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米国内の議論で開発開始は先延ばしに
1987年10月にFS-XはF16改造案とすることが決定され、12月には来年度予算として開発費が計上されたものの、設計範囲の分担や技術開示事項をめぐり米国内で議論があり、開発は先延ばしにされました。
1988年11月、両政府間で共同開発のMOU(了解事項覚書)が交わされますが、翌1989年に、対日技術供与の内容が米国に不利である、と米議会のタカ派議員や商務省がFS-Xの共同開発に反発します。
反発の理由は、日本に航空機の開発技術を提供した場合、民間航空機の開発に転用され、将来的に米航空産業を脅かすのではないか、との危惧によるものでした。
一方、米政府や国防総省としては、国防政策において日本を独立はさせるようなことは避けたいため、ある程度は協力の姿勢を示す必要がある、と考えており、議会や商務省とは意見の相違があったようです。
1989年7月、米国議会は両院共同で対日技術関与条件を付すようにブッシュ大統領へ要求しますが、ブッシュ大統領は拒否権を行使し、要求を差し戻します。
米議会では再議決が行われたものの、「1票の差」で可決されず、これをもって開発協定の大枠が定まります。
不平等な共同開発協定
とはいえ、共同開発協定の内容が日本にとって不利なものであったことに変わりはなく、日米のワークシェア率が6対4と定められ、米国からの技術開示に制約が課された一方、米国の求めに応じ日本は技術を開示する、という規定が課されています。
その一例として、CFRP一体成型主翼の生産技術は米国へ移転されており、後のF-2戦闘機の左主翼は米国で生産されています。
米国が日本の技術を要求した背景には、日本の航空技術は米国が供与したものが源流であるため、それを米国に還元するのは当然、という少々横柄な考えがもとになっているようです。
その一方で、米国の飛行制御技術など主要アビオニクス8項目の情報は非開示とされ、有償のブラックボックスとしてのみ供与することが許されました。
この協定の内容に関し、国内の多くの専門家が批判していますが、唯一、日本航空宇宙工業会は「米国流情報管理に象徴される航空機技術に関する国家レベルでの戦略/駆け引きといった事項も体験するチャンスとなった」と奇妙なほどポジティブに記しています。
これが執筆された2000年代には、日本から多くの企業がボーイング社の旅客機開発事業に参画していたため、表立っての批判は憚られたのかもしれません。
設計チーム発足
FS-Xの 設計チームFSET(Fighter Surport Engineering Team)は1990年3月に三菱重工の名古屋航空宇宙システム製作所にて発足しました。
発足当初の人員構成は三菱重工72名、川崎11名、富士11名、GD(ジェネラル・ダイナミクス)社の10名で、最盛期は330名に達しています。
FSETのリーダーは三菱重工の神田國一氏。かつて三菱MU-2やT-2練習機、T-2CCVの研究開発に携わった技術者でもあります。
チーム内の公用語は日米政府間協議で英語と定められており、留学経験のある一部の社員が会議で同時通訳を担当し各員も独自に英語を学習、各種資料の翻訳もおこなわれたものの、当初はまともな会議ができなかったそうです。
情報開示の制約
日本に派遣されたGDの技術者はいずれも優秀な人々であったようですが、日米協定で定められた技術情報の開示制限のため、十分な協力は得られませんでした。
GD側は担当部分の設計はしっかり行うものの、基本的に日本の担当部分はノータッチであり、設計に誤りがあっても見て見ぬふりをしたそうです。
神田氏によると、開発当初のGDの技術者は技術情報の開示制限に疎い面があったようですが、防衛庁の審査会で制限に抵触する発言をしてしまい、そのために技術者全員が米空軍の派遣少佐に呼び出しをうけ、以降は「青菜に塩をかけられた」ように委縮し、非協力的な姿勢をとることも少なくなかったようです。
