WWⅡの駆逐艦スレName名無し20/02/05(水)01:16:39 No.1296769

図解・海軍水雷戦隊 (コンバットAtoZシリーズ)
駆逐艦は良いぞ
軍艦メカ 日本の駆逐艦

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無題
Name名無し 20/02/05(水)07:34:20 No.1296777
1580855660880
前半分吹っ飛んでるのに復活する不知火強い

無題
Name名無し 20/02/05(水)10:09:09 No.1296783
主砲が役に立ったのかどうなのかわからん

無題
Name名無し 20/02/05(水)13:22:59 No.1296785
艦首も艦尾もふっ飛ばされて帰還した駆逐艦いたな

無題
Name名無し 20/02/05(水)17:56:01 IP:2400:4151.*(ipv6)No.1296800+
>艦首も艦尾もふっ飛ばされて帰還した駆逐艦いたな
涼月

無題
Name名無し 20/02/05(水)18:29:23 No.1296803
3分割で吹っ飛んで生きてたのはほかだとジャべリンとか

無題
Name名無し 20/02/05(水)22:18:24 No.1296822
>3分割で吹っ飛んで生きてたのはほかだとジャべリンとか
ジェーナスは、艦首吹っ飛ばされても暫く浮いていたから
救助に向かおうとした刹那に弾薬庫に火が回って轟沈だっけ

意外と一発轟沈は無い印象がある

無題
Name名無し 20/02/05(水)13:28:29 No.1296787
日本に限らずどいつもこいつもトップヘビー気味で3インチ単装砲3基で魚雷が6本程度が最適やろって不安感がある。
ギアリングとか特にやべーよ何だあのフロント。
外洋航行能力だの艦隊行動だの5インチ砲てんこ盛りを求めるなら、最初から軽巡枠で大型駆逐艦作って!

無題
Name名無し 20/02/05(水)16:19:37 No.1296794
2・3隻いりゃ主力艦にならぶような出力の機関が走ってるようなもんなので
大食いのわりに貧弱な燃料搭載量の多寡がガッツリと安定性にまで影響するのが厳しい

無題
Name名無し 20/02/05(水)17:07:31 No.1296795
1580890051229
エゲレス駆逐艦「ジャービス」の艦長だった方の手記に、ノルマンディー上陸作戦で陸上への支援砲撃作戦に従事した際の話が有るんですが、陸上にいる観測・連絡役の陸軍砲兵将校(F・B・O)、および艦上の陸軍連絡将校(B・L・O)と協力しての砲撃の様子は、

「1443(略)F・B・Oから無線連絡が入った。リースの村に頑強な火点があり、味方の前進をはばんでいるので、これを破壊せよというのだ」

「われわれは目標である(848836地点)を正確につかんで射撃を開始した(略)『第11斉射”KK”と通報してきた。これは命中の意味だ。私は急斉射を命じた」

「1533、陸上から『射撃中止』の指示(略)30分後には『旅団長より感謝電あり。村には1個中隊が突入、占領。われに死傷なし』の連絡も入った」

…と、なかなか効果的であったんですとか

無題
Name名無し 20/02/05(水)17:08:47 No.1296796
1580890127620
時には陸上での激戦の最中、F・B・Oと連絡が付かなくなることもあったそうなんですが
(「大方の意見は、『たぶんお茶を飲んでいるんだよ』ということだった」)、

「6月29日の夕方には(略)快心の射撃の機会に恵まれた。F・B・Oからわが前線の数百ヤード前方に構えている敵防御地点と、自動車部隊を撃破して欲しいとの要請してきたのだ」
「入念に撃つ。やがてF・B・Oから連絡が入った。『有難う。全弾命中もしくは50ヤード以内の至近弾だ。素晴らしい射撃ぶりです。旅団長も喜んでおられます』」

…などと、「史上最大の作戦」の最中、陸海共同で大きな戦果を挙げているんだそうでもっとも、ささやかながら陸サンのやり方への不満もなかったわけではなかったようで、時には「ジャービス」乗艦のB・L・Oを呼びだして

「なんでいつも、馬鹿の一つ覚えみたいに旅団長なんだ?連隊長や師団長はいないのか?」

…と聞くこともあったそうです…w

無題
Name名無し 20/02/05(水)18:43:39 No.1296805
駆逐艦の主砲って艦船の中じゃ豆鉄砲扱いされがちだけど
12センチクラスでも陸なら重砲だもんな
それが火力支援してくれるならそりゃあありがたかろう

無題
Name名無し 20/02/05(水)19:27:03 No.1296806
https://cgi.2chan.net/f/src/1580898423556.gif
駆逐艦位なら半端に艦先尾が残らずにもげてくれたりするからそこは有利

無題
Name名無し 20/02/05(水)20:00:35 No.1296809
1580900435022
完全にもげたのは退避した後だけど春雨もなかなか
てか戦記物を読んでると艦首喪失は結構な数いた記憶が

無題
Name名無し 20/02/05(水)20:12:12 No.1296811
1580901132483
寸詰まり・仮艦首状態の戦闘でB-25Jを2機確実に落として撃退している天津風の不思議
ヘタに高速・大転舵の回避運動すると対空射撃に悪影響が大きすぎるんだろうか

無題
Name名無し 20/02/05(水)20:21:26 No.1296812
https://cgi.2chan.net/f/src/1580901686505.jpg
仮艦首のせいで速度に不釣り合いな波が出て照準を合わせにくかった事もあり
肉薄して低高度爆撃を行った結果だろう
もげた時の再現模型を見るとよく轟沈しなかったなと思う

無題
Name名無し 20/02/05(水)23:48:59 No.1296829
https://cgi.2chan.net/f/src/1580914139456.jpg
>もげた時の再現模型を見るとよく轟沈しなかったなと思う
ウォーターラインシリーズ懐かしいな。(*´∀`)
小学生の頃、学習机の上がこれでイッパイになってしまい、
床の上で宿題をやっていたっけ。

無題
Name名無し 20/02/06(木)03:38:37 No.1296838
>ウォーターラインシリーズ懐かしいな。(*´∀`)
駆逐艦は昔は200円ぐらいなもんだったから子供でも買えて
気づけば立派な水雷戦隊に

無題
Name名無し 20/02/06(木)17:54:15 No.1296852
>ウォーターラインシリーズ懐かしいな。(*´∀`)
自分も駆逐艦が200円ぐらいの時に沢山作っていたが
さっきネットで調べたら 駆逐艦が1000円以上になっていてビックリした もう子供じゃ買えない値段だよなあ
あ、でもゲームソフトに比べれば安いのかな?

