無題 Name 名無し 18/03/25(日)15:11:57 No.473127
http://may.2chan.net/39/src/1521958317930.jpg
将来、基本的に本州から戦車部隊が無くなるって
本当ですか?
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無題 Name 名無し 18/03/25(日)16:08:00 No.473128
どこで聞いた情報ですか?
無題 Name 名無し 18/03/25(日)17:32:16 No.473132
まあ、戦車を維持する予算少なくなってるから
本州から戦車部隊なくして九州北海道に集中するってものありかな?
北朝鮮と一番近いのは佐渡とか思い込んでる人間が騒ぐかもですが
無題 Name 名無し 18/03/25(日)18:48:02 No.473134
普通科が自由に使える戦車を各駐屯地に10両ずつ配ればつおい
無題 Name 名無し 18/03/25(日)18:51:00 No.473135
http://may.2chan.net/39/src/1521971460252.jpg
>普通科が自由に使える戦車を各駐屯地に10両ずつ配ればつおい
機動戦闘車「やあ」
無題 Name 名無し 18/03/26(月)00:33:07 No.473145
分散配置か集中運用か
尽きない話題ですな
無題 Name 名無し 18/04/01(日)01:06:03 No.473336
>分散配置か集中運用か
機動打撃力としてみるなら集中して運用すべきなんだろうけど
一方で山がちな日本だと北海道を除いて機甲部隊による機動戦ってどこまでやれるのかってのもあるし難しいところだねぇ
無題 Name 名無し 18/03/26(月)07:44:20 No.473148
16式のほうが普段使いは楽そう
無題 Name 名無し 18/03/26(月)16:52:53 No.473158
冷戦終わって長いせいか、ドイツの戦車部隊がすごく弱体化しているというのはショックだったな…
ロシアとの間にポーランド挟んだとはいえ油断しすぎなのでは
無題 Name 名無し 18/04/01(日)22:04:24 No.473384
日本なんて上陸された時点で終わっとるし、やっぱ戦車いらよね
陸上自衛隊は災害救助などの救援特化にして、空海を増強するべきなんだよ
無題 Name 名無し 18/04/01(日)22:40:41 No.473385
>日本なんて上陸された時点で終わっとるし、
絶好調のソ連でさえ日本における師団レベルの兵站維持は難しかったのに
どこの宇宙人が上陸してくるんだろう・・・
無題 Name 名無し 18/04/02(月)01:04:27 No.473393
>日本なんて上陸された時点で終わっとるし、やっぱ戦車いらよね
日本の防衛方針は言ってみれば援軍の期待できる籠城ですよ?
上陸されても援軍が来るまで時間稼ぎするために必要です
無題 Name 名無し 18/04/02(月)02:26:59 No.473394
>陸上自衛隊は災害救助などの救援特化にして、空海を増強するべきなんだよ
キーパー抜きでサッカーをやれというようなものだ
作戦面でも心理面でも前衛の空と海に無用の負担を増やす
戦争は相手にリスクとコストの計算を強いるところから始まるのに
その段階から相手を楽にさせてどうする
無題 Name 名無し 18/04/02(月)02:40:43 No.473396
>戦争は相手にリスクとコストの計算を強いるところから始まるのに
>その段階から相手を楽にさせてどうする
今の時点で半分”人道支援専従部隊”のようなものなのに更に武器捨てろは無いよねぇ。
無題 Name 名無し 18/04/02(月)06:07:02 No.473398
日本に戦車がある以上、攻め込む側は戦車を搭載した輸送艦などをもってこないといけない
そういう船は脆弱だから沈めることで余計な負担を強いることができる
大戦末期の日本軍の喪失を思い出せばよくわかる
無題 Name 名無し 18/04/02(月)08:57:32 No.473401
戦車:装甲があるので、少しぐらい無理した攻撃や反撃ができる。
機動戦闘車:装甲が薄いので、火力支援や遅滞行動が精々。
(それでもこれが無い裸の歩兵だけよりは遥かにマシ)
本州の部隊は、敵が小数ならそのまま撃破し、強大なら機動戦闘車で時間稼ぎしなから米軍や北海道の増援戦車部隊を待ってねという戦略。
無題 Name 名無し 18/04/02(月)19:57:33 No.473412
機動戦闘車を戦車代わりに使うのはすでに無理という結論が出てる。
ストライカー装甲車の戦訓があるし。
無題 Name 名無し 18/04/02(月)21:46:31 No.473414
曳火射撃に対する防御力は戦車と大差ないから本当に相手が戦車だったら不味いけどそれ以外なら勝つにしろ負けるにしろ戦車でも同じ結果じゃね
無題 Name 名無し 18/04/02(月)22:10:37 No.473416
機動戦闘車じゃ戦車の代用は無理でしょ
道路整備の行き届いた国内で足の速さ活かして戦線進出、軽装備段階の着上陸敵部隊をそれなりの火力で早期に迎え撃つのが任務
火力・防御力に優れた戦車部隊に上陸されたら勝算はほぼない本土から教導連隊以外の戦車全てを機動戦闘車に置き換えるらしいから、陸自のおエライさんたちはマジで戦車の代用として考えているかもしれんが
無題 Name 名無し 18/04/03(火)00:59:03 No.473429
まぁ対戦車自走砲としてなら使えるかもしれない
とは言え105mm砲だから正面からやり合うのはちときついけど(弱点狙わないと)
無題 Name 名無し 18/04/03(火)03:44:37 No.473437
16MCVとは要はこれですよ。
無題 Name 名無し 18/04/03(火)06:38:01 No.473441
3突は用兵上、敵の砲火に晒される前提で設計されてるから
正面防御力はそれなりにあるよ
車体は戦車ベースだし
無題 Name 名無し 18/04/03(火)09:04:55 No.473445
対戦車戦闘は中多がやるんじゃないの
無題 Name 名無し 18/04/03(火)21:52:34 No.473461
防衛省に本州に戦車100万輌配備しろと頼んだら?
無題 Name 名無し 18/04/04(水)22:00:09 No.473487
1輌2人としても200万人も乗る人がいねぇ……
無題 Name 名無し 18/04/04(水)22:40:56 No.473490
>1輌2人としても200万人も乗る人がいねぇ……
ゲームとか一人で操作するし乗員一人で行ける
無題 Name 名無し 18/04/04(水)23:56:56 No.473502
仮に動かすのは一人まで省力化できるとしても、乗員がやってる日常整備も弾積みも野営の見張りも全部一両ごとに一人ずつでとなるとかなり死ねるな
そこらをサポートする後方支援用の部隊を増強するとなると
なんのために省力化したんだか分からなくなってしまうし
無題 Name 名無し 18/04/05(木)23:53:05 No.473535
http://may.2chan.net/39/src/1522939985283.jpg
実際にやるメリットとか抜きにして一人運用が可能な戦車といったら
Sタンクしかあるまい
無題 Name 名無し 18/04/06(金)19:56:04 No.473574
子供の頃、Sタンク好きだったなあ
無題 Name 名無し 18/04/06(金)21:07:06 No.473582
http://may.2chan.net/39/src/1523016426279.jpg
このキットの存在は大きかったと思う
無題 Name 名無し 18/04/06(金)21:30:54 No.473585
Sタンクってもう退役したんだっけ?
