「めちゃくちゃすごい音」の意味するところとは?韓国駆逐艦レーダー照射事案、公開された音声を解読する。
先日防衛省より海上自衛隊のP-1哨戒機が韓国海軍駆逐艦クァンゲト・デワン(広開土大王)から火器管制レーダー「STIR-180」を照射される事案が発生しました。
この事案を受けて日韓双方の協議が続けられていましたが、協議は平行線をたどり平成31年1月21日に日本側が探知レーダー波を音に変換したデータを公開した上で韓国側との協議を打ち切りました。
この探知レーダー波は日韓の実務者協議でも持ち出されたものであり、「機密の塊」として日本側からも公開には慎重になるような意見が見受けられましたが何がそれほど重要だったのでしょうか?
今回は公開された探知音の解析から現代戦の要と言える電波情報とそれを用いる電子戦について考えてみます。
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現代軍艦レーダー概説
現代軍艦のレーダーの特徴と種類(出典:防衛省・自衛隊[a])現代軍艦に装備されている火器管制レーダーの主な用途はミサイル誘導用です。
駆逐艦クァンゲト・デワンには対空兵器として16発のRIM-7P シースパロー短距離艦対空ミサイルが装備されていますが、このミサイルはセミアクティブ方式という比較的古くからある誘導方式を採用しています。これはミサイル自体にはレーダー発信装置などは搭載されておらず、ミサイルを発射した艦艇が目標に対して誘導電波を出すことでミサイルを誘導する方式です。
クァンゲト・デワンにはこのミサイル誘導のために2基のSTIR-180火器管制レーダーが装備されており、ミサイルは火器管制レーダーから発せられる誘導電波を頼りに目標に進むことになります。
一般には通常の探索用レーダーと火器管制レーダーを比較すると
・探索用レーダーは360度一定速度で回転しながら間欠的に電波を出すことで広範囲の目標の位置と距離を捉えるが、火器管制レーダーは単一目標を捉え続けて連続的に電波を発することでミサイルを誘導する。
・捜索用レーダーは精密な測距などは難しいが遠くまで届く周波数の低い電波を使うが、火器管制レーダーは精密な測距などが可能だが遠くまでは届きにくい高い周波数の電波を使う。
・探索用レーダーは平時から常に動かしており一般的な警戒・監視活動でも利用されているが、火器管制レーダーは基本的に攻撃を行う時以外には使われない。
と火器管制レーダーは探索用レーダーとは異なるミサイル誘導に適した特徴を多く有しています。
P-1を照射した韓国駆逐艦のSTIR-180火器管制レーダー(出典:防衛省・自衛隊[b])公開されたSTIR-180火器管制レーダーの音は甲高い連続音で、これを自分の耳で聞くだけで「連続音なので捜索用レーダーでは無くて火器管制レーダーであろう」ということは分かります。しかし耳で音を聞くだけではこの音の何が「機密の塊」なのかはよく分かりません。
今回公開された音はP-1哨戒機の上部に装備されているHLR-109B ESM(電子支援対策)装置によって受信した電波信号を音声に変換したものです。
電波信号を音声に変える場合は数ギガ(数十億)ヘルツ、送信時数百キロワットにもなるレーダー電波を適当に加工した上で人間の可聴域である20ヘルツから2万ヘルツ程度の音声に変える必要があります。
こうすることで音を聞くだけで捜索レーダーか火器管制用レーダーかと言う単純な判別を行えるようにするほか、音の特徴=電波の特徴から今自分が聞いているレーダーがどこの国のどのレーダーか? というところまで判別出来るようにしていると考えられます。
このため公開された音声波形にはSTIR-180火器管制レーダーの能力とP-1哨戒機の電波受信能力に関する秘密がそのまま隠されており、この音声の特徴を解析することでSTIR-180火器管制レーダーの特徴とP-1哨戒機の能力、そして現代戦に必須の電子戦に関する重要なヒントを暴くことが出来るのです。
試しに公開された音声を無料の音声編集ソフトAudacityに取り込んで音声をスペクトログラム(周波数ー振幅ー時間)表示すると、単純な機械音ではなくて下の画像のような複雑な周波数を持つ音声であることがわかります。
この画像は音声データを元に横軸に時間0秒から18秒を、縦軸に周波数0.0kから15.0kつまり音声周波数0ヘルツから15000ヘルツまでを表示したものです。
白や赤の横シワが目立ちますが、白や赤が大きな音、青や紫が小さな音、灰色部分が無音の領域を表しています。
例えば中心の白い線は長時間一定の周波数で続いている大きな音で、上部に縦に伸びている細長い青線は短時間の高く小さな音になります
それぞれ詳しく見ていきましょう。6500ヘルツがメインのレーダー電波?