無題
Name名無し 20/02/05(水)21:14:57 No.1296816
1580904897014
雷撃を受けて大破した結果改造の末"ヤマアラシ"が
"豚"&"パイン"になった子ちゃん。
.....酢豚?

無題
Name名無し 20/02/05(水)21:21:05 No.1296817
1580905265571
呼ばれた気がした

無題
Name名無し 20/02/05(水)21:31:28 No.1296818
インディアナポリスなんかは前部薬庫誘爆で艦首もがれつつ致命傷になってるが
駆逐艦はバイタルパートって箱状構造が無いぶん内部からのエネルギー逃げやすいのが
派手にやられてもげたがセーフってケースの多さにつながるんかな

無題
Name名無し 20/02/05(水)21:47:34 No.1296819
1580906854265
台湾沖で被雷した直後の響
ブーゲンビルで似たような状態になった秋月は遠路本土まで回航中にもげた

無題
Name名無し 20/02/05(水)22:46:27 No.1296824
1580910387212
天津風は舵を一杯に切っての回避は普通にしているし
艦首波の影響についても艦長が推察したのは潜水艦の雷撃がそれた理由としてで
B-25側も特に言及していないのでまず考えにくいかと

要因としてはB-25側の事情として天津風をただの輸送船と誤認して
(1号・134号海防艦が前路警戒っぽく先行していた事や靄で天津風の外観が良く見えなかった)
警戒が甘かったっていうのが大きいか思われ
とはいえ25mm7門13mm5門でB-25を12機中2機撃墜、1機大破廃棄、4機損傷、戦死11名
なんてよく当てたとしか言いようがないが

無題
Name名無し 20/02/05(水)23:50:39 No.1296830
大型機だから当てやすかったのかな
となると陸攻ってホント...

無題
Name名無し 20/02/06(木)00:13:40 No.1296832
露払いの掃射制圧ちゃんとやれば防楯がろくにない日本の機銃なら
あっちゅう間に無力化されると思うんだけどね
輸送船誤認で省いちゃったんかね

無題
Name名無し 20/02/06(木)21:39:55 No.1296870
1580992795767
>輸送船誤認で省いちゃったんかね

まさにその通りで、撃たれにくい艦尾方向から攻撃したりと完全に無警戒ではないにせよ
銃撃による制圧なしに小隊毎に突っ込んでしまったんで陸攻の雷撃と同じになっちゃったんよね
この一連の爆撃での米側戦死者は翌日の坊ノ岬沖海戦より多い位だし
多座の大型機で対艦攻撃仕掛けるのはつくづくリスクが大きいというか
まともに撃たれる状況でやるもんじゃないわな

そういや天津風はUSAAFに言わせると"demi-destroyer"だそうなのでスレのお題的にはアウトな可能性が

無題
Name名無し 20/02/06(木)03:49:16 No.1296839
駆逐艦の船体は細長く強度もぎりぎりにして軽量化されていたので一か所だけ重い部位を避け全体に均等に重量がかかるようになっていた
そのせいでどこか一か所が切断されても各々の船体は隔壁で区切られて浮く結果になる
ただし機関部と分断された船体は浮いたとしても漂流するしかなく機密保持のため
自艦の砲撃で沈めることもあった

無題
Name名無し 20/02/07(金)18:06:19 No.1296890
1581066379658
三沢空所属の陸攻搭乗員だった矢鋪賢三さんという方の手記に、1942年8月9日、ラバウル基地から出撃して、単独行動する「アキリーズ型乙巡」を撃沈した攻撃の話が有るんですが、同攻撃には2個中隊計16機の1式陸攻が参加したものの、まず先に雷撃に入った1中隊の魚雷は遠方発射が過ぎて全弾外れ、続いてマレー沖海戦の勇士畦元一郎大尉率いる2中隊が攻撃に入ると、ようやく

「アキリーズ型の左舷から水柱が続けざまに2本上がった」一方、

「中隊長機とその列機は、その前に防御砲火を浴びて、海面に突入した。正に敵艦と差し違えるほど接近して魚雷発射している。1中隊の不成績に業を煮やした2中隊長畦元大尉の(略)必殺の攻撃だった」

「2機の自爆と2本の水柱を、昨日のことのように覚えている」

…という状況であったそうです

無題
Name名無し 20/02/07(金)18:07:59 No.1296891
1581066479315
この陸攻2機と差し違えた形の(他に1機が被弾不時着)「アキリーズ型乙巡」は、実際には米海軍のバッグレイ級駆逐艦「ジャーヴィス(DD-393)」で、前日ガダルカナル島近海でやはり1式陸攻からの魚雷1発が命中、艦隊から離れて単独避退中のところであったそうなんですが、同艦の兵装は5インチ単装砲4門、12.7mm機銃4基、これで陸攻2機撃墜、1機大破というんですから、敵ながら射手さん達の奮闘ぶりが偲ばれるころではあります

もっとも、三沢空の陸攻16機からの雷撃に加え、援護の台南空の零戦からの機銃掃射まで受けて満身創痍で沈んだ「ジャービス」の乗組員は全員が戦死しており、WW2中、沈没時に生存者が1人も残らなかった米駆逐艦2例の内の1つになってしまっているんだそうで

エゲレス海軍の「ジャービス」は、空襲で艦首を吹き飛ばされても1人の戦死者も出さなかった、「幸運のジャービス(Jervis)」として知られていますが、ある意味それと対極な、「不幸なジャービス(Jarvis)」もいた、ってことになるんですかしら…

無題
Name名無し 20/02/07(金)19:39:45 No.1296894
1581071985655
こいつの中の広さは如何程なんでしょう

無題
Name名無し 20/02/07(金)21:23:14 No.1296902
1581078194747
フランスは比較的大型の駆逐艦に拘っていたな
これでいて足も速く高い建艦技術を保有していた。

