無題Name名無し19/12/01(日)12:08:20 No.1291921
紫電改と疾風は本当に傑作機?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191201-00010000-jindepth-pol
四式戦、個人的に好きなんだけどな・・・
無題Name名無し 19/12/01(日)13:08:05 No.1291930
・タイガー戦車は傑作戦車として知られている
・だが、その生産性は連合軍戦車に対し比較劣位であった
・その高評価は防御側有利の影響が含まれている
・M4戦車は傑作戦車として知られている
・だが、その性能はドイツ軍戦車に対し比較劣位であった
・その高評価は米軍使用による有利の影響が含まれている
このテンプレート便利過ぎない?
無題Name名無し 19/12/01(日)13:42:48 No.1291936
・雷電は傑作機として知られている
・だが、性能は米戦闘機に対し比較劣位であった
・その高評価は防御側有利の影響が含まれている
雷電は本当に傑作機だったのだろうか?
確かにテンプレート便利
無題Name名無し 19/12/01(日)13:38:34 No.1291931
読んだが,防御側の効果がある程度あったというのは事実だろう。
しかし,負けた側の兵器としては良作だと思う。
無題Name名無し 19/12/01(日)14:19:54 No.1291946
>このテンプレート便利過ぎない?
ていうかティーガー戦車に関してはまんま当てはまるじゃん
攻勢を放棄して機動力減と重量増大を飲んだ結果得た重装甲重武装
そして防御側として使用することに徹した運用が
無敵のティーガー戦車象を作り上げたのは間違いない
無題Name名無し 19/12/01(日)15:02:44 No.1291950
6号戦車以上に鈍重で攻勢には向かないはずのフェルディナント(エレファント)がクルスクで突破力を発揮して以外な活躍を見せたりとかもあるので
無題Name名無し 19/12/01(日)15:06:56 No.1291951
アフリカの砂漠でもかなり攻勢的に使われてたな。
不慣れなアメリカの機甲部隊蹴散らして。
無題Name名無し 19/12/01(日)19:05:22 No.1291968
クルスクは限定攻勢だし
ティーガーが北アフリカに来たのは防勢一方のチュニジアからじゃないの?
無題Name名無し 19/12/01(日)16:17:54 No.1291955
紫電改については「源田の剣」が出版されて343空伝説が萎んじゃったから、評価は下がってるんじゃないですかね
それにしても戦果認定こそ防御側が攻撃側より正確にできるはずですが、343空の松山での迎撃戦の戦果は何でアメリカ側以上に膨らんじゃったのか…
無題Name名無し 19/12/01(日)16:21:41 No.1291957
空戦で防御側有利って頭沸いてんのかな
無題Name名無し 19/12/01(日)17:41:17 No.1291958
敵を捕捉して有利な位置から攻撃できるのだから防御側が有利なんじゃ?
だから米国機動部隊に近づくのは難しかった
無題Name名無し 19/12/01(日)18:31:30 No.1291959
早期警戒網と通信網とよく整備された航空基地群と飛行機があるなら防衛有利。
んでもって防衛側がそれらの条件を一つ欠かす度に、攻撃するタイミングと戦力の集中を自由に選択できる攻撃側がどんどんと有利になるから一概には言えない。
無題Name名無し 19/12/01(日)18:33:48 No.1291961
そもそも傑作機の定義がふわふわしてるんだからこんなの意味ないだろうに
無題Name名無し 19/12/01(日)18:40:01 No.1291962
管制で優位に誘導して会敵ってのが理想だが
レーダーで距離は出せても目標の高度を出すには電波のビーム絞る必要あってけっこう難しい
監視哨置いての目視観測で補えるが日本の地形って太平洋からすぐ主要都市に侵空できるから
そういう縦深も取れない
無題Name名無し 19/12/01(日)19:01:33 No.1291967
https://cgi.2chan.net/f/src/1575194493139.jpg
紫電改を始め海軍機の風防ガラスの分割が多いのは何故なんだ
陸軍は割とまとめてるのに
無題Name名無し 19/12/06(金)09:27:54 No.1292345
>紫電改を始め海軍機の風防ガラスの分割が多いのは何故なんだ
>陸軍は割とまとめてるのに
曲面ガラスは視界も歪むのでそれを嫌ったんじゃないかな
無題Name名無し 19/12/06(金)11:14:03 No.1292348
https://cgi.2chan.net/f/src/1575598443241.jpg
>局面ガラスは視界も歪むのでそれを嫌ったんじゃないかな
銀河は曲面風防の内面反射の問題で、面構成のものに変更されたそうだ
同じ理由で百式司偵Ⅳ型も生産型では曲面風防を止めて、防空戦闘機型と同じ風防に変更する計画だった
無題Name名無し 19/12/06(金)20:36:02 No.1292401
砂塵やエンジンからの油浴びてしばしばゴシゴシ拭かなきゃならんキャノピー部位にふつーのガラスに比してキズに弱いプレキシグラス使いたくなかったのかもしれん
生産・加工の容易さや交換を見込むと枠で小片組み合わせたタイプにしたいだろうし
防弾ガラスをそのまんまキャノピーの一部として組み込んでしまえるし
無題Name名無し 19/12/01(日)19:11:07 No.1291969
まあそれはともかくとして
本土防空戦は早期警戒網が日本軍は終わってるしいうほど有利と言えるとは思えん
無題Name名無し 19/12/01(日)20:52:18 No.1291990
両機も含めて登場・配備が遅すぎた
無題Name名無し 19/12/01(日)21:13:37 No.1292002
日本の工業力だと中盤頃に出ても不具合続出してたんじゃね
無題Name名無し 19/12/01(日)21:43:07 No.1292006
当時の日米のガソリンの「オクタン価」の違いをどう解釈してるの?