まずは白い横シワの部分=もっとも強い周波数領域を見て見ましょう。
上の画像は5.0kから7.5k、つまり音声周波数5000ヘルツから7500ヘルツの部分を拡大した画像です。
画像から6.3kから6.8kの間、つまり音声周波数6300ヘルツから6800ヘルツの間に一番白くてハッキリした横線が何本か通っているのが分かります[1]。電波を音波に変換する際には当然一番強い(受信電力が高い)周波数がもっとも大きな(振幅の大きい)音として変換されるはずで、この白い線がSTIR-180火器管制レーダーの主な電波周波数領域であると推測できます。
白い横線は途中いくつか途切れていますが、興味深いことに白線が途切れている部分はその下の周波数、5.7kから6.0kの間に白い縦線が生じています。これは火器管制レーダー側が意図的に周波数を変えて電波妨害の防止や連続波での測距に利用しているのではないかと推察できます[2]。
また音声の後半、9秒を過ぎたあたりから白い線が乱れて複数の線が1つになっているように見えますが、ここの部分は火器管制レーダーが何かしたか、電波を受信しているP-1哨戒機が変針して電波の受信環境が変化したか、少なくともこの2つの可能性が考えられるでしょう。探索レーダーと周波数ホッピングっぽい信号
次に先ほどよりも少し高周波側、6.5kから9.5k、つまり音声周波数6500ヘルツから9500ヘルツのあたりを見て見ましょう。
この範囲では先ほどと異なり青くて細い縦線が確認できます。
この細い縦線は火器管制レーダーでは無くて探索用レーダーのパルス信号だと推測できます。
なぜなら探索用レーダーは短いパルス信号を発しながら回転して探索を行うので、このようなに短時間の信号が周期的に現れる可能性が高いからです[3]。
画像の下側6.6kあたりの火器管制レーダーの横線と探索用レーダーの縦線を見比べると両者の反応が全く別物であることが分かるはずです。
これとは別に8.5k、つまり音声周波数8500ヘルツのあたりにある横線も興味深いものがあります。
この横線の周囲には多数の四角いものがありますが、これは他の領域とは異なる非連続的な電波が探知されたことの反映であると推測できます。
多数の四角が並んでいるために短時間に周波数を頻繁に変えた電波を受信したものと推測できますが、このような電波の特徴は最近のレーダーがジャミング対策として利用している短時間に頻繁に周波数を変える「周波数ホッピング信号」と言われる信号と似ており、この特異な領域はSTIR-180火器管制レーダーが「周波数ホッピング信号」を使った照準を行なっていることを表しているのかもしれません[4]。
また前述のメインな電波領域とは大きく離れた場所にあり信号強度も弱いことからこの領域はメインの領域よりも明確に高い領域の電波を使っている可能性があります。
STIR-180は電力220 kWのXバンドと電力20 kWのKバンドの2つを使えるようなので、もしかしたらメインの信号はXバンドを使っている一方でこの四角が目立つ領域はKバンドを利用している電波領域なのかもしれません[5]。解析結果のまとめと電子戦的な意義
航空自衛隊の電子戦技術隊の看板、今日の戦場においてどこの国においても電子戦の重要性は計り知れないのだ(画像:航空自衛隊飛行開発実験団[c])以上、音波信号からSTIR-180火器管制レーダーの電波信号を推測してきました。
音波信号よりSTIR-180火器管制レーダーの特徴をまとめると
・音声周波数6.3kから6.8kヘルツの間に主たる電波領域がある。
・上記と並行して音声周波数5.7kから6.0kヘルツの領域も短時間利用している。
・音声周波数8.5kヘルツのあたりで周波数ホッピング信号を行なっている
という可能性が高いわけです。
さて、電子戦的な意味で以上の結果を利用しようとするとどのようなことなるでしょうか?