無題
Name名無し 20/02/07(金)23:10:30 No.1296904
https://cgi.2chan.net/f/src/1581084630587.jpg
嚮導駆逐艦とはいえやはりかなり大きい
空色の巡洋艦の渾名は伊達じゃない

無題
Name名無し 20/02/07(金)23:32:42 No.1296906
夜間でも灯火つけて風雨にも煩わされずに作業できてよさそうなのだが
他国じゃ米駆逐艦の発射管にサイロみたいな照準小屋ついてるくらいで
発射管上の作業スペースまで確保して覆う大仰なのはみかけないな
波浴びたら凍り付くような海域でこそ要る気がするのだが

無題
Name名無し 20/02/08(土)07:03:42 No.1296911
1581113022555
駆逐艦って、いっぱい居るし
艦長となる人も、たいした事ないみたいに見てたが

遠洋航海経験もあって英語も喋れると
駆逐艦艦長でも教養が高いんだな

国政を左右する人間にもっと海外留学の経験者が多ければ
世界に対する日本の立ち位置が理解出来
無謀な開戦に踏み切らなかったかな?

無題
Name名無し 20/02/08(土)07:57:36 No.1296912
でも山本五十六は開戦しちゃったし...
彼はアメリカからナショジオを毎月取り寄せていて本棚が黄色になっていたとか

無題
Name名無し 20/02/08(土)12:18:07 No.1296917
1581131887604
こういう写真もっと撮ってほしかった

無題
Name名無し 20/02/08(土)12:46:07 No.1296919
昭和16年の大演習をジーチーサン商会が撮った一連のやつかな。
連合艦隊華やかなりし頃 を買うと良いと思います。

無題
Name名無し 20/02/08(土)18:54:00 No.1296933
1581155640206
IJNの海軍大佐だった山口捨次さんという方の手記に、大正13年(1924年)、米軍機チームによる世界1周飛行の支援を行なった思い出の話が有りまして、曰く

「この壮挙を歓迎し、警備するため、わが海軍は大湊要港部に附属されたばかりの第18駆逐隊(時津風、浜風、磯風、天津風)を千島列島沿いに分派した。また米国側も駆逐艦ジョン・ド・フォード、ポープの2隻を暑いフィリピンから雪の千島へ派遣してきた」
…とのことなんですが、飛行機の飛来を待つ間には「日米交歓」も盛んに行われ
「米艦はドライ(※禁酒)だから用事にかこつけて”時津風上陸”を企てる。ウィスキーなど用意してなかったが、日本酒で結構だ。米海軍も”千福(※銘柄)”をさかんにダウン・ハッチする(略)音痴の筆者までが(略)”オールド・セイラーズ・ネバー・ダイ”の仲間入りするようになってしまった」

…と、共に日本酒を酌み交わして、米軍の水兵ソングを合唱する…なんて光景が見られたそうですw

無題
Name名無し 20/02/08(土)18:55:05 No.1296934
1581155705431
この「時津風」はいわゆる「磯風型駆逐艦」の方の「時津風」で、後に大東亜戦争で活躍した陽炎型の同名艦の先代に当るんですが、1935年には除籍され、戦中は兵学校で教練施設として使用されているんだそうで
その一方、「ジョン・ド・フォード(DD-228)」はその後も東アジア地域で活動を続け、日米開戦後には「ポープ(DD-225)」と共に日本艦隊とも交戦しており、中でも1942年1月24日のバリクパパン沖海戦では、ボルネオ島沖に停泊する日本輸送船団に両艦含む4隻で深夜の殴りこみを仕かけ、輸送船3隻他を撃沈するという、実に鮮やかな戦いぶりを示していましたり

その後、「ポープ」は日本軍により撃沈されたものの、「ジョン・ド・フォード」は数度の海戦をしぶとく生き残りアメリカ本国に帰還、以降も大西洋・地中海・カリブ海などで長く船団護衛任務を務め、ついに大戦を生き延びて1945年に除籍されたそうです

まさに”オールド・セイラーズ・ネバー・ダイ”を地で行く、波瀾の生涯だったみたいですねえ…

無題
Name名無し 20/02/10(月)00:06:54 No.1297013
1581260814609
>「磯風型駆逐艦」の方の「時津風」

就役後1年足らずで座礁全損して作り直しをした経歴持ちですな
同型が一斉に除籍された中で唯一係留船として余生を過ごせたのはそのためかも

無題
Name名無し 20/02/08(土)21:22:55 No.1296945
Tin Can(ブリキ缶)とは言い得て妙である

無題
Name名無し 20/02/08(土)22:45:11 No.1296948
壮烈!水雷戦隊―夜戦の王者 (写真で見る太平洋戦争 7)
駆逐艦入門書
ここに「駆逐艦の外鈑は7ミリ」「ブリキ艦」って書いてあったな(うろ覚え)

無題
Name名無し 20/02/09(日)06:45:27 No.1296956
駆逐艦は文字通り消耗品というか、ほぼ無装甲ですからね
主要国の損害を見ると、連合軍も枢軸側もどちらもおびただしい損害を出していますし…

無題
Name名無し 20/02/09(日)10:13:43 No.1296960
1581210823714
スラバヤでの鹵獲後、日本海軍籍では「哨戒艇」となりましたが
元米海軍駆逐艦のスチュワート(DD224)(・w・
有名ですので知っている方々も多いと思います
米国返還後の映像まで残ってたんですね、知らなかった・・・(・w・;

https://www.youtube.com/watch?v=Q7-MZVBqnC4

無題
Name名無し 20/02/09(日)12:09:11 No.1296965
船なのに戦闘機の機銃掃射に負けるというのは
なんか感覚的には納得いかないものがある

無題
Name名無し 20/02/09(日)13:39:31 No.1296968
無防備の弾薬が誘爆してるんだろうけどね。
駆逐艦じゃないが香取型は爆雷庫をコンクリで固めたりしてたけど、駆逐艦は何かしたんだろうか。
爆雷すげ替えただけかな。

無題
Name名無し 20/02/09(日)19:33:18 No.1296988
 >無防備の弾薬が誘爆してるんだろうけどね。
自艦の搭載弾薬にやられてしまうのは悲劇よね
特に悲惨なのは沈没時で搭載爆雷がそのまま海中で爆発して浮いてる生存者に物凄い勢いで襲い掛かり命を奪うというもの
戦地に出ると不意の遭遇戦に備え爆雷は安全装置を解除される、総員退艦時は再セットすることになるが沈没するような状況でそれも出来ず…
「艦長たちの太平洋戦争」にはそんな話が複数出ててた
日本海軍の非撃沈艦ってやたら戦死者が多い印象あるけどその一因になってるかもね

