無題 Name 名無し 18/09/04(火)08:37:58 No.1252997
https://cgi.2chan.net/f/src/1536017878352.png
去年開発完了し配備が始まるG-RX6って射程どこまで伸びたんだろうね
水素酸素燃焼タービンにしたから燃費は更に良くなったはずだけど
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無題 Name 名無し 18/09/04(火)08:50:29 No.1253000
なんで水素と酸素燃やすと燃費が良くなるのか
他のより軽いから重量が軽くできるとか?
液体で入れてるんじゃないのならどう圧縮しても密度低くて他の燃料より低性能になるような・・・
無題 Name 名無し 18/09/04(火)09:57:32 No.1253002
熱効率が30%~40%のガソリンエンジンより良いディゼールエンジンでも熱効率は50%
水素は燃焼スピードが早く(ガソリンの約9倍)熱効率が60%以上になるからね
タービン機関になったから静粛性も上がるし排出は水だけなので航跡も出ない
良いことづくめです
無題 Name 名無し 18/09/04(火)10:26:36 No.1253004
ちな個人的には低速でも(といっても55ノットは十分速いけど)射程が50km以上ある
スピアフィッシュ級になるかなあと予想
速度もたぶんあれぐらいになるだろうし
無題 Name 名無し 18/09/04(火)10:41:58 No.1253007
>水素酸素燃焼タービン
これ採用中止になってたような…
無題 Name 名無し 18/09/04(火)17:30:05 No.1253026
特に深海では排気をどうやって魚雷の外へ押し出すんでしょうか?
それと液酸液水を理想的な混合比で燃焼させると燃焼温度が高すぎると思うけどどうやって下げているんだろう?
排気(水)を吸気側に戻して薄めてるのかな?
無題 Name 名無し 18/09/04(火)19:09:53 No.1253029
民生分野だと水素は軽いんで燃焼効率は良くてもエネルギー密度が低くて結局航続距離が稼げない状態と聞いたけど
無題 Name 名無し 18/09/04(火)20:20:51 No.1253033
https://cgi.2chan.net/f/src/1536060051555.jpg
>去年開発完了し配備が始まるG-RX6って射程どこまで伸びたんだろうね
今年はまだ試験をするみたいだから採用と配備は来年以降になるんじゃなかろうか
あと動力なんだけど、別口で研究してた静粛型魚雷用動力装置と試験期間が被ってる事や
事前評価の中で、新魚雷も含めて改良では効果が限定的と言われてるのを見ると
開発を延長してこっちを採用した可能性があるかも
平成28年度、平成29年度及び平成30年度における潜水艦用新魚雷の試験
http://www.mod.go.jp/msdf/bukei/y0/nyuusatsu/K-28-0006-4050.pdf
静粛型魚雷用動力装置
http://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/results/26/pdf/jizen_11_honbun.pdf
無題 Name 名無し 18/09/04(火)21:01:03 No.1253039
排気が水に戻る時に凄い音がするんですよね(消音器)
やかんでお湯を沸かした時に経験しますけど
これは原潜でも主要なノイズ源だったと思う
無題 Name 名無し 18/09/04(火)23:35:28 No.1253059
燃料が水素・酸素って潜水艦の閉鎖環境に水素持ち込むんですかね?
燃料電池AIPが水素の扱いどうするかって課題になってるのに解決できるんでしょうか
無題 Name 名無し 18/09/05(水)00:23:27 No.1253062
自衛隊が研究してた燃料電池AIPに関しては課題と言ってもコストくらい
無題 Name 名無し 18/09/05(水)07:12:00 No.1253081
>自衛隊が研究してた燃料電池AIPに関しては課題と言ってもコストくらい
結局、「先駆者」を謳ったドイツ212潜が今あのざまですからねぇ…
別スレの「稼働率云々」ネタより前に燃料電池AIPのトラブルが表面化してたような…
…それを伝え聞いてるであろう海自が「『燃料電池AIP』より『リチウム系二次電池』」って方向に行くのは判る気が
無題 Name 名無し 18/09/05(水)02:06:12 No.1253074
ああ、排気を冷やして液体の水にしてしまえば魚雷の外へ排出する排気の体積は劇的に減りますので排気を液酸と液水の予備加熱に使って冷やせばいいわけですね。
無題 Name 名無し 18/09/05(水)02:50:07 No.1253076
現代の魚雷の推進機関にはいろいろ種類があるもんだね、
推進剤の種類も過酸化水素、オットー燃料、リチウムと六フッ化硫黄等で
とにかく高エネルギーそうなものばかり
スウェーデンのtorpedo2000は過酸化水素、
アメリカのMK48、イギリスのスピアフィッシュはオットー燃料、
アメリカのMK50はリチウム六フッ化硫黄
を使ってる
