無題Name名無し21/01/20(水)19:27:49 No.14821
Israeli Air Force 101 Squadron Avia S.199 D.120 at the Israeli Air Force Museum in Hatzerim
Oren Rozen
Jumo搭載機スレ
無題Name名無し 21/01/23(土)02:05:36 No.14979
もし当時の日本がDB601ではなくJumo211の方をライセンス国産していたのなら、
三式戦闘機のエンジン供給量や稼働率も少しマシになっていたかも知れないね。
まぁ、希望的観測の域を出ないことは承知してますが…。 (´・ω・`)
無題Name名無し 21/01/23(土)06:51:16 No.14983
要求精度が若干緩和出来るのは有難いですが
それでも高品位鋼材・クランクシャフト加工・ベアリング精度・液漏れ対策等
解決しなければいけない課題が多いですからねえ…
当時の工業水準考えるとじっくり丁寧に少数生産ならどうにか…のレベルですしね
無題Name名無し 21/01/23(土)08:14:37 No.14984
http://cgi.2chan.net/f/src/1611357277768.jpg
Junkers Jumo 211搭載機
Ju 87 Ju 88 アヴィア S-199
Junkers Jumo 213搭載機
Ju 188/Ju 388 Fw190 Ta152
戦後チェコスロバキア内に残されたDB-605が保管されていた工場が炎上した結果
オーバーホール用に積まれていた爆撃機用セッティングのJumo 211を積まざる得なかったS-199も泣ける機体ですね
Fw-190D用のJumo 213を積んでも専門設計の物ではなく中古品のMe-109G用のフレームに取り付けですから結果が変わらないかもしれませんが…
無題Name名無し 21/01/23(土)09:41:41 No.14987
http://cgi.2chan.net/f/src/1611362501393.jpg
中古の機体と書きましたが新規製造のG-14ベースです
イスラエル独立戦争に参加した機体も受取りにチェコに渡るも訓練飛行に取り掛かる間もなく独立戦争がはじまり急いで帰国
後組み立て終えると即出撃で2日で2機墜落という悲しい船出でした
無題Name名無し 21/01/24(日)17:32:59 No.15144
http://cgi.2chan.net/f/src/1611477179683.jpg
しかし今まで抵抗を受けなかったエジプト空軍の爆撃機に改造したC-47-2機を撃墜した事でアラブ側に自由な航空作戦を行わせなくした意義のある機体です。
戦争が終わる1948年の終わりにかけて活動を続けました
購入した25機の内12台が損出7機は修理中の状況で6機だけが再度まで稼働していた状態でした
駄作機といわれながらもイスラエルに引き渡された初期型は独立戦争に貢献したと言えますね
無題Name名無し 21/01/24(日)17:38:16 No.15145
DB601もJUMO211も他で使ってて余りが無いからとFW190はBMW801を選んだわけだけど
D型のときはJUMO213を割り当ててもらえるくらいには余ってたのかどうなのか
無題Name名無し 21/01/24(日)18:05:35 No.15150
>D型のときはJUMO213を割り当ててもらえるくらいには余ってたのかどうなのか
優先順位が爆撃機から戦闘機に明確にシフトしたからでは
無題Name名無し 21/01/24(日)18:59:06 No.15155
だと思います。
それとFw190A型のBMWエンジンは高空での出力低下も大きく排気タービンの開発にも時間が必要だったこと、Bf-109も後継機の開発失敗もあって性能の陳腐化が始まっていたことで政治云々いう余裕もなくなったんでしょう
無題Name名無し 21/01/24(日)19:07:05 No.15156
http://cgi.2chan.net/f/src/1611482825432.jpg
それと調べてみると欠点の話が沢山出てきますが
着陸でひっくり返るのはBf-109のお約束ですがキャノピーが横開きの為脱出できず死亡者が複数出たとか
巨大プロペラが生み出す左向きトルクによって離着陸の難易度が高まり事故に備えてAV-199の着陸は一番最後に回されるとか
機銃とプロペラと同調させる装置が不調になりプロペラを撃ち抜くとか
ドイツ製エンジンの取り扱いに不慣れな整備員達の努力無むなしくオーバーヒートの兆候が発生して操縦者に冷や汗をかかせるなど逸話が多いのはお約束でしょう
無題Name名無し 21/01/24(日)19:45:09 No.15157
Fw-190Dで採用されたJumo213も量産されたD-9がJumo213AかB?
モーターカノンを使用できるようにされたJumo213CというモデルがありD-12がモーターカノン使用モデルとなっていますのでそれ用でしょうか
Ta-152用のJumo213Eからインタークーラを省いたJumo213Fを積んだFw-190D-11が高性能ですね
後はフランスで改良されたアーセナル12Hが気になる所です
無題Name名無し 21/01/25(月)20:46:57 No.15239
引用元:http://cgi.2chan.net/f/res/14821.htm
Image of what is believed to be the first Sud-Ouest SO.8000 Narval, which was actually the second aircraft to fly.
Marine Nationale
フランスで改良されたアーセナル12Hなのですが
ドイツ占領時代にJumo-213の生産を行っていた国営の航空技術全般の開発を行うアーセナル社が製造施設を引き継ぎ改良したエンジンです
なおドイツ降伏時にドイツ人技術者20人を拘束しそのまま自社へ取り込んだとか…
そして加圧水冷システムの改良を加えたアーセナル12-H2となります
戦後すぐに開発されたNord1400やSO-8000他色々重宝されたようです
コメント
100分の1mmなどとそういうレベルの話だったようなうろ覚え
素人目には、過給機等の補機類を除いたDB601とJumo211のエンジン本体の仕様の違いって吸排気バルブの数以外は加圧冷却の有無程度だと思っていたのですが、他に何か生産性に関わる重大な相違点があるのでしょうか?