無題 Name 名無し 18/04/07(土)01:09:48 No.473600
http://may.2chan.net/39/src/1523030988727.jpg
近代化改修されたものは現役ですね
予備扱いですが
無題 Name 名無し 18/04/07(土)05:22:17 No.473610
Sタンクこそ突撃砲(笑)の正当な後継者だったよね
無題 Name 名無し 18/04/08(日)09:21:50 No.473700
>Sタンクこそ突撃砲(笑)の正当な後継者だったよね
自衛隊の戦車も同世代の外国戦車より軽いから
「突撃砲思想じゃね?」ってpanzer辺りに書かれるね
無題 Name 名無し 18/04/08(日)10:50:13 No.473704
61式とか74式は完全にそういうドクトリンで作られていた
突撃砲というより駆逐戦車的な
引用元: http://may.2chan.net/39/res/473127.htm
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コメント
自衛隊相手に本土航空優勢って飛行場奪取せずにできるもんなの?
SEADまでの時間稼ぎにはなる
MBTには一方的に負ける機動戦闘車であっても、とりあえずいいんだよ。
戦車単体で動かす訳じゃないし、諸兵科連合を組む必要があるので、地域住民の疎開も必要となる。
用いるハードルが高いんだよ。
(空路で運ぶなんて米国くらいしか出来ないだろうけど)
輸送艦ならランプの有無によって揚陸地点が制限されるし、LCAC等揚陸艦への負担が大幅に増える。
陸路に関しても重量や道路幅、地形や展開速度にも大きく影響するよね。
MBTの揚陸を強制させる事が出来るかどうかで陸上での戦闘から兵站に至るまで幅広く相手に負担を強いることが出来るのは大きい筈。
まぁコスパが良いのも事実だけど。(航空機高すぎワロタwwwww・・ワロタ・・・
出血を強いるのは何も戦時に限った話でも無い
上陸された時点で制空権も制海権も取られてる厨
軍板にまでこんな連中がいるのか。。。
どうして0か10かって発想しかできないのかねこいつらは
その5年後の車両が数的主力の国があるんですが…
恐喝ならミサイルによる大量攻撃を使った方が確度は高いし、まさか日本に確保すべき資源地帯があるわけでもない
「いや敵国が理性を失って上陸を企画してくるしれないだろ!!」というならまあ可能性はゼロではないが
相手が理性を失った場合はそもそも戦車配備による「抑止力」が効かないぞw
まあ、技術継承や海外派遣、ゲリラ対策のために少数の戦車を維持するのは否定しないが
良くいる何々万能論、不要論を声高に叫ぶ連中と一緒なんだよね。
極論にまで単純化しないと、事象を認識できない、単細胞なんだょ。
「自分は難しく考えられないので、単純な状況しか理解できません」と宣伝してるのと同じだよ、と自覚できない.。
周囲からは生暖かく見られてるのに、言ってる本人達は「こんな真実を主張できる俺様、頭良い~w」と思ってるようで、超草だけど。
実際のところ「本州への大規模着上陸等は有り得ないが、北海道や南西地域の防御、技術継承やゲリラ対策のために戦車部隊を大幅削減し維持する」という現在の政府の方針が大正解な気がする
中国が海洋権益の確保のため外洋艦隊を構成して太平洋への進出・影響力拡大を狙う以上、確実に日本本土は邪魔になる。
逆に日本を自国領土とした場合、アメリカは東南アジアへの軍事プレゼンスを維持するには巡航ミサイルの射程内にあるグアムを死守しつつフィリピンもしくはオーストラリアという他国に駐屯地を設ける他無くなってしまう。
最終的に米国と太平洋の覇権を争うつもりなら日本領土(特に沖縄)の持つ第一列島線への侵攻は必ずしも無いとは限らない。
が!現実は非情である。(在日米軍という米国領土
ともあれ肥大化する経済圏と国際的発言力からして将来も無いとは言えないのが恐い所。
なんで戦争は「相手の意志では無く、能力に備えろ」と言われているか理解できない人が多すぎ。
「意思ではなく能力に備える」ってのはあくまで理想であって、予算も人員も有限である現実の政策においては優先順位をつけねばならない
資源が無限なら、それこそ自衛隊は第7艦隊や第5空軍の能力に対してだって備えるだろうけど、そうはいかないからこそ現行の防衛政策となっているわけで
「意思でなく能力に備える」ってのは「理性のある敵は本土上陸の意思を持つ訳がない」って意見に対するもの。
「じゃあ、なんでロシアはウクライナをミサイルで恫喝するだけじゃなくて、直接侵攻したんだ?」って問いの答えになっていないし、予算や人員の面から見ても一定数の戦車の配備が必ずしも不利に働かない事は、これまでの議論を見ていれば分かる筈。
そして、現行の防衛政策は戦車を全廃するとは言っていない。
もしかして戦車不要論を否定されたのが悔しくてごねてるだけ?
※20とは別人だから、そこの処は誤解しないでね。
ロシアがクリミア半島とったのは、ロシアにとっての第1列島線だから
別にウクライナ全土占領した訳でなし、なんで日本本土侵攻と一緒にしてんのw
それこそ論理のすり替えですありがとうございました
日本本土とったところでの国際社会や経済でのデメリットを何も見てないですね
陣取りゲームくらいにしか考えていない昭和の軍人さんと同じですねー
君らみたいな連中がいるからあんな事になったんだなあとしみじみ
日本本土侵攻能力ないですやん
めちゃくちゃですね
なんでウクライナ全土占領と本土侵攻が等価なんだろう?
そうしないと本土侵攻があり得ないと言う前提が成り立たないから?
日本本土侵攻能力無いって誰が決めたんだろう?
万全の体制が整わない限り、侵攻作戦は行われないのかな?
どうも俺の知っている歴史とは異なる様な気がする…
戦車不要論を成立させる為に条件設定を都合良く改変してるのかな?
クリミア半島侵攻 ⇔ 日本本土侵攻
ウクライナ全土占領 ⇔ 日本全土占領
日本本土侵攻は何も日本全土の占領を企図するものとは限らない訳で、全土の占領以外では戦車が不要になる訳でもない。
それから気づいているのかどうか知らんけど、現行の防衛政策でも戦車の全廃なんて言ってない訳で、現在の政治家や自衛官も『陣取りゲームくらいにしか考えていない昭和の軍人さんと同じですねー』に当て嵌まっちゃうぞw
君の理屈ではクリミアはロシアの第一列島線だから、侵攻したというんだね?
でも、あれだけ経済制裁くらってロシアは経済ガタガタになっているのに領有を放棄しないよね?じゃあ、ロシアは損得もわからない馬鹿なんだ?
あと中国の第一列島線は九州が起点なんだが、九州は本土じゃないのかね?
技術継承できるくらいのごく少数の戦車で防衛できるの?