当時の日本製のガソリンは、米国製に比べてオクタン価が低く、戦後米国で調査された日本軍戦闘機は、米国製ガソリンの品質の良さ故に、全ての数値において日本国内でテストした際の性能を上回っていた。
つまり、ガソリンの質のせいで性能がダウンしていたにも関わらず紫電改・疾風は評価に相応しい戦果を残していた、と解釈するべきなんじゃないの?実際、戦後の調査で米軍の評価は高かったんだから。
無題Name名無し 19/12/01(日)21:59:21 No.1292009
>ガソリンの質のせいで性能がダウン
それに加えてスパークプラグの劣悪な品質も性能低下の原因になっていたね。
戦後、米軍が良品のスパークプラグと高オクタン・ガソリンで飛行テストをしてみたら、驚くほど性能がアップしてけど、それが本来の機体の性能だったんだよね。
無題Name名無し 19/12/01(日)22:08:54 No.1292014
低オクタン前提に設計されたエンジンにハイオクガソリン入れても逆に性能落ちるだけだから
オクタン価云々は92オクタン前提の機材と87オクタン前提の機材が同じ地域に混在してた頃の話じゃない
無題Name名無し 19/12/01(日)22:19:30 No.1292016
四式戦も紫電改もそんなに活躍できてないってのが本当のところ
ゲルググとか言ってる時点で何をかいわんや
無題Name名無し 19/12/02(月)00:32:03 No.1292024
低いオクタン価のガソリンと
低品質プラグしかないんだからそれを使った性能が四式や紫電改の性能だろう
戦後の高オクタンガソリン使えばなんて無意味な仮定だ
無題Name名無し 19/12/02(月)15:29:47 No.1292045
>驚くほど性能がアップしてけど、それが本来の機体の性能だったんだよね。
アメリカのパーツと燃料で本来の性能(キリッ
とか恥ずかしいから喋らない方がいいよ…
そもそもエンジン設計の時点で無理があるのに
それを組み上げるのが勤労奉仕の女学生さんとかじゃまともに組み上がるわけないじゃんっていう…
無題Name名無し 19/12/02(月)17:42:47 No.1292054
>アメリカのパーツと燃料で本来の性能(キリッ
パーツはともかく燃料は地勢とかそっちの問題であって技術的な問題じゃないのでいいんじゃね?