無題
Name名無し 20/02/09(日)20:26:18 No.1296989
艦長たちの太平洋戦争―34人の艦長が語った勇者の条件 (光人社NF文庫)
"艦長たちの太平洋戦争"で読んだが味方の高角砲の弾片が流れて予備魚雷に当たったのではないかという艦長の分析があったな
予備魚雷庫の蓋は薄いらしい

無題
Name名無し 20/02/09(日)20:31:57 No.1296990
さすがに爆弾やロケット弾が炸薬や魚雷や爆雷に当たったら炸薬の敏感度とか不問で誘爆してしまう
日本艦は雷装盛りがちな上に予備魚雷まであるのと
米軍のGP爆弾が日本海軍の同クラス比で炸薬量段違いなのが被害時も差に

ガンカメラ映像で掃射受けて爆沈してる特設駆潜艇とおぼしき数例は
炸薬入ってない12.7mmでなんで大爆発してるのかよくわからんけど

無題
Name名無し 20/02/10(月)01:05:15 No.1297014
>炸薬入ってない12.7mmでなんで大爆発してるのかよくわからんけど
あれ?炸薬入りの50口径弾は存在していたと記憶
信管なしで着弾による衝撃で炸薬が着発するとか
米軍ガンカメラ映像で炸裂しているように見える機銃弾はこれって説明があった気がします

無題
Name名無し 20/02/09(日)18:49:26 No.1296985
ピットロード 1/700 日本海軍 神風型駆逐艦 神風 【フルハルモデル + 特殊潜航艇 海龍】
>なんか感覚的には納得いかないものがある

駆逐してやる!の対象物に
過半数を沈められた国だってあるんですよ!(半ギレ)

画像は頑張った子らしい

無題
Name名無し 20/02/09(日)21:18:03 No.1296994
https://cgi.2chan.net/f/src/1581250683160.jpg
英軍によるサン=ナゼール港強襲(チャリオット作戦)にて
その身を呈して同港の乾ドック(ノルマンディ・ドック)を見事に破壊した
タウン級駆逐艦キャンベルタウン(元米駆逐艦ブキャナン)

無題
Name名無し 20/02/09(日)22:46:01 No.1297006
1581255961609
米海軍がWW2で失った駆逐艦の1隻に「ポーター(DD-356)」という艦があるんですが、同艦は1942年10月26日、ソロモン海域にて「南太平洋海戦」の最中、航空魚雷1発の命中が原因で沈んでいるんですとか

といっても、その魚雷はIJN空母から飛来した97式艦攻から放たれたものではなく、日本艦隊攻撃に出て損傷し、魚雷を抱いたまま帰還してきた空母「エンタープライズ」所属のTBF雷撃機(リチャード・K・バッテン中尉機)が「ポーター」の付近に不時着水した際、衝撃で爆弾倉の扉が開くと共に、航空魚雷が自走を始めるという奇禍によるものであったんだそうで、そのまま左舷艦腹中央部に命中した魚雷の爆発で「ポーター」は十数名の戦死者を出した上たちまち大傾斜、復旧の見込みなしとして僚艦に処分されてしまったそうです

無題
Name名無し 20/02/09(日)22:48:18 No.1297007
1581256098957
一方、フレッチャー級駆逐艦にも「ウィリアム・D・ポーター(DD-579)」という艦が有るんですが、同艦も1945年6月10日、沖縄戦でレーダー・ピケット艦の配置に付いていた際、「99式艦爆」の特攻攻撃により撃沈されているんだそうで
ただ、より厳密にはこの「99式艦爆」は直接には同艦に命中せず、至近の海面に突入したそうなんですが、直後艦底にもぐり込んだ形になった同機の水中爆発により「ウィリアム・D・ポーター」は大きな損害を受け、結局こちらの「ポーター」も数時間後、特攻機の後を追って海底に没してしまったんだそうで

日本側の記録を見ると、この日海軍機の特攻出撃はなく、陸軍でも第112及び214振武隊の2隊で爆装97式戦闘機計3機が出撃しているのみですので、実際にはこの不運な「ポーター」を沈めたのは「99式艦爆」ではなく、この3機3名の方のいずれかであったようです
もっとも、こちらの「ポーター」艦上では、60名ほどが足首を折るか捻挫したものの戦死者は出なかったんだそうで、その意味では前者よりは、「幸運」な最期だったということになるんですかしら…

無題
Name名無し 20/02/10(月)01:34:21 No.1297016
日本海軍は特型以降の主砲を12.7センチに変えたけど7ミリでそこまで変わるもんなのかな

無題
Name名無し 20/02/10(月)18:08:28 No.1297040
>日本海軍は特型以降の主砲を12.7センチに変えたけど7ミリでそこまで変わるもんなのかな
砲弾の重量はそれまでの三年式12cm砲で20.3kgに対して三年式12.7cm砲は23.8kgだしさらに初速も上げてきてるからな
それでいて防盾ついてても砲尾周りが露出してた単装砲から密閉砲塔型の連装砲になった分射撃操作上も有利になるし

無題
Name名無し 20/02/10(月)19:34:38 No.1297050
計算してみたら12→12.7だと単純計算で1.18倍に砲弾重量が変わるんですね

無題
Name名無し 20/02/10(月)20:23:28 No.1297056
1581333808326
駆逐艦用艦砲だと例えばロシア帝国/ソ連の場合ロシア帝国時代最後の駆逐艦が江風型ー峰風型ー神風型ー睦月型と同期のフィドニジー級駆逐艦なのだが日本は120mm砲に対してフィドニジー級までロシア帝国では102mm砲。
ただしソビエト連邦になってレニングラード級が建造されると急に130mm砲にボアアップする。これは従来の駆逐艦とは別に嚮導艦を目指したものらしいがその後の駆逐艦では130mm砲が標準装備になっている。
もっとも吹雪型"吹雪"の竣工が1928年である一方レニングラード級"レニングラード"の起工が1932年なのでレニングラードのほうが後になる。

