無題 Name 名無し 19/07/02(火)21:23:11 No.1278997
ジャングルスレ
一生に一度くらい行ってみたい
ニューギニア砲兵隊戦記―東部ニューギニア歓喜嶺の死闘 (光人社NF文庫)
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無題 Name 名無し 19/07/04(木)22:20:26 No.1279138
http://cgi.2chan.net/f/src/1562246426983.jpg
>一生に一度くらい行ってみたい
北部訓練場とかジャングル戦の訓練に使ってるし沖縄でも行ってくれば?
無題 Name 名無し 19/07/04(木)23:16:47 No.1279142
>一生に一度くらい行ってみたい
一般社団法人日本戦没者遺骨収集推進協会
http://jarrwc.jp/aboutus.html
参加してみたら?
無題 Name 名無し 19/07/03(水)01:35:38 No.1279017
ジャングルじゃないけど、田舎にいる従兄弟の家から少し山道に入って行くと、いつの間にか靴やズボンの裾からヤマビルが入って来て血を吸われるとです。
山道に行く時はゴムブーツを履いて、ブーツの入り口をガムテープで塞いだ上に、ヒルよけスプレーをして行かないとイケないとです。 (´・ω・`)b
ベトナムで戦った米兵さんたちの気持ちがちょっとだけ体験できるとです。
無題 Name 名無し 19/07/03(水)17:58:59 No.1279071
http://cgi.2chan.net/f/src/1562144339928.jpg
近所の山はヒルは出ないけどヤブ蚊が酷くて入っていくのは無理だった
舗装された道路脇のそれなりに管理してある場所ならいいけど、そこから外れて奥に入っていったらまあ夏場には行きたくないぐらい虫が酷い
日本でさえそんなんだから海外でジャングルなんかだと行きたくもないって感じます
無題 Name 名無し 19/07/03(水)18:06:28 No.1279072
http://cgi.2chan.net/f/src/1562144788542.jpg
モレスビー陸攻めルートはココダトレイルとしてトレッキングルート化されてる
飢えとマラリアと戦争抱えてなければ涼しげで楽しげ
無題 Name 名無し 19/07/04(木)00:15:32 No.1279091
ジャングルでサバイバル訓練中のSAS隊員が
暑さや害虫に加え、樹々に囲まれる毎日で閉所恐怖症になったとか
無題 Name 名無し 19/07/04(木)21:31:26 No.1279134
SAS隊員がサバイバルして生き抜けるのに
バタバタと餓死で死ぬっつーのは
知識が足りないのか
それともSAS隊員も同じくらいの密度の人員で
ジャングルに放り込まれたらやっぱり取得できる食料が足らず
餓死するのか
無題 Name 名無し 19/07/04(木)21:51:06 No.1279136
ギブアップした脱落者をサポート可能な訓練中と
インパールの白骨街道は同列にすべきなのかどうか
無題 Name 名無し 19/07/04(木)23:22:06 No.1279143
http://cgi.2chan.net/f/src/1562250126031.png
>SAS隊員がサバイバルして生き抜ける
SASの連中は道が途切れると
トラックを分解してジャングルの中を
人力で搬送したりせんだろう
運ぶ道具をバラして運ぶ道中や・・・
無題 Name 名無し 19/07/05(金)03:03:49 No.1279162
>SAS隊員がサバイバル
粗食に耐え毎日がサバイバルですしおすし
ただし紅茶を切らすと精神的に不安定になるようです
無題 Name 名無し 19/07/06(土)14:40:36 No.1279215
>精神的に不安定になるようです
霊長類学者の河合雅雄が、熱帯雨林に籠り続ける研究者の精神が崩壊した話を書いていまして、何でも「ジャングルの奥には圧迫感みたいなものがある」のだと。
画像は、ジャングル内の病気や寄生虫がいっぱい出てくる本。
無題 Name 名無し 19/07/06(土)10:36:20 No.1279211
草はともかく飲み水は水筒だけなんです?