無題Name名無し 19/12/02(月)16:44:29 No.1292048
直径を妥協すれは2000馬力できたんだろうか
無題Name名無し 19/12/03(火)17:04:58 No.1292123
>直径を妥協すれは2000馬力できたんだろうか
行けたかどうかは分からんけど、より大直径でシリンダー径や部品強度にも余裕のある金星をベースに開発を進めたほうが大出力化には有利だったとは言われてるね。誉は欲張りすぎた
後知恵になるけどレシプロ機だとあの程度のエンジン直径での差は大して速度性能に影響は与えないって分かっちゃったし
無題Name名無し 19/12/02(月)00:38:39 No.1292025
戦史的な意味での傑作機と設計面での傑作機があるけど
運用国の国情に合わずに性能を発揮出来なかった戦闘機は傑作とは言えない
つまり五式戦こそ真の傑作機なのさ!(日本の限界とも言う)
無題Name名無し 19/12/02(月)01:48:10 No.1292028
約束通り100オクタン燃料供給されておれば…というのはあくまで設計者の言で
『悲劇の発動機・誉』だと「小直径で2000馬力」って米英でもやらんような野心的設計の無理が冷却や部品寸法に響いててオクタン価どころの問題じゃないよねって話のようだが
無題Name名無し 19/12/02(月)11:53:49 No.1292036
あの工業力では、よく出来た傑作機だと思います。
無題Name名無し 19/12/02(月)18:00:14 No.1292055
アメリカの燃料やプラグ使っても性能面ではなんとか食らいつけるか程度で
出力的にはまだ負けてるからなあ
無題Name名無し 19/12/02(月)19:21:58 IP:36.8.*(dion.ne.jp)No.1292068
日本の工業力を底上げできなかったんだから傑作機なんか生まれない
無題Name名無し 19/12/04(水)19:32:43 No.1292252
>日本の工業力を底上げできなかったんだから傑作機なんか生まれない
この理屈だと最早日本に傑作機と呼べる機体は存在しなくなるな
無題Name名無し 19/12/03(火)10:38:39 No.1292106
傑作機じゃないかもしれないが名機で
無題Name名無し 19/12/05(木)20:07:24 No.1292312
エンジンはライトサイクロン
プロペラはハミルトン
コンパスはスペリー
方探はクルシー・テレフンケン
翼形検討に使うのはNACAのカタログ
などなどデッドコピーとおさがり技術だらけで理論・実証の足腰が弱いんじゃ
親元とガチンコやってもそりゃ勝てん
せめて熟成・底上げの年月を日中戦争のような負担無しに欲しかったね
無題Name名無し 19/12/05(木)20:49:46 No.1292314
欧米の技術が開戦で入ってこなくなると地力の差が出てしまった
戦後GHQが航空機の開発を禁止したから日本の航空機産業が立ち遅れたなんて負け惜しみでしかない
その前にから既に立ち遅れていた
無題Name名無し 19/12/05(木)22:48:55 No.1292327
>戦後GHQが航空機の開発を禁止したから日本の航空機産業が立ち遅れたなんて負け惜しみでしかない
>その前にから既に立ち遅れていた
自動車は戦後遅れを取り戻せたんだから航空機も取り戻せた...かもしれない
無題Name名無し 19/12/06(金)09:39:18 No.1292346
>自動車は戦後遅れを取り戻せたんだから航空機も取り戻せた...かもしれない
ぶっちゃけリソースの割り振りの問題でしかないと思う
無題Name名無し 19/12/06(金)01:36:56 No.1292334
https://cgi.2chan.net/f/src/1575563816791.jpg
あ、おい待てぃ
確かに合衆国とソ連には遅れていたけどイギリスとフランスに数年分遅れていたぐらいだゾ
無題Name名無し 19/12/06(金)23:23:33 No.1292429
>自動車は戦後遅れを取り戻せたんだから航空機も取り戻せた...かもしれない
自動車は欧米も戦争で民間車の開発が停滞して
(高級車メーカーも戦後までに多くが凋落…)
戦後も一般人への普及を重点に置いた分技術革新やモデルチェンジが遅れたのも日本車の発展に大きいかな…
無題Name名無し 19/12/05(木)22:09:50 No.1292321
オクタン価については軍オタでも変な勘違いしてる人多いよね
80~90オクタンくらいの燃料を前提に調整してあるエンジンに
100オクタンの燃料入れても性能アップなんてしないのに
なぜかするもんだと思ってる人が多い
無題Name名無し 19/12/06(金)23:41:00 No.1292440
> オクタン価については軍オタでも変な勘違いしてる人多いよね
> 80~90オクタンくらいの燃料を前提に調整してあるエンジンに
> 100オクタンの燃料入れても性能アップなんてしないのに
> なぜかするもんだと思ってる人が多い
100オクタン燃料を前提としていたはずなのに、制式化された頃には80オクタン燃料ばかりだったエンジンに本来想定されていた100オクタン燃料を使えばそれは本来の性能に戻ったということなのでは?
無題Name名無し 19/12/08(日)00:51:53 No.1292550
>> 80~90オクタンくらいの燃料を前提に調整してあるエンジンに
>> 100オクタンの燃料入れても性能アップなんてしないのに
>> なぜかするもんだと思ってる人が多い
>100オクタン燃料を前提としていたはずなのに、制式化された頃には80オクタン燃料ばかりだったエンジンに本来想定されていた100オクタン燃料を使えばそれは本来の性能に戻ったということなのでは?
100オクタン価の燃料を前提に設計したエンジンに80オクタン価の燃料を入れたらまともに動かないよ。
アイドリングは出来てもスロットルは開けられないだろうね
無題Name名無し 19/12/08(日)09:50:24 No.1292564
>オクタン価については軍オタでも変な勘違いしてる人多いよね
どうなんだろうねその辺
歴史群像の100オクタン燃料始末記という記事で
ビルマからシンガポールに一旦後退した頃の64戦隊の整備隊日誌には
「今日から100オクタン、さすがに調子がいい」
という記述が見られるそう
まぁ数値に出来ない体感程度の調子の良さ/悪さの違いの可能性もなくはないが…
無題Name名無し 19/12/08(日)10:13:37 No.1292568
変化に合わせて調整してる整備の人がすごいって言っていいのかな?