無題 Name 名無し 18/09/06(木)02:27:48 No.1253145
https://cgi.2chan.net/f/src/1536168468279.png
どうもG-RX6はステルス長魚雷みたいだし、2022年に就役予定の29SS(そうりゅうの次)がリム駆動推進なら静粛性がより高まる
リチウムイオン電池を搭載し完全無音潜水艦にまた一歩近づくね
無題 Name 名無し 18/09/08(土)13:02:16 No.1253330
潜水艦用ディーゼルエンジンは高級ガソリン車並みに消音が進んでて人間の耳にはエアコンの音のほうがうるさく感じるくらいだとか
安全に露頂できる海域なら音はほぼ気にしなくていいレベル
無題 Name 名無し 18/09/09(日)10:13:08 No.1253438
https://cgi.2chan.net/f/src/1536455588281.jpg
ドイツ212潜水艦の燃料電池AIPの欠陥
シーメンス燃料電池AIPの欠陥は解決されないまま開発チームは解散したし、事業からも撤退したよ。
引用元: https://cgi.2chan.net/f/res/1252997.htm
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コメント
従来の斜盤機関から水素酸素燃焼タービンへ動力を一新したG-RX6の射程と静粛性がどこまで向上しているのか楽しみです。
でも、魚雷の性能って秘匿性が高いから、詳細な性能は明らかにならないんだろうな~。
212型や214型に搭載されているシーメンス製燃料電池の現状が想像以上に酷くてビックリ。
どうすんだろ・・・・・・。
しかし一時期色々なAIPが流行したけど、結局海自はリチウムイオン電池になっちゃっているあたりやっぱり難しいのだろうな〜
<排気が水に戻る時に凄い音がするんですよね(消音器)
高温・高圧のヤカンや蒸気の排気ならともかく、タービンを回して十分にエネルギーを失った後に低温・低圧の蒸気を水に戻す復水器では勝手は随分と違ったと思うが・・・
安全弁やエジェクターは確かにうるさい、高温高圧の蒸気配管も以外とうるさい、けど復水器はそんなでもなかったはず。
火力発電所の騒音ではタービンは回転音と蒸気 流動音が主体みたい。
参考:騒音制御・火力発電:https://www.jstage.jst.go.jp/article/souonseigyo1977/19/6/19_6_286/_pdf/-char/ja
穏やかな燃焼と抑制した回転でなるべく静かに駆動させ、排気は周りの海水でササッと復水させればかなり静かになりそう。
水素は水になるので二酸化炭素などと違って無理に排気させなくても問題は少ないので他の燃料よりも扱いは簡単かも。
排気側で急激な体積減少が起きるからどうしても圧は下がりそうだけど
ステンレス鋼ならクリアできるようだが、高温部位などには使用できないだろうし
耐用年数の問題がありそうな予感
でも何らかの薬品から水素を作るんでなければ昔のICBMサイロみたいに液体水素生産施設を艦内に収めて常時作っておくことになるんだよな
電力も余裕ないのに・・・
ガスタービン式の火力発電で最新の実験機が60%台、理論値も70%は越えない。
燃料電池は理論値で実質100%近い発電効率を達成できるが、先に挙がったように水素の貯蔵方法に大きな問題がある。
というか一時期流行った水素吸収合金がどうしようもなかったんで自動車業界でもカーボン製のタンクに貯蔵する手法になってる。
あと車用ディーゼルが欧州で規制されることから触媒に使われるプラチナの相場が暴落中なのでプラチナの価格自体は大した問題じゃなくなってます。(同体積における金より安くなる始末
反面電池に関する技術は当初の予想よりも進歩していて、単位容積あたりのエネルギー貯蔵量こそ化石燃料には及ばないものの変換効率込みだとAIP(特にスターリング機関)を別口で乗せるのと大差なくなってしまった。
加えて海自ではスターリング機関の出力も考慮して比較した結果、素直に電池積んだ方が使い勝手が良いとの結論を得たようです。
魚雷に関しては※7さんが言う通り要求が潜水艦用とは異なるのでどう判断するかは分からにゃい。
その証拠に、魚雷のタービン化を標榜する「静粛型魚雷用動力装置」(26年度に事前の事業評価を実施)において
http://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/results/26/pdf/jizen_11_honbun.pdf
>現有の89式魚雷及び89式魚雷(B)や現在開発中の潜水艦用新魚雷において、動力装置の大幅な構造変更を伴うことのない放射雑音対策を実施してきた。
とある
このことから、潜水艦用新魚雷(=G-RX6)は新たな研究対象であるタービン機関ではない、つまり従来型の斜盤機関だってわかるし
実際に「静粛型魚雷用動力装置」の研究成果を活かしたタービン式の魚雷は「静粛型動力装置搭載魚雷」として今年度から開発が始まったばかりだ
おそらく多くの人が、一昔前の軍研を根拠にしたWikipediaを鵜呑みにしてるんだとは思うけど
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