>.陣取りゲームくらいにしか考えていない昭和の軍人さんと同じですねー
こういうニワカ丸出しのステロタイプなことを言っていると、何にもこのブログで学んでないんだな~と、生暖かく見ますわ。
戦争を日本人絶滅or土下座降伏以外で終わらせようとしたら、絶対に負けてはいけない会戦で数回敗北し、劣勢となった状況すらも想定しておくべきである。
絶対に負けられないミッドウェー海戦で負け、レイテ沖海戦で負け、マリアナ諸島で全滅し、硫黄島も沖縄も取られ、帝都上空の制空権すら取れなくなっても、まだ戦いは終わらないんだぜ。
前回はアメクソが相手だったからまだ良いが、日本人が未来永劫再起不能になるような民族浄化を仕掛けてくる共存不可能な独裁者だったのなら、温情のある降伏すら選択肢から外れる。
その時も、なんとかこの土地で生きていかないといけないんだぜ
まぁ冗談はさておき「常識的に考えて戦争なんて起こるはずがない、起こるとしてもそんな大事にはならないだろう。一戦やってすぐ終わり、クリスマスまでには終わるだろう」 なんて第一次世界大戦の頃から言われてるけど、だいたいそれまでの予想を覆すような新兵器の活躍や後世から見るとアホかと言いたくなるような主義主張で国家レベルの右往左往をするのが戦争なので難しい(´・ω・`)
日本本土上陸に関していえば現在のところは難しいとはいえ、対艦ミサイルや対空ミサイルの射程延長に伴い将来どんな戦略が採用されるのかはわからん話。
尖閣を取るためには南西諸島の対艦ミサイルを潰さねばならな、南西諸島の対艦ミサイルを潰すためには沖縄の対艦ミサイルと空軍基地を潰さねばならな、沖縄の対艦ミサイルと空軍基地を潰すためには九州の対艦ミサイルと空軍基地と陸上部隊を潰さねばならな、九州の対艦ミサイルと空軍基地と陸上部隊を潰すためには〜 と際限なく戦線が拡大する可能性は捨てきれん。
際限無いエスカレートを防ぐために、外交努力や相互交流による緊張緩和はもちろんのこと、万一の事態に備えたバランスの取れた(そして出来るだけ財政負担の軽い)戦力整備が欠かせませんね ってそんな話だと思いますね。
皆様が気持ちよく閲覧できるようご協力をお願いします。
あれって16式で出来るのかな?
対上陸戦にスマートに勝利。よりも血生臭い市街地戦にも備えが欲しいのだが。
なんでロシアがクリミア半島に直接侵攻したかって
そりゃ実質的には陸続きで、歴史的に自国領土だった過去があり、現地住民の大半がロシア系であり、そして黒海艦隊の基地があり、いわゆるハイブリッド戦争を仕掛けるに足る環境と動機があったからでしょ
「理性ある敵は、莫大なコストを受容してまで本土に対する着上陸侵攻の意思を持つ訳がない」という意見に対して、このように極めて特殊な状況下で巻き起こったクリミア危機の事例を出すことこそがすり替えでしかないよ
かつてのような大量配備は不要だと思ってるに違いないけど
南北の国境地帯での戦闘とゲリコマ対策、そして技術継承のために少数は必要だと思っているとおもわれる
0と1ほど単純じゃない
煽りが入ったらそれは議論ではないとは思う
...解決ッ!!(鋼の意思)
戦車がある以上相手はその対策を全くしないワケにはいかないので。
Ⅳ号やらパンター➡16式
Tiger戦車➡10式
駆逐戦車➡戦車や対戦車ミサイル、攻撃ヘリ
こんな認識でよろしいのですかね…例えが古すぎるといわれたらソレまでなんですが…
クリミアのどこが特別?
>歴史的に自国領土だった過去があり→過去の領土紛争全部そう(歴史を捏造する国もあるよね)
>現地住民の大半がロシア系であり→庇護すべき領民がいるというなら十字軍のころからでも同じ動機だね。同系民族の保護が参戦の動機なんてありふれているし。
>黒海艦隊の基地がある→そもそも租借していたし、国益に関する土地をより強固に取込みたいだけでしょ?領土侵攻の典型じゃない?
せいぜい渡洋侵攻と陸上侵攻のコストやリソースの手間だけで、やる国はやるし、単純な損得勘定だけで戦争を回避できれば、WW2や湾岸もベトナムも起こんないよ。それなのに何故戦争は勃発したんだい?
そこを、やれ特殊な事情だからと思考停止している内は何ら本質を理解していないよ。
たしかにクリミア危機に似た状況は、人類数千年の歴史を省みれば特別でないかもしれないが
その状況は現代日本にとっては特殊かつ異質なんだよね
>それなのに何故戦争は勃発したんだい?
仕掛けた側に、コストを受容するに足る確固たる動機・目的があったからさ
では周辺諸国には、こと着上陸侵攻のためのコスト(経済上のリスク、海空自衛隊の抵抗による莫大な損害、米軍介入の可能性)を受容するに足るだけの着上陸侵攻への動機・目的があるのか?
では仮にあるとして、その意図を挫く上で戦車の大量配備は適当か?
残念ながらそうでないからこそ、戦車は技術継承やゲリコマ対策、南北国境地帯の防御に必要な分を残して大幅に削減されたんだろう?
ただ、それが「他国が自国への大規模着上陸侵攻を意図する事態」への備えである必要はなく、それゆえもはや戦車の大量配備のプライオリティは極めて低い、というだけの話
大規模着上陸侵攻なんて蓋然性無い事態に備えるより、むしろハイブリッド戦争のような事態への対応策を練るべきだ、という結論になるでしょ
イラク戦においての経験で、ストライカー等の軽量級装甲車と戦車を比べた場合、待ち伏せ攻撃等に対処した時により被害が少なく対処時間も早いのが戦車で、通りから通りに兵士を移動させるときに文字通り「盾として」使えるので有用なんだとか。
16式でも出来なくは無いが、やっぱり戦車がサイコーだねって事かな(小並)。
論理のすり替えが多すぎて、どこから突っ込んでいいのか迷うのだけど
1.先ず第一に君の言っていることは後付けの屁理屈に過ぎない
君はクリミアへの侵攻を紛争勃発前に予測していたのかい?
侵攻作戦を行うべきか否かの判断を行うのは君じゃない。
後付けで「こう言う事情があったのだから、これは特殊な例だ。」などと言った処で、現実の危機には対処出来ない。
2.「特殊な事例」と言う事にしたいようだけど、すでにコメント欄で指摘されている様に、特殊でもなんでもない。
一々事例を挙げるのも面倒だけど、第二次大戦のアフリカ戦線やディェップの一体どこに「資源地帯」があったり、「十分な準備」が整えられていた様に思えるのかね?
他にも山ほどあるけど、キリが無いから止めておく。
君は一寸依怙地になり過ぎじゃないかね?
だったら、日本本土侵攻が行われるとすれば、なにか「特殊な事情」とやらが働くんじゃないかなぁw
起きてから後で、自説に都合の良い解釈を持ち出すのは誰にでも出来ること。
実際は他国の指導者の意図を正確に見抜くのは至難だからこそ、また将来どのように状況が変化するか分からないからこそ、「意思ではなく能力に備える」って話なんだが。
依怙地になってるみたいだし、多分理解しないんだろうな…
クリミア云々で言い争っている人たちのコメは
削除するかクリミアスレを立てて隔離した方が良いんで無いかい?
自分がコメントしたいことは※21に尽きますし、IDを追えば自分が決して戦車不要論者でないことがご理解頂けると思います
5JRrfsPS0=2GiVhPfz0=R7q7B9W.0=MksJX4bl0ですw
55、56と争っている2人?だって、クリミア以外の事例もいっぱい出してるよね?
