”危機管理産業展で見る最先端装備”~個人装備~
文・写真:海猫
今回は危機管理産業展において展示された個人装備品等を紹介します。
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医療従事者・医療関係者等が着用する簡易防護服は多くのメーカーが参入していますが特に強いのは3Mではないでしょうか。
強化繊維系ではデュポンや帝国繊維等が有名です。
折りたたみヘルメットも年々改良されており。机に収納できるサイズになっています。
個人装備について最近特筆すべきは個人装備の向上が目まぐるしい事でしょうか。
自衛隊では既に幾つかの私物装備が運用されていますが災害対策面でも軍用装備品や特に画期的なのはMOLLEシステムが一般的になった事により使い勝手が飛躍的に向上したことに加え、装備品開発もMOLLEの実用化により開発の自由度が高まった事で更に完成度の高い個人装備が世に出るようになりました。
また技術の向上によりウェアラブルカメラも登場し始めています。
潜水装備も展示されており、TUSA等の企業が官公庁含めPRしています。
変わった所では航空自衛隊のブースにて航空機用ヘルメットが展示されていました。
危機管理産業展による装備品紹介はいかがだったでしょうか。
本イベントでは各団体のPRの他にも出展者同士が会場を行き交い情報交換されているようすも見られました。
ここから企業・官公庁・自治体に採用されるかどうかはそれぞれのニーズ次第ですが従来対応できなかった災害・事件・事故やこれからの世に出る新たな問題に対応すべく企業や関係各省庁では日夜新技術や新装備が開発され続けています。
http://www.kikikanri.biz/index.html
今年の危機管理産業展は10.2~10.4日の日程で行われます。
当日飛び入り参加も可能ですがその場合は有料になるいっぽう公式ホームページから事前登録すれば入場料無料で見学できます。
セミナーやプレゼンでも貴重な話が聞けるので興味がでてきたら台場観光ついでに見学してみるのもおすすめです。
ベースボール・マガジン社 (2016-06-18)
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コメント
不織布使い捨て保護服ならホームセンターでも売ってるワニ。スクラバーの中にメンテナンスで入るときに使っていたワニ。
ドローンのキモナンチャラみたく先入観ってほんま駄目だわ。
今年の九都県市防災訓練は炎天下で半日歩き回るだけで死ぬほどしんどかったので更にヘルメット&防火服と呼吸器背負って走り回る人達が最後訓示の為に整列する姿を見ながら今後災害対策も含めて隊員の熱中症対策は緊急の課題ではないかと思いました。
空調服の制服をほんと作って欲しい
あと屋外作業する人がハイドレや水筒、サングラス、首かけクーラーなんかの見える形で対策するのも許して…
炎天下で着けないと逆に不安になるから好きなだけ着けて欲しいゾ。
ヒト用の"冷蔵車"も必要になるかも。
例えばスーパーアンビュランスや天幕のような空調付きの"仮設休憩所"のような装備。
あれ来てたらまともな行動は難しい。
本来使い捨ての一時的な物だし。
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