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始めに紹介するヘリコプターは合衆国空軍のHH-60Gです。
合衆国空軍が陸軍のUH-60を改修して捜索救難仕様にしたHH-60Aに始まり更に空軍向けの改修を重ねた捜索救難ヘリコプターです。
滞空時間延長の為空中給油ブロープを備え、乱気流に対応する為気象用ドップラーレーダーと夜間の捜索救難活動に対応する為FLIRを装備しているのが特徴です。
合衆国空軍のUH-1Fです。
主に連絡用に運用されていますがエンジンをHH-3Eと共通のT58-GE-3換装しており、1964年から運用しています。
後継としてAW-139の空軍向けモデルMW-139の採用が発表されましたがキャビンの居住性や整備されたヘリパットでの運用がメインだとすると妥当な所ではないでしょうか。
ちなみに画像は去年のものです。
連絡機のUC-35です。
セスナ・サイテーションの軍用連絡機モデルで”まりんこゆみ”ではユミ・ナグモ上等兵の初通訳の仕事で普天間ー横田間の往復に使われました。
(漫画ではT字尾翼ですがおそらくC-12と一部混ぜたものと思われます。)
航空自衛隊のUH-60Jです。
任務は合衆国空軍のHH-60Gと被りますが長時間の洋上飛行を想定し、また導入当時は空中給油機を運用していなかった為大きな増槽が取り付けられているのが特徴です。
増槽は高い位置に吊り下げられており、側方視界の確保を実現しています。
航空自衛隊のCH-47JAです。主に物資
輸送用として運用されています。
陸上自衛隊のCH-47Jは輸送任務の他陸上作戦の支援を行い、陸上自衛隊のヘリボーン運用の中核を担います。
AH-1Sは世界初の攻撃専用ヘリコプターの自衛隊向け派生型で元はイロコイの設計変更で誕生した機体ですが細身の胴体で構成される”コブラ”は2018年現在でも世界中で運用される攻撃ヘリコプターの代表的存在です。
陸上自衛隊のUH-60JAは元はUH-1H/Jの後継計画での導入でしたが捜索救難装備の多用途ヘリコプターという合衆国でもやらない無茶な計画はUH-1Jと併せての運用に落ち着きました。
しかし汎用ヘリコプターとしては不釣合いなほどの夜間運用能力や高度な航法機材による長距離洋上飛行能力は全天候能力が必須となる現代特殊作戦や離島防衛を重視する現在の陸上自衛隊にとって無くてはならない存在となっています。
今年春から横田に配備され始めた捜索救難用のCV-22です
このCV-22はアメリカ空軍特殊作戦コマンド第27特殊作戦航空団第27特殊作戦群第20特殊作戦飛行隊に所属し、2008年からCV-22を受領し運用しています。
合衆国海軍のMH-60Rです。SH-60Bから対潜戦・輸送能力が強化されています。
航空自衛隊のU-125Aです。長距離飛行・捜索能力で捜索救難を支援します。
T-4はイルカを思わせる外観から”ドルフィン”とも呼ばれる国産練習機で飛行教育の他連絡任務や開発支援・情報収集任務等で活動しています。
良好な操縦性を活かして戦技研究機としてブルーインパルスにも配備され、合衆国空軍の50周年記念に伴う初の海外遠征や長野オリンピックでも活動し、東日本大震災の影響で一時芦屋に疎開しつつも現在では松島基地に戻り各地の展示飛行で精力的に活動しています。
航空自衛隊のF-15JもF-2と共に展示されました。
航空自衛隊のF-2戦闘機はF-16譲りの機動性と対地攻撃・対艦攻撃支援能力を以って全自衛隊の航空支援の中核を担います。
青を基調とした特徴的な迷彩は対艦攻撃を目的としたものですが現在ではスタンドオフ兵器の運用能力を付与され、離島防衛においても地上部隊への近接航空支援任務において活躍が期待されています。
合衆国空軍のF-16は単座のC型と複座のD型が展示されました。
A-10は大口径機関砲である30mmGAU-8が特徴の単座攻撃機です。
A-10はF-16と共に韓国の烏山空軍基地からの参加です。
第7空軍第51航空群第51作戦団第25戦闘飛行隊に所属する単座対地攻撃機で国連軍及び韓国軍の朝鮮半島における航空作戦を支援します。
今年春から配備を開始したCV-22部隊に直接寄贈したイラストを紹介して2018年度横田基地フレンドシップデイ見学レポートを終わりとさせて頂きます。最後までご覧いただきありがとうございました。
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コメント
凄いのがセミモノコック構造がぶった切られてるとこにこんなのとかT字尾翼の土台があるんだよな〜設計苦労するよな〜
冒頭の消防車がとってもアメリカンでとってもカッコいいと思いました(小学生並みの感想
CV-22の一般公開は今年の横田が日本初かな?
