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軍事系まとめブログ

軍事・防衛ネタを中心としたおーぷん2ちゃんねる、ふたばちゃんねる等のまとめブログです。 政治的議論に深入りせず知識欲を満足させるようなブログを目指します。

    カテゴリ: 軍事関連書籍 書評・紹介

    『「砲兵」から見た世界大戦: ――機動戦は戦いを変えたか 』
    パンダ・パブリッシング
    古峰文三 (著)


    「砲兵」から見た世界大戦: ――機動戦は戦いを変えたか (WW2セレクト)


    文:誤字 様

     
    大砲を扱う砲兵、それは「戦場の女神」と称される一方、その活躍が取り上げられることは少なく、書籍やファクションでは自然現象のごとく唐突に砲弾の雨を降らす舞台装置のような扱いを受けることも多々あります。

     単独で取り上げられることの少ない、地味で重苦しく目立たない砲兵ですが、しかし砲兵は登場以来その火力で戦争と戦場をダイナミックに変化させてきました。

     特に20世紀の二つの大戦では砲兵が取り扱う膨大な数の大砲が生み出した火力戦が戦争の様相を左右し、また戦車や航空機などの新兵器のあり方にも多大なる影響を与えるなど大きな存在感を見せるのです。

     本書では砲兵視点で20世紀の二度の世界大戦を語る事により、この目立たない女神が戦場に与えた様々な影響を明らかにしています。

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    『F-16 エースパイロット・戦いの実録』
    柏書房

    Dan Hampton (原著)、上野 元美 (翻訳)

    F‐16―エース・パイロット 戦いの実録

    文:誤字 様

     地対空ミサイル(SAM)は登場以来各種航空機の脅威であり(1)、軍用機はこれをなるべく避けて戦うべきなのですが、当然軍用機が攻撃したい重要拠点にはレーダーや防壁を組み合わせた強固なSAM陣地が多数構築されているので、SAMを避けてばかりいては航空機が活躍する機会は大きく減じてしまいます。

     そこで現代空軍では敵のSAM陣地を無力化、あるいは破壊する敵防空網制圧 (Suppression of Enemy Air Defence: SEAD)や敵防空網破壊(Destruction of Enemy Air Defence:DEAD)という任務の重要性が増しているのですが、この新しい任務は日本では馴染みが薄い事もあってその実相があまり知られていません。

     今回紹介する本はそんなSEAD/DEAD任務を中心的に行う米空軍部隊、通称ワイルド・ウィーゼル(2)の一員として湾岸戦争やイラク戦争に従軍し、数々の危険な任務を遂行したF-16パイロット、ダン・ハンプトン空軍退役中佐の『戦いの実録』です。

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    『イラン空軍のF-14トムキャット飛行隊』
    大日本絵画
    Tom Cooper (原著)、Farzad Bishop (原著)、 平田 光夫 (翻訳)

    イラン空軍のF-14トムキャット飛行隊 (オスプレイエアコンバットシリーズスペシャルエディション)

    文:誤字 様

     
    米海軍の可変翼戦闘機F-14トムキャットはその独特なフォルムから某映画の主役機になったり某アニメの変形ロボのモデルとなったりと大変人気のある戦闘機ですが、複雑な可変翼と艦隊防空戦闘機というその特徴から採用国はわずか二カ国に限られます。

     一つは開発国であるアメリカ海軍、そしてもう一つが今回紹介する本の主役、現在も現役の『イラン空軍のF-14トムキャット飛行隊』です。

     これまでイラン空軍のF-14については導入直後に生じたイランイスラム革命とそれに続くイラン・イラク戦争の混乱により限られた情報しか伝わっておらず、西側メディアで得られる話はほとんどがその活躍を否定するものでした。

     しかしながら本書の著者は「現役及び退役イラン軍F-14パイロットとRIO(レーダー迎撃士官)、そして元イラク空軍士官たちへの徹底的なインタビュー」によりこれまで伝えられたことが「真実というよりも想像の産物」であり、イラン空軍のF-14が本家米軍に勝るも劣らぬ驚くべき戦歴をあげたことを明らかにしています。

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    『ヒトラーの特攻隊——歴史に埋もれたドイツの「カミカゼ」たち』
    作品社
    三浦耕喜 (著)


    ヒトラーの特攻隊――歴史に埋もれたドイツの「カミカゼ」たち

    文:メッサー 様

     大戦末期のドイツに存在した航空特攻部隊「エルベ特別攻撃隊」についてまとめた本です。著者は中日新聞のベルリン支局特派員の三浦耕喜氏。彼はドイツでこの部隊の存在を知ってから関係者へインタビューを行い、それを基にこの本を執筆しています。
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    『生きている兵隊【伏字復元版】』 (中公文庫)
    中央公論新社
    石川 達三 (著)


    生きている兵隊 (中公文庫)

    文:YSW 様

     紹介欄の本が軍略や戦略など手の出し」にくい堅めの本が多いため柔らかめ(?)で有名なこの小説を紹介させていただきます。

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    『大砲とスタンプ』
    講談社
    速水螺旋人 (著)

    大砲とスタンプ(1) (モーニングコミックス)  

    文:誤字 様

     「素人は戦術を語り、玄人は戦略を語り、プロは兵站を語る」と言われますが、この漫画は珍しい兵站が主題の戦争漫画です。

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    『バルト海のほとりにて―武官の妻の大東亜戦争』
    朝日新聞社
    小野寺 百合子 (著)

    バルト海のほとりにて―武官の妻の大東亜戦争 (朝日文庫) 

    文:名無しさん 様

     ストックホルム和平工作で知られる小野寺武官の妻による本
    駐在武官は夫婦で暗号管理などをしていた事もあり、駐在武官の活動の実情を知ることができる一冊
    ストックホルム和平工作の詳細な経緯、スパイ活動の実態、正確な情報を入手してもつぶされる状況など興味深い
    中でもほとんど知られていないフィンランド独立維持にかかわる北極星作戦の内容がうかがい知れる貴重本

    『普及版 太平洋戦争とは何だったのか』
    草思社
    クリストファー ソーン (著)

    普及版 太平洋戦争とは何だったのか 

    文:名無しさん 様

     文字通り普及版 太平洋戦争とは何だったのか?と考える上で目から鱗の決定版
     太平洋戦争を語る上で日米関係や戦略にのみ限られがちだが、この本は東南アジアやインド、ドイツに占領された国も含む欧州各国、指導者から市民、政治経済は勿論の事社会情勢に至るまで網羅
     多面的多角的な的な視点で太平洋戦争とはなんだったのか理解をしようと進めていく
    前提として大量の予備知識基礎知識が要求され、明確に答えを出しているわけでもないので理解するのは非常に大変ではあるが、戦争戦略の範囲を超えて太平洋戦争というものを知る上で大きな手助けとなる本
     一回読んだくらいでは終わらない
    何度も何度も読み返している

    『バトル・オブ・ブリテン―イギリスを守った空の決戦』 (新潮文庫)
    光人社
    リチャード ハウ (著)、デニス リチャーズ (著)

    バトル・オブ・ブリテン―イギリスを守った空の決戦 (新潮文庫) 

    文:名無しさん 様

     地の利がよく言われる戦いではあるが、やはり人があってのものだと感じられた
    崖っぷちに追い詰められなけなしの人と物でドイツに対抗していくイギリスのお話
    いかにして本土を守るか、同じ島国として日本の事も考えさせられる一冊

    『サボ島沖海戦―米海軍史上最大の敗北』 (光人社NF文庫)
    光人社
    リチャード・F. ニューカム (著)

    サボ島沖海戦―米海軍史上最大の敗北 (光人社NF文庫) 

    文:名無しさん 様

     前述の硫黄島と同じ著者によるノンフィクション
    内容は日本側呼称第一次ソロモン海戦のもの
    日本では従軍記者による本が有名だが、こちらの方が俯瞰的、詳細に描かれており読みごたえがある
    アメリカ側の失態、反省点に重点をさく
    日本軍大勝利なのでぶっちゃけ気持ちよかったり

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