無論、最終的には管理人さんの判断次第だけど、少しでも、話がブレれば削除だの隔離だのって、俺的には気持ち良くない世界だね。
戦車には抑止力や機動防御、市街地戦闘支援以外の重要な任務として、「反攻時の衝撃力」としての役割があります。
自衛隊側も揚陸された時点で全国全ての海空戦力を失う訳ではないので、当然反撃を考えますし、米軍等の友軍を呼びます。
その時、機動戦闘車ではイラク戦争に於けるストライカー装甲車の様にちょっとの障害で衝撃力を発揮出来ない可能性があります。
また、北海道と九州から本土へ機動するには海を越える必要があることから、富士の教導隊が非常に重要になります。
74式が行う正面からの撃ち合いを避け、低い車高や俯角を活かした戦いが道路インフラを利用していち早く展開して戦う形に変化しただけだと私は思ったり。ゲリコマ戦で歩兵の盾になる物かと言う話でしたら不安はあると思います。しかし74式や10なら大丈夫って話でもないですし、現状の予算や装軌車両の市民へ与える威圧感とかを鑑みるとベターな選択じゃないかと
ちなみに、日本が戦車の数と砲兵の数を減らしてるのは「時勢として必要性が薄い」のではなく、「予算として優先順位が比較的低いと考え、削る対象として槍玉に上がった」だけですからね。
結果的に、全国の戦力としては予備は普通科しかなく、戦力の機動による防御戦闘をすれば一正面への対処が限界で、複数箇所への同時攻撃へはどうしても戦力が手薄になるのが。
特に砲兵こと特科削減は大きいと思います。
空は更新であって増加ではなく、海も洋上阻止を完璧に出来るという訳ではありません。
水陸両用戦力の導入が予算的に響いてるのも。
取捨選択の結果、「本土での戦闘では土地と人とを犠牲にして、時間を稼いで全国の戦力を集中する」というのが、現在の「動的防衛による本土防衛」の実情です。
以前は各方面隊毎に持久し、他方面の応援により反撃、背後は他方面隊が警戒という図式だったんですけどね。
また、その威圧感が大切というのがイラク戦争に於ける教訓だったと記憶しています。
陸自の主任務のひとつは直接的侵略からの防衛ですから、市民感情前提に戦車を配備しないのもおかしなものかなと。
当然、安全面への配慮や道路を壊さないといった平時の市民生活への配慮は最優先ですが。
74TKは待ち伏せ向けに造られてますが、反攻時に先鋒になり、衝撃力を担う事も重要な任務です。
待ち伏せだけなら60式自走無反動砲なんかの方が上手くやれますからね。
書き忘れ申し訳ないです。
それなりの耐久力とMBT以外は一方的に●イプできる火力を持った戦闘車両を
発達した高速道路網を使って高速デリバリーできるって最高やんけと実感したゾ
自分がもし前線にいる普通科の兵隊だったら・・・
「10式が来るぞ!」「何時間後だ!?」「10時間後!」となるのと
「16式が来るぞ!」「あと1時間!」では後者が良いなあと思ふ
欲を言うと16式と同程度の戦略機動性を持つ自走榴弾砲が欲しいな?
定量的な根拠出してるやつ見たことないんだよね
その分のコストを空海に回したら別の負担を相手に強いることができるという事も考えてないし
いや俺は戦車不要論者じゃないよ?
ただ、ネット上で見る反不要論者の理屈がめちゃくちゃってこと
素人なんだから絶対的な正解は持ち合わせていないという謙虚さを持つべきでは
戦場に着くまでの戦略機動力はまさに16MCVの面目躍如なのですが、戦場に着いたら途端に・・・というのがストライカー装甲車で問題になったのですよ。
装甲も戦車と比較すると疑問が拭えないので、反撃の先鋒も務められず、あくまで火力支援車両ですからね。
到着時間もそもそもは各方面の戦車隊で対応出来た問題ですし、更に言えば他の戦力の集結を考慮するとMCVは初動対応と火消し役以外では意義が薄くなるんですよね。機動火力なら戦闘ヘリもあるので。
個人的には60SPRRの後継以上は期待出来ないと考えています。
運用モデルはイタリア軍なのでしょうが、彼等は陸続きで重要正面の北部から戦車を後詰めで送れますからね。
一方、日本は九州と北海道に戦車を置きますが、本土着上陸をされると海を渡る必要があるのが難しいところです。
※64
基準は陸自が出してた戦車定数案だったかと思いますが、個人的な意見で良ければひとつの目安はあります。
それは北海道の機甲師団+各方面の戦闘団を構成する戦車大隊です。
戦闘団の衝撃力を担う基準として大隊ないしは中隊が方面毎に配備されてたと考えます。
今後はMCVで補完されるとは言え、それが戦車と同様に衝撃力を発揮出来るとは言えないと思います。
そして、海空戦力と担う役割が違う故に、現在の300両より減らすのは難しいと考えます。
ただ、九州集中配備の戦車を有事が想定される場合に富士などへ移動させる事は可能なので、配備先が直ちに問題とも言えないのが難しいところですよね。
その数が今の定数とか何じゃないの?
ただ戦車を100台分(3個戦車大隊位)減らした予算でも海、空用の装備の予算に比べれば大した事がないと思うけど、あきづき型一隻や戦闘機6〜7機より3世代戦車100台は侵攻するが側にすれば、かなりの負担になると思う。
装備としてはバランスの問題だけど。
日本がPKFやら多国籍軍として参加する国なら威圧感を与えたり突破力として戦車が求められると私も思います。しかし専守防衛で米軍の増援到着まで耐える事が陸自の任務ではないのかと思うので防御戦闘の事だけを考えればいいと思うんですよね。でなきゃ橋とかを考慮して戦車の重量を考える必要がないわけですし
素人考えですがゲリコマ対応にしても国内での話だと私は思うんですよね(現状じゃ海外に主砲のついた装甲車なんて持ってかせてもらえないでしょうし)怪しいと場所に戦車砲をぶっ放して、激しく機動が行えないのならどんな戦車でどんな装備をつけても生存性は変わらないような気がして...。武力衝突があるかもしれない九州方面、北海道にしっかりと戦車部隊が配置されていれば十分なのではないかなぁと。コンパクトで火力は74式と同等、日本での運用だけを考えれば妥協の産物とかじゃなくて十分な戦力に感じます。
おっしゃる通りです。
ただ陸自的にはその「初動と火消し」をしたいがための16式じゃないのかなーと思います。如何な強力な戦車といえど、欲しい時と場所にデリバリーできないのでは
意味ないですからね。
着上陸されてすぐ、敵部隊が橋頭堡を築きつつあるうちに普通科と共同して強烈な一撃をぶちかませるオプションを持てるのは良いと思います。
そういった中低脅威(といっていいのかは判りませんけど)目標は16式で殴り、
10式は高脅威目標と遭遇しやすい場所や地形に優先配備することで
限られた戦力と予算を有効に活用する狙いがあるんではないかと考えます。
・・・でもこれは机上の空論であり、現場がどう思ってるかは知りませんけどね。
案外、「こんなブリキのおもちゃ作りやがって!」って不満たらたらかもしれません。