水筒だけでポートモレスビー越えはSASでも無理だろう
無題 Name 名無し 19/07/06(土)16:17:37 No.1279216
見通しが利かないから安全圏を確保できない状態がずっと続くことに疲れるのかな
無題 Name 名無し 19/07/06(土)16:18:07 No.1279217
人間はサバンナのある程度の見晴らしと身を隠せる茂みのある環境に適応して進化したって話だから、見通し0で頭上や後ろからいつ何が襲ってくるか分からない状況ってのは心理的にきそうだよなぁ
無題 Name 名無し 19/07/07(日)05:15:55 No.1279265
地磁気が狂ってたらもう帰れない
無題 Name 名無し 19/07/10(水)06:58:11 No.1279389
小野田さんとかやっぱスゲーな
無題 Name 名無し 19/07/10(水)16:39:02 No.1279411
小野田さんと相棒も他の帰還者もたいがい現地住民の農作物失敬できた環境が大きかろう
無題 Name 名無し 19/07/11(木)07:33:31 No.1279462
日本兵は南方の戦地へ赴く前に"Man vs Wild"を見ていれば飢えずに済んだ
無題 Name 名無し 19/07/11(木)09:17:14 No.1279468
>飢えずに済んだ
その人なみに手当たり次第食べても足りずに餓死者続出だもんな
無題 Name 名無し 19/07/14(日)01:33:39 No.1279648
そう言えばベトナムのジャングルの中を米兵たちが行動していたら、木の上から大量のヒルが降って来た!って話を聞いたことがあるんですが、そんなことが本当にあるんですかね?
ヒルが木に登って、動物が通るのを枝の上から感知してダイブするとか、常識ではちょっと考えられないんですけど…。 (´・ω・`)?
無題 Name 名無し 19/07/14(日)07:53:31 No.1279668
>木の上から大量のヒルが降って来た!って話を聞いたことがあるんですが、
>そんなことが本当にあるんですかね?
日本のヤマビルですら樹木に登って、枝葉からぶら下がってヒトや動物に取り付くくらいだから
あると思うよ。
無題 Name 名無し 19/07/14(日)05:41:49 No.1279657
人が発する赤外線とか二酸化炭素を探知して
木の上から降下するんではと聞いたことあるお
無題 Name 名無し 19/07/14(日)08:00:20 No.1279669
http://cgi.2chan.net/f/src/1563058820005.jpg
人の世や山は山とて蛭が降る 山深し若葉の空に蛭の降る
昔から蛭は降ってくるものと認識されてたり
山歩きしてると丹沢山系が有名で登山道に塩が置いてある
(高尾とか奥多摩ではあまり聞かない)
無題 Name 名無し 19/07/14(日)08:19:50 No.1279670
ちなみに、現在売られている虫除け剤の主成分の「ディート」は
対日ジャングル戦での経験から米軍が開発したモノらしいっすね・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%88
無題 Name 名無し 19/07/14(日)20:13:07 No.1279692
http://cgi.2chan.net/f/src/1563102787417.jpg
ニューギニアで戦ったあるIJA砲兵さんの手記によると、同地には「我々の知らなかった生物が沢山いた」そうなんですが、
「その一つが赤虫である。大きさは0.2ミリくらい。湿気の多いジャングルの下草のあるところを歩くと、服についてくる。小さいので目のあらい風通しのよい防暑服の目を通して肌につき、痒くてたまらない」
「1匹なら探し出して針の先で掘り出せば、苦痛から逃れられる。しかし、たいてい1匹というわけには行かないからご想像の通り。そしてこれが皮膚の柔かいところを好んで潜り込むからたまらない。たくさん背負い込んだときは身体がカッカとほてって、いらいらする」
…んだそうで
無題 Name 名無し 19/07/14(日)20:14:28 No.1279693
http://cgi.2chan.net/f/src/1563102868610.jpg
要は現地に生息するダニーちゃんの1種のようなんですが、一方で、やはり同地で日本軍と戦ったオーストラリア軍の戦記に、ポートモレスビー攻略が挫折した後、敗走する日本軍の兵隊さんの戦死体を軍医が検視した際のエピソードが紹介されておりまして、
「日本兵の大部分は飢えのために、毒のある果実やジャングルの植物の地下茎を食べる羽目になって死んだらしい」
…なんてあるのは、同地で戦った日本側の将兵さんの証言とか読んでますとああ…って頷ける感じなんですが、
「日本軍は飢餓線上にあり、ツツガムシ病と赤痢で散々に痛めつけられていたことが分かった」
…ともありましたり
無題 Name 名無し 19/07/14(日)20:16:10 No.1279694
http://cgi.2chan.net/f/src/1563102970486.jpg
「ツツガムシ病」はダニの吸血により媒介される感染症で、かつては日本国内でも蔓延が見られて「恙なし」の語源にもなった疾病なんですが、日本のみならず、東南アジアやオセアニアでも当時から広く分布していて、異国の地でも日本兵さん達を苦しめたという話だったようで
豪軍側ではこれらの日本側の惨状を教訓にして、進撃速度を犠牲にしても食糧等の集積所や診療所の随時設置や、衛生施設と衛生法の厳重な実施や教育を行いながら慎重に前進する方針をとったそうなんですが、それでも大戦中、多くの連合軍将兵さんらが「ツツガムシ病(Scrubtyphus)」に感染し、甚大な損害を被っているそうです
https://en.wikipedia.org/wiki/Scrub_typhus
熱帯のジャングルの中には、人間とオトモダチになりたあい!という熱烈なナマモノさんたちが一杯いた(いる)ようなんですけれども(棒