機首に色々と付いているのがええ感じ。
しかし空軍のCV-22、2012年の「世界の名機シリーズ V-22オスプレイ」だと空軍の特殊部隊用で戦闘探索救難はついでみたいな扱いだったけど、横田のCV-22は戦闘探索救難が前面に押し出されているのね。
厳しい東アジアの情勢や地形と日本国内の世論を意識した面もあるだろうけど、オスプレイが確実に実績を積み上げてきた点も無視できないだろうな。
自衛隊への導入も間近に迫っているし、この前にはV-280が初飛行に成功していた。
ティルトローター機が今後の空の主要な航空機になる日は近いのでは無いだろうか(なお価格と整備性は無視するものとするorz
そして最後の可愛い子の絵は直筆か〜 もしかして立川の最後にあったAH-1娘も海猫氏の作品か⁉
両方とも機体の特徴を捉えつつカッコカワイイ感じで上手くかけてますね♪
よし、このまま日本文化を世界に広めて文化勝利を目指そう(Civilization並の発想
調べてみたら装備している機体もあるので、調達時期によって違いがあるのかなワニ。
スタンドオフ兵器はないぞ
HH-60やUH-60の空中給油プローブって、飛んでるのを見た時にはそんな印象はありませんでしたが、駐機状態で人間と比べると、すごく・・・大きいです・・・(違)
CV-22は機首の各種センサ類と海兵隊機より暗い空軍迷彩が特殊作戦機っぽくていいですねえ。
※3
言われるまで気づきませんでした(汗)
陸自のUH-60JAにはWSPS付いてるのに何故でしょうね。
そんなに高価なものではありませんし、空自救難機のミッション上、装備していた方が安心だと思うのですが。
またご覧いただきコメントまで感謝の極みであります。
ちなみに絵は自作であります。贈ったところ
「Thank you!!ヽ(>∀<)ノ」と反応が貰えて恐悦至極でした。(雨の予報に備えてラミネート仕様)
wsps個人的にはワイヤーカッターと覚えていたのですが実は立川防災航空祭レポートのひとつめの記事AH-1Sが並んで飛んでいる所でwsps付きと無しがそれぞれ並んでいるシーンがあるのでまあ予算とか手続きとかその辺では無いでしょうか。
コブラだとナイト型と非ナイト型でも変わってくるのかもしれません。
ちなみにあれってワイヤーから自機を守る装備という認識なのですがあれにワイヤーをヒットさせるのってえらい難易度というか物凄く難しそうというか....。あるいはあくまでも御守りがわり位の物なのか。
自分自身その辺フワフワしているのが現状の認識です。
整備の都合上外したのか、必要に応じて取り付ける扱いなのか...
いずれにしても付いてた方が安心ですよね。
イラストは海猫様の自作なんですね。
兵器萌キャラ化伝道活動も順調なご様子で素晴らしい!
WSPSはMagellan Aerospace社の商品名なので、一般名詞としてはワイヤーカッターでもよろしいかと。
装備機と非装備機の差はやはりランニングチェンジなんですかね~。
そういえば、AH-1Sのレーダ妨害装置JALQ-L1送受信アンテナの位置なんかも途中で変わってますね。
WSPSの基本構成はアッパーカッター・ロワーカッター・ウィンドシールドディフレクターの3点からなっておりまして、送電線等が機体に接触するとずるりと上下へ逸らされ、最後は鎌状のカッターで切断されて、メインローターや降着装置への被害を回避するという仕掛けになっています。
なので、ピンポイントでカッターに直撃させる必要はない訳です。
実際にWSPS装備のヘリが高圧送電線や木材運搬用ワイヤにぶつかった事例をみても、機体は墜落どころか軽微な損傷で済んでいますので、十分に費用対効果のある装備だと思います(周辺一帯の停電等は考慮外)。
途中送信失礼
AGM-154がスタンドオフという名称を持ってる以上射程が93km以上の対地・対艦及びAAM4-B運用能力を付与されている改修F2はスタンドオフ能力を持っていると言えるが?
ありがとうございます。
実は最近メーデーの影響でJTSBの事故調査報告書にハマっていた時送電線に衝突して墜落した民間のシュペルピューマの事故を読んでいたので確かにワイヤーカッターはあると良いですね。
ちなみに話は逸れますがJTSBの事故調査報告書も構成が"事故パート"と"検証パート"で別れていてメーデー民には読みやすく
例えば"検証パート"の後半に原因が纏められているのでやや"尺推理"がしやすかったり。
(いつかメーデー形式でJTSBの事故報告書解説動画をニコニコで作れたら良いな~と企んでいたりします。
"これは実際に起きた事故であり、JTSBの事故調査報告書に基づいて構成しています。")
ありがとうございます。
実は最近メーデーの影響でJTSBの事故調査報告書にハマっていた時送電線に衝突して墜落した民間のシュペルピューマの事故を読んでいたので確かにワイヤーカッターはあると良いですね。
ちなみに話は逸れますがJTSBの事故調査報告書も構成が"事故パート"と"検証パート"で別れていてメーデー民には読みやすく
例えば"検証パート"の後半に原因が纏められているのでやや"尺推理"がしやすかったり。
(いつかメーデー形式でJTSBの事故報告書解説動画をニコニコで作れたら良いな~と企んでいたりします。
"これは実際に起きた事故であり、JTSBの事故調査報告書に基づいて構成しています。")
<スタンドオフ兵器はないぞ
<改修F2はスタンドオフ能力を持っていると言えるが?
