無題Name名無し22/01/03(月)15:06:34 No.533169
http://may.2chan.net/39/src/1641189994379.jpg
潜水艦 カッペリーニ号の冒険
1月3日 21時より フジテレビ
https://www.fujitv.co.jp/DramaCappellini/
第二次世界大戦時、イタリアから日本に派遣されたマルチェロ級潜水艦 コマンダンテ・カッペリーニのお話…らしいのですが、吉川氏が監修されているとの事
ストーリーはいつもの月9戦時ドラマっぽい雰囲気ですが、セットはなかなか気合いが入ってそう
無題Name名無し 22/01/03(月)15:22:05 No.533170
http://may.2chan.net/39/src/1641190925271.jpg
ストーリーにはあまり期待しないでおきましょう…
無題Name名無し 22/01/03(月)15:54:20 No.533173
>ストーリーにはあまり期待しないでおきましょう…
6行目くらいまではわりと面白そうなのに
そっから突然昼メロになってグダグダwwww
無題Name名無し 22/01/03(月)15:44:11 No.533172
http://may.2chan.net/39/src/1641192251623.png
事前情報を見る限り、接収の経緯及びUIT24時代のお話はバッサリとカットされてそうだけど
CGモデルはいつ頃のカッペリーニがモデルになってるんですかね
無題Name名無し 22/01/03(月)18:55:01 No.533179
題材には惹かれるんだが予告映像からは何一つ期待できない
まぁ放送後にイタリア軍おじさんが色々ご教示下さるだろうから
それ目的で見るか
無題Name名無し 22/01/03(月)23:40:45 No.533185
全体的に言動がネイビーの
オフィサーらしからぬかな?
台本がねぇ マァ今まで知られぬ
事に光をあてたのは良いが
イタリアの駐在武官の感想は如何に?
無題Name名無し 22/01/04(火)01:17:37 No.533201
台詞回しとか脚本的な粗はおいといてお正月のホームドラマにしては考証を相当頑張ってた方ではなかろうか
分からなくて崩してるというより分かったうえで崩してる部分が多かった印象がある
わざわざ見返すもんでもないけど見逃し配信貼っとくね
https://tver.jp/corner/f0093908
無題Name名無し 22/01/04(火)02:46:27 No.533203
「戦争はやっちゃいかん」結論ありきの反戦ドラマよりコメディとして面白かったよ
イタリア人俳優がいい味出してた
無題Name名無し 22/01/04(火)02:21:44 No.533202
年始にレッドオクトーバーの無料放送やってた
流石に今の目で見ると厳しいけど面白かった
無題Name名無し 22/01/04(火)02:49:07 No.533204
レッドオクトーバ-って、CGを使わないアクション映画の最後の世代だからね
現代のCG全盛の映画と比べると、古臭く見えるかもしれんが、当時としては最高のリアリティだったのだ
潜水艦レッドオクトーバーの艦内シーンも、回転する台座の上に潜水艦のセットを組んで撮影した
作中で、潜水艦が舵取りを切るたびに役者の身体が傾いたり、マグカップが机から滑り落ちたりするシーンがあるけど、あれは本当に傾いているのだ
現代で似たような撮影をしてるハリウッド映画って、クリストファー・ノーラン監督くらいしかいないから残念だ
「インセプション」のホテルが傾くシーンを見てて、潜水艦映画に通じるものを感じた
無題Name名無し 22/01/04(火)10:55:24 No.533215
>潜水艦レッドオクトーバーの艦内シーンも、回転する台座の上に潜水艦のセットを組んで撮影した
>作中で、潜水艦が舵取りを切るたびに役者の身体が傾いたり、マグカップが机から滑り落ちたりするシーンがあるけど、あれは本当に傾いているのだ
それは知らんかった
原作でキャタピラーの設定を聞いてワクワクしてたのに