空挺戦車の新型をどこかが作ったら、当然戦車が居ない場所を狙うからね。
どこかの国で一番腐敗がひどくて弱い、と言われているのは陸です。
まともにする順番が来れば、空、海の様に強化される事は予測して動かなければなりません。
というと敵のどの部分を攻撃するような形になるのでしょうか?(状況によりけりなんだろうけど)
上陸作戦の反撃に戦車が使われた例としてはサイパンの戦いが有名(?)であるな、1944年6月15日から始まった米軍の上陸に対して日本軍は戦車を含む反撃部隊で米軍を苦しめるも、旧式の97式中戦車や95式軽戦車では米軍のシャーマン戦車やバズーカの前に無力で有効な反撃を行えず、部隊集結にも手間取り本格的な反攻が17日深夜まで遅れて頓挫した。
またノルマンディー上陸作戦では1944年6月6日の上陸直後に直ちに反撃を行うはずだったドイツ軍装甲師団は上層部の混乱で投入が遅れ、一番最初に動いた第21装甲師団の反撃は一次的に海岸へ到達するも四号戦車が対戦車火砲に阻まれて失敗、パリ南西から派遣された優良装備の援軍は航空攻撃に付きまとわれて戦線投入は本格反撃は8日朝と遅れてしまった。
両方とも上陸直後の決定的な時期により強力な戦車があれば、せめて部隊集結・命令が迅速に行われて反攻作戦がスムーズに進めば とはよく言われる所。
ここで大戦果をあげて敵の作戦を頓挫させていれば戦争の行方をも左右していたので評価は難しい。
あと上陸作戦に対して防御側が水際殲滅を行うか、戦略持久で時間稼ぎに徹するかで取るべき戦術も必要な兵器も大きく変わる。
大雑把に水際殲滅なら強力な戦車、戦略持久なら特科砲兵がより有用だろうね。
水際殲滅か戦略持久かはその時々の状況で大きく変わりうるので、様々な状況を想定しつつ両方に柔軟に対応できるように って求められるのも難しい所。
防衛の後には必ず失地回復が伴うので、戦車は尚更必要です。(その為に橋の過重許容範囲を考慮するので)
ゲリコマに関して、MCVと同様の車両を諸外国も当初は用いる考えでしたが、装輪式車両がちょっとした障害物で足止めされた演習やイラク戦争の教訓から戦車の戦場に於ける機動力が見直されてます。
装甲も戦車の正面から歩兵火器で撃破するのは難しいので、装甲車が代われるものではないというのが現状かと思います。
※68
必要な時、必要な場所へはこれまでみたいに各方面へ戦車を配備したり、戦車トランスポーターの配備数増強という方法もあるのですけどね。
陸自が求めたのは60SPRRみたいに普通科と密接に行動する「歩兵砲」だと個人的には考えてます。
あと、16MCVのコンセプトとしては上陸前に重要な箇所へ展開し、先に抑えるというのもあったかと思います。
私も辞めてからMCV配備が本格化したので、あくまで公の資料からの空想なんですけどね。
※71
日本に於ては反撃を自衛隊が行う際に、その先鋒を務めさせるのが大隊規模での集中運用になるかと思います。
地形としても大型幹線道路沿いといった比較的視界が広く、敵味方重要な補給線沿いの前進になるかと思います。
ありがとうございます 日本の航空写真と合わせてみると凄まじい激戦区になりそうですね…
その範囲を少しでも狭めるためにも16式で少しでも早く水際や封鎖が望まれるんでしょうかね…
つか戦車といい攻撃ヘリといい、極端な不要論は眉唾な気がする 戦艦が洋上から姿を消したことに習って先見の明?を自慢したいんだろうね
その君が見た反不要論者のひどい意見っていうのは、不要論者の一面的な都合を並べた意見と比較して、どうひどいのか教えて欲しい。不要論者こそ定量的意見なんぞ出たためしは無いと思うが。
海空に予算回せばと良く聞くけど、66の意見通り、兵器の単価も運用費も別格で、回せる予算分で大きな変化なんてないしね。
教導や教育の戦車は定数には入っていませんよ。
大規模山岳や森林なんか多いから、峠や橋梁みたいな急所を巡航ミサイルや破壊工作で寸断されたら16MCVでも満足な移動が途端にできなくなるんじゃなかろうか
戦車だってそこは変わらないしじゃあ他にどうしろって考えもないんだけど…
山間部な孤立した集落とかでもなければどこからでも行けるだけの道路はある。
それこそ311の時は東北全体で高速道路を含めてて色々なところで、地滑りや崩落、陥没が起こってたし、沿岸部やその周辺は核攻撃並みに文字通り壊滅してた、特に三陸沿岸はリアス式海岸で山間部の間間に集落や町があり、内陸部からは峠を越えたりしなければアクセスが難しい所が多かったが、すくなとも数時間以内には車両による先遣部隊が到着してる。
熊本地震の時でも東北や北海道からの支援部隊でも陸路で2〜3日には現地に到着してる。
災害と違い軍事行動なら前兆もあるし、部隊の移動や集結には問題ない様に思う。
陸自は更に既存の師団や旅団を即応機動部隊へと改変を進めているし。
一言言うなら、その有事と災害の差は、敵がその脆弱な場所の破壊を自由に選択できること。
経路全面不通も、1、2本わざと残して、キルゾーンに誘導することもね。
だから、残存した経路の維持だけでなく、他の代替方法、つまり空中機動や橋などの復旧や浮橋などの仮設等などの対策も災害時より遥かにシビアになるわけだね。
勿論敵はそれも可能だろうけど、攻撃だからこそ防護も出来るし、それに対しての戦術や戦略が取れる。
突然来て、絶対に防護不可能で核弾頭何万発分ものエネルギーがある地震などの自然災害とは別で、それ以上に日本のインフラにダメージを与えたり、日本の行動を自由に出来るレベルならそれこそ日本には勝ち目がないし、全面的な核攻撃でもしなければ無理だと思う。
それも前提となる戦車やMCVの機動を阻害する目的でそこまでするなら日本も核攻撃で報復でもする以外に手段はないだろうし。
キルゾーンを形成しようとしたら寧ろ陸上自衛隊側の戦力を強化してしまう可能性がある。
日本側の把握しているMCV他の装輪車両や普通科部隊員の逆襲しうる道と敵側が把握している陸上自衛隊が逆襲しうると【考えられる】道とを比較したらやはり日本側の方が知識は多い。
獣道ですら普通科、それが無理でもレンジャー隊員が経路として使う可能性はあるし、もし道を残してキルゾーンとするならどこに潜伏するかも予想できてしまうのでは?
例えば嘉数の戦いの対戦車戦闘の逆が起こる可能性もある。
それにもしミサイル攻撃を狙ったとしても撃たれるのは分かっているのだから陸上自衛隊の防空体制がこれを許すはずも無いでしょうし、シリアのようなミサイル攻撃には行かないでしょう。
一つ思うのですが三陸らへんの津浪は本当にすべての道路を根こそぎ襲っているのでアレは軍隊では不可能と思うのですよ。それでもウチの身内は警察の先導でなんとか三陸を脱出できましたし、キルゾーン作れるほど日本の道路は少なくないのでは?
君は、大地震が核爆発の何倍のエネルギーだから、道路等の特定インフラにも同じ規模の被害が出せると信じてるわけじゃないよね?