ただ血を吸われるだけで済む、というぐらいならまだマシな範疇だったりするんですかしら…
無題 Name 名無し 19/07/14(日)21:13:35 No.1279697
>寄生虫がいっぱい出てくる本。
とつぜん小便が出なくなったSAS隊員を著者が診察したら、尿道に山ビルが潜り込んでいた話が鳥肌ものだった
無題 Name 名無し 19/07/14(日)21:37:21 No.1279699
とりあえずジャングルブーツとか履かないと
足場悪くてアッと言う間にネンザしそうだ
無題 Name 名無し 19/07/14(日)22:20:27 No.1279701
蛭に吸い付かれたら無理にもぎ離すと血がとまらなくなるから煙草の火で頭を焼けと習ったな
今は煙草を持ち歩かないから別途薬剤でも用意してるのかな
無題 Name 名無し 19/07/14(日)23:36:59 No.1279702
ダニの類もかまれた人はあんまり自覚ないらしいしなあ
気がつくとこぶになってるという
無題 Name 名無し 19/07/15(月)00:24:50 No.1279705
リケッチア系の感染症っていまだに厄介なの多いし
南方だとマラリアやデング熱と判別が難しそうなのがまた痛いな
シラミを介してヒトからヒトへ容易にうつる発疹チフスよりはまだマシかもしれんが
無題 Name 名無し 19/07/15(月)00:51:32 No.1279707
青森の山を歩いていたら、いつの間にかおいなりさんにマダニがぶら下がっていた
温泉に入ったときに気が付いたが、痒いとか一切無かったわ
無題 Name 名無し 19/07/15(月)07:19:26 No.1279716
>青森の山を歩いていたら、いつの間にかおいなりさんにマダニがぶら下がっていた
>温泉に入ったときに気が付いたが、痒いとか一切無かったわ
マダニやツツガムシに噛まれると「肉アレルギー」になってしまう事もあるらしいから怖いな
http://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=64931&-lay=lay&-Find.html
ダニの一種ツツガムシに咬まれると、赤肉(牛・豚・羊など哺乳類の肉)アレルギーを発症するおそれがあることが明らかになった。米国ウェイク・フォレスト・バプティスト・医療センターなどの研究。
(中略)
過去5-10年ほど、同じくダニの一種であるマダニが同様のアレルギー反応をもたらすことが医学会に認知されていたが、今回、ツツガムシでも起こることが示唆された。
無題 Name 名無し 19/07/15(月)05:18:58 No.1279713
ダニはワセリンで窒息させて死んでからはがすと簡単だそうな
無題 Name 名無し 19/07/15(月)07:35:56 No.1279718
姪に吸いつかれるのならwelcomeなのにな
無題 Name 名無し 19/07/15(月)07:44:13 No.1279719
http://cgi.2chan.net/f/src/1563144253009.jpg
意外と装甲車がジャングル戦に有効だとわかって多用してるのが
フィリピン軍
無題 Name 名無し 19/07/15(月)07:44:25 No.1279720
http://cgi.2chan.net/f/src/1563144265138.jpg
無題 Name 名無し 19/07/15(月)07:44:35 No.1279721
http://cgi.2chan.net/f/src/1563144275578.jpg
無題 Name 名無し 19/07/15(月)07:45:32 No.1279722
4輪の装甲トラック、いや装甲車に木の増加装甲をつけて
ジャングルとその周辺を走り回ってます
無題 Name 名無し 19/07/15(月)14:28:11 No.1279754
IJA主計団所属だった方々が戦後まとめた回想録に、南方作戦の際、シンガポールでエゲレス軍の補給倉庫を抑えた際、大量の「靴下」を鹵獲した話が載っているんですが、この靴下というのが全て毛糸製であったんだそうで
その後、この鹵獲靴下は早速日本側の将兵さん達に補給されたんですが、当初は大変評判が悪く
「こんなのは暑くてだめだ」
「場所間違っているんじゃないか」
…と、結局殆んど使われずじまいになってしまったんですとか
それが後に大戦後半、例えばビルマ方面での作戦の際、やはり鹵獲した英軍の靴下が補給されたそうなんですが、今度は
「兵隊はその英軍の持っている靴下を非常に大事にした」
…んだそうです
無題 Name 名無し 19/07/15(月)14:28:45 No.1279755
「この靴下は半分が毛糸で(略)かかとのところから先が全部毛糸です。実に立派なものです」
「これは目的は何かというと、靴ずれ、それから水につかりましても、絞ると乾いた時と全く同じでサラっとした気持ちですね。ですから日本軍の木綿の靴下をはいてますと、もう靴ずれはしますし、砂が入って洗いますと、これなかなか湿気が取れませんし、毛糸は絞りますとサラっとする。こういうことで乾かさなくてもまた靴をはいて歩ける。そういう知恵がついておりまして、向こうから拿捕した被服というものを非常に大事にしたんです」
…とのことなんですが、靴下以外の被服についても
「防暑服も、英軍は濃紺色のしかも非常にきめの細かい堅い木綿ですが、堅いというか非常に柔軟なような感じの網の目のように編んだシャツで、そしてポケットがたくさんついております」
無題 Name 名無し 19/07/15(月)14:30:10 No.1279756
「それから非常に丈が長い。それを下へ入れてズボンを上にはく」
…というものだったそうなんですが、ジャングル戦においてその着心地・使い心地は日本軍の兵服よりやはり大分よろしかったようで、
「大体被服は次第に向こうの被服に変わって行った」
…なんて話もあったそうです
腐ってもかつての大英帝国、世界各地の熱帯植民地での運用経験があったエゲレス軍では、密林向けの服制についてもそれなりにノウハウの蓄積があった…ってことなんでしょかねえ…?