後にフィクションだったと聞いてガッカリしたな
無題Name名無し 22/01/04(火)03:40:41 No.533206
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ラミウス艦長の魚雷に突っ込んでいく戦術で沈黙の艦隊を思い出した。
湿っぽいシーンやシリアスなシーンも無くて純粋に技術と智力でぶつかるだけの今でも何度も見られる大好きな映画。
しかも一つの映画に電磁推進・対潜戦・艦隊戦術からヘリコプター運用・DSRVまでの全てが詰まっていて、対潜戦も空・艦・潜対潜水艦戦闘の殆どが詰まっているという構成。
無題Name名無し 22/01/04(火)04:32:47 No.533211
>ラミウス艦長の魚雷に突っ込んでいく戦術で沈黙の艦隊を思い出した。
というか、レッドオクトーバーの演出手法を「沈黙の艦隊」がパクッ…いやオマージュしただけだ
沈黙の艦隊って古今東西の戦争映画のいいとこどりした作品だからな
無題Name名無し 22/01/05(水)00:00:45 No.533261
>魚雷に突っ込んでいく戦術
「ニミッツ・クラス」で主人公が降りた後のキロ級が採った戦術
無題Name名無し 22/01/04(火)11:32:19 No.533218
http://may.2chan.net/39/src/1641263539957.png
レッドオクトーバーのように艦内を通る方式ではないけれど、新しめの原潜でポンプジェット推進採用しているのはそこそこ多いよね
シーウルフ、ヴァージニアにボレイや095辺り
海自のたいげい型もスクリューブレードからリム駆動推進になるかもしれないそう
20ノット以上の潜水艦的に高速域だとキャビテーションが出ず低騒音で高効率ってのは事実だから安心して(?)
無題Name名無し 22/01/06(木)22:44:36 No.533345
> スクリューブレードからリム駆動推進になるかも
プロペラシャフト製造メーカーのお仕事が
無題Name名無し 22/01/04(火)12:28:29 No.533219
沈黙の艦隊って駆け出しの頃の大石英司が関わってるんだよな
フローティングアンテナをスクリューに絡ませるとか
海底火山で魚雷から回避するとか、潜水艦を垂直にするとか
無題Name名無し 22/01/05(水)10:50:43 No.533280
いっそ軍隊描写ほとんどなしで、日伊同居生活のドタバタだけ描けば良かったのにと思った
戦後日本人的な付け焼刃の知識で軍隊描写するから違和感がひどい
この感覚は「硫黄島からの手紙」の違和感と共通で軍マニアとしては受け入れがたく感じた
代表例は防火訓練に参加し市井の通行人女性を殴ろうとする海軍少佐ね
「硫黄島から」の憲兵と同じ役割であり得なさ過ぎる
無題Name名無し 22/01/05(水)12:43:22 No.533281
以前に角川さんだったかが演出論を語ったときに「一から十まで全部説明しようと、描写しようとするから全部中途半端になって結局視聴者に届かない。いかに不要な部分を切り捨てられるのかが重要」なんて趣旨のことを言っていたなー(確かガルパンを指してw)
確かにつまらない作品ほどいろんな要素をぶっこんでくる傾向あるよねー
無題Name名無し 22/01/05(水)12:55:24 No.533282
>「一から十まで全部説明しようと、描写しようとするから全部中途半端になって結局視聴者に届かない。いかに不要な部分を切り捨てられるのかが重要」
いや、これは正論なのよ
だから上手い演出家は、「台詞」ではなく「映像」で状況を説明するのよね
「プライベート・ライアン」の最初の20分や「1917命をかけた伝令」の疾走シーンが良い例だが、台詞らしい台詞は一切ないのに、戦場の緊迫感がよく伝わってくる
一方で日本映画は(角川映画を含め)、全ての情報を台詞で伝えようとする傾向があるから、視聴者の処理能力が飽和してしまう
この辺りが日本映画の衰退の原因じゃないかと俺は勝手に思ってる
無題Name名無し 22/01/06(木)21:02:27 No.533342