まず意識すべきことは電子戦装置、例えば電子支援対策・ESMにしろ電子攻撃・ジャミングにしろ利用する電波の周波数帯は狭ければ狭いほど都合が良い という事です。
相手の電波を傍受する際には広い周波数をいちいち全部確認するよりかはピンポイントの周波数に注意を絞る方が効果的な傍受が行えます。
同じようにジャミングも広い周波数帯に広がって行えば個々の周波数帯では弱まってしまい威力が大きく減じてしまうので、ピンポイントで相手が利用している周波数帯に必要十分な出力の妨害を行なうのが望ましいのです。
もしもSTIR-180火器管制レーダーの相手をするのであれば、まずは電波の強かった音声周波数6.3kから6.8kヘルツの領域に注意すれば安易に電波照射を発見することが出来るでしょう[6]。
さらに妨害を行う場合は音声周波数6.3kから6.8kヘルツを主にし、これに加えて音声周波数5.7kから6.0kヘルツと8.5kヘルツにも対策を行うことでかなりの効果を発揮できるようになると考えられます。
さらに音声周波数5.7kから6.0kヘルツが測距用に使われているのであれば、この領域に不定期に測距用電波に酷似した妨害電波を発する事でレーダーが距離を測定するのを妨害する事が出来るかもしれません。
適当に怪しい周波数帯、例えば5.5kヘルツから9.0kヘルツまで満遍なく妨害をかけると3.5kヘルツの領域に妨害電波を広げなくてはなりませんが、このようにして傍受した電波情報を利用して妨害領域を0.9kヘルツの領域まで絞れば単純計算4倍近い効率で電子戦を行えるようになるのです[7]。探知レーダー波音声公開の影響
海上自衛隊のP-1哨戒機、広大な排他的経済水域を有する日本にとって哨戒機による監視活動は毎日欠かすことの出来ない任務なのだ(画像:海上自衛隊[d])このように音声データの周波数を見るだけでもSTIR-180火器管制レーダーに対する電子的な対抗手段を色々と示すことが出来ました。
実際には電波と音波は全然別物な上に公開された音声にも機密を守るための保全措置が施されていますし、またSTIR-180の側もある程度は利用する電波周波数帯を工夫することが出来るはずですので今回提示した妨害手段がそのままうまく行く訳ではないでしょう[8]。
しかしながら他国の関係者、特に電波の取り扱いや妨害に関心のある軍や兵器企業の関係者などはこのような加工された情報からでも電波利用方法や技術水準・運用思想などもっと奥深いことを読み取って自国の兵器開発や軍の運用に活かすことが出来るはずです。
特に日本にとって心配なのはこの音声データからP-1哨戒機の能力の一端が知られたことです。
今回見たように今回海上自衛隊のP-1哨戒機は照射されたレーダー情報をかなり緻密に記録しており、その高い電子偵察能力を内外に広く知らしめることになりました。
今後日本と敵対する各国はP-1哨戒機の動向にこれまで以上に気を使い、哨戒や偵察の任務に無用な警戒や妨害が行われる可能性が高まりそうなのは残念なことです。
なかなか難しいところもありますが、普段知ることが出来ず、そのために注目される事も少ない自衛隊の電子戦的な側面が広く世間に知られたのは怪我の功名です。これを機に電子戦に対する注目と理解がもっと深まればええのにな〜 と一趣味人としては願わずにはいられません。
今回は慣れない音声解析と難しい電子戦の記事だったので至らない点もあるかもしれません。
今後は音声・電波・電子戦に詳しい人がそれぞれ公開された音声データを色々と分析し、さらにいろんなことが分かり電子戦オタク仲間が増えてくれるんじゃないだろうかと期待していますw
コメント
対探索レーダー用のものであってかなり大掛かりな装備
火器管制レーダーならミサイル警報装置だと思うぞ
wiki見たら
>自己防御装置としてはHLQ-4を搭載する。HLQ-4はレーダードームの左右横と機体後部左右に装備されたミサイル警報装置 (MWS) やレーダー警報受信機 (RWR) のセンサー情報を統合して脅威判定を行い防御手段および回避手段の提示等を自動的に行うものである。
との事。
ESMの利点としては相手探知外から電波源を察知可能
逆にこちらの探知外からも電波源を見つけられる
10の強度の電波を出して強度1で受信できるレーダーAとBがあるとし、ABの中間の強度5で敵機に反射、1で帰ってきて探知するとしよう
しかし中間の倍の距離のB、強度1の電波は届いてBはAの存在は探知できるが、AはBが電波を出さないと探知できない
ESMはこれで電波源の捜索を行う装置
捜索レーダーのパッシブモードなんかもあったりするけど
1以上の強度で電波出せれば妨害も探知外から可能と
実際はこんな単純ではないだろうが
ESMは戦略的な情報収集用、MWSはもっと即物性な戦術対処用で。
そ。ESMは情報収集分析する為のものであって警報を出す装置ではない
それぞれ電波帯域に特化してるんじゃないかな
それにP1のESMは回転式くさい
自ら率先してあったかどうかわからないレーダー照射の話題を取り上げるのは一切理解できない。
この記事は早急に削除か理由を説明していただきたい。
事実かどうかはさておき、今回の発表が電子戦においてどういう風に重要なのかってのを解説してるのがメインだと思いますね
確かに、ここのサイト的にはギリギリな所かと感じますが