神田氏としては日米両国の技術者が互いに技術論議を重ね、設計をより良いものにしたいと期待していただけに、これが果たされず残念であった、としています。
平屋を2階建てに改造するようなもの
神田氏は講演会などで「改造開発は、新規開発に比べどのくらい容易か?」という趣旨の質問を各所でうけたそうですが、その質問には「平屋を二階建てに改造するようなもの」と返していたそうです。
ジャーナリストの前間孝則氏によると、神田氏は「自分としては二階建ての瀟洒な家をデザインするのがベストですね、ところが先に平屋をあたえられましてね、これを二階建てにしなさいという。私たちはF16の設計者の本当のところまではわからない。それを図面や資料でくみ取って再設計するようになったわけです」と語っていたようです。
テストパイロットとしてXF-2初飛行させ、後に三菱重工の小牧南工場長となった渡邉吉之氏は「(垂直尾翼を除く)主翼、尾翼、胴体、インテイク、すべて日本で線を引き直しました。」と語り、FS-Xは外観こそF-16に類似するものの、細部は別物である、としています。
(渡邉氏はFS-XとF-16を三菱自動車の製品に例え「パジェロとプラド」、あるいは「パジェロミニとパジェロJr」ほどの違いであるとも語っていますが、私にはマニアックすぎて違いがわかりません。)
また、渡辺氏は再設計におけるエピソードの一つとして、インテイクの再設計時にGD側が「最良のインテイクがF-16に付いているのに」と日本側に不満を示した、としています。
F-16Cのインテイクは、FS-Xで使用されるF110エンジンへの最適化がすでに実施されており、日本側がやろうとすることが、無意味に思えたのでしょう。
しかし、試験の結果、日本で設計されたインテイクが優れていたそうで、日本のエンジニアの優秀な能力を米国に見せつける機会となったようです。
次回に続く
参考
航空自衛隊F-2(イカロス出版 ISBN978-4-87149-475-5 2003年7月20日)
戦闘機屋人生 元空将が語る零戦からFSXまで90年(前間孝則 ISBN978-4-06-213206-0 2005年11月29日)
主任設計者が明かすF-2戦闘機開発(神田國一 ISBN978-4-89063-379-1 2018年12月15日)
日本の航空宇宙工業 50年の歩み (日本航空宇宙工業会 2003年5月)
戦闘機パイロットの世界“元F-2テストパイロット”が語る戦闘機論(渡邉吉之 2017年9月10日)
三菱重工技報 Vol.33 次期支援戦闘機“XF-2”の開発(神田國一,亀山忠史,小山敏行,川崎治憲 1996年5月)
https://www.mhi.co.jp/technology/review/abstractj-33-3-154.html
パンダ・パブリッシング (2017-12-25)
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コメント
「平屋を二階建てに改造するようなもの」って言っても日本は土台を作る技術がなかったし、二階建てに改造する技術も多くは米国経由で習ったものなので見返りを求められるのは仕方なかったと思わんでも無い。
当時の事はよく知らない世代なんで、重要な技術が揃っていない日本が足元見られる事にそこまで非難的になる理由がイマイチ腑に落ちないところも無きにしも非ず(汗
まぁ技術開発や国際協力など良い勉強になったと思いたいけど、最近の装備品の輸出案件を見るにまだまだ日本は「国家レベルでの戦略/駆け引き」というのには慣れていない印象。
次のF-3では大丈夫かな? F-2の頃と比べるといくらか強気に出れる感じではあるが?
※1
<「スプルーアンス」級駆逐艦と「タイコンデロガ」級ミサイル巡洋艦の関係に似ていなくもない気がするワニ。
別の国(?)で違った用途に使われているという点で38(t)戦車とヘッツァー軽駆逐戦車の関係にも似ていると言えなくも無い?
まあさ、せめて世界の傑作機シリーズの三菱T-2とF-1とF-2を読んでから発言してほしいな?
何で自ら何も知ろうとせず、巷に溢れてるソースのない妄想や虚言ベースで話すんだろう?