無題
Name名無し 20/02/10(月)20:24:16 No.1297057
1581333856700
アメリカも1932年に起工するファラガット級以降5インチ砲(127mm)だけど前級まで4インチ砲(102mm)

無題
Name名無し 20/02/10(月)20:24:50 No.1297058
1581333890571
面白いのがフランスで1913年に起工するアンゼーニュ・ルー級までが100mm砲なんだけどアラブ級"アルジェリアン"が120mm砲を装備(ちなみにこのアラブ級、1・2番艦が横須賀海軍工廠製造 3・4番艦が呉海軍造船所製造 5・6番艦が佐世保海軍造船所製造 7・8番艦が舞鶴海軍造船所製造 9・10番艦が神戸川崎造船所製造 11・12番艦が三菱重工業長崎造船所製造という全て日本製駆逐艦で樺型駆逐艦の姉妹にあたる。)
その後フランス国内で1923年にシャカル級が起工されるがここから130mm砲が標準装備になるもよう。

無題
Name名無し 20/02/10(月)20:36:57 No.1297059
1581334617159
吹雪型の三年式12.7mm砲はおそらく砲のボアアップにあたり130mmか5インチ(127mm)のうち取り回しの良さそうな後者を選択したのではないだろうか。
結果的には12.7mmと共用できる高角砲の開発に繋げられたので正解だったと思う。

無題
Name名無し 20/02/11(火)00:23:32 No.1297083
https://cgi.2chan.net/f/src/1581348212244.jpg

無題
Name名無し 20/02/11(火)00:23:46 No.1297084
https://cgi.2chan.net/f/src/1581348226046.webp

無題
Name名無し 20/02/11(火)00:24:27 No.1297085
アメリカの駆逐艦が両用砲を装備
日本の駆逐艦が重火力化
この違いはやはり設計思想の差ですね

無題
Name名無し 20/02/11(火)01:18:39 No.1297087
でもアメリカは魚雷発射管10門だしなかなか

無題
Name名無し 20/02/11(火)03:45:24 No.1297089
アメリカの魚雷は直径が細く空気魚雷で威力も酸素魚雷に劣るので
本数でカバーしている
両舷に発射管を装備した艦もあり斜走で片舷づつ撃った

無題
Name名無し 20/02/11(火)06:42:36 No.1297093
言うても特型の時点じゃ日本もまだ空気魚雷やし

無題
Name名無し 20/02/12(水)03:37:06 No.1297145
>特型の時点じゃ日本もまだ空気魚雷
酸素魚雷の発射実験は昭和8年からで特型の計画よりはるかに速い
日本海軍にとって水雷戦力の拡大は条約の盲点を突くための急務だったから
他国より強力な魚雷っを志向していたことには変わらないよ

無題
Name名無し 20/02/12(水)11:17:41 No.1297154
最初に魚雷10射線採用したベンソン級は日米開戦前の設計だから、
当然開戦までその存在を知らなかった酸素魚雷を意識してたはずはないのよねん
更に言うなら前級のシムス級で4連装3基で12射線だったのに比べてむしろ数的には減少してる
「強力な日本駆逐艦の魚雷に対抗するため数を増やした」仮説は成り立たいんじゃないかなあ

無題
Name名無し 20/02/12(水)15:45:54 No.1297156
アメリカは酸素魚雷は知らなくても日本の水雷戦力の強化は察知していたので
アメリカとしては射数で命中しやすくするという傾向はあるが一発の威力の向上は別にあったのではないかな?

無題
Name名無し 20/02/12(水)16:30:46 No.1297157
弾頭部の炸薬が日本の下瀬火薬(だったかな?)の数倍の威力じゃなかった?

無題
Name名無し 20/02/12(水)17:47:54 No.1297164
1581497274324
4連装発射管4基とかヤル気満々で宜しい

無題
Name名無し 20/02/11(火)20:27:44 No.1297126
1581420464204
水雷科の乗組員として駆逐艦「夏潮」「雪風」などに乗艦された大西喬さんという方の回想記に、戦後になってから製作された数々の「海戦映画」を見た話が有るんですが、やはり気になるのはかつての自分の配置の描写で、

「ある映画では、発射管から魚雷を発射する場面があり、私の専門部署でもあったので、興味をもって見ていると、一連管から同時に、二本の魚雷がならんで発射されたのには、まったくびっくりした」

「魚雷は、一度に数多く発射すればいいというものでなく、一本ずつ、たいてい二秒間隔で発射される(略)艦は高速である。二本ならべて同時に発射したら、魚雷が海中に没入すると同時に触雷して沈没してしまう。実際にはありえない発射場面であった」

無題
Name名無し 20/02/11(火)20:29:04 No.1297127
駆逐艦雪風 [VHS]
「戦後、『駆逐艦雪風物語』という映画が制作された(略)私の手元に、松竹株式会社宣伝部からの手紙と、映画の脚本が残っている(略)読んでみて、あまりにも、初歩的な間違いの多いのに驚いた」

「主演の長門勇は一等主計兵という設定であったが、これを一水と呼んでいた。主計兵だから一主というべきだ。また(略)海軍にない号令詞を多く使用していたし、艦
長がみずから舵をにぎり操艦するなど、かぞえ上げればきりがない。いくら映画だといっても、事実に反したことが多いと、つい文句のひとつも言いたくなってくる」

…などと、ついつい作中のカイグン描写にツッコミを入れたくなってしまうんだそうで

「本職」の目から見ると、やはり戦後に再現されたモノに荒が目立つのはしょうがないんでしょうけれど、今の自衛官さんなんかは、同じように映画やドラマでの自衛隊の描写を見て「そこは違うだろ!」と言いたくなることはあるんですかね…?

無題
Name名無し 20/02/11(火)21:02:48 No.1297130
「雪風ハ沈マズ」に日記がたくさん出てくる大西兵曹ですね
なかなかに内容が詳しくて途中から本文がほとんど彼の日記に...
出撃して今夜は敵と遭遇するかというのにビールを飲んでいる、いいのか...