無題Name名無し 19/12/08(日)11:33:12 No.1292572
歴史群像の記事には「『一〇〇オクタン』燃料は飛行性能よりも燃費を改善し航続距離を増大させる燃料として利用されていたことが、この方面を担当した参謀手簿からも読み取れる。」とありますね
無題Name名無し 19/12/08(日)11:35:56 No.1292573
>変化に合わせて調整してる整備の人がすごいって言っていいのかな?
燃料気化器の調整担当は凄いんじゃないかな
無題Name名無し 19/12/08(日)11:47:16 No.1292574
オクタン価以前に燃料の品質自体が良くなかったのかもね
車なんかでも特定のGSで給油するとやたら調子悪くなるとかあるし
無題Name名無し 19/12/08(日)13:58:29 No.1292582
シンナーを混ぜて増量するという記事を読んだことが有るがシンナーのほうが高価だろうに
無題Name名無し 19/12/08(日)14:56:21 No.1292585
>シンナーを混ぜて増量するという記事を読んだことが有るがシンナーのほうが高価だろうに
シンナーの成分であるトルエンがガソリンのアンチノック性能を上げるからで、量を増すためではありません
無題Name名無し 19/12/08(日)16:14:35 No.1292591
https://cgi.2chan.net/f/src/1575789275148.jpg
>トルエンがアンチノック性を上げるからで
余談だけど、1.5ℓターボ時代のF1マシンの燃料がガソリンとは名ばかりで、アンチノック剤として大量のトルエンが混入されていたって話がある
無題Name名無し 19/12/08(日)16:33:46 No.1292593
>1.5ℓターボ時代のF1マシンの燃料
あの頃はピットの臭いがすさまじかったと言ってたもんなあ
クルーも大変だったろう
無題Name名無し 19/12/08(日)17:12:40 No.1292596
>1.5ℓターボ時代のF1マシンの燃料がガソリンとは名ばかり
肌の露出しない宇宙服の如きスーツを着込んで給油作業してましたものね
無題Name名無し 19/12/08(日)18:41:39 No.1292600
>アンチノック剤として大量のトルエンが混入されていた
80%以上がトルエンだったそうなので、アンチノック添加剤とか混入というより、
ずばりトルエンが燃料、という感じだったらしいですね。
無題Name名無し 19/12/10(火)09:22:13 No.1292723
やばい特殊燃料が使われるようになったのはターボ禁止されて3.5LNAになってからだな
無題Name名無し 19/12/10(火)09:22:13 No.1292723
やばい特殊燃料が使われるようになったのはターボ禁止されて3.5LNAになってからだな
無題Name名無し 19/12/10(火)15:49:17 No.1292744
過給してたっぷり空気吹き込んだガソリンとの混合気を
既にアツアツのシリンダー内でプラグ着火のポイントまで発火させずに圧縮するってのは
よく考えようとするとよくわからん世界だな
無題Name名無し 19/12/11(水)02:28:58 No.1292816
https://cgi.2chan.net/f/src/1575998938328.jpg
>過給してたっぷり空気吹き込んだガソリンとの混合気を
>既にアツアツのシリンダー内でプラグ着火のポイントまで発火させずに圧縮するってのは
>よく考えようとするとよくわからん世界だな
なので「もう直接シリンダーにガソリン噴射すればよくね?」って考えも出てきた
無題Name名無し 19/12/07(土)00:20:05 No.1292442
>『悲劇の発動機・誉』だと「小直径で2000馬力」って米英でもやらんような野心的設計の無理が
実際エンジン直径ってそんなに影響有ったのだろうか
無題Name名無し 19/12/07(土)10:19:31 No.1292477
>実際エンジン直径ってそんなに影響有ったのだろうか
1930年代の古い空力理論だと問題視されていた
当時のヨーロッパ産の戦闘機の多くが液冷エンジンを採用していたのは、その辺りが背景になっている
エンジン直径が小さくなれば表面積が減る=摩擦抵抗も減らせるので、手っ取り早く性能を出すには一番確実な方法と考えられたから、大馬力エンジン開発で後れをとっていた日本ではエンジン直径には敏感になっていた
でもP-47系の進化を見ると、それなりの馬力があれば後は空力設計次第なんだろうねぇ
無題Name名無し 19/12/07(土)16:15:51 No.1292500
Fw190とか、日本だと五式戦なんかがそうだけど、実のところ空力処理的には前面投影面積よりエンジン周辺を流れるプロペラ後流の処理をどうするかって方が抵抗値に与える影響は大きかった