無題 Name 名無し 19/07/15(月)16:50:53 No.1279764
靴下とかならともかくも服を敵のを着るのはちょっと怖いような…
無題 Name 名無し 19/07/15(月)17:19:41 No.1279768
登山やってる人なら厚手のウール素材の靴下の有用性を知っていると思う。英軍と同じ発想なんだろうね。
ヒルは丹沢山塊に行くだけで憑依体験できるから、行ってみて(笑)
麓の戸川公園や戸川林道、バカ尾根を半日歩くだけで、靴下の裏や玉袋に吸着、吸血されます。
沢山見たい人は宮ヶ瀬ダム側の清川村煤ヶ谷から焼山、黍殻山に行ってみて。ヤマビル軍団で地面がさざめくのが解ります。
対策で有効なのは女性用ストッキングと塩、ディート。
無題 Name 名無し 19/07/15(月)17:48:24 No.1279772
ところで相模原市民ワイちょっとヒルについて調べたら丹沢の事情に軽くビビったんだがそれよりも少しの血でめっちゃ増えるらしいし茹でて食えないものかな。
いくつかのレポートによると不味くは無いらしいが報告された所見によると和えものなどにしたら珍味に良さそうな感じ。(調理師並感)
無題 Name 名無し 19/07/15(月)20:04:26 No.1279791
>いくつかのレポートによると不味くは無いらしいが報告された所見によると和えものなどにしたら珍味に良さそうな感じ。(調理師並感)
アフリカのどこぞでは蛭を10匹ほど飼い牛に吸い付かせ、ピンポン玉のように血膨れたのを茹でたり炒ったりして食べるとか
この場合蛭の本体はブラッドソーセージの皮となる訳か
無題 Name 名無し 19/07/15(月)18:10:53 No.1279775
二十年前は宮ヶ瀬周辺のみで被害があったのですが、増え過ぎたシカにくっついて丹沢全域に拡大してしまって。
シカも餌が不足してるみたいだし。
ヒルよりシカをジビエにしてみんなで食べるしかないかな。
一番イヤなのは、神奈中バスや温泉に人間様が連れてきてしまったヒルが蠢いている時。あと、シャツやズボン血みどろの人が居て。。ヒルジンという麻酔物質で血が止まりにくい。
鶴巻温泉に「ヒルを連れてくるな」的な貼り紙を見たときは世も末だと思ったが、今は秦野市街地にも出没中。
みんなの為に、丹沢でヒルを剥がしたら確実に殺しましょう。
無題 Name 名無し 19/07/15(月)18:18:03 No.1279777
>玉袋に吸着
食らいついたヒルを剥がすのには煙草を押し当てるのが一番って聞いたけど
玉袋にも押し当てたん?
無題 Name 名無し 19/07/15(月)18:39:14 No.1279778
くっついてるヒルの背中に押し当てるんだぞ、玉袋に押し当てたら熱いやん。
無題 Name 名無し 19/07/15(月)18:47:48 No.1279779
なんで玉袋に根性焼きせにゃならんのよ
無題 Name 名無し 19/07/15(月)19:17:20 No.1279784
熱に弱い袋になんてことを(笑)
エアサロンパスとアルコールスプレーで神妙に剥がしたあと入浴。スタンドバイミーっぽい。
エアサロンパスはウシアブとブヨにも効く。
シーブリーズも効くのだが袋にかけるのは無理。
ヤマビルは袖口が開いてるとありとあらゆる所に入ってくる。
ザックの奥や靴下の中など、どうやって入ったのか解しかねる場所にいる。
多発ゾーンは、低木の梢や草むらにも尺取り虫みたいにくっついていて、時代劇のヒルが降るというのはあり得るんだなと。
女性用ストッキングが一番良いとされるけど心理的に身に着け難く、登山用サポートタイツと袖口縛り、エアサロンパス噴霧で防御。ガムテープ縛りと塩スプレー利用者も多数。
シャツは令和の御代にインして歩くことが重要。
無題 Name 名無し 19/07/15(月)22:26:16 No.1279796
>熱に弱い袋になんてことを(笑)
ヒルだけ凍らせて破砕するのだ
無題 Name 名無し 19/07/16(火)17:32:29 No.1279848
>ヒルだけ凍らせて破砕するのだ
タマタマ凍傷にならない?