ホント疲れたよパトラッシュ…。
エンジンだけアメリカから買って国産開発の予定だったんだから文句出るのが当たり前でしょ。
>土台を作る技術
あった、と判断していたから国産開発の予定だったのよ。
F-2のキモとなる技術、アクティブ・フェイウド・アレイ・レーダー、炭素繊維強化複合材による主翼の一体成形、高機動性獲得の為の能動的CCV及びその制御にデジタル式フライ・バイ・ワイヤ。全部日本製。
特にフラコンのソースこれが肝、しかしTー2 CCVの技術がここで生きた。
地道な技術育成が当時生きてきた、今でも地道な技術開発は継続されてる。
次のF3では、アメリカの妨害に負けずに開発して欲しい。
米国は何も出さなかったわけじゃなくF-16の機体とエンジンは出してくれた
当時の日米間の社会情勢も加味する事も必要だ。
自分も悔しさはあるが非難や怒る筋合いは無いと思うけどね
まだいたのかこんな国産勢
じゃけんX2の黒煙みましょうねぇ〜
今回はアメリカの妨害ではなく、日本が国産諦めて共同開発募ってるから。
ここまで進んでいるのに事実誤認してる人達はなんなの
T4もあるし土台無いって草
機体側が上の建築物で、こっちはちゃんと作れるけど
基礎(エンジン)に難があってはどうにもならないという
日本側がアメリカから戦闘機のエンジン、その他の技術を一方的にもらおう。ただしアメリカには日本の技術は何も渡さんとやるのもおかしいわけで。これをされたらアメリカにとっての利益が何も無い。
あなたのおっしゃる通りF-16の機体とエンジンは出してくれたので日本側がいつ
途中で送信してしまった。
あなたのおっしゃる通りF-16の機体とエンジンは出してくれたので日本側が一方的に戦闘機の重要技術を提供することとなった訳ではない。
そして、結果的にFS-Xの要求性能をほとんど満たしたF-2戦闘機が誕生した。
傑作戦闘機F-2ができたからF-2戦闘機の開発は成功であったと思っています
生産が出来なかった…って書くとまるでww2の時と同じやよね
求められる難易度が段違いなら、対価もそれだけ高くなるのはしょうがないのかも
国産って諦めてたかしら?共同開発も含めて検討中だった気がするが
エンジン出力に合わせて妥協するものですしね、逆は無いしまさに土台(基礎)
アメさんがF35の機密提供してくれるのも日本が満足なエンジンを作れるようになったからでしょうし
当時の扱いは妥当なところなんではと
エンジンと主翼を換装するとなると、機体が完全に別物になっちゃうということだし。
例えるなら、F-104がU-2になったりするようなものだから。
あと日米間での情報共有契約が不公平というのには異議はないけど、当時を顧みるとやむを得ない面もあるのではないかと。
アメリカから見て日本の航空技術がどの水準にあるのかわからないのと、日本から見ても国内だけでシコシコと育ててきた航空関連技術が、世界と比べてどこにどんな優劣があるのかがわからないというのもあるだろうし。
超卑近な例でいうと、初対面のオタ同士でのオタ会話のやり辛さを想像するとわかりやすいものと思われる。
おかしくなったのは議会が騒ぎ出してから。
結局F-16ベースとなったけどライセンス料はまあいいとして、生産分担で40%も持っていかれたうえ、FBWのソースコードは提供されず、エンジンもブラックボックス付きのライセンス生産となったのに、日本側のレーダー素子と複合材技術は無償で提供させられたんだよね。
現実……共同開発国の利権でう◯こ盛り、更に足の引っ張り合いでコストアップ!
そこは平屋を二階建てだけに上下に繋げて複葉機ファルコ(ry
スーパークルーズ出来るぞきっと。
日本主導でってのが入る
固定インテークをどうにかしないと無理
一線級エンジンなんて西側ではほぼ三社しか作れないんだから
アメリカやイギリスからエンジン買って国産してる国あるでしょ
http://www.f-16.net/forum/viewtopic.php?t=15339
こうするんだろ(ゲス顔)?もちろんエンジン特性に合わせて調整は必要。
と言うかミリタリーパワー時の推力重量比が高ければ、効率悪かろうがスパクルって出来るんじゃないの?
電波吸収材を使ってるのは分かってるのですが、ステルス塗料はどうなんだろうと?