なにしろ目の前にでっかいプロペラが回ってるんで、多少機首を小さく絞ったところであまり影響はないって話、空冷機だと結局冷却のために開口部は開けなきゃいけないしね
無題Name名無し 19/12/07(土)16:38:53 No.1292506
>空冷機だと結局冷却のために開口部は開けなきゃいけないしね
液冷だってラジエター冷却の開口部で同馬力ならあまり変わらない開口面積だったてーのが後にわかってるんだし
無題Name名無し 19/12/07(土)16:42:14 No.1292511
紡錘形しぼり込みにとらわれず延長軸つかわなかった雷電とか
高望みでもなく可能な範囲のIFなだけに惜しいね
無題Name名無し 19/12/07(土)18:58:56 No.1292517
2式単戦作ったのにその辺の解決法はわかってなかったのかな
まあわかった頃には既に誉開発だいぶ進んでそうな
無題Name名無し 19/12/07(土)19:15:41 No.1292518
2式単戦自体最初目標値の最大速度出せなくて苦労しているからね
高速機のスタイルとして特に優れていると思われなかったんじゃない
無題Name名無し 19/12/11(水)07:17:49 No.1292828
正直、防空戦闘機としては鍾馗で必要十分といえば十分だったと思ってはいる
B29がいくらなんでも規格外のスペックすぎると思うのは私だけではないだろう
無題Name名無し 19/12/12(木)13:49:12 No.1293007
燃料、プラグの品質不良はさておきペラの技術格差が大きすぎるからな
効率と強度に優れたプロペラを開発できていればあと10ノットは増速できてたし、雷電の共振問題もすぐに解決できてたんだが、ペラ関連は空技廠が全権掌握しとったからな…
米軍調査団もこんな古いプロペラで…と呆れてたで
まあ機体性能差以前にそれを発揮できる量産加工技術が欠けてたからどうしようもねえが
無題Name名無し 19/12/12(木)15:58:44 No.1293061
戦時中、川西飛行機の設計部で丁稚してた方が得意先に居たな
お爺ちゃん設計士だったので、もう亡くなってると思うけれど、引退前に傑作機の紫電改のやつをプレゼントしたらすごく喜んでくれた
無題Name名無し 19/12/12(木)19:15:32 No.1293094
https://cgi.2chan.net/f/src/1576145732405.jpg
プロペラ設計者だった故 佐貫亦男さんのエッセイによると
機体、エンジン、プロペラとならべたとき、第二次大戦中の日本のプロペラはもっとも遅れていたと批評家はいう。そのとおりであったことを否定しない。
その遅れをとりもどそうとして、日本はアメリカのハミルトン・スタンダード・ハイドロマチック用工作機械を輸入しようとした。ところがアメリカはこれの輸出を禁止した。
あわてた日本はフルフェザーのできるプロペラを求めて、ドイツからVDM(歯車式)ユンカース(油圧式)、敗けたフランスからラチエ(電気式)の製造権を買った。
そのほかにハミルトン・スタンダードの定回転式(羽根角がたった20度しか変わらない。フルフェザーのためには70度変る必要がある)があったから、大騒ぎになった。皮肉なことをいえば、日本は世界の流行品を集めていた。
無題Name名無し 19/12/12(木)19:28:09 No.1293098
https://cgi.2chan.net/f/src/1576146489269.jpg
私もプロペラ設計者であったから、この騒ぎに責任がある。
(中略)
フルフェザープロペラだって、日本の設計者たちに思い切った開発をさせるべきだった。
そんなことをいうなら、なぜおまえはやらなかったのかといわれそうである。しかし、設計者がひとりで踏んばってもどうにもならない。
(中略)
戦争が長くなればボロが出るのは当然であった。そのボロの中にはプロペラが入っている。
とのことで、日本という「組織」の限界を露呈した結果がプロペラ開発の遅れ、となったとも考えられるのですな。
無題Name名無し 19/12/12(木)23:41:04 No.1293135
そーいやリバースピッチもできるってんでやってみたら
砂埃かぶってやめたんだっけ?
アメさんもしてないしって事でフェザーまでになったとか
無題Name名無し 19/12/13(金)00:12:58 No.1293141
佐貫氏が大戦中ドイツから帰りそびれたのだけでも痛い引用元:https://cgi.2chan.net/f/res/1291921.htm
コメント
戦後の日本兵器評価は敗戦の衝撃による全否定と現役だった兵隊さんたちによる過大評価が交差して面倒な事になっていたが、最近は米軍側資料も入手しやすくなり妥当な線で落ち着きつつある・・・ のかも知れない?