無題 Name 名無し 19/07/16(火)20:12:59 No.1279849
幼心に描いた夢は 赤道直下の椰子の国~♪
無題 Name 名無し 19/07/17(水)21:27:33 No.1279906
http://cgi.2chan.net/f/src/1563366453268.jpg
ニューギニアで戦った日本将兵さん達の手記を読んでると、やはり食べ物関係の話は切実な思い出として必ず語られているんですが、現地で兵隊さん達の口に入ったジャングルのオトモダチの例を引用させて頂くと
「鳥・豚が、最上の動物蛋白質である。なまけもの、大蝙蝠、ひくい鳥(ムルック)、野ねずみなどは、所詮いかものである(略)ムルックは、キックが強烈で、原住民は槍を投げて取るのだが、手負いになると怖気をふるって近寄ろうとしない。肉は猛烈に固い。一切れ二切れで、顎は完全にグロッキーになる。ゴムを噛むようなものである」
「大蝙蝠は、日本の蝙蝠の二、三十倍もあろうか、原住民は、この肉を好む。なまけものは、かわいい眼をして死んでいる。野ねずみは罠で取り、もぐらは草原を焼いて取る。草原を焼くと、もぐらを狙う猛禽類が、煙の間を高く低く舞い始める」
無題 Name 名無し 19/07/17(水)21:31:23 No.1279908
「爬虫類、両棲類、昆虫にいたるまで、手当たりしだいに採取された。蛇は甘く、とかげの生は、あわびの味がするという。枯れ木に巣食う幼虫は、油が多く、サゴ椰子のが極上だった。親指ぐらいの太さがあり、飯盒の蓋のなかで焦熱地獄に身を焦がしているのは、いかにも殺生の罪深さを思わせた。」
「蜘蛛、蟻も、食用になるのがある。行軍の道々、足を引きずりつつも、眼の前を這っている蟻を踏まないように避けて通る菩提心をもつものが、竹の筒のなかで焼かれているのを平然と見ている矛盾」
「蛭は、するめの味がし、百足は油濃く、黄金虫は殻ばかりだという。やどかりは、爪や足が不消化のまま排泄され、便所を赤く染める。敏捷に動くものが手に負えなくなると、そこまで落ちるほかはない」
無題 Name 名無し 19/07/17(水)21:32:30 No.1279909
「行軍の途中、岩を這っている胡麻粒の様な川蟹の子を、がっさり掬って頬張ったり、きくらげのような茸をそのまま齧る。原始以前の人類に遡って、食道だけが飽くことなく渇きを訴えつづける。痩せさらばえた兵隊が、棒切れをもって、いなごやとかげを追いまわす。敏捷な小動物にすっかり翻弄されて、喘いでいる。生気を失った目の奥に、この世のものとは思えぬ執念の翳りがある。恐ろしいまでの、生への執念である」
「椰子の木があっても、高嶺の花にすぎない。徒に見上げて、溜息をつくばかりである。斧の類でもあると、長い時間をかけて、何人かで木を切り倒す。斧をふるっているのを、骸骨ダンスだといった。骨に、かろうじてぶら下がっている皮膚、乾いた肋骨が、からからと鳴っている」
…という有様だったそうで
密林内に生息する色々な生き物で生き延びられたのは確かなんですが、それこそそれらを得る努力自体が戦争に匹敵する位難儀だった、ということみたいですなあ…
無題 Name 名無し 19/07/17(水)23:49:42 No.1279917
http://cgi.2chan.net/f/src/1563374982332.jpg
大根のような食感らしいが猛烈に苦いそうなのであえて食う奴は、いないんじゃないかと
ヤダヤダ無能な上司の下には居たくない
無題 Name 名無し 19/07/18(木)07:50:56 No.1279923
珍しい食べ物の話でも、単に普段行かないような所に行った時の体験談ってのと、それしか食べるものがないから食べたって話じゃ全然印象が違うよね…
無題 Name 名無し 19/07/18(木)21:12:42 No.1279939
>No.1279906
ナマケモノってアジアにも居たんだって思ってWikipedia見たらやっぱり中南米
何かの隠語ではないですよね‥‥
無題 Name 名無し 19/07/19(金)01:46:16 No.1279954
スローロリスとか?
