第6回「破片効果」にまつわる薀蓄いろいろ

文:nona

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投稿者撮影。自衛隊のM26手榴弾はあらかじめ破片ができやすいように調整されている。
有効距離は5~15mとする資料が多い。

 榴弾(High Explosive)といえば爆発で敵を殺傷する兵器ですが、爆風よりも弾殻の破片が恐ろしいものであることは、諸兄にとってはおなじみかと思います。火薬兵器が登場したのは約1000年前のことですが、破片効果が爆発そのものよりも危害範囲に優れることに気付いた先人達は「てつはう」や「焙烙玉」など手榴弾の先駆けとなる武器を発明しました。そして現代までに榴弾がどう進化したか、各種資料を交えて紹介いたします。

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