いまいちそこら辺がスッキリしなかったので調べてみたら・・・
最近にわかにスタンドオフ兵器として注目を集めたAGM-154 JSOWの”JSOW”って部分が”Joint Standoff Weapon=統合スタンドオフ兵器”の略語で、スタンドオフ兵器を固有名詞として使うとAGM-154 JSOWを表すように思われる。
一方でAGM-154以前にすでにスタンドオフ兵器というのは一般名詞として扱われており、「軍事版初心者質問スレまとめ」では
Q:雑誌を読んでいて「スタンドオフ兵器」という言葉を良く見かけるんですけど、どのような兵器なのでしょう?
A:stand off(離れている、~を避ける)。 相手の対抗手段より射程の長い兵器という意味。
という2002年の回答が載っているので、相当以前から広く使われていたことが見受けられる。
じゃ自衛隊ではどうかというと、「防衛白書の検索」で「スタンドオフ兵器」で検索しても結果は無し、代わりに「スタンドオフ」で検索すると
「スタンドオフ・ ミサイルAS-6(キングフィッシュ)」
「スタンドオフ・ ミサイル(相手の対空兵器の射程外から対艦攻撃が可能なミサイル)」
というのが見つかり、さらに99式空対空誘導弾(改)の政策評価書には「99式空対空誘導弾に比べ、スタンドオフレンジを 延伸させる」、新空対艦誘導弾(XASM-3)の政策評価書には「スタンドオフ能力を有する新空対艦誘導弾を開発」などの使用例が見られる。
つまり改修F2はスタンドオフレンジを延伸させたAAM-4Bを保有し、スタンドオフ能力を有するXASM-3の装備も間近だが、自衛隊の話でスタンドオフ兵器とだけ書くとAGM-154 JSOWだけを示すと理解する人もいるわけで・・・
うん、まぁ、面倒だから別にええやん って思わないでも無い話だな(´・ω・`)
こう行ったイベントレポートは大変ありがたいです。
話はそれてしまいますが、LAV改の公開資料が見つかりました。車長は4.9mまで延長のようです。
https://drive.google.com/drive/mobile/folders/0B8KVYt57g6q_MUk1V09wbjlsUkE/0B8KVYt57g6q_U3NBV19QVl9uWGs/18GUvRqmI8t2JmYVxpE90U5yzsCgPuDEL/0B8KVYt57g6q_aXpmNUJ2cHdDNjA/0B8KVYt57g6q_YWg3aEd6NUJhTnM?sort=13&direction=a
ありがとうございます!!ヽ(゚∀゚)ノ!
めっちゃこういうの待ってました!読み応えありそうです!
概略図を見る限りではロシアのティーゲル歩兵機動車を意識したような設計ですかね。
余裕を持たせた設計だと用途別に派生型も造れそう。
また気になるのが小松と三菱両方から調査報告書が出ていて取り巻く環境から恐らく軽装甲機動車の後継型を模索しているものだと思いますが三菱がMAV事業を進めるなら小松=サンが次世代の軽装甲機動車事業を進めるかもしれませんね。小松=サンの汚名返上になれば良いのですが。
ちなみに投稿させていただいていた陸上装備研究所の見学レポートについて今日掲載されるとの事です。
ふたばに寄稿した内容に似ていますがこちらは未公開の画像もあり一部スレで得た知見を取り入れて完成度を高めたものなのでこちらもご覧いただけると幸いです。
個人的にはスタンドオフ兵器運用能力の定義として(目標対象の射程外もしくは視程外から攻撃可能で"アウトレンジ攻撃能力"に対し自立誘導もしくは味方の支援により投射母機が捕捉を中止しても命中を期する能力を強調した表現)という認識で
JDAMやスナイパーXRターゲッティングポッド・LJDAM対応改修からそのように説明させていただきました。
ただ視程外AAMやASM運用を考えると"付与された"というより"能力を有し"かもしくは
"対地スタンドオフ兵器運用能力を付与された"という表現が適切だったかもしれません。
それとふたばのスレが消えてしまったので海猫さんのさらなる記事提供をこちらで全裸待機しまつw
それにしても情報請求でくれる紙って明らかに無駄なところまで黒塗りが鬱陶しいな
野党の海苔弁批判じゃないけどさw
皆さんが気になる新小銃の開発要求を見ると黒塗り多いですが、ストック伸縮、頬当て稼働などわかりますし、直接は書いてませんが、バースト機能をつけると読み取ることも出来ます。
人様のgoogleドライブですが、その他の公開資料もありますので読んでみて想像・妄想すると面白いかと思います。
https://drive.google.com/drive/mobile/folders/0B8KVYt57g6q_MUk1V09wbjlsUkE
「第二次大戦中の米陸軍のM1」よりは混乱しないと思うワニ。
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