なるほど、この記事でようやくFー2の設計について分かった気がします。
> 私たちはF16の設計者の本当のところまではわからない。
> それを図面や資料でくみ取って再設計するようになったわけです。
↑ココなんでしょうね。
当然ですが、通常の機器というかシステムは、①貢献すべき達成戦略があり、②そこからブレイクした単体としての要求仕様があり、③仕様を満足すべく構造設計の思想ができ、④最後に実際の設計・構造が実現します。
この順番が、アレコレと順不同になったのですね。設計思想が分からぬ他人のシステムを再設計するというのは、たまらん徒労ですよ。
※2の土台っていうのはエンジンと機体設計を念頭に置いていました。
80年代だと国産エンジンはT-4に装備された推力16.37kNのF3エンジンの生産が始まる頃、日本単独では独自開発が出来ないのは前回連載にある通りですね。
GE社など欧米のエンジンメーカーがホイホイ技術やライセンスを供与してくれればよかったですが、最近の豪州潜水艦計画のように大きな武器の国際取引は政治の横槍が入るのが常なので、その辺りは口惜しくても「国家レベルでの戦略/駆け引き」の観点から仕方ないかと感じます。
機体設計についてもT-2/F-1は頑張って国産しましたけどTF40-IHI-801Aエンジン(ロールス・ロイス社アドーアのライセンス生産)の能力不足もあって評価はイマイチ。
エンジンが良ければ評価は変わったでしょうがさりとてエンジンは独力では作れない。
独力で良いエンジンは作れない、悪いエンジンを使ってもそれを覆せるほどの革新的な機体は作れない。
そうなると土台とも言えるエンジンや機体は作る技術が無いと言わざるを得ず、これらを既に持っている米国の言う通りにされるのは仕方ないのかな〜 と感じます。
機体設計のあたりは議論のあるところかな? けどF-2は試作・試験段階で主翼構造の手直しが必要になり、レーダーのマッチングなど初期不良があった。
最近ではX-2の初飛行は2014年度内予定が2016年度にズレ込み、民間機だけど三菱MRJは2013年に納入予定が未だに納入出来ていない。
F-2完全国産だとこういったリスクはより大きなものになったと考えられる。
また後知恵だけど90年代は冷戦崩壊やバブル経済の終焉でF-2導入計画も大きな影響を受けた。そこら辺を思えばゼロからの完全国産は、たとえエンジンがどうにかなったとしても個人的には大きなリスクがあったものと思わざる得ないな〜
米国にF-16の輸入を打診したらエンジンをダウングレードされたものを提案され他ので代わりに開発された自主国産機。
夢の国産機ながら米国企業の協力を得られたとはいえ性能の劣るエンジンを使わざるを得ずに評価はいまひとつ、生産機数は当初256機予定が米国から純正F-16の輸入を許可された為に130機と半減することに
2000年にエンジン強化のアップグレード計画の研究を始めたが予算不足でエンジン換装はならずとその後の挽回も微妙な感じ・・・
自国の戦闘機開発技術を示し「国家レベルでの戦略/駆け引き」を有利に運ぶ為に台湾のF-CK-1は有用ではあったが、日本国自衛隊のF-2開発時に完全国産が実現してもF-CK-1と似た展開になったんじゃ無いかな〜?
けどそしたらF-2完全国産で日本の実力を示せたから高性能エンジンや次期戦闘機にF-22が舞い込んで来た可能性も微レ存?
歴史のifは考えるだけはタダなので面白いのじゃ〜(*´﹃`*)グヘヘ
BACライトニング「それはさすがのワイもびっくりやで」(エンジン縦配列つながり)
もうちょっと他の人のコメントをちゃんと読みましょう。
・エンジン
当時、F-15が主力だった日本では同時にF100エンジンも国内で運用しており、技術的に出し惜しみする理由もなく、メーカー側も契約数増えるなら大喜びです。政治的なゴタゴタで横槍入るまではエンジン買えない理由も特に無かったのですよ。
・機体設計
エンジンは重要なパーツではありますが重要なパーツでしかなく土台とは違うでしょう。
外国からエンジンを買って機体を開発というのは珍しいことでも特殊な事でもない、よくある事なので、エンジン開発できないから機体開発ができないという理屈は根拠も説得力も見当たりません。
T-2→F-1→T-2CCVとできてその流れの上にあるF-2で突然できなくなる理由って?