間違えました>>5です
軍事系まとめブログをご覧頂きありがとうございます。
ご質問の件についてお答えいたします。
最近、話題になっております韓国海軍の艦艇からのレーダー照射事案ですが、当ブログでは政治的な言い争いになることを心配して取り上げておりませんでした。
今回、誤字脱字様の記事投稿があり、初めてこの問題を取り上げるわけですが、記事内容を一読して頂くと分かるように日本と韓国どちらが正しいといった論点ではなくレーダーの技術的な部分を解説しております。
このことから管理人は「政治的」な話題ではないと判断して掲載いたしました。
ご不満の点があるかもしれませんがご了承ください。
現代における電子戦の重要性はこのスレを見る人なら誰でも承知の上だと思われる。
たまたま、今回は自衛隊と言う当事者による情報の開示があったから俎上に載せただけの事で、あまりいきり立つのはいかがなものか。
ステルス化すると恐らく2000憶はくだらないがよろしいか
まあもともと哨戒機は電子情報の収集にも長けてないとどうにもならん類の機体だからP-3Cでも公開できる程度の情報は得れてたんやろなぁ
いわゆるロックオン警報てやつだし
電子戦能力の分析という点ではあまり参考にならんと思う
アメリカ製兵器だし、重要ならアメリカが許可しない
これ公開した理由は単に各国軍事関係者へのアピールじゃないかなあ
などと政治的な戯言をチラリ
レーダーやら電子装備やら型式となんとなくの機能しか知らないようなど素人の僕にもわかりやすい…
どう勉強すればここまで理解できるのか、僕みたいな文系にはきついのかなあ
「リアル路線」とか「元自衛官監修」な映画やドラマなんか目じゃない
理由は兎も角その手のオタクには美味しい話
※12さんが指摘されている通りステルス化すると機体価格やメンテナンス費用が爆上げになる上、MPAは水上艦や潜水艦の潜望鏡探知のため自分からレーダの電波を出すのも大切な任務なので、戦闘機や攻撃機に比べるとステルス化の優先度は低そうです。
※14
RWRに限らず、米国は基本方針としてEW器材を外国へリリースしたがらないという事情もあり、P-1に限らずほとんどの自衛隊機は国産のRWRやESM、ECMを搭載しています。
なので、米国の許可云々は関係ありません。
陸自ヘリの一部は昔から米国製のAN/APR-39系を搭載していますが、電波環境の輻輳した国内において電波発射統制されていない平時の演習では「鳴りっぱなしで使い物にならない」レベルだそうで。
まぁあれだけ証拠揃ってんのにあったかどうかも分からないってのも不思議だなぁと思いますがまぁそこは個人の主義主張があるので
いや韓国側がアメリカ製を、と思ったらSTIR-180はオランダ製なんだな
しかしこれは多数の国で採用されてるし、分析されるようなデータを公開したなら国際問題になるんじゃない
その通り。
実任務中の音声が公開されるなんて興奮しました。
たまに東シナ海のパトロールに同乗取材したりしてるけど、それとは全く異なる実任務。
駆逐艦の艦番号確認は当たり前として、ヘリ格納庫にヘリがあるかも確認するんだと興味深かった。
STIR-180の正確な送信周波数や安定度、空中線出力(電界強度)、パルス幅、パルス繰り返し周波数、送信ビーム角、周波数アジリティ性能、サイドローブやスプリアスの個体差まで分かるような生データを公表したらメーカーのタレス・ネーデルラントからクレーム来るかもしれませんねw
でも、今回公開したのは可聴周波数帯域に変換したデータだけなので問題ないと防衛省は判断したのでしょう。
当初公開したノーカット版の映像でも音声だけは一部加工していましたが、あれも広開土大王とP-1との位置関係からP-1のES能力を推測されないようにとの配慮だったと思います。
※22は※20さん宛です。
ゴメンナサイ。
F-35の機内で警報が鳴りまくってパイロットは回避運動を取るだろうさ
当然、照射側に撃墜の意志があればシースパローなどが飛んでいくんだろうね
あるいは限定的な妨害をF-35側がやる可能性もあるけど、現在出回ってるロットでどこまでやれるかはちょっと分からないな
知られて不味いほどの能力を公開したことになるんだろうか・・・?
※1、2
『電子戦の技術 基礎編』の用語集によると電子支援対策(ESM)とは
「差し迫った脅威の認識を目的として、作戦指揮官の直接の指揮下で講じられる処置のうち、放射された電磁エネルギーの発生源を捜索、傍受、識別および標定する活動に関わる電子戦の1つの区分をいう。(中略)ESMによって得られた知識は、通信情報(COMINT)および電子情報(ELINT)とともに信号情報(SIGINT)の作成にも活用される。近年、電子戦支援(ES)とも呼ばれるようになった。」
とあります。
自分の理解では
ミサイル警報装置 (MWS) は赤外線等でミサイルの発炎(光波)やシーカーからのレーダー波に絞って探知する装置。
レーダー警報受信機 (RWR) は広い周波数領域を時速に走査して事前にプログラムされた波帯を見つけたら警報を発する装置。
電子支援対策(ESM)は上記2つの他も含めた総称だが、別に電波源標定や信号情報(SIGINT)や電子情報(ELINT)の収集にも使える高性能だが巨大で重たくて高価で分析・評価に専門のオペレーターが必要な装置も指す場合もある