東日本大震災は2.0x10*18Jで広島型原爆の3万倍以上のエネルギーだが、だからといって3万倍の被害が出た訳じゃないってこと。
じゃ、俺の言ってることに核なんて持ちだす必要は無いと分かるはずだよ。
勿論わかってるよ。ただミサイルや爆撃何かでピンポイントで道路を破壊しても、日本本土で支援を分断するには主要な場所でも何百箇所で済む物じゃない。どちらにせよ侵攻前にそれだけ自由に道路を破壊出来るレベルなら戦車とか戦闘機とか以前の問題。
それこそ大規模な正面戦争になるけど、当然中露vs日米+αという構図だろうね
震災による道路の破壊と攻撃による破壊は、全く性質が異なるので比較出来ませんよ。
砲爆撃や破壊工作による路面破壊は、深く広域を抉らせたり盛り上がらせるので、地震の被害では走れた車両でも走行出来ませんし、戦闘状況下ではただの移動では問題にならなかった障害物も大問題になります。
震災時は路面の障害除去を行いながら前進出来ましたし、それを妨害するものもありませんでしたが、戦闘となると、まず敵の抵抗を排除する事が先決です。
米軍のストライカー旅団の演習にて、比較的小さな倒木により装甲車が転倒、戦闘環境では少しの障害でも危険という結論が出ています。
MCVも敵への反攻ではなく事前展開による待ち伏せが想定されてるので、戦車の様に使うのは無理でしょう。あくまで火力支援車両です。
専守防衛を厳守する限りは、第一撃は回避出来ないかと。
あと、補給線を阻害出来ればいいので、やたら目ったら破壊する必要はないですし、攻める側も利用する道路等は残すでしょう。
また、MCVの構想は攻撃を受ける前に現地入りする事ですから、路面が破壊された後の戦略機動自体が想定外かと思います。
あるいは目的が「日本政府に対する恫喝」だとしたら、ミサイル等による大量攻撃をチラつかせる方がはるかに低コストかつ低リスクだ
中国や北朝鮮やロシアは、わざわざリスクを侵してまで日本に大規模着上陸侵攻をしかける理由はない
なんなら敵が大規模着上陸侵攻をしかけてきた時には「敵が無駄なリスク・コスト・時間がかかる作戦を敢えて採用し、米軍が反転攻勢にうって出るための余裕を与えてくれた」と感謝すべきだろう
自然災害と攻撃による道路破壊は単純に比べられないのは確かです。
ただ戦術レベルでの道路破壊と戦略レベルでの道路破壊にも大きな違いがあると思います。
一地方への広範囲でのインフラ破壊、特に311の時の沿岸部ほど破壊をもたらせれるのは大規模な核攻撃でもなければ無理だと思いますが、それくらいでも移動は出来たと言う言うのを話です。
日本の道路網は文字通り網の目のように行き渡ってますので、主要な所を破壊されても目的地には到着出来ます。
例え、たどり着けないほど、破壊を受けている、修復も迂回もままならないほど、執拗に空爆を受けているなら航空優勢どころか文字通り制空権をとられているし、それは察知して、部隊を移動する時間すらなく空自や海自が突破されてる事にもなります。そこまで攻撃を受けている前提はあまり現実的ではないように思います。
敵の目標が「太平洋に於ける覇権の確立」になった場合、充分日本が狙われる要因にはなりますが、時代がどの様に変わっていくかによりますね。
ただ、現在の外交状態だけをみて判断は出来ないので、将来にわたり大規模侵略がないと言い切れないのが難しいところですよね。
※93
3.11ですが、現地にも行った身からすると沿岸部は海水が引けば瓦礫を除くだけで車両は行動可能な程度でしたし、車両が通れる幅の道が確保出来れば良かったので、有事ほど困難ではないという印象です。
有事の場合は破壊された補給線の周りにゲリコマが潜む可能性があり、迂回路を更に空襲される危険もあります。
また、完全な制空権や制海権はあり得ないので、奇襲的な攻撃を何度も受ける可能性も多分にあります。
また、初動に関しては自衛隊側は法的な拘束が大きいので、海上に於ける阻止は困難としか言えず、海空も自らを守る必要があるので、陸が空の防御を得られるとは限りません。
海はあくまでシーレーンと沿岸部防衛で、空も基地防空と航空撃滅戦に集中する必要から、陸をそこまで支援出来ないと考えてます。
それこそ一週間単位でなら破壊された幹線道路にゲリコマとかは潜むけど開戦初日だったりならばゲリコマなんて皆無だし寧ろ橋頭堡維持で精一杯だろうから出来て空爆止まり。
16式は開戦しそうな場合、ミラーさんが言う通りインフラ破壊の前のその先に展開するのが目的っちゃあ目的。戦車だったらインフラ破壊前に来られず03式やBDMに蹂躙される可能性があるけど、16式だったら一方的とは言わないが有利に撃破できるしね。
一週間以上経って陸上自衛隊が反撃に出るときには富士教導団や北海道からの増援からなる機械化部隊が12旅団と一緒に機動攻撃に当たるだろうし。
確かに瓦礫をどけるだけではありますがその範囲が広いと言うのが通常の攻撃とは違うのではと言う話です。
個人的には予算があれば全国津々浦々まで戦車を配備出来るのが理想ですが、それは現実的ではないですので、その穴はMCVの機動力で一時的に埋めると言う考え方は利にかなって居るのではないかと思っています。
それらの機動が発揮出来ないほど、する暇もないほど初戦で、全国の道路がボコボコにされると言うのは現実的ではないと思っていると言う事で※95さんの言う見解が概ね自分と同じ感じです。
まず、ゲリコマですが開戦前から長期間に渡り潜伏しているケースがあるので一概に安全とは言えません。
加えて、いる可能性が低いからと警戒を怠る事は不可能です。
また、ソ連の縦深攻撃ドクトリンやアメリカのエア・ランドバトル又はエア・シーバトル構想は相手の後方を積極的に叩いて前線の優勢を得る戦術ですが、中国やロシアが同様の方策を取る可能性は高いでしょう。
空爆による輸送挺隊の破壊とその残骸による障害も厄介です。
戦車もトランスポーターを使えば事前展開出来ますが、トランスポーター不足からのMCVだと思います。
03中SAM等は敵のSEAD等による被害を避ける為に、反撃の為の航空拒否までは隠匿されると考えてます。
対空防御は隠蔽が主体です。
反撃時はまさに他方面より増援を招くでしょうが、同時に対応可能な正面が少なくなってるのが現状ですよね。
※96
まず、広域といっても実際に取り除く瓦礫は一部ですし、敵の攻撃に対する警戒も必要ないのが災害時の対応です。
攻撃の場合は道路が抉れてる可能性が高く、それは瓦礫を押し退けるより大変です。
また、MCVの機動力ですが、トランスポーターが不要という一点のみ勝りますが、米軍がストライカー旅団の拡大を辞めたのが将来を暗示してると考えてます。
確かに事前展開前に片っ端から道路が叩かれる可能性はまずないですが、そもそも敵は自らとこちらとの間で「通られたら困る」道を叩けばいいだけですし、事前展開が必要な目標は敵にとって重要地点ですから、全ての道を叩いたら敵も困ります。
また、自分が問題としてるのは戦略機動力ではなく、戦場での戦術機動力です。
現場に居ることは大切ですが、戦えないのも問題なのです。
縦深攻撃ドクトリンは特に日本の山地には弱いという考えが自分には有りますがどのようにお考えでしょうか?