無題
Name名無し 20/02/13(木)09:14:49 No.1297231
>今の自衛官さんなんかは、同じように映画やドラマでの自衛隊
>の描写を見て「そこは違うだろ!」と言いたくなることはあるんですかね…?
色々あるけど「作りもんに俳優だしなあ。しょうがねえよ」
「こんな奴は自衛隊にいねえよ」「この役者はいい面構えしてるじゃない」程度の感想
自衛隊公式協力の映画にはマスコミに研修出向経験のある広報官が付いて
「これはダメです」「演出上の都合でそこをなんとか」
「じゃこういう風にしては」「それで行きましょう」みたいなやり取りをしてる
米軍は昔からやってたが自衛隊は90年代に本腰を入れた

無題
Name名無し 20/02/12(水)18:01:15 No.1297166
https://cgi.2chan.net/f/src/1581498075911.jpg
戦史研究家の大塚好古さんが、WW2期の米駆逐艦魚雷で主用されたMk15魚雷について解説されておられる文章が、よくまとまっておりますので引用させて頂くと、

「米海軍では第一次世界大戦後、水中防御が強化された主力艦の舷側部に魚雷を命中させても効果が低いと判断しており、防御の薄い艦艇部の艦底部を破砕(略)大規模な浸水を発生させることが可能な磁気信管の開発に力を注いでいる」

「Mk15魚雷魚雷の弾頭重量が、当初同時期の他国魚雷より小型なのは、恐らくは米海軍が磁気信管の効果に大きく期待していたことが影響している」

…とのことなんですが、周知の通り、磁気信管と触発信管を併用するMk6複合型信管の信頼性は非常に低く、戦争初期のIJNとの戦闘のさなかに大きな問題となり、

「1943年6月24日に太平洋艦隊司令部は磁気信管の取り外しを命じ、同時に触発信管の改正が図られたことで、米海軍の水上艦艇用の魚雷はようやく有用な兵器となった」

無題
Name名無し 20/02/12(水)18:02:44 No.1297167
https://cgi.2chan.net/f/src/1581498164325.jpg
「これと並行する形で、魚雷の弾頭もより大型化が図られ、最初の改正型のMk15mod1弾頭で炸薬量267キロ、続くMk15mod2弾頭で358キロ、大戦後半に供給されたMk17弾頭では366キロ(略)と(略)強化された」

「戦争中期以降に供給されたMk15mod3魚雷では、通例炸薬をTNTからより強力なトーペックス(略符号はTPX:炸薬量374キロ)に変更されて、威力面では日本の魚雷と同等以上になった(略)ただし(略)『機雷処理便覧』によれば(略)水上艦艇用のMk15魚雷ではTPX充填型の弾頭は存在しないことになっている」

…んですとか

どうも戦前のアメちゃんが、比較的威力の小さい魚雷でヨシッ!してたのは、新型のハイテク信管への期待あってのことだったみたいなんですが、結局は信頼の触発信管&炸薬マシマシというオーソドックスな改良策に戻るのが、一番役に立ったと言うことみたいですねえ…w

無題
Name名無し 20/02/12(水)18:21:12 No.1297169
開発側と用兵側でどっちが悪いかで
大喧嘩になったんだっけたしか

無題
Name名無し 20/02/12(水)20:10:15 No.1297191
1581505815235
>開発側と用兵側でどっちが悪いかで

>大喧嘩になったんだっけたしか
悪名高い潜水艦用長魚雷"mk14前期型"だな
>>https://www.nicovideo.jp/watch/nm24643877
>>https://ja.wikipedia.org/wiki/Mk14_(%E9%AD%9A%E9%9B%B7)
"花魁船"を作ったり「扱いが雑やったんやろ(意訳)」で艦長ぶちギレたり現場が磁気信管外して運用したら兵站局が意地になって現場で外せないよう改造してそれを現場がなんとか外そうとしたり
ただ度重なる不具合報告の結果ニミッツの親父が叩き直した事で優秀な魚雷に生まれ変わったとか

「「「私たちが作りました!!!」」」

無題
Name名無し 20/02/12(水)18:59:42 No.1297176
とにかく高価なので対艦試射でも艦底くぐらせて雷跡で判定・撃発はさせず必ず回収が祟っててか日独米みんないざ実戦となるや魚雷信管で痛い目にあってる
まだ投入間もない複式信管でタラント空襲成功させた英軍は大したもんだ

無題
Name名無し 20/02/12(水)20:21:04 No.1297192
https://cgi.2chan.net/f/src/1581506464278.jpg
クラ湾夜戦における米軽巡ヘレナの被害
日本駆逐艦の61cm魚雷三本を受け艦首部を喪失
残った船体も後に両断して沈没
この時の雷撃距離は4000

潜水艦の53cmくらったインディアナポリスもだが
当たればデカいんだよな・・・当たれば
そして有効な雷撃距離は日米ともさほど変わりはなかった

無題
Name名無し 20/02/13(木)14:55:46 No.1297249
九三式魚雷三型の炸薬量は780キロか。
アメリカ新型戦艦の多層防御でも、まともに当たると行動不能だろうな。

無題
Name名無し 20/02/15(土)02:51:40 No.1297332
1581702700889
大破した早霜
ところで陽炎型以前の艦は水測機器が後付けで追加されてく訳ですけども
ソナー員とかは艦の騒音とか考慮した場所に配置されたんですかね?

無題
Name名無し 20/02/15(土)15:40:24 No.1297358
https://cgi.2chan.net/f/src/1581748824929.jpg
>「じゃこういう風にしては」「それで行きましょう」みたいなやり取りをしてる
興味深いお話有難うございます
確かにIJNものと違って、自衛隊関係は分からないところは現役の方に聞きに行けるわけですからねえ…w


>水測機器
前述の大西氏の手記に、乗艦時にソナーを操作した話も出てくるんですが、曰く

「当時、駆逐艦に装備されたものは大がかりなもので、全部の艦底の一室が水中探信儀室とされていた。速力12ノット以下で使用し、電柱ほどの太さの円筒が、使用するとき電力で下降するようになっていた。その円筒の先は、キセルの雁首のような形をしていて、それが艦底から海中に首を出し、左右に動くようになっていた」

「ハンドルで操作しながら発信ボタンを押すと、ポーンと発信音がして音波を発する」

無題
Name名無し 20/02/15(土)15:41:06 No.1297359
1581748866311
「円盤の目盛りの零から指針が動きだし、360度回って針は零にもどるのだが、その間、発信方向に何かあると、カーンと反響音があって、それを聞きとると同時に、そのときの指針の位置によって方向と距離をすばやく読みとるようになっていた」