といった理解です。
電波源の標定について言えば三角標定をするにも電波到達時間の差分を求めるにしろ離れた位置にある複数のアンテナを利用した方が良いものです。
P-1哨戒機には各部に驚くべき数のアンテナが装備されており、単一の装置ではなくこれらも利用した総合的な方法で電波源標定が行われているものと理解しています。(基地公開の時に聞いた話でもソノブイの管理のために優れた方向標定機能があるとの話でした)
HLQ-4はこれらの情報を統合して脅威判定とチャフやフレアのような防御・回避手段を提示するものという理解でした。
<ESMは戦略的な情報収集用、MWSはもっと即物性な戦術対処用で
自分もそんな感じの理解です、ESMは情報収集能力に優れるが分析に手間がかかり警報は発してくれない、ミサイル警報装置 (MWS) は脅威識別テーブルに基づいた警報を発するが分析能力は低いイメージ
※4
<そ。ESMは情報収集分析する為のものであって警報を出す装置ではない
今回ESMで「めちゃくちゃすごい音」が出ましたが、それは電波源から近いから強力な電波が受信されたからであって警報的な意味は少ないのでは無いかと感じています。
<それにP1のESMは回転式くさい
個人的にはコクピット上面にあるHLR-109Bのフェアリングは細長いので最近流行りのフェイズドアレイアンテナなんじゃなかろうかと早合点していましたw
よろしければ回転式と判断した理由を聞かせていただくと幸いです。
※5
記事内では防衛省・自衛隊が公開した音声はSTIR-180火器管制レーダーのものであるとして話を進めており事実関係は争っていません。
あとは冒頭部分以外韓国について言及していない点で色々とお察し下さい(´・ω・`)
<p1ってステルス化にできないのかな。
※12
<ステルス化すると恐らく2000憶はくだらないがよろしいか
ステルス化は魅力ですがやっぱりお高いですからね(´・ω・`)
それに哨戒機は平時における航行船舶の監視という任務も重要なので、ステルス化による恩恵は必ずしも高くは無いのですよね。
そや! 有事に備えて何機かステルス哨戒機も配備すりゃええんじゃ! こう、面倒な相手にも対処できるようにステルスな全翼機の内部にASM-3を何本も載せられるようなヤツをですね(ry
※13
<技術的な面で興味深いですよね・・・これを機に電子戦の図書でも読んでみようかしら・・・
「電子戦の技術 基礎編」は良い本なのですが、分厚くて内容も高度すぎるので人には勧め難いのですよね(´・ω・`)
個人的には防衛技術選書の「電子装備の最新技術」が教科書的な記述で若干取り付き難いですが通信・サイバーから電波電子戦、指向性エネルギー兵器までカバーしているのでオススメです。
どんなにすごい兵器でも全く謎のベールに包まれてたら抑止力になりませんもんね。どこまで見せていいかは難しい所です
女性だってある程度隠されてた方がこうふn(ry
※13
<P-3Cでも公開できる程度の情報は得れてたんやろなぁ
P-3CにもHLR-109 ESMポッドやALQ-78といった電子戦装備が搭載されているので公開されている程度の情報は得られるでしょうね。
ただP-1の場合は設計段階からESMのアンテナや機材を考えているはずなので、随分と性能が良く使いやすくなっているはずです。
個人的には情報が公開されたことによってESMの存在と性能が分かりやすい形で知られてしまったために、P-1を警戒する側がイチャモン付けや妨害の正当化を行いやすくなってしまうんじゃなかろうかと心配するところであります(´・ω・`)
※14
<この手の情報は哨戒機如何に問わず出せるんじゃないかな いわゆるロックオン警報てやつだし
ロックオン警報は恐らくミサイル警報装置 (MWS) やレーダー警報受信機 (RWR)の内部に登録されている脅威識別テーブルに合致した電波にしか警報を出さないはずです。 そうしないと味方の発する電波までピーピー鳴ってしまうので
こういった脅威識別テーブルに登録する電波情報を収集するのが電子情報(ELINT)活動やESM装置の重要な任務の1つだと理解しています。
<この手の音ってレーダーごとによって違うんかね
レーダーの使用している電波周波数帯は微妙に異なるはずで、それによって低い音高い音といった違いが出るはずです。
またレーダーによってはコニカルスキャンに代表される特徴的な目標追尾方法を行うものがあり、そういったレーダーの動作パターンによって若干ながら音の強弱が付くはずです。
もっともそれらの違いはごくわずかな違いでしかなく、聞いただけで即時にレーダーの種類を判別するのは熟練の技が必要でしょうが・・・
公開された動画にも
「オグジュアリー(探知した電波などの音を聴くことができる装置)確認中」「この音覚えておいてください」
と言っている部分があるので、ESMで未確認の電波を受信したら音として乗員が記憶して怪しい電波の発見識別と継続的な監視を行うのに役立てているのでは無いかと推測します(もっとも、今回のように近距離から火器管制レーダーを照射されるような事態は稀でしょうが・・・
※18
<電波発射統制されていない平時の演習では「鳴りっぱなしで使い物にならない」レベルだそうで。
ああ、やっぱり電波環境が悪いとそんな事になるのか・・・