空戦での防御側の有利・航続距離の差、早期警戒網の活用、救難の安易さをもっと上手くもっと早く、せめて絶対国防圏あたりで活用出来ていればもう少し評価のしようも出て来そうだけど、当時の日本は国力的にも戦略的にもそんな芸当を行える国じゃなかったから仕方ないね(´・ω・`)
まあこういう話は傑作機とは銘記とはの定義からして個々人違うから、最初に基準を設けないのなら俺はこういう理由でこう認識してるってもんでしかないのよね
日本軍機がアメリカの燃料や部品で出た性能はそれが設計上出せる数字だからそれこそが本来の性能で、それを維持できなかったのは日本の国力の問題で機体の問題とはちょっと違う
アメリカのB-29のエンジンなんてよく壊れるよく燃える、基地移動の度に予備エンジンを抱える、耐久時間も短いうえ本整備は本国送り、改良されてもやっぱり出火、と工業製品としては誉のほうが燃えないだけ上等なレベルの欠陥エンジン搭載爆撃機だけど、B-29は駄作機や役立たず爆撃機とは呼ばれないし
戦略爆撃って戦法含めてコスパ悪いとは言われるけど
とりま疾風は、レイテで一瞬にせよ航空優勢確保するという見せ場が与えられただけでもよかったのでは。ただ日本陸軍の評価は思ったより低かったみたい。その理由は機体性能より飛行場不備など後方支援の問題のようですが。
曲がりなりにも設計想定時のガソリン入れればちゃんと動く誉は失敗作ではないね。
紫電改vs疾風なら俺は疾風の方に一票を投じますね
岩橋少佐も、これは行けると太鼓判を押したし、旋回性能も十分あった 空戦フラップなんかなくたって失速特性が素直だから小回りは効くのよ。
なにより3500機生産されたというのがでかいね
疾風は日本本土だけで戦ってたわけではない。紫電改と違って中国でデビューし台湾、フィリピンと戦ってる。
本番のフィリピン戦では一時制空権を確保し味方の上陸を援護した記録まである。
疾風を鹵獲したアメリカ軍も性能テストで高性能機と太鼓判を押している。更に疾風と交戦したと思われる米部隊の戦闘報告書でもその類まれな速度と上昇力は目を見張るものだと書いてある。むしろその高性能を活かせない空中勤務者の練度不足にまで言及しているものまである。
守勢の利とか何を言ってんだこいつレベルの指摘。
紫電改についてもそう。確かに、源田の剣や近年の研究で勝ったと思われた松山迎撃戦でも損害を比べると負け越していることは確認できる。しかし、その一つ一つに注目してみれば(VMF123 対戦闘301等)やはり敵を圧倒し敵に強烈な印象を与えてることもわかるはず。
喜界島制空戦でも毎回かなりの損害を出している。しかし、ここでも一つ一つの空戦に注目すれば、負けた理由は紫電改の性能よりも、無線での連携・武装・機数・練度等にあることは分かるはずである。
ソフトの負けをハードの負けにするとかどこの日本軍アンチですか?
更に付け加えるなら343は初期の時点で燃料事情に問題点を抱えており、性能をフルに発揮出来なかったという元搭乗員の証言まである。
海軍の性能試験や米軍の戦闘レポートをみれは紫電改が名機だったのは明らかで、それは海軍の量産計画を見ても分かるでしょう?
熱くなって長々と書いたけど、俺が言いたいのは一面だけを見て傑作駄作を判断するのはやめようねってこと。
そんなのミリオタ初心者で卒業する事でしょうに…
最後に、米欄汚してすみませんでした。では。
実際、枠の少ない隼なんかは歪んで見えづらいのか風防開けてたって証言もあるしな。
こういうところにも、技術の差ってあるよね(遠い目
アメリカ軍機ではそういうことはなかったかね?鹵獲機をテストした陸軍でもそんな指摘無いから、やっぱり問題ない?
こいつよく調べたら、中国の安価な戦闘機買えとか言ってるやんやんけ!熱くなって損した…
米軍攻撃ヘリのキャノピーが曲面から平面に変わったのは、視界の歪みが理由らしいから米軍でも無くはなかったと思われ。ただ戦闘機では視界の良さも性能の内なので(視界が広く確保できる方が戦闘で優位に立ちやすい、ООDAループで調べて)、米軍機はバブル型キャノピーが採用されたのでしょう。
パイロットの訓練不足も重爆が作れないのも何もかも石油よ
石油があればバカでかいエンジンと燃料たっぷり積んで大型機をガンガン飛ばせるし
戦車もトラックも大量生産して補給もバッチリ
リッター500円の人造石油や松根油でヒイヒイ言ってる時点で無理
まあそう熱くならんでも、ただ無線と武装は性能のひとつでは?