「しかし、反響音をとらえるのがなかなか容易でなく、個人差があった。初期には水測の専門兵はおらず、水雷科が受け持ちで訓練に従事した」

「反響音は遠近により強弱があり、また雑音もあるため、これが反響音だなと確かめるために、初期の訓練にはスパイを使った。若い兵隊が、上甲板で前後左右の僚艦の航行している方角と距離を(略)知らせてくれるわけで、『右15度反響音アリマース』と伝声管で艦橋に報告すると、『イイゾー、それは「神通」だ』といってくる」

無題
Name名無し 20/02/15(土)15:41:57 No.1297360
1581748917046
「『左45度反響音』とやると、『その調子、その調子』といった具合で、訓練を続けているうちに、雑音の中から、本当の反響音を聞きとれるようになっていった」

「そのほかに潜水艦の推進機音を聞くための水中聴音機などがあったが、これは自艦が停止し、音響管制のもとに行なわれるものであった」

…とのこと

訓練中の「ズル」のハナシは御愛嬌といったところなんですがw
最終的な決め手はやはり訓練を積んだ熟練者の腕…というか耳だった、って話になるんですかしら…

無題
Name名無し 20/02/15(土)16:12:13 No.1297364
水測機器や防音防振の改善は海防艦で徹底して行われたようですが、駆逐艦にも順次フィードバックされてますね。
海防艦だと補機、主機、聴音室自体を防振ゴムでマウントして防音効果を高めることが行われ、水測機器もドイツ式模倣の三式探信儀の広範採用と、ハイドロホンの改善(真水タンク設置、捕音器数の増加、ロッシェル塩捕音器採用、四式での艦底設置)が図られてます。
末期には飛躍的な聴音能力改善があったようですが、時既に遅し。
前の方が上げてくださった図にも、イギリス式の整流覆いとありますが、既存の九三式探信儀も、南方で鹵獲したイギリス哨戒艇等の水測機材(アスディック)を参考に改善されており、整流覆いやペンレコーダー式の連続記録装置が追加され、能力は向上していました。

沼津の香貫にあった海軍技研の音響実験所で、専用プールや実験船、民間の潜航艇も使っていろいろと新機軸が試されていたようですが、中には魚が産卵期、発情期に発すると思しき音が、夏季の聴音の妨げになっていて、原因究明と対策に追われたというエピソードがありました。

無題
Name名無し 20/02/15(土)16:59:52 No.1297368
大戦後半はどこの国も敵艦に魚雷ブチこむより対潜や対空戦闘が駆逐艦のメインなお仕事になっていったからね
その能力向上の為なら発射菅も減らされちゃうし・・・

無題
Name名無し 20/02/16(日)04:17:58 No.1297395
>大戦後半はどこの国も敵艦に魚雷ブチこむより対潜や対空戦闘が駆逐艦のメインなお仕事になっていったからね

対艦攻撃は戦艦でぶち抜くか潜水艦の襲撃か航空攻撃が最も効果的になっちゃったしな。
なお冷戦期以降は戦艦と巡洋艦の代わりに大きくなりフリゲートと共に世界中の主力艦艇になるもよう...。

無題
Name名無し 20/02/15(土)21:58:12 No.1297376
艦隊型の駆逐艦は対潜やらせるには速力や砲戦力のスペック過剰かつ高価でタッパがデカすぎて反撃受ける危険も高そうだ

イギリスのようにチープな対潜特化艦艇で船団かためても独水上戦力に襲撃されるおそれがまだ残る…
というケースは日本のシーレーンではあんまり考えられなかったろうし
マスプロ対潜艦艇さっさと欲しかったな

無題
Name名無し 20/02/15(土)22:33:27 No.1297381
> マスプロ対潜艦艇

それが海防艦だけども、船団の被害をどれだけ減らせたかというと ???
海防艦は40隻ほど潜水艦に喰われてるし、駆逐艦も同じくらい喰われてる

反対に日本側が投入した潜水艦は8割方喪失
潜水艦戦は攻守とも日本側の惨敗

無題
Name名無し 20/02/15(土)22:26:53 No.1297380
話題されるけど海防艦の速力はもうちょっとどうにかならなかったのかな
あれじゃ潜水艦より遅い
護衛だけなら追い払うだけでいいからという事なんですかね

無題
Name名無し 20/02/16(日)04:24:42 No.1297396
>海防艦の速力
航続距離を確保してディーゼルにすると速力が出ずタービンにするとその逆に
結局船型をある程度大型にしないと船団護衛を満足にできないがそうすると数が少なくなってしまう
妥協としてスピードを落とすしかないということですね

無題
Name名無し 20/02/16(日)07:59:54 No.1297397
日本軍の航空機の運用で毎日爆撃の時間が正確だから先読みされて退避や待ち伏せされたのと同様に潜水艦の方もほぼ正確に等間隔に配置されてたもんだから1隻見つけたらその潜水艦隊のラインは芋づるだったってのもどこかで見かけた

無題
Name名無し 20/02/16(日)12:00:27 No.1297405
https://cgi.2chan.net/f/src/1581822027091.png
IJNの艦政本部部員だった佃定雄さんという方の手記に、「水測兵器」に関わる諸問題の思い出話が有るんですが、

「私が選科学生になったころ(略)私の肩書は何と『水中聴音機』であった」

「昭和6年このような出発をした私が、学業を終えて技研に帰った頃(略)新参の私が出す意見具申は不思議なほど何でもスルスル通った。臨海実験所をつくってくれと言えば早速つくってくれる。それは当時の世情が何となくざわついて、潜水艦だの聴音機だのというものが妙に関心を持たれる雰囲気があったためだと思う。しかし、それは極めて漠然たるもので、誰も戦争を意識するようなものではなかった」

「昭和13年頃、水雷学校の練習艦比叡に水中聴音機を艦底の水タンク内に装備して外鈑を通しての聴音能力について実験することとなり、有地十五郎校長に頼みに行った」

無題
Name名無し 20/02/16(日)12:01:05 No.1297406
https://cgi.2chan.net/f/src/1581822065183.gif
「すると校長は、『聴音機って、あれは厠番の受持ではないのか、お前は今頃そんなものをやっているのか』と言う。もちろん冗談にしろ、これは当時の一般の認識の程度を物語るものである」