有事にはある程度統制されるでしょうが、今度は敵味方の電波が散乱する事になるので大変そう。
こんなんなので電磁スペクトラム管理や柔軟に利用する電波領域を決められる国産FCネットワークが求められているのでは無いかと感じます。
そもそも海自でもしらね型が同型というか元になったWM-20使っとるので間違いなくデータ持ってるという
秘密のベールも何も単なるロックオン警報で、レーダー警報装置積んでる機体ならどこの国でも出せるだろうよ
そもそもESMの肝は電波源の探索であって、こんな近場のイルミネーターなんてのはね
防衛省の発表ではそもそもESMでの受信データなどと書かれていないし、何故ESMと断定できるのか聞きたいわ
一連の連投みた限り無駄っぽいが
分析能力も何も、電波強度に応じて音声変換してるだけやん
P3Cにも同じのが積まれてるが、それは円形ね
わざわざ機体外部に出してるし、全方位レドーム化してあるのは、指向性があり方位を変えるレーダーの特徴
警報装置とESMの統合センサーってなんじゃそりゃw
そんな機能初耳だ
なんだかんだでESMや警報装置の誤解を招く記事になったな
やはり
さすがにこういうマニアックな解説はマスコミには出来ませんな
wikiの最初の文を読んだ程度の認識しかしていない
電波逆探知装置ともいわれるものであって、電波を音声変換する程度の機能のものでもないし、これだけでESMの機能が推し量れるものでもない
どの程度の距離を探知できるか、どれだけ方位を知る事ができるかというそういう能力がキモね。
中国のレーダー網は穴だらけだとか。
爆撃機やヘリなどにも搭載してレーダー回避ルートを示す機能もある
哨戒機で使用する際は艦船のレーダー波を探知し、艦船を捜索する機能
戦闘機などでもあるが積載に限界があるので限定的であろうな
小型の機体でロックオンされたらこのようなデータが取れないかというとそんな事はない
レーダー警報装置があるからね
ロックオンされてわかりませんでしたじゃあね
だから別にP1が特別というわけでもないし、ESM機能が素晴らしいなんて事も推測できるような公開されたデータでもないんだが、、、こういう作為ある記事の書き方は何とかならないものかなー
無理か
ディベートにしかならん
では貴殿が私のような専門外にも理解できるような「正しい」記事を書いて見られては如何か?
コメントで吠えるだけなら誰でもできますが
哨戒機ってそこにいるって示すことも大事な仕事だからステルスにしちゃだめでしょ。
そもそも自分で水上捜索レーダー発してるわけで・・・
縦軸をログスケール(対数目盛り)にしたら見えないものも見えるかもよー!
電波ポッピングの追跡出来たら面白いな~
討論板でもありゃそこでやるべきでしょうが作れば被害担当艦は毎日炎上するでしょうな。
<どう勉強すればここまで理解できるのか、僕みたいな文系にはきついのかなあ
何をやるにも遅いってことは無いんやで、とりあえず防衛技術選書の「電子装備の最新技術」はちょっと内容がお堅いけど色々と網羅されていてオススメです。
また最近の航空戦は電子戦の部分が重要になっているので「戦闘機と空中戦の100年史」や「図解 戦闘機の戦い方」などのレーダーやRWRに関する記述は参考になります。
実戦的なところだと以前書評で紹介した「F-16 エースパイロット戦いの実録」はレーダーを多用する地対空ミサイルをどうやって対レーダーミサイルで狩るのかを実際に戦ったパイロットが記述しているので良いですね。
地上から航空機を狙う側である地対空ミサイルについては「[ゆっくり実況プレイ]さむしむ!」が面白くてええ感じです。
ゆっくり動画で紹介されている「SAM Simulator」は無料ゲームで開始はすぐに出来るのですが操作は難しくて大変です。とりあえず最新型のSA-8Bで演習気球を目標追跡カメラを覗きながら破壊しておおよその雰囲気を確かめ、比較的扱いやすいSA-2FやSA-4BでU-2偵察機やB-52爆撃機を落とせるようになると地対空ミサイルの大変さや妨害装置のメンドくささがわかると思います(F-117やSR-71の撃墜なんて無理や(>_<)
とはいえ電子戦について網羅的に記述されているのは知る限り「電子戦の技術」シリーズだけなので、そこがハードル高いんですよね(´・ω・`)
どこか電子戦入門にいい感じの本とか出版してくれないかな〜
※22
<広開土大王とP-1との位置関係からP-1のES能力を推測されないようにとの配慮だったと思います。
ピー音も多かったですし公開された音源もいつ受信した電波かについては説明がありませんからね〜
秘密保持のために必要というのは分かるけど解析する方としては困る所が多い状態ですw
<分析されるようなデータを公開したなら国際問題になるんじゃない
今回は分析が難しいような形でデータ公開されていると思いますが、それじゃどこまでが怒られるレベルの公開なのか? って点は難しい所がありそうです。
そりゃ公開されない方がええのは確かですが、外国政府の政治的な判断にケチ付けるのも難ですし、仏DCNS社からスコルペヌ型潜水艦に関する内部文書が流出した後もなんだかんだ言いつつ商売は続いているので意外とどうにかなっちゃうのじゃ無いかな〜 とかも感じますねw
※24
<F35にこのレーダー照射したらどうなるんだ。?