>一方で日本映画は(角川映画を含め)、全ての情報を台詞で伝えようとする傾向があるから、視聴者の処理能力が飽和してしまう
最近のドラマでもそういうの有るよね…監督は役者や演出の機微でどうにかできないの?…と
漫画やアニメなら客層若めだったりそもそもそこまで盛り込み辛いから
まだアリだと思うんだけど実写作品だとちょっとね…
無題Name名無し 22/01/06(木)22:25:17 No.533344
>最近のドラマでもそういうの有るよね…監督は役者や演出の機微でどうにかできないの?…と
「説明不足」「ドラマとして盛り上がらない」等々
マニア的なこだわりなんて知った事ではなく視聴者やスポンサーの偉い人から思いっきり叩かれます
ミリタリーではなく大河だけど平清盛でリアルな平安時代再現しようとしたら
画面が汚い我々を馬鹿にしてるとコラボした県の県知事から思いっきり怒られましたし
無題Name名無し 22/01/09(日)07:57:36 No.533470
>大河だけど平清盛でリアルな平安時代再現しようとしたら
>画面が汚い我々を馬鹿にしてるとコラボした県の県知事から思いっきり怒られましたし
信長キングオフジパングはリアル志向の演出が空回りしていたと思うけど
(当時の技術レベルに合わせて夜の会話劇してみたら照明の明るさが全く足りず、真っ暗で何も見えないw)、平清盛は明らかに妙な悪意のある作品だったから苦情で炎上するのは仕方ないかな
当時の言葉にはない「王家」連発したり、乾燥した荒野で戦う西部劇じゃあるまいし砂煙がまったり、清盛の無頼感を出したかったのかもしれないが、夜盗のような小汚い格好で殿上に上がろうとしたり、もう滅茶苦茶だったよ
無題Name名無し 22/01/07(金)17:41:23 No.533375
>全ての情報を台詞で伝えようとする傾向があるから、視聴者の処理能力が飽和してしまう
A:「まもなく潜航深度限界です!」「限界を超えたら圧壊するかもしれないし本当にヤバイぞ!」「限界超えました!」
B:「・・・・・(軋み音)」「・・・・・まずいな(圧壊深度を指す深度計を見ながら)」
みたいな?
無題Name名無し 22/01/08(土)01:44:07 No.533392
>みたいな?
いや、専門知識を説明するのは別に構わないのよ
(もっとも、それも短ければ短い方が良いが)
例えば、火星に置き去りにされた宇宙飛行士のサバイバルを描いた映画「オデッセイ」は、専門知識は上手い手法で解説されてたな
専門知識は、原作小説では地の文で長々書かれてるだけなのだが、映画の主人公に会話相手がいない。まして精神病みたいに、独り言をぶつぶつ呟かせる訳にはいかない
そこでリドリー・スコット監督は、「主人公が遺書代わりに自撮りしているビデオメッセージ」という形で、専門知識を解説する事にしたのである
主人公の悲壮感が一層深く描ける、上手い演出だと感心したわ。…まぁ、そういう手法もあるね
…いや、そういう話ではなく、ハリウッド一般の会話劇の少なさというのは、登場人物たちの内面の表現の話ね
例えば、主人公が暗い部屋に入った時に、わざわざ「暗いな…」と台詞で言う必要は無いのである
さらに、主人公が電灯のスイッチを無言でぱちぱち押して諦めれば「停電」だと分かるし、宙に埃を舞わせれば「長く放置された廃墟」だと分かるし、吐く息が白ければ「寒さ」が分かる
これが台詞ではなく映像で表現すると言う意味だ
無題Name名無し 22/01/08(土)12:31:30 No.533409
>みたいな?
AB妥協案としては居合わせた素人に説明するとか?
記者だと素人は黙っとれで一喝されそうだから偉い人の孫娘とかならヒロイン枠も兼ねていいかも?
部外者ならではの斬新なアイディアで状況を打開できればなお良し
無題Name名無し 22/01/08(土)23:37:08 No.533448
テレビドラマにそこまでの演出期待するほうが間違ってる
劇場映画と違って大多数の「猿」相手の商売なんだしわかり
やすくしないと見てもらえない
無題Name名無し 22/01/09(日)00:08:10 No.533451
>AB妥協案としては居合わせた素人に説明するとか?