フィリピン戦で制空権の話はレイテ戦でほんの一瞬ですよ、先に書きましたが。
これにも四式戦の性能だけでなく、レイテ沖海戦の影響や飛行場の問題など複合的な理由もあり単純にどうこうは言えないかと。
敵を圧倒しも少し言い過ぎでは、優位に立った戦いも結構あったのは確かだけど。敵に印象を強く与えたのは、それまでの零戦や一式戦に比べれば当然でしょ。1に問題あるのは解るが、日本軍アンチは言い過ぎですよ。
疾風はF-6Fとやらに苦戦するレベルなんで名機確定っすねw
P-51Dと比較すりゃ航続距離や高高度性能でケチはつくけど名機ではある
レイテに参戦できてるところもいい
日本特に海軍に関していえば練度不足は石油だけに起因するものではないと思う。
個人的には見た目は四式戦の方が好きだな。乗るならサンダーボルトだろうけど。
こいつwikiでいちいち日本の兵器をサゲながらアメリカの兵器の記事書いてる奴と同じ臭いがする
元記事の事、それともコメの事?
疾風は陸軍機らしく機首から絞られていくスマートさで最速600㌔オーバーの優秀機なんだが知名度が陸軍ゆえに...隼や鍾馗に並んで陸軍機好き
コトブキ飛行隊では疾風が敵エースで紫電改がただの敵扱いは面白かった
あれは運転制限かかった状態で測定したししゃーない。実戦では640ぐらい出たらしいよ。なお、末期。
なるほど。
確かによく考えてみると初期から涙滴型風防装備してる米機って当時少なかったし、ご指摘どおりかもしれませんね。
台湾での空戦のことは忘れて差し上げろください(白目
ウーダループ調べました。こりゃすごい物ですね…松山迎撃戦のS407とか正にこれに当たるかと。
有益な情報ありがとう!また一つ深く知ることができました。
F6F自体が傑作機だし航空戦の内容を考えると単芝付けてる時点で察せますねぇ。
あの人ほんと変わらんね
あれ、これ紫電改と疾風を遠回しに褒めてないか?
燃料や部品の質もその国の科学と産業の到達水準が問われる訳で、それも込みでその機体の評価
誉は兵站という苦手分野に足を引っ張られている部分が大きいので、設計だけで見ると評価が高くなる。しかし総合では欠点も目立ち、評価は低くなる。
評価は片方だけじゃなくて、併存するんだよ。一緒くたに扱うと問題の本質からかえって遠ざかる。
ガソリンのオクタン価って原油の時点で結構差が出るんだよ。
歴史群像の最新号によると
戦争終了後にアメリカの視察団が
日本の航空用燃料の精製設備を見たら
アメリカではもう見向きもされなくなった古い方式ばかり使ってたそうだから
技術的に大きく遅れてたのは確か
F-6Fやぞ
F6F-5なんだよなぁ
Fー6A「俺に弟はいねぇ!いねぇんだよぉ!」
相良油田の原油入れてみたい。
精製しなくてもエンジン回る代物らしい。
F6Fだぞ。F-は命名規則変更後の書き方
ライターの名前みてため息出るレベルだよね。
どれだけ兵器として優れていても必要な時に必要なだけ揃えて使え無ければ意味はないし、逆もまた然り。
傑作と呼ぶ場合、何処を評価するのかが大事であって、基準が無いのだからずば抜けて良い評価点があれば全部傑作機になり得るんじゃないのかな。
23さん、開戦時の米軍機はいわゆる後方視界の悪いレザーバックでしたが、1943年頃から視界が良く生産性も高いバブルキャノピーに移行しています。一説にはP51Dでは空力的には有利なレザーバックを捨ててあえて空力上は不利なバブルキャノピーにしたともいわれています(確か大昔の世界の傑作機に出てたと思う)。
正規の凡作P40もN型ではかなり後方視界の改善を図っています。(既にご存知かもしれませんが)。
空戦で敵の位置を知ることは非常に重要ですが、大戦末期の米軍機になるとバックミラーの他、後方警戒レーダー(単純な警報器に過ぎませんが)を装備したりで、なんともはやという感じです。
B-29のエンジンは本物の傑作機A-1スカイレイダーに使われて、1970年代まで第一線で使われ続けられるくらいのポテンシャルはあった
誉にはそんな長生きできる発展性はないし、かと言って戦争中だけでも期待された働きができたかと言うとそうでもない
米陸軍の攻撃ヘリのキャノピーが平面構成になったのは、曲面型だと多方向に太陽光を反射して発見される可能性が高かったからという話があったような気がするワニ。ちなみに、AH-64は完全な平面だとキャノピーがドラミング現象を起こすことがあるので、わずかに曲面を入れているそうワニ(『マウント』ととらえるか、ただのお節介なのかは人それぞれワニ。)。
あと、紫電改と疾風の話じゃなくてゴメンなさいワニ。
金星ベースで2000馬力オーバーを目指して18気筒化したのが烈風や震電に搭載されたハ43。
11です、いやいや、こちらもうろ覚えで書き込んだので、訂正ありがたいです。
なんせ30年も前の話なんで。
戦後はハゲの希望の星となる紫電改はマジ優秀。
スピットファイアもP-47もP-51もバルブキャノピーが量産できるようになるとレザーバックを捨ててますからね。実際、フラシムで接敵する際に後方視界があるのとないとでは戦いやすさが全く違いますから多少速度が遅くなっても視界は確保したいです。
なに言ってんだこいつ
搭載されて上手くいってなかった筈
ハ43は事実上、未完成でしょう。
機数や練度は兎も角、武装や無線機は機体の一部では?