無題 Name 名無し 19/07/19(金)08:28:31 No.1279966
せっかくだからナマケモノの引用文献が知りたいね
無題 Name 名無し 19/07/20(土)07:46:26 No.1280009
http://cgi.2chan.net/f/src/1563576386479.jpg
樹上のナマケモノをみたという記述は『神を見た兵隊 -ガダルカナル兵隊戦記-』にもかなり描写詳しいのがあるが
生息域考えるとナマケモノでもスローロリスでもなくクスクスというやつではなかろうか
実にナマケモノ然としている
無題 Name 名無し 19/07/20(土)19:11:21 No.1280048
http://cgi.2chan.net/f/src/1563617481274.jpg
「なまけもの」の引用元は「極限の中の人間─極楽鳥の島(創文社)」、作者の尾川正二さんの約3年間の陣中日誌が元になっているそうで
因みにヤマビルのエピソードなんかも勿論?ありまして、
「山蛭の降ってくるのは、珍しかった。何らかの感覚で、狙ってくるものなのか。ジャングルをくぐりぬけているとき、右の眼に何かはいって、ころころする。眼をこすりながら、二、三時間もたったか、どうもおかしいので軍医に診てもらったら『ほう、大変な荷物をもってやがる』と笑いながら、ピンセットでつかみ出してくれた。山蛭と聞いて、胸が悪くなった」
…とのことで、やはりニューギニアでもヤマビルは降るもののようですww
一方、砲兵さんの話は「ニューギニア砲兵隊戦記(光人社)」からなんですが、実はこちらにもナマケモノめいたナマモノの記述があり
無題 Name 名無し 19/07/20(土)19:12:44 No.1280049
http://cgi.2chan.net/f/src/1563617564023.gif
「ある夜、伝令が『幕舎の入り口で中の灯りをのぞいている動物をつかまえました』と丸々と太った猿のような動物をかかえてきた」
「縫いぐるみの熊のような、目は丸くきょとんとして愛嬌があり、手足には鉤状の爪がある。行動はきわめて鈍くナマケモノの一種ではないか」
「一週間ほど飼ってみたが、水を少し飲むが与えた飯もほとんど食わない。外に出しておいたら、どこかに消えた」
…そうです
文章だけでは正直何、このナニ…という感じなんですが、これらの「ナマケモノ」、やっぱり実際は「クスクス」の仲間の一種だったんですかしら・・・
無題 Name 名無し 19/07/20(土)22:16:28 No.1280051
収斂進化っておもしろいよね
無題 Name 名無し 19/07/21(日)06:55:07 No.1280071
あるいはヨーロッパ人がペットとして持ち込んだ本物のナマケモノが
帰化していたのを見た可能性も微レ存…?
無題 Name 名無し 19/07/21(日)13:36:06 No.1280093
>帰化
「ニューギニア砲兵隊戦記」に、ニューギニアの現地で糧食調達のため野菜の種子を交付された話なんてのも有るんですが、収穫までにはタイムラグがあるため、各部隊で「生野菜」に代わる野草の類を探したんだそうでして
「各隊早速見つけたのが兵隊言葉でいう『南洋春菊』や『ジャングル草』、芭蕉の芯など」…で、結局はこれらの野草を「ニューギニアを離れるまで利用する結果となった」
…んですとか
一方、こちらはフィリピンで戦った第14方面軍参謀部の情報将校さんの回想記にも、やはり「南洋春菊」の話が出てくるんですが、それによりますと
「兵隊の間で俗に『南方春菊』と呼んでいたのは、春菊に似た強い香りの野草で、野原や田畑の近くなどに多く見られた」
無題 Name 名無し 19/07/21(日)13:37:37 No.1280094
http://cgi.2chan.net/f/src/1563683857729.jpg
…そうなんですが、戦争末期、悪化する戦況化で食糧調達の余裕のない中、この「南方春菊」を常食にせざるを得なくなってしまったそうです
「飯盒いっぱいにこの野草を押し込んでゆでると、蓋一杯のものが得られた。これに、各自が食べ延ばしてきた塩をほんの一つまみパラパラとふりかけて、三度三度の食事とした」
「フィリピンでは飢えた兵士や在留邦人の命が、この草のお陰でどれほど助かったか分からない」
…との事なんですが、ともあれニューギニアやフィリピンといった南方戦場のあちこちで戦う日本の将兵さん達の空き腹を満たしたこの「南洋春菊」、正式な和名はベニバナポロギクといい、元はアフリカ原産の植物で、東南アジア各地に当時帰化していたものであったんだそうで
https://en.wikipedia.org/wiki/Crassocephalum_crepidioides
無題 Name 名無し 19/07/21(日)13:43:40 No.1280095
http://cgi.2chan.net/f/src/1563684220096.jpg
この「ベニバナポロギク」、現在では日本にも帰化して各地で見られるようになっているんですが、国内での報告例が上がり始めるのが終戦数年後の1947年から50年頃からなんだそうで、或いは南方からの復員兵さん達と一緒に日本上陸を果たしたのかも知れませんが、先の情報将校さんなんかも、戦後になって
「私にとっては『命の恩人』ともいうべきこの野草が、私の庭の隅でそっと生えている」
…のを見つけ、
「今でも年に一、二度はその葉をゆでて食べ、苦難の当時のことを偲」
…んでいる、と書かれておりましたり
地域によっては案外身近な所に生えているようですので、今の私たちでもその気になれば試食してみることは出来そうではありますが、私たちが感じる「味」と当時の方々のそれは、色々な意味で一緒ではないんでしょかね、やっぱし
無題 Name 名無し 19/07/23(火)10:43:32 No.1280215
>ベニバナポロギク
!!