なかなか良いアイディアだと思うぞ
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」がまさにその方式だな
あるときチャーチルが、フランスに取り残された英軍部隊を見捨てると発言したとき、彼の秘書を勤める女性秘書(主人公)が動揺するというシーンがある
そんな秘書を見かねたチャーチルは、彼女を本来立入禁止の最高司令部の指揮所に連れて行き、作戦状況図を見せつけ、どれだけ戦況が絶望的かを説明する
これは主人公の混乱を鎮めるだけでなく、同時に、主人公に感情移入している視聴者に状況を説明し、作中の世界観にぐっと引き込むという効果もあるのよね
これはなかなか上手い演出だと思ったわ
というか、「組織」や「国家」を扱う映画だと、大抵の場合、入社したての新人など「傍観者」を設定するのが古典的手法なのだ
「ハクソー・リッジ」のアンドリュー・ガーフィールドとか、「メンインブラック1」のウィル・スミスとか、「ゴッドファーザー」のアル・パチーノも大体そんな立場だ
王道は良い
無題Name名無し 22/01/07(金)05:22:01 No.533359
画像保存し忘れたけど
日米露の戦争映画のシーン比率で
日本は殆どの時間役者の会話シーンが占めて戦闘は2割以下
米国は戦闘シーンと戦闘シーンなどがバランスとれていて
ロシアは9割以上が戦闘だとかの画像がmayに貼られてたの思い出した
無題Name名無し 22/01/07(金)06:45:23 No.533360
まぁ正直、戦闘シーンは実写にせよアニメにせよ、お金が掛かるから仕方ないわな
監督とプロデューサーがどれだけスポンサーから金を集められるかが成功を左右するが、日本にはそれが出来る人材がいないのだろう
とはいえ欧米でも金のない映画は悲惨だ
例えば「エリザベス:ゴールデン・エイジ」や「キング・アーサー」なんて観ててガッカリした
映画の大半は、箱庭のような屋内での会話シーンばかりで、カネの掛かる野戦や海戦は削りに削って、CGもショボくて、がっかりしたものだ
カネが無いなら無いなりの撮り方があるものだが…
初期のスピルバーグは、金を掛けずに緊張感を出す演出が上手かったので、やはり監督の才能って重要だよな
無題Name名無し 22/01/07(金)12:13:48 No.533366
>カネが無いなら無いなりの撮り方があるものだが…
日本で少女漫画原作の映画やドラマが量産されるのってお金かかんないからってのが最大の理由なんだよね
基本街中で学校とか借りるだけで撮影できるし大掛かりなセットとかいらないし
戦闘シーンとか爆発シーンとか皆無だし衣装も学生服や普通の服でできるし出演者も若手だらけだからギャラ安い
個人的には安い予算ながらそれを逆に利用して上手く撮ったなぁと思う映画はリベリオンだなぁ
って戦争映画関係ねぇな
無題Name名無し 22/01/07(金)16:49:16 No.533370
http://may.2chan.net/39/src/1641541756046.jpg
ちょい前にNHKでやってた司馬遼太郎の坂の上の雲はいい出来たっだね
CG中心とはいえ日本海海戦の迫力は中々のものだったと記憶してる
無題Name名無し 22/01/09(日)07:50:08 No.533469
>NHKでやってた司馬遼太郎の坂の上の雲
でも予算配分は日本海海戦に振り切ってた感じがするな
前哨戦である日清戦争は、もっくんが失神している間に日本海軍が勝ったり、阿部寛が撤退戦してるのに何故か日本陸軍が勝ってたり、絵面としては日本軍劣勢な描写ばかりだったのに、何故か戦争自体は日本軍の勝利という演出の是非以前に不思議な展開だった
あれは中国に配慮したのかな
無題Name名無し 22/01/07(金)17:02:58 No.533373
CGやミニチュア使っても会話劇(無線劇)挟んでもいいからここの住人が納得する出来の実写版エリア88は膨大なお金が掛かり過ぎて不可能ですかね?