例えば主要幹線をMCV装備の機動連隊が通ってこれをゲリコマが攻撃した際、戦争はほぼ決定的と考えられるため日本の海域にに近づく大型艦船、特に揚陸艦やRO-RO艦は激しく制限されますし軍艦は同盟国を除きすべからく近づくことを許しません。少人数のゲリコマが出来ることはどの程度戦力がどの方面に向かったかを報告できるのみで事前にこれを排除又は作戦に必要な時間遅滞することは不可能です。何故ならトランスポンダーを使用せず展開できる16MCVは主要幹線以外の県道等も移動できますからゲリコマの少人数ではこれを押さえることは出来ません。
攻撃による道路破壊はせいぜい十数mほどクレーターですが、津波の瓦礫は道路上に永遠とあったので、それをどれる方が単純に労力を使うと思います。周りにも瓦礫があるんで単純にドーザーで押して行くのも難しいですし。この話自体はあまり重要な所ではないですが。
現実的に戦車の絶対数や展開出来る数に限りがあるので、MCVに頼らなければならない状況ではないでしょうか?それこそ途中で伏撃にあっても、MCVならそのまま戦えますがトランスポーターに乗ってる戦車では戦えません。
戦場に居ると言う前提なら戦車の方が良いのは全くその通りですが、MCVも戦車よりは弱いとは言え居ないよりはマシだと思います。
想定する相手も敵の主力戦車ではないですし。
トランスポーターですね。予測で出て間違えました。
戦車は、優先順位付けるならMLRSとかより遥かに下と言わざるを得ないね
湾岸戦争じゃ集中運用された多連装ロケットの圧倒的な火力でイラク軍は崩壊した(しかもロケット発射後にすぐ退避するのでイラク軍は火点の即時反撃・制圧が不可能)
こういった高火力兵器は謂わば自然災害級と同じ
ちっぽけな人間が抗えるモノじゃない
だから陸自は戦車てなくこういった多連装ロケットに高い優先順位を振るべきだよね
もう戦車の配備がどうこう語る段階じゃないと思う
第2砲兵ですと核ミサイルですね。
諸外国に比べてもMLRSの保有数は高いですし砲兵力も有効な攻撃可能な面積から見れば西側諸国の中では高い火力を有してます。
砲兵は>15kmが主要な戦場になりますがこれは平地なので山間部の多い日本ではこれまでの戦果は当てにはならない可能性も。
なだらかな丘陵地帯ではない日本の山岳地帯では砲兵を配置するのは不可能です。
やはり直接照準で叩くのが一番なのでは?と思うのでやはり戦車が欲しいですね。
MLRSはそれこそ対砲迫戦にはかなり活躍した見たいだけど、装甲化された部隊には想定を下回る効果しかなかった見たいな話だった。最短射程も結構あって、特にGPS誘導のM31とか射程が長いやつだと最短射程が十数km位あって、それより近い距離では使えないとかある。
確かに強力だけど、多連装ロケットさえあれば良いものでもないと思う。
ただ上陸がなり本格的な正規陸軍同士の正面衝突となると砲兵やCAS機がドカスカ地面を掘り下げるので、装輪自走対戦車砲である機動戦闘車が有効な戦術機動・機動的な縦深防御を行えるのか不安があるのでやっぱり戦車も大事だよね って話になるのだと思う。
※101
多連装ロケットは瞬間火力は高いけど一発一発がお高くて持続火力に少々不安があるので榴弾砲も大事ですね。
自衛隊は特科火力に優れる上に新しく機動性に優れた火力戦闘車を開発中なので、こいつの配備は10式戦車よりも早いペースで行って欲しいと個人的には思います。
ソ連軍の砲兵なんて戦場のすぐそば、数キロ程度の位置に展開して重心攻撃や対砲兵戦、さらに対戦車戦闘までやらかしたんで、日本の特科もそれを見習い火力戦闘車に対戦車砲弾を用意して行進間射撃させないと・・・(流石に行進間射撃はやりすぎだけど、砲兵の対戦車戦闘含む直接照準射撃は西側でももっと研究されたら良いのにな〜 とか思う
常識的に考えて中国軍が南西諸島の離島をいくつか占領する程度では早期講和は不可能。中国側としては迅速に政治・外交的に重要な戦略目標を占領して有利な状態の時点で交渉を即決させるか、少なくとも米軍増強前に自衛隊に決戦を強要する事が前提条件となりうるだろう。
そうすると南西諸島だけでは不足で沖縄占領ぐらい必要だと思うが、上海からの直線距離的には沖縄と九州はほぼ同じ、沖縄に米軍基地が集中しているのに対して九州なら佐世保ぐらい、一度都市部を占領すれば奪還は(軍事のみならず経済・社会的にも)大きな被害を強要できるなどなど九州には沖縄に無い魅力が満載、早期決戦早期講和を狙うなら日本側の体制の整わない初手に九州上陸からの講和or決戦強要というのは悪くない手ではないだろうか?
またうまく朝鮮半島の国々を味方につけて半島沿岸を「非戦闘地帯」にでも設定できたら補給線防衛の負担が大幅低減となり、都市部在住の外国人や外国企業はある種の人質として使える。
外交的な下地作りをしっかりと行い「九州政令指定都市と尖閣諸島の交換」を「大戦争を望む狂犬的日本軍国主義者に対して寛大なる中国は控え目な和平案を提案、今だけ中国案に賛成の各国には経済援助をプレゼント!」なんてキャンペーンと並行してやるとそれなりに効果的な気がする。
外交的なハードルが高く不確実要素も多いが、日本側の防衛体制次第では南西諸島海域で中国軍が日米合同軍と勝利するのと同じくらいの可能性がある気がしないでも無い。
……という風に南西地域は航空戦力の密度がとても低く、持続的な防空部隊の展開や受動的となる防勢作戦の実施が困難だからこそ、南西地域では攻勢側の中国にも勝算があるわけでして
築城や新田原の傘がガッチリかかり、加えて陸続きゆえにまさしく機動戦闘車なんかが駆け付けてくる九州の諸都市を奪うのは、南西諸島の島を奪うより何百倍も難しいと思うな
縦深攻撃は日本の地勢でも有効ですし、逆に展開可能地域が絞られる為、非常に危険性が高いと認識しています。
故に、出来る限り部隊を秘匿して、ここぞという時まで最低限の遅滞戦闘にならざる得ないと考えています。
16MCVは戦略機動中もそのまま戦闘出来るのはメリットですからコンボイの護衛にはもってこいですね。
ただ、最前線では戦術機動力に疑問があります。
※99
前線に近寄るほど穴ぼこだらけになるのですけどね。
そして穴の処理は瓦礫以上に厄介ですよ。
確かにコンボイの護衛といった任務には有効ですね。
ただ、米軍はイラク戦争で最終的に戦車を積極的にコンボイの護衛にも利用しまして。
ストライカー機動砲があるにも関わらずです。
確かに占領地域との違いはありますが、限度がありますし、数的に制約があるからこそ敵支配地域外での戦力再構築と反撃時に必要な戦車が重要であり続けると考えています。
※104
片田舎の農道を用いて、主力を支えられる兵坦が維持できるか疑問ですし、敵はこちらの補給不足を招けるなら全てを叩く必要はないですよね。
ベトコンの真似をするなら別ですが、それこそ燃料が・・・
また、反撃が始まれば尚更MCVにはキツイ場所だらけになるので、初動しか使い道がないMCVより戦車をというのが個人的な意見です。(同様の車両が仏伊と南アしかなく、米軍はさらなる配備を辞めた現状を省みて)
個人的には、火力戦闘車に期待大というのは同感です。
イラク戦争においては多くのM1やAAV7やM2等が、自走でクウェートの港からバグダッドまで長距離行進していますので、トラポンなくたって到達は出来るわけです。補給がとても大変だけど(ニッゴリ)