F-35のAN/ASQ-239電子戦/妨害システムによって正確に電波源の位置を特定され、必要に応じて機首のAN/APG-81レーダーやAN/AAQ-40 EOTSの赤外線カメラで発信源を発見・追跡、得られた情報は高速データリンク・MADLでただちに僚機と共有、脅威レベルに応じてジャミングを仕掛けたりミサイルを打ち込んだりフレアや曳行デコイを使用、これらの情報や操作をセンサー・フュージョンによってパイロットに簡単的確わかりやすく示して最低限の操作で対抗処置が可能となっているはずです。
まぁミッションソフトウェアのブロックでその能力は大きく変わるのですが、逆にいうと将来性が十分にあり今後数十年の技術発展に追従できるはずです。
某所のプレイ動画ですと半ばまぐれで当ててましたね……>SR-71
<防衛省の発表ではそもそもESMでの受信データなどと書かれていないし、何故ESMと断定できるのか聞きたいわ
確かに断定は行き過ぎたかもしれませんが、レーダー警報受信機もミサイル警戒装置もこのような詳細な電波信号は出せないし記録するようなものでも無いのでそれらしい装置はESMしか無いだろう と考えたからです。
※35
<全方位レドーム化してあるのは、指向性があり方位を変えるレーダーの特徴
KJ-2000のレドームはいかにも回りそうなレドームを装備していますが、アクティブフェイズドアレイレーダーで「レドームは回転を必要としないためロートドームを採用せず固定式なのが特徴」みたいですよ。
個人的にはELINT型に改造されたC-2の上部後方レドームのように前後に長いアンテナが入っていると思ってました。
とはいえ、中身の写真は出てこないでしょうからなんとも確定的なことはいえませんが。。。
参考:次期機上電波測定装置/機上電波測定装置の開発
http://www.mod.go.jp/atla/research/ats2015/image/pdf/P3.pdf
<ロックオン警報で、レーダー警報装置積んでる機体ならどこの国でも出せるだろうよ
「電子戦の技術 基礎編」のP94からベトナム戦争の頃からのレーダー警報装置の話がいくらか乗っているのですが、それによれば初期のレーダー警戒装置はRWRディスプレイの他に「付加的な信号認識の補助は、受信パルスを引き伸ばして作成した音声信号で、これによってオペレーターはパルス繰り返し周波数を音で聴くことができた。脅威アンテナが航空機を走査すると、受信信号の振幅が変動して、独特の音声が作り出されるが、オペレーターはそれを識別できるように訓練された(例えば、SA-2の音は、通常「ガラガラヘビのような」と表現された」)」とありますね。
レーダー警報装置で聞こえる音は短時間しか受信しないパルス信号を引き伸ばした感じなんで、今回公開された音声データとは違うのじゃないかと個人的に思います。
まず防衛技術選書の「電子装備の最新技術」のP169から始まる「2.2 ESM技術(ES)」によれば
「ESM用のアンテナのうち捜索、監視用のシステムに用いられるものは、瞬探性が重視されるため、さまざまな電波に対応できるように広周波数帯域、水平面無指向性、さらに偏波面によらないアンテナが要求される。一方方向探知用のアンテナには、指向性の鋭いものか、または位相差を検出するための配列型アンテナが利用される」
とあり、また「(1)ESM受信機」として
「ア クリスタルビデオ受信機:(前略)最も簡単な構造の広帯域受信機で、同調回路は持たない。このため周波数弁別能力がないが、瞬探性が要求されるRWRなどには有効である。しかし感度は低く周波数はバンドとしてしか識別できない」
「エ スーパーヘテロダイン受信機:もっとも一般的に用いられている方式で、特に高感度、高分解能、広いダイナミックレンジという点で優れている。(中略)混信に強く、新たな脅威の出現に対しても柔軟性が高い。しかし、周波数捜索をする際の捜索時間、周波数アジリティのような周波数変化する信号に対処する能力は劣っている。」
「キ ディジタル受信機:中間周波数の信号をディジタル化し、これ以降の信号処理をコンピューターで行う。ソフトウェアによりさまざまなフィルタや復調を最適にかけることができる。問題点としては、処理能力であり、ディジタル化の最大周波数や周波数分解能は進歩し続けているが限界がある。また複雑なソフトウェアは大量の記録容量と処理メモリを必要とする」
などと紹介されています。
これらのことからミサイル警報装置は広周波数帯域に対応した指向性の低いアンテナで受信した電波をクリスタルビデオ受信機のような周波数弁別能力の低い受信機と組み合わせて即時警報と簡易な振幅比較による簡単な方向探知を行う。
一方でESMの中で高級なものは位相差を検出できるアレイ・アンテナで受信した電波をスーパーヘテロダイン受信機やディジタル受信機のような高級な受信機で解析を行うもの という理解でいます。
レーダー網の観測を行う場合は方位と共に周波数特性を詳細に長期間記録して膨大なライブラリを作成しないとレーダー網の全容は見えてこないはずで、それを行うためには方位分解能と周波数特性の解析能力が非常に高いESM装置が必要なはずです。