>>2
ドイツの工作精度が高すぎたと言うより、当時の日本の品質管理能力が低すぎたと言った方がより実態に近いのではないかと。
ライセンス生産を受託した米国のパッカード(一応当時の高級車メーカー)が「この図面、公差指示間違ってね?」と再三英国へ問い合わせたロールス・ロイス「マーリン」よりDB601/605はずっと量産性に配慮した設計だそうですし、DB601のライセンス生産を担当したアルファ・ロメオや同じくDB605の生産を行ったフィアットやボルボも問題なく製造していますしね。
品質管理ではく工作精度が出せないって話だったよ
エンジンパーツを計測してみたら全部寸分狂いもない精度で下を巻いたと
スウェーデンの工業技術は日本よりも高い水準にあったのは間違いないと思われ
補足。
戦略物資の戦争当事国への供給は中立違反になるので大っぴらに買い付ける事はできない
こそこそ工場回って買い付けていたそうだが、そういうレベルのものでさえ日本より精度が高かったということ
アルファロメオもフィアットも日本メーカーとは比較にならないぐらいエンジン製造経験がある上に、ドイツと陸続きで工作機械その他も容易に入手できてしまうから比較としてはどうなんでしょう?
しかもアルファロメオに至っては生産ペース遅すぎてMC202の生産数悲惨なことになってますし
まぁFw190は大馬力化できないのなら少し軽量化したほうがよかったんではと思うけど
BMW801は機械式コンピューターのコマンドゲレード搭載でちょっといじって条件変わるとマッチングに苦労するような代物
どっちも早すぎた
戦後間もないフランス機はジェット・ロケット系がウーラガン以外失敗の山なのが有名だけど
レシプロも練習機のような低出力機だけがモノになって休戦前の国産HS・GRの発展型やドイツからの分捕り品の大馬力発動機使った機体群は死屍累々
優先順位もへったくれもない何が何でも作んなきゃいけない状態
小牧の三菱重工小牧南工場に零戦の復元機が展示してあったころに見に行ったけど、栄エンジンの排気バルブはナトリウム封入って書いてあったよ。
栄発動機20型取扱説明書(復刻版)にも同様の記述がある。
航空機用の大直径バルブだし、当時は絞り加工でバルブを作っていたそうな…
ボルボ創業時の親会社だったSKFって世界シェア1位のベアリングメーカーだぞ。(WW2当時はどうか知らん)
サーブやボフォースのような軍需関係の製造業は昔から有名だし、国としての規模が小さいから目立たないだけだ。
アルファロメオのDB601ライセンス生産の稼働率は実は古峰文三がバラしてたが日本以下の悲惨な実態だった。
実はMC.202も生産数の3分の1は輸入した中古DB601を載せていたというぐらい。
この事実はあまり知られていない。
フィアットは1930年前半にはV型24気筒3100馬力のレース用のエンジン作ってるんで技術がないなんて言えないッス
排気タービンモデル作ったけどボツ
二段式は過給機を動かすのにエンジンパワーが必要で高高度でよりパワーを上げると温度上がりすぎる
熱に強いハイオクにするか、液冷でシリンダ温度を低くするか、エンジンパワーに依らない過給機が必要(なお重さ)だから
BMW801にはあんまり向かないかもね
ユンカースはエアフレーム・エンジン・プロペラの全てを自前で開発・製造できる巨大メーカーでもありましたね。
Jumo004ターボジェット実用化も凄いし、Jumo012ターボプロップに至っては21世紀の今日も直系の子孫が日本のADIZ周辺をウロウロ飛び回っているという息の長さ。
3台作って1台はまともに動かないから部品取りに回ったんだっけ
イタリアは1000馬力以上の空冷エンジンの開発もうまくいかなかったからな
9気筒エンジンを単純に2基結合したような18気筒エンジンもあったが、大きさ・重量の割にパワーが全くなかった
フィアットのシュナイダー・トロフィー用エンジンもロールスロイスに敵わないからエンジン2基結合したのが真相だし、一回使ったら使い捨てのエンジンでは技術水準の証明にはならない
キリキリのチェーンしたAS6を少数作るのと大量生産するDB601に必要な技術は違うんや。
Re.2001よりRe.2002のほうが最高速度以外性能高いって評価されてて飛燕と五式戦の関係に近い話がある辺り、ドイツ以外は似たり寄ったりだったんでしょうな
んん?その話だと精度ではなく品質管理の話では?
全部狂いもなく同じだったんでしょ?
フォッケより脚の短いメッサーベースで
増大したエンジン出力を受け止めようとすると
こんなゴム動力機みたいな幅広のブレードになるとは
元々幅が広めのユンカースのプロペラですが
ここまでいっちゃうんですね
Jumoショーック!!吸気口左に付け替えていーるー
いえ、Jumo211のエンジン出力は1,200shpですからオリジナルBf109GのDB605(1,475~2,000shp)より大幅に低下していますよ。
ユンカース製プロペラのブレードが太ましいのは材質がVDMのような軽合金ではなく強化木(樹脂を加圧含浸させた積層合板)だからです。
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