07式機動支援橋ならトラックだし、装輪装甲車のスピードにもついていける。
路外での機動力や能力としての高さでは圧倒的に戦車が有効なのは全くその通りだと思います。出来るだけ戦車の方を積極的に使うべきだとも思います。
ただ現状、戦車が減らされてその配備にも偏りがでてしまう以上、その間隙をMCVで埋める必要はどうしてもあると思います。道路破壊での集結や移動に対して考慮するならトランスポーターでは通れないようなルートを移動出来るのもやはりメリットですし、戦車では難しかったり、出来ない移動手段を選ぶことも可能ですし。
道路の瓦礫の話ですが、震災の時は道路上だけではなく一様に広まってあるので、ドーザーで押して行けず、始めはグラップルで掴んで横に寄せると言うような形で撤去しています。穴や一部の瓦礫なら単純にドーザーで押しよけたり、埋めたり、傾斜を緩くさせたりを簡単に出来ます。
震災の時は崩落や陥没した道路や橋には架柱橋をかけたり、場所によって施設科が手作業で埋めて、移動したようですし。
MCV調達のそもそもの問題として、戦車より安くなったのかというのがあります。
車両その物の単価や整備人員の維持といったコストは大差ないと伺っています。
一方で、トランスポーターを不要とし、戦略機動力に優れる為、広域に展開し易い事や空輸可能というのはメリットです。
そのバランスを考えたときにそもそも戦車の代役ではないMCVが過度に戦車並の活躍を期待されてるのかな、と感じてる次第です。
瓦礫に関してですが、震災時は最初兎に角脇へ除ける事で対処し、瓦礫を本格的に除いて行くのは道が出来てからの問題だったと記憶しています。
その為、先頭の重機の進捗が進むペースだったと記憶してます。残骸の上に道を敷いた場所もあった記憶です。
瓦礫の後送も後からで、民間の助力もあり、内陸部の道路復興が早かった事もあり、震災の状況は全く異なると考えてます。
むしろ震災の環境でもMCVは活動困難ですし、況んや前線はという考えです。
一方で砲爆撃の穴は埋めるだけならドーザーでいけると思い勝ちですが、実際には補填資材が必要になりますし、不発弾や散布地雷の問題もあります。
処理すべき障害は敵を警戒しつつ補填資材などを届けながら前進が必要で、敵が来襲してからの戦略機動は著しく削がれると考えています。
逆に湾岸戦争で米軍がしたように、戦車が直接前進し安全を確保しつつ、補給部隊が追随するといった事も考えられます。当然、それには普通科が付き添い、空襲を避ける為に山地等を移動する可能性が高いと考えています。
>>トランスポーターを不要とし、戦略機動力に優れる為、広域に展開し易い事や空輸可能というのはメリットです。
自分を含めMCVに求められているのはこれだと思います。
文字通り戦車の様な活躍は期待してはいません。せいぜい水陸両用車や空挺装甲車両に対して、始めの対処における自動車化や軽装甲化された普通科に戦略機動で着いていき直接支援をして、戦車到着までの繋ぎと言うイメージです。
道路の補修も恒久的に使う場合なら補修材は必須ですが、自分のイメージではあくまで現場に到着する為に一時的に通過するだけで、その後、使うのであれば本格的に補修するでしょう。どちらにせよ本格的に補修する為には前方に部隊が展開する必要はあると思いますし。
また自衛隊で考慮しなければならないのが、普通科の機械化がほぼされて無いことです。
それは例え戦略機動を含め戦車が移動出来るが、MCVを含め装輪車両が機動出来ない場合、ほぼ自動車化でしかない普通科も移動出来ないと言う事です。
これでは単に戦車を増やしても効果が下がってしまいます。本来、89式FVの様な車両も増やしてくる必要があったのですが、これも予算の都合でしょう。
こうなってくると、自動車化でしかない普通科では、MCVの組み合わせになって来ますし、日本の道路事情を含めれば、それらの即応展開能力も現実的なレベルだと思います。
今の陸自が目指しているのがこれな感じですし。
ただ一点、お互いに論点がずれ続けているのが、「逆襲時に戦術でMCVは機能出来るのか?」という点で、貴方の言う様に他方面から何とかして戦車等の重装備を機動させるか、最初から戦車を各方面の戦闘団に加えるかです。
そして、機動戦闘車は戦略機動力に勝る一方で逆襲に用いる戦車の様な運用が出来ないという一長一短があり、コストも戦車と大差ないなら、どちらが特なのか?
という事です。
そして、米軍はストライカー旅団を諦め、重装備部隊を維持すると決めてるのが気になるところです。
より戦略機動力が重要な筈なにです。
個人的にMCVは好きですが、戦車の方が費用対効果はあったと考える次第です。
横から失礼します
米軍のストライカー旅団について何度か言及していますが、ストライカー装甲車の戦術機動での問題は装輪装甲車全般の問題として機動戦闘車他にも適応できる指摘だと思いますが、一方で戦略機動という点については多少齟齬があるかと感じます。
エリック・シンセキ将軍が提唱したのがストライカー旅団戦闘団(SBCT)構想で求められていた戦略機動性とはC-130輸送機で運べて96時間以内に世界中に移動可能で、さらには現地に到着してから72時間で作戦行動が可能 という世界規模の戦略機動性です。
それに対してMCVに求められているのはC-2での輸送があるとはいえせいぜいが南西諸島、遠くても国内輸送での話なのでスケールが全く違います。
またストライカー旅団が地域紛争に速やかに展開する国際的な規模での火消し役を期待されていたのにイラク戦争という正規軍同士の正面衝突に投入された上に面倒な治安戦に巻き込まれて評価を落としたのに対して、MCVは最初から正規軍との戦いに備えて開発され侵入するゲリコマ部隊や上陸部隊が体制を整える前に楔を打ち込むような役割が期待されて配備されているものと認識しています。
MCVは確かに正規軍同士の正面衝突という形になれば大きくその価値を落とすでしょうか、だからといって四方が海に囲まれて大規模な正規軍兵力の輸送に時間がかかる日本でストライカー装甲車・ストライカー旅団と機動戦闘車・即応機動連隊を並べて議論することは間違いを多く含んでしまうのではないかと愚考します。
どちらかというとわが国はイタリア軍がチャンタウロの後続車両の開発・配備に動いている事の方に注目すべきだと思おいますね。
それと戦車の戦術機動性を生かすのは非常に魅力的なお話ですが、それをするには随伴する歩兵にも相当数の装軌装甲車や歩兵戦闘車が必要なはずで、そこら辺を揃えるお金が本邦には無いのでやんす(´・ω・`)
逆に、増援も無理になる。空輸なら周辺を制空してしまえばMCV以下の車両はどうとでもなるし。
最悪、C2でMCVを東京急行するって手もある。
問題は、通常HE弾は新規開発が必要になる事くらいだね。実現すれば榴弾砲よりは高初速だから、M2の10榴の最大射程11kmよりは、マシになるか?の話しだし。間接照準用の砲撃システム積んでるかはおりゃあ知らんからな。
逆襲には米軍と共同で当たる、でも驚かないし、海空で後背を断って置物にして、逆襲を考えないとか。
それより初動を考えるのはそう悪くない、と思う