ひと昔前、季節は忘れましたが
少し変わったてんぷらのネタはないかい?と
仲卸の八百屋に相談したところ、いくつか勧められた中にこれがありました。
なので、大きめの八百屋や卸売市場に聞けば今でも入手できると思います。
葉が大きい為、衣をつけると大ぶりなのと、やはり名前で非採用でしたが、「南洋春菊」という名を知っていたら面白半分で採用していたかもしれません。
仕入れた残りは先人同様、
湯がいて出汁に漬け、削り節乗せて和え物に使用したと記憶してします。
無題 Name 名無し 19/07/23(火)12:41:15 No.1280230
http://cgi.2chan.net/f/src/1563853275432.jpg
>南洋春菊
これ食ったことあるわ
奥多摩に三頭山荘という山菜料理で有名な旅館があるのだが昼間は山菜定食という山菜だらけの定食をだしている。
2千円くらいで二十数品もの山菜料理を出してくれる店だ。
最近、客が少なくて廃業寸前らしいのでみんなもこの旅館へ昼飯だけでもいいから行ってくれ
引用元: http://cgi.2chan.net/f/res/1278997.htm
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コメント
ヒル対策ではないが、ハエ避けで赤土を塗りたくるのは聞いたことあるな
地元民でも避けて通るような悪質なマラリアを持つ蚊の生息地が戦場なので、比較的防疫の整った連合軍でも大量の病死者を出しているという。
※1
裸族の皆さんががっつり体毛を処理してるのは、ダニ等の虫対策なんだそうな(剃るのではなくて、木製の毛抜きみたいな器具で根元から抜いてしまうらしい)。
S「今日も元気だな。」
P「そこじゃない、ヒルよ。」
>白骨街道
それはないわ
インパールの従軍記読んでどうぞ
今の日本ならちゃんと専用の薬品を持っていくのが鉄則と聞いた
サバイバル術全般に言えるけど、素人が下手に真似しないほうがよさそう
まぁ30年前半までの機甲兵力よりも歩兵と砲兵のガチンコ会戦してた頃での話だけど
その白骨街道のいわれは流石に
間違いな気がしまする。。
イギリス軍が防衛ライン敷いてるところを、ジャングルや沼沢地から迂回して攻撃しまくりで、イギリス軍はそんなところが進撃路になるとは想定してなかった
グルカ兵にも褒められるくらい実際にもジャングル戦で手強いとは思われてたようですが
高砂義勇兵がジャングル戦に長けており、大いに助けになったと日本側の話もありんす
でもソロモンニューギニア、ウィンゲート旅団など結構負けてる気もしますが、印象的には強いんでしょかね
想定外の割にはうまく立ち回ったというあたりでしょうか
にしても手当たり次第に食べても餓死とは、穀物の力は偉大というか炭水化物の魔力からは逃れられないというか
自分も仕事上よくポンチョ一つで、その辺で寝るけど、地域的な物か幸いヒルにはやられた事が無いな。
ただダニとかにはよくやられてる。
そもそも獲物がいないのでヒルが木に登る事は殆ど無いそうな
ガダルカナル島のアメリカ製作のドキュメンタリーで、ジャングル戦の装備もノウハウも無かったことが指摘されてた その部分は「日本にジャングルは無かったのである」って総括されてたけど沖縄にそれっぽい地形があったのよね
特別な訓練して無かったのかしら
逆に米軍は南米で一部部隊はジャングル戦の経験を積んでます。
ただニューギアが典型的だけどジャングルといっても地域によって違いがあるんですよね。
それから、第一次世界大戦の東アフリカのドイツ軍の戦闘もまとめた資料が日本軍にはあります。靖国神社皆偕行文庫に入ってます。
場所が違えば地形も気候も生息生物も違うでしょうし
マレー半島攻略戦に参加した日本陸軍第25軍は確か開戦前に海南島のジャングルで事前訓練をしていたかと。
装備といえば、日本陸軍は南方のジャングルでも暑苦しいメルトンウール製戦闘帽を被ってましたね。