開発中のトラブルはあって当たり前、これが駄目ならアメリカ含め技術力のある国なんて一つも無いことになってしまう。ってのはよく言われてることですよね?
解決できなかったなら技術が無いと言えますが、解決できた以上は技術があったという根拠にしかなってないです。
もちろん国産の方がリスクは高く、開発期間や予算は余計にかかった可能性は高いですが、それなりのモノは形になったんじゃないかとしか思えないな~。
ふつうに完成からの初飛行に時間がかかってさらには機体強度の懸念からか途中で機体は放棄されたぞ
時間かかったのはエンジンの再点火機能を追加しただけだし、試験機器の見直しをしてただけ、機体強度の懸念から途中で放棄とかってwww
違うよ、飛行試験が順調すぎて先の試験もやってたから予定より早く全ての試験が終わっただけ。
なんだ君はX-2に親でも殺されたのかw
グリペンとかはそうやね。
今までの通りならそうでしょうね。
おっと、なんか頭の隅からF-2に載せて試験しろと言う声が聞こえる…。
<外国からエンジンを買って機体を開発というのは珍しいことでも特殊な事でもない、よくある事
第四世代戦闘機で言うとサーブ 39 グリペンが米GE社のF404を改良したボルボ RM12を搭載しているのが代表的ですね。
ただそれ以外だと中華民国・台湾のF-CK-1は米ハネウェル社の民間機用エンジンを軍事転用したF125エンジンを装備したものの、※30の通り微妙な感じ。
インドのテジャスは当初国産エンジンを搭載する予定が開発失敗して米GE社のF404を搭載するも完成は延々と遅れる。
中国J-10は西側からの技術導入を頼り試作機には国産WS-10エンジンを搭載されるも、色々な問題もあって結局ロシアから購入したAL-31FN(Su-27搭載エンジン派生型)を搭載。
同じく中国のJH-7は英ロールス・ロイス製スペイMk202/WS9(ブリティッシュ・ファントム搭載エンジンとその改良型)を搭載、80年代末にしても古臭い機体ながらトラブル多発で実用化に手間取り本格運用は2000年代に入ってから
中国・パキスタン共同開発のFC-1はロシア製RD-93エンジン(MiG-29のRD-33エンジンの改良型)を搭載するもパキスタンと対立するインドの横槍もあって輸出には色々と揉めていたみたい。
う〜ん、こうして並べて見ると安心と信頼のサーブ グリペンと古臭いJH-7以外はことごとくエンジン関係でトラブっている感じですね〜
第三世代機でもスウェーデンのサーブ 37 ビゲンやイスラエルのクフィルはエンジンを提供した米国の横槍で輸出は振るわず、中国J-8IIは中ソ対立によりロシア人エンジン技術者がソ連に引き揚げとエンジン関連は国家間関係の影響を如実に受けているな〜
外国製エンジンを買ってきて自国開発の機体に載せるのはよくある事だけど、エンジン受け取りから機体開発までうまく行くかは難しい話やのぅ(´・ω・`)
<当時から予算つけてくれなかったから遅れただけだぞコンチクショー。
予算は大事ですね〜 そしてもしもF-2を完全国産しちゃうとF-16改造よりもさらにタイトなスケジュールで多額の予算が必要になった可能性が高く、後付け知識ながら冷戦終了直後の能天気な時代に十分な予算がつけられていたかは微妙な所に感じます(実際F-2も生産機数を大幅に減らされましたし
F-2は確かに日本へのエンジン供与が上手くいきバブル経済の活況が続き冷戦構造が持続していれば上手くいった可能性は高かったでしょう(まぁこれらは当時自明の事と思われていたわけですが)
一方で現実には他と同様にエンジン供与は厳しい条件をつけられ、バブルは弾け冷戦も終了して日本を取り巻く環境は大きく変化しました。
さらに同時期に始まったインドと中国の国産機開発は色々あって難航しているのを見るに、後付け知識ながらF-2完全国産で進んでいても結果がどうなっていたかは不明瞭なところが多いように感じるわけです。
理想的にはサーブ グリペンのようにスムーズな実用化(言うて試作機が二機墜落しているが・・・)
悪夢はインドのデジャスのような泥沼、F-2完全国産をした場合、理想と悪夢の間のどの辺りになったのか色々な仮定で思考を遊ばせるのは面白いと感じます♪
防衛省は試験飛行延期による長期的なスケジュールへの影響はないとしている。さらに同年2月15日には初飛行が8月に先送りされることが報道され[32]、10月には初飛行が2016年1月以降に先送りされることが報道された[33]。
国産ステルス機の初飛行延期 制御レバーに欠陥
こいつ防衛省発表の初飛行がえんきになったときの軍スレの阿鼻叫喚ぶり知らないんだろう
F2に関しては正直到底成功作とは呼べないと思うがF3計画のグタグタぷりをみるに共同開発にしたことは評価できると思う。(f16の方がマシだったが)
自分でいいねする前にだなw、機体強度の懸念から放棄はどこ行ったのかな?