借りられて飛ばせる機種からシナリオを起こすとする
無題Name名無し 22/01/07(金)20:55:59 No.533384
瀬戸内海のカッペリーニ号など
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecb00bfa7e5506fc0388a52c48ba3e614a486c46/images/000
無題Name名無し 22/01/07(金)23:37:00 No.533385
日本に残ったイタリア人のその後は幸せだったのかな…
無題Name名無し 22/01/09(日)03:31:18 No.533457
カッペリーニ号の冒険とかタイトルからコメディーなんだからミリ要素なんか小道具よ。引用元:http://may.2chan.net/39/res/533169.htm
制服と敬礼だけきちんとしてればいいんだ。
惜しむらくは二宮君ではシリアスになりすぎるので主人公は西田敏行がよかった。
よくできていたので頭の中で西田敏行に主人公やらせても一回楽しんでる。
コメント
あと潜水艦映画の名作と比べるのは流石にアンフェア
映画じゃなくせめて同じTVドラマと並べて比較するべきだよ
(それでも邦ドラよりは同予算帯でも軍事に力入ってるだろうけどね)
映像としても別にそんな根気詰めて見るような物じゃないしエンタメとしては普通って感じだった。
タイトルに期待しないほうが楽しめるパターン。
こういう失敗するのが心配な人は日本で何かの映像作品を見る時は監督の名前で事前に検索するのがオススメ。
監督の自己主張だけはハリウッド以上に強いのが日本の映像界隈なんで、原作や事実ありきの作品映像化なんかが過去作にあれば一目で実力が分かる。
この辺りをきちんとドラマ作者も調べた方が、もっと良いドラマにできたのでは
説明の件だけど、他スレで見かけたけど舞台が呉だとかラスト近くの空襲が7月の呉市空襲だとか解らなくて、なんで終戦間際に始めて空襲なんだとか悪評書き込んでた人がいた。(呉市への空襲はかなり遅かったのが史実)
なので日本の映画やドラマはかなりの量の説明のナレかセリフが必用なんだと改めて実感した(これは大河ドラマのスレとかでも感じるけど)
誤解されると困るので書いとくと、史実を知らないのは別に構わないのよ。
それ「硫黄島からの手紙」で主役にジャニーズ使った人に言える?
吉川氏が監修に付いてるんだから、ドラマ的な省略がかなりあったと思う。
あえて無視してるというか、良かれ悪しかれ史実にヒントを得たドラマでしかないし。
そもそも二百三高地で主演をしてたあおい輝彦からしてジャニタレなんだが……
大河ドラマとかだと視聴者に年寄りが多くて画面に集中するからセリフ削るみたいだけど
見てないけどタイトルからしたらタンタンシリーズかと思ってたらローレライのコメディ版みたいな感じっぽいのかな?
硫黄島からの手紙は転生ものみたいで二宮くんが浮いてた記憶が
あと憲兵と犬のシーンは悪い意味でよく覚えてる
アレだけでアホくさってなってあとはまともに見なかったな
それ、アニメーターやちゃんと集中して観てくれる視聴者に失礼だよなぁ。
なんで半分流し見してる奴に対しての作品作りをしなきゃならんのか。
「私たちはスマホに負けるようなアニメしか作れません」って自分で認めてるようなもんだ。
役者が目立つとゴジラが霞むとの事で「棒読みかつ早口」にしたらしいが、そこでそもそも「セリフを減らす」にならない辺り申し訳ないがセンスが無いなと…
pixivとかに挙がってるような二次創作とかオタク向けの作品ならヘッドカノンを共有してる人が対象だからかなり説明は省けるけど、知識のない相手にも見てもらうとなるとどうしても冗長になりがち
シン・ゴジラについては庵野監督の癖みたいなもんなんでなんとも。
エヴァにしてもやたら説明や準備段階の描写が多いけどリアルっぽさを出したり「何かすごい事が始まる」という演出として使ってる。
ただエヴァの旧約聖書引用のような思い付きとは異なり、シン・ゴジラでは映像化に際して実際の政治意思決定プロセスや命令系統を調べ上げた上で実際に会議等に使われる部屋を再現してリアルに描いている。
長ったらしい会議の繰り返しは日本政府の意思決定における複雑で面倒なプロセスを描く事で有事に際しての問題点を浮き彫りする意図がある。
これはシン・ゴジラのテーマであり副題でもあるので外せない要素だったそうだ。