現在の陸自水陸機動団等の隊員さんたちが涼しそうなブーニーハットを被っているのとは雲泥の差です。
※19
乾ききった熱砂の大地というイメージのアフリカ戦線でも、カッターラ低地では葦の生い茂る沼地が広がっていて地形も植生も野生動物も砂漠とは大違いですしね。
昔見た記録映像で、PPSh-41(ソ連からの鹵獲品)を担いだDAKの兵隊さんたちが腰まで水に浸かりながら塩沼を行軍している様子を見て、北アフリカというよりベトナム戦争っぽいなあと驚いた記憶があります。
ジャングルは進軍できる場所じゃないと悟った
日本軍は拠点がやられればジャングルに逃げる、制海権もなければジャングル通って撤退や攻撃仕掛けるしかなかった地獄
本人は持ちネタみたいに書いてますけど、血の抜けてない肉食獣の臭いを無理矢理カレー粉で消して食べられるようにしたりアブを蝋燭で焼いてタンパク源にしたりジャングル戦の苦しさが色々知れますね(両方最前線では敵に見つかるので無理)
当事者ではありませんが伊藤祐靖氏の回顧でベトナムに派遣されたグリーンベレーの功名話(?)でも、現地人の敵兵は夜目が効くし何よりジャングルで普通に食料を調達できて、その環境が普通だから不満も持たない、週一でステーキでも食べないと士気の下がる自分達が対抗するなんてそもそも無理があったという話も
日米英とも戦記なんかその辺曖昧。
なんか戦国時代の農民を思い出した
「オラの畑がー!」
21世紀の技術を持ってしても劇的な改善は厳しいよなぁ…
ただし冬季装備や訓練には力を入れていた
戦車も空冷
一木支隊も本来なら一蹴される様な部隊じゃなかった(歴戦の部隊ノモンハンでも活躍)けど、ジャングルのせいで上手く戦えなかった
三八式カービンやSMGなど行き渡らず
フィリピンでも、満州で猛訓練積んだ第10師団が真逆の南方連れて行かれて、馬匹が尽く死んだらしい(水をガブ飲みさせても遠くは持たない、馬は寒帯の生き物なのである)
ちなみにジャングルの事をよく知らず、あんなに青々としているのに食えるものが一つもないとは、と死ぬ思いをする羽目になる
未知の細菌とまでいかないけど、土壌の中は未知数だからな。
いや陸軍はソ連で海軍がアメリカで。
南方攻略する際も、当初はイギリス攻撃してもアメリカは参戦してこないと想定していたりでフィリピン攻略は陸軍で考えていなかった
英米不可分と考える海軍が猛烈にフィリピンから攻略しなきゃダメ!とねじ込んで、陸軍はアメリカと戦うんじゃ南方進出やめよ、南部仏印だけ後で進出しとけばいいやと考えたり、南駄目じゃん北に行くわーで関特演したり
色々すったもんだがあってからでフィリピン作戦は結構土壇場に決まる
海亀だぞ(虚ろな目で)
ケツ毛バーガー大好き
はからずとも核心を突いてしまっているような。
「あいつ怠けてるな・・・あ、そうだ!」怖えよ怖えよー
ハエ避けって、それ確かウマバエ(ヒトヒフバエ?)対策じゃなかったかな
皮膚に卵産み付けて、皮膚の下を蛆がはい回るやつ
想像しただけでもキツイ
とか虫除けスプレーとか開発したけど、前線にもれなく配布して正しく服用させるのは困難だったみたいです。
一蹴されたのは敵情軽視で戦術が不味いからでしょ
敵が強いとわかっても従来の作戦に固執し無謀な正面攻撃してたんじゃ一蹴されて当たり前や
アメリカから指摘された日本軍の悪いとこまんま
レッド計画のような机上プランでしょ
何か精神的な方にも副作用があるから、悪夢を見るとか色々。
最後のベニパラポロギク、食べられはしたし無いよりはマシだったんだろうけど、カロリー足りてたのかしら
今ではって言うか、キャッサバって三大穀物と同じくらい歴史の古い食べ物じゃなかったか
>>48
キャッサバのデンプンを加工したものがタピオカです
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