあれど潜水艦自体は最後まで非武装のまんまで、その状態で敵の潜水艦に追尾されたりするので、潜水艦ものとしては結構ストレスの溜まる展開が続くのが辛いところ。
ただ公開当時視覚効果でオスカーにノミネートされただけあって、海中のシーンは非常に出来がいい(あと今観ると『ローレライ』と共通項が多いのが興味深い…)。
とりあえず伊201型は、マイナーとはいえハリウッドで映画のネタに取り上げられる程度には、アメリカからの注目度はあったらしい。
長期時給体制とかムリムリカタツムリじゃね?日中戦争での国力の疲弊だって洒落にならないし、頼みの綱のドイツは日本に大量の兵器や資源を融通する余裕なんてないぜ
南方進出で戦略資源の確保をしてそれ以上の戦線拡大を止めても、米海軍の潜水艦にタンカーを沈められてにっちもさっちも行かなくなるのは変わらないだろ
インド洋で通商破壊してもアメリカにはさして影響ないし…。モグラ?知りませんねぇそんなものは。
潜高型はもうちょっと資源・時間的に余裕があればもうちょっとものになったかなぁ。
確かに長期持久にしても短期決戦にしても、そもそも前提が間違っていた感は否めないね
国力の維持に関しては、必要な分を政府分の船舶として確保するはずだった
しかしそれも当初の計算で賄える戦域を超えて戦線拡大、政府分から引き抜く事になりジリ貧
シーレーン防衛も、永野修身軍令部総長が開戦前に万全を期す、と約束していたにも関わらず何も手を打っていない
もう少しやりようがあったんじゃないかと
海軍に秘密裏に開発してお披露目で恥かいた上に秘密すぎて海軍から同士討ちされそうになってたまるゆに協力…?
なので協力しないは言い過ぎじゃないあかなと思ったのですよ。
※欄だから端折って書くのは仕方ないとは思うけど。
それと4さんがあまりに海軍sageに読めてしまったので(誤解なら申し訳ない)
私が過去に読んだ本の記憶では陸軍の対戦関連の装備は、海軍に一歩劣っていたように書かれていましたが、この辺は書いた人によりけりでしょうね。
インド洋で英国商船を沈めても間接的には米にダメージ与えることになりますって。
累積戦略的には連合軍の商船の総量を減らしていけば戦争に寄与しますし。
それとは別に米軍侵攻に対して、後方連絡線上で輸送に従事する補給船を沈めれば作戦に寄与できますよ(何度もいうけど鳥巣というか日本の潜水艦長が主張してた通商破壊はこれ)。日本潜水艦史とか海軍反省会の潜水艦戦の個所とかチェックして。
ここの過去スレに、まるゆにソナーを付けたので海軍さんに使い方を指導してほしい!
って教員役の海軍士官さんを呼んだ話が出てきますね
http://gunji.blog.jp/archives/1066246741.html
結局、教えに言った先で「敵性語」を使わないでください!とかつまんないことで喧嘩になっておじゃんになったとか悲しい?落ちですが
>戦史叢書「海上護衛戦」で小山貞氏が書いてるけど、日本側にとって予想外に痛手だったのがこの作戦次元での輸送力への打撃
というからには戦略レベルでの継戦能力への打撃は最初から覚悟の上だったのかな?
南方の資源地帯の確保というのは日本の最大の戦争目的だったわけで、これが達成できないということは戦争に負けるということだが
要は南方の資源を安定的に日本本土まで運んでこられるかということね
南方からの資源還送は当然、達成すべき目標。
なので常に資源輸送に船舶を割かなきゃならないのに(大井さんの本にもある300万トンだね)、そちら米潜と航空機に沈められてしまうものだから作戦・軍事輸送に使う船舶を結局資源輸送に回すことになって、作戦に支障を来したということですね。(これは鳥巣氏の潜水艦用法批判と実は表裏一体だと思う)
31さんのおっしゃる「これが達成できないということは戦争に負ける」(これは大井篤も書いてるところ)、かと思っていたらそれ以前に船舶不足で作戦能力ががたがたになってしまっていた、戦史編纂官の小山氏は評してる訳ですよ。
実際、マリアナ沖海戦頃にはタンカーが大幅に減って空母部隊の運用を左右してましたし。確か陸軍にタンカー借りて作戦に間に合わせたはず、捷一号作戦では資源還送るか艦隊運用かの二択を迫られたとか。
海軍はレイテの時には、船不足から内地への資源輸送かレイテ湾突入の水上作戦かの二択を迫られて資源輸送を断念してレイテ湾突入作戦を選択したとか戦史叢書(確か海軍捷号作戦だったかな)に書かれてるから、さいごにはおっしゃるとおりで最後には継戦能力を捨ているのは事実ですね。
>常に資源輸送に船舶を割かなきゃならないのに(大井さんの本にもある300万トンだね)、そちら米潜と航空機に沈められてしまうものだから作戦・軍事輸送に使う船舶を結局資源輸送に回すことになって、作戦に支障を来した
通常は逆のことが言われてる
参謀本部の田中作戦部長対東條首相のバカヤロー事件に象徴されるように常に作戦・軍事用に資源輸送用の船舶を引き抜こうという圧力が存在した
大型・高速の船舶は特に
資源輸送用の船舶を引き抜こうという圧力があった。
これはその通りです。
有名どころの大井氏の著書にも何度か出てきますしね。
ところが戦史叢書の船舶量(A船、B船、C船-C船が民需用)の推移をみると、A船とB船に比べC船の減少していく推移が低いんですよ。昭和18年10月にはA船は150万トンあるかなしまでおちこんでいるのに(開戦時には200万トン)、C船は300万トン弱)を維持していて、なんと終戦時の昭和18年8月にはA船、B船とも10万トンレベルにまで落ち込んでいるのに、C船はまだ200万トン強維持してるんですよ。
これには恐らくからくりがあって、陸海軍の引き抜いた作戦用船舶は次々に沈没、その穴埋めでC船を引き抜こうとしたものの海上護衛総隊や海軍省の反対でうまくいかなかった。そして優秀船を引き抜く穴埋めに改E型みたいなボロ船を充当して取り繕っていた(よく言えば、資源輸送が止まると戦争経済が破綻することは理解しているのでC船の量だけは維持しようとした)とみなせるでしょう。
小山貞が言いたいのはおそらく、大井氏に代表される海上護衛の軽視(もしくは失敗)は戦略的観点の資源輸送=戦争経済的観点で批判してるけど、作戦重視でC船引き抜き圧を掛けた作戦畑に対して、あなたたちが海上護衛を軽視したツケは、あなたたちの重視した作戦に直接そして多大な悪影響を与えているんですよという戦訓でしょう。
戦史叢書がもともと戦訓を国防関係者に引き継ぐという意図もあって作られた訳で、海上護衛は作戦にも影響大なんだと言いたかったのでしょう。
私の※に返していただくのは有難いですが、一度、戦史叢書をお読みください。電子版もあるらしいですし。
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