結果、俳優陣のセリフが3時間映画程のボリュームになったが、テンポを良くしたいので3倍の早さで喋らせる事で解決した形。
ついでに所謂「専門用語羅列する早口ヲタク」的な演出によって官僚を描いている。
(実際官公庁で使われる用語の殆どは説明が無いと全く理解出来ない)
通例や慣行によって縛られる日本という国が危機に直面した時、その虚像(と書いてニッポンと読む)は果たして機能するのかという感じ。
テーマ自体が退屈なんでゴジラシリーズとしては異色なんだが、特撮出身の庵野監督としてはシリーズ全体のオマージュを散りばめながら最初のゴジラ映画に立ち戻って社会的なテーマを選んだとされているので作り方としては真摯に原作に向き合っていると言える。
エンタメとしては微妙だと思うけど、まぁ結果国内では超ヒットしたんで良かったのかなと。
(ゴジラ自体は元々社会派映画で、子供向けになったのは二作目からだし)
アニメでも特撮でも言われてるけど現実問題として今の視聴者のTV番組視聴は実況や片手間が多いのよ
実況しながら見る行為には一人で鑑賞するのとはベクトルが違うがある種の魔力があるのは否めない
(スレまとめ元のふたばにだって皆が実況しながら見てる板があるね)
画面に集中して見てれば分かるような事も口を酸っぱくするほど説明するか否かが如実に数字に表れると作り手のプロデューサーが認めてる
劇場版作品なら強制的にスマホ禁止に出来て集中して見てもらえるから説明はハイコンテクストでいいがTV作品でそれは通用しないらしい
いや近世か
戦列歩兵の戦闘と付けボクロ
逃げて連合国に降伏せよって命令した提督さん偉い
日本のドラマで説明的なセリフが多いのは脚本の違いだっていうまとめ。
かなり偏った例かもしれないが「なるほどなあ」と思った。
その意見は半分正しいかな。
流し見する視聴者が解らないとかツイするとか、局に文句いうとかされれば製作側も気にしなきゃならん。一話切りとかサイトやTwitterとかで公言されたらそれこそスポンサーに申し訳も経たないし。シロバコでもプロデュ―サー冷や汗ものだった。
>「私たちはスマホに負けるようなアニメしか作れません」
それって監督やアニメーターに刺さってくることだよね。
「硫黄島からの手紙」で憲兵と犬のくだりが必用だったかはともかく、一応実話であったエピを取り込んでるはず。随分前にあれと似た話お読んだ記憶がある(当時の噂話レベルでホントの意味の実話ではないのかもしらんけど)
冒頭のシーンとか小津の映画のリスペクトとか、あの映画のスタッフは良く調べてるなあと思った。
今流行りの鬼滅の刃のアニメでも独白で状況や感想の説明をしてるのが多いって指摘を見たことがある
原作漫画読んでないけど再現度は高いらしいから原作でもそうなってるんだろう
こういうのが今の時代に即した形ではあるんだろうね
あの映画、室内の照明に電気使うのはおかしいというので物凄い数のロウソクを使用したらしいですね。(かなり面白い映画で七年戦争の戦闘シーンも有るのでお勧め、プロシア軍にはぜってー入隊したくない)
元のツイ観てきました
なるほどなあという感じ
イギリスのシェイクスピアの演劇は小説みたいですね、今の和訳の原本がそのまま脚本として使われていたか解りませんが。演出の余地がかなり大きいイメージなので、アメリカとイギリスでもまた大きく違うんでしょうね。
状況報告描写をやたら詰め込みたがるのはSF・ミリタリーオタクかつ岡本喜八大好きっていうところから来てるので、上手い下手とかじゃなくアレはもう庵野の性癖なんよ。
そんでもって膨大な台詞の量で霞がちだけど、台詞に頼らない演出も普通に上手いぞ。
セットだけは考察に値……するかも…しない?
呉軍港内のCGは「あ、天城が横転してる」という程度には見れた感じ。
ミリオタ的な満足感はそれくらいかな。ストーリーは非ジャニオタの自分でも楽しめた。
やっと日本でも肩の力を抜いた第二次大戦のエピソードが描けるようになったのかと思ったりもした
まああの戦争を娯楽作とした映画は兵隊やくざなんかが鏑矢で、大昔にもう描かれているんだけど
あとアマゾンプライムで最近見られるようになった、アルキメデスの大戦もかなり面白かった
ちょっとした大戦の出来事を膨らませた、楽しめる映画がどんどん増えると、楽しくていいと思ってる
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