「やがて戦争になって、しかも駆潜艇や敷設艦のように、聴音機を必須兵器とする艦種においてすら、われわれ艦本3部の要求は、4部の造船がこれを一蹴するのが常であった」

「例えば(略)艦底からドームをぶら下げてくれなどと要求すると、『キールを切るなど落語じゃあるまいし、造船の常識にないことだ』とか(略)いった按配で、剣もほろろの挨拶である」

「少しでも性能を高めるための新しい提案はすべて非常識と言うことで、全部不採用である」

無題
Name名無し 20/02/16(日)12:02:19 No.1297407
https://cgi.2chan.net/f/src/1581822139093.jpg
「ところが、戦争中期、撃破したり捕獲した敵側の艦艇がその冗談のような事をそっくり実行していることを現認するに及んで俄かに態度一変、キールも切ってやる、ドームもぶら下げてやると、何でも聞いてくれるようになったが、時すでに遅く、落ち目になってからでは仕方がない」
…なんてありましたり

もっとも、佃氏によれば
「しかし水測兵器が遅れたのもそのためだと責任転嫁をする考えは毛頭ない。水測はもともと(略)世界中の海軍が手を焼いていたので、研究が進めば進む程そのむずかしさがわかってきたのである」
「例えば日本近海の音響海図ともいうべき試作図第1号ができたのもすでに終戦間近であった(略)技術とか研究に近道はなかったのである」

…とのことで、なんにせよ平時も含めて「大変な年月と努力による膨大な資料の集積が必要(佃氏)」な、難問題ではあったみたいですねえ

無題
Name名無し 20/02/16(日)13:48:09 No.1297413
ガトー級が海防艦をブッちぎれるといっても海面に出た時だけだし
船団なら旧型駆逐艦も護衛についてただろうから追撃はそちらに任せられる
ただ、時雨みたいに釣り野伏せに遭うリスクは考えないといけない

無題
Name名無し 20/02/16(日)14:19:44 No.1297415
> ガトー級が海防艦をブッちぎれるといっても海面に出た時だけだし

夜間に浮上して集団で船団を襲撃するのがアメリカ潜水艦の必勝パターン
これは元々Uボートがその黄金期を築いた戦法だけど、アメリカ潜水艦にレーダー性能で劣る日本はこれを封じ込めることができなかった
夜間はアメリカ潜水艦が支配する世界だった

無題
Name名無し 20/02/16(日)19:33:12 No.1297462
>夜間に浮上して集団で船団を襲撃するのがアメリカ潜水艦の必勝パターン
もともと護送船団方式は船足の遅い船に全体が合わせたので浮上した潜水艦が大回りで待ち伏せ位置につけたわけですね
そして末期の日本の船団護衛は往々にして足の遅い海防艦のみの場合が多かった
そんなところでしょうね

無題
Name名無し 20/02/16(日)15:36:52 No.1297437
SJレーダー・PPIスコープという夜の目を得た戦争終盤の米潜は異次元の存在
おおざっぱに位置誘導するだけのドイツのと違ってレーダーでの味方位置把握に加えて
水中通話も使ったりだいぶ本格的な集団戦術になってる
浮上・露頂深度に出るからせっかく発達してきた水中測的兵器が効かなくなるし

だからこそそうなる前に対潜艦増やして護衛以外にも専業のハンターキラーグループ作って
少しでもスコアあげておきたかった
海峡や水道のチョークポイントは多いのにまともに前路掃蕩活動できたの末期の豊後水道くらいなのは勿体無い

無題
Name名無し 20/02/16(日)17:46:42 No.1297453
> まともに前路掃蕩活動できたの末期の豊後水道くらい

どうですかね
大和出撃のときも事前に対潜掃討はやったはずなのに豊後水道を浮上航行中のアメリカ潜水艦2隻に相次いでレーダーで発見されている

無題
Name名無し 20/02/16(日)17:07:47 No.1297449
1581840467857
アメリカ海軍のウィックス級駆逐艦に「リアリー(DD-158)」というフネがありまして、1918年に竣工したいわゆる「平甲板型」の、スペックとしては平々凡々な駆逐艦なんですが、これが1937年春、米海軍で初めて「艦上レーダー」を装備しての実験を行なった艦だったりするんだそうで

その後WW2が勃発すると、「リアリー」は大西洋航路の護衛任務に就き、艦上レーダーで浮上Uボートを初めて発見した初めての米艦船になるなど、いかにもレーダー装備の先駆者らしいエピソードも残しているんですが、1943年12月24日、対戦掃討作戦の最中、Uボートから発射された、G7es音響追尾式魚雷を受けて撃沈されているそうです

無題
Name名無し 20/02/16(日)17:08:44 No.1297450
1581840524337
一方、同じく戦間期に就役した「平甲板型」駆逐艦で、クレムソン級駆逐艦の「シームス(DD-189)」の場合、いったん退役した後、1934年頃から対潜作戦用の実験艦として再就役し、各種水測兵器のテストベッド役を務めていたそうです

この「シームス」が、やはり1941年4月末、新型艦上レーダーの洋上テスト艦になっているんですが、これはエゲレスからの技術供与で完成したマイクロ波レーダーで、なおかつ当時としては画期的なPPI(平面位置表示機)付という優秀なもので、「シームス」艦上実験の成功により、同年6月に量産発注が出されているんですとか(後の”SG”レーダーですな)

「シームス」も大戦中は護衛任務に就いたほか、「海軍海中戦センター(NavalUnderseaWarfareCenter)」や潜水艦学校の研究・訓練の支援も行い、1946年に除籍されているんですが、戦中日独伊の枢軸艦艇を追いつめた、連合軍の優秀な艦載装備の開発に、深く関わった2隻の「フラッシュ・デッカー」がいた、ってお話になるんでしょかね…w

無題
Name名無し 20/02/16(日)21:19:19 No.1297474
いくら脚が速くても航空機にたかられたら勝てないんだから敵制空権下においては戦闘機を護衛につかない限りどうにもならないと思う
その点大西洋の対Uボートとは違う
引用元:https://cgi.2chan.net/f/res/1296769.htm