いっそP-1に付けて5発でどうだと声がする…
日本の先進技術実証機「X-2」、米専門家から「無駄な玩具」呼ばわり
何故調べればすぐわかることを調べないんだい?
また、コメント欄が荒れてきましたので弊ブログのコメント欄のルールをご説明いたします。
・左右にかかわらず政治的な主張等を書き込まない
・何の根拠もなく自国または他国を貶めることを書き込まない
・相手を罵ったり、不快になるような言葉を使ったりしない
・いつもおっぱいのことを考える
守られない方は書き込みできないような対策をとります。
宜しくお願いいたします。
今期の推しっパイは何ですか?
「XF-2ちゃんすごーい!おともだちになろうよ!」で良いんじゃないですかね。(みんみ並感)
ワイは昨今の情勢や日和見かつ行き当たりばったりな世論・風潮・政策に色々振り回された結果
(もうなんでもいいや)の境地に達したゾ。
あ、そうだ(唐突)F-2の再生産がダメならF-2の"コピー生産"はダメですかね。「"F-2"じゃなくて"FA-2"だから別物だゾ」とかなんとか....。
FA-2だとパイロットがGに耐えられなかったり、無人運用できるけどジャムに制御を乗っ取られそうワニ(アメリカアリゲーター並感)。
>「機体強度の懸念から放棄」は?
日本語通じてる?
制御レバーの話ししてんだろ
予定された試験回数を下回っていてなにが試験を終えただ寝言を言うのもいい加減にしろ
Twitterで試験終了、機体解体の一方が流れた時の反応知らないのか?
俺はx2の話もだしf2がスパローを発射に問題もあることもだしf2がRedflagで撃墜判定を受ける動画も見たことがあるしましてやf16が爆弾を搭載したまま敵機を格闘戦にしたこともみたしブラジルgpでガスリーがストレートにおそいといった記事も見たんだけどみたんだよ
鈴鹿で座うばーにも引き離されていたぞ
なにがおかしい?全部あったんだよ間違いない
なお「無駄な玩具」云々の話、出て来た記事で引用元とされているディフェンスニュースのサイトで検索しても該当記事が出てこなかったあたりちょっと・・・
「検索したら出て来た! ネットで真実!」的なのはネットデビュー当初のお子さんや老人がやりがちなので、サイトの信頼性や記事の背景などを考え気をつけないとならない(´・ω・`)
まぁ世の中にはシリコン入りでもありえないような超乳 でも見栄っ張りの虚乳でも愛している人がいるので、細かいことは気にせずに他人の迷惑にならない範囲で楽しむのも良いと思いますけどね!
虚乳好きも貧乳好きも巨乳好きもみんな愛を持っているのだから、みんな仲良く愛でるのが良いと思います!
変態軍事掲示板でええじゃ無いか! 米軍だって機体に美人のねーちゃん描いてるぞw
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