それって機体性能が低かったのは中島や三菱の責任では無いって言う以上の意味は無いと思う。
ガソリンやエンジンオイル、点火プラグやプラグコードをアメリカ製に換装すれば性能は上がるって言う人もいるけど、それはもう日本の戦闘機とは言えない。
だって同等の性能のモノを日本は造れなかったんだから。
敵の凄まじい攻勢の前には力及ばず…
お世辞にも成功作とは言えず
高精度の工作機械やハイオクガソリン、高性能スパークプラグがあれば話は違ったかもしれないけど
そういうリソースがない日本では所詮 成功のしようがない
日本には2000馬力クラブの入会資格がなかっんだよ
アメリカ機って、設計段階からあれもこれもと詰め込んで重量過多になったのをエンジンのパワーで強引に持ってっているというイメージが…
間違いなくWW2の最高傑作機であるP-51も、機体が重くて加速力と上昇力に難があるという欠点があると聞いた
五式戦乗りだった人の「勝ちにくいけど勝てないということは無かった」とかいう証言も、多分その辺の弱点を突いた上での話なんだろうな
>>2000馬力クラブ
クラブ?、銀座とか北新地の?
変わった事言う人が居ますね
この場合の「クラブ」は、イギリスあたりの上流階級の紳士たちが社交目的で作って悦に入ってたほうのクラブの意味合いが強い
「ディオゲネスクラブ」とか「十二漁師クラブ」、「奇商クラブ」みたいなの
先行集団の最後尾に、ようやく喰らいつく程度が限界だったのは確か
アメリカ機を超えるものを造ることが出来るようになったから、これを戦技に生かせないかと
実験してみることになったそうだ
飛行中に逆ピッチに入れてみたら急減速してきりもみ急降下
「死ぬかと思った」
着陸時の滑走距離の短縮に使えるかとやってみたらものすごい砂埃で視界ゼロ
「危なくて使えねぇ」
と、散々だったそうだ
米英独ソの700km/hオーバー単発機にも届かない。
故障原因は失念したけど、ペラがない機体を安全に不時着させたテスパイの人は凄いよね。しかも飛行特性の悪い紫電だから尚更。
もしかしたら紫電改だったかも知れん…
個人的には紫電改は凡作、疾風は傑作に入れていいと思う。
誉「・・・」
水メタでごまかしてただけ
それってエンジンが高温でも駆動できるようになるのかシリンダーをめいいっぱい押し込めるようになるのかどっちなの
加圧しても燃えないからターボ過給機が使えるようになるとか書いてる場合もあるけど
高高度は元々の気圧が低いんだからそれは関係なさそうだが
誉は100オクタン前提の設計なので・・・
水メタ入れてなんとか…
でもよく言われる87まで下げたことはない。
誉の性能低下は製造工程の相重なる変更、精度の高い工作の不徹底など、当時の工業技術の限界も大きいとは思いますが、単に誉そのものが工業製品として未完成だったのが最大の原因だったのでは無いでしょうか
通常試作エンジンの完成から実用化まで、日本では5年を要していましたが、誉は戦時の前倒しで3年目から量産が開始されました
機械ものにはよくある事ですが、試験運転では充分マージンがあるように見えても、現場に出した途端に思いも掛けない故障の連発、性能低下
実際通常の実用化期間と同じ5年目には低オクタンガソリンに対応するために、下部シリンダーへの混合気を希薄化する吸気マニホールドへのベーンの追加や、点火装置関連の強化を行い、前線の使用環境下でも設計数値に近い出力を発揮できるエンジンの生産に成功しています
もちろんその直後には本土空襲で主要工場が壊滅的な打撃を受けて、基礎の整備すら覚束なくなり日本のエンジンは壊滅状態になるのですが
とにかく言いたいのは誉は戦争には間に合いませんでしたが、日本が完成させる事の出来た唯一の2000馬力エンジンであると言う事です
飛行場がコンクリ舗装されてないからな
されていれば有用だった。距離は車輪制動の半分に短縮されたと。フルフェザーどころか逆ピッチにすらできるのはラチェの利点だったのに勿体ない。
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