今回の音声公開ではP-1が記録していたデータには音声変換と保全措置が施されてもなお非常に緻密な周波数の変化や信号の強弱が記録されているのがわかります。
おそらく一般的なミサイル警報装置の簡易な受信機ではこのような信号は1つか2つかの周波数の音としてしか出力されず、また周波数の細かい変化には追従できないと考えられます。
もっとも、電子戦の分野は技術や用語の更新が早いですし、EA-18Gの載せられているAN/ALQ-218なんて開発元のノースロップ・グラマンは「RWR / ESM / ELINTセンサーシステム」と全部まとめちゃっているので何がRWRだのどれがESMだのはあんまり意味がない話なのかもしれませんがw
参考:AN/ALQ-218 RWR/ESM/ELINT Sensor System
http://www.northropgrumman.com/Capabilities/ANALQ218EWReceiverSuite/Pages/default.aspx
STIR-180と同時に使われて音声データに青くて細い縦線として現れているであろうAN/SPS-49(v)5 早期警戒用レーダーの電波特性も知っていれば、両方の受信電力と周波数分布の程度からP-1の受信機性能、特に対応している周波数領域と周波数分解能がある程度は推察できるものと考えます。
今後日本周辺国が利用するレーダーは全て最低限公開音声から推測される電波解析能力に勝る対電子対策(ECCM)・電子防護(EP)能力やスペクトラム拡散を実現しないとレーダーが丸裸にされると思った方が良さそうです。
こういった意味であんまり出したくなかったデータじゃなかったのかな〜? と思わずにはいられませんね・・・
まぁ公開しちゃったもんは仕方ないのでスミからスミまで舐め回して楽しむしかありませんがw
※41
<防衛省が施したという情報保全のための加工の形跡はどなあたらにみえるのでしょうか?
単純に音声化しただけで元の電波情報がかなり変容してしまっているでしょうので、それだけでも保全処置といえますね。
他にも周波数分解能を下げたり、ある周波数領域を意図的に排除したりすることが考えられますが、自分にはそこまでは分かりませんでした。
※45
<電波ポッピングの追跡出来たら面白いな~
スペクトログラムのウィンドウサイズ256で音声周波数8500ヘルツのあたりを対数表示で見てみると数表示すると数ミリ秒ごとに強弱のついた反応が見られますね〜
周波数ホッピングなのか短パルスの連続なのか分かりませんが、見ているとなかなか面白い波形です♪
<まぁ荒れますよね...
どちらかというと政治的な話というよりもESMについての話が白熱している感じなので、そこら辺はこのサイトのコメント欄の皆様に感謝ですわ〜
※48
<P–1の富士重案か三菱案に可変翼に加えて自衛用としてバルカン砲や対空ミサイル積んだのとかあったけどこういう事態も考えての設計だったんかなって
対潜哨戒や警戒監視活動でも相手から攻撃される可能性は高いですからね〜
何らかの自衛手段を持つのは当然として、出来れば敵艦隊が守る要点のど真ん中に超高速で突っ込んでソナーと爆雷を落とした上、迎撃に来た敵機を返り討ちにするぐらいの機体が欲しかったでしょうねw
やっぱり有事に備えてASM-3を内部搭載できるステルス哨戒機を配備しないと(使命感
海自にはそれに当たる部隊は無いのでしょうか?
<海自にはそれに当たる部隊は無いのでしょうか?
岩国基地の海自第31航空群に電波情報の探知・収集を目的とした多用途機EP-3を装備した第81航空隊と、電波妨害下での訓練を行う多用機UP-3Dを装備した第91航空隊が編成されています。
参考:岩国航空基地:部隊の紹介
http://www.mod.go.jp/msdf/iwakuni/about/unit/81fs.html
http://www.mod.go.jp/msdf/iwakuni/about/unit/91fs.html
この部隊と装備については公式では情報が少ないですが、こちらのプログで過去に説明記事を投稿しています。
よろしければご覧ください(ダイレクト・マーケティング
「P-3C改造機OP-3CとEP-3、そして海自の秘密(?)情報収集部隊第81航空隊について」
http://gunji.blog.jp/archives/1070900552.html
「海自の電子戦訓練支援機UP-3DとU-36A、そして謎の(?)第91航空隊」
http://gunji.blog.jp/archives/1070978155.html
誤字脱字氏のこの論考も大変興味深く拝見し、参考にさせていただき、ブログ記事を書いたので報告します。
レーダー照射問題の真相を今一度考える
https://syakai-no-mado.hatenablog.com/entry/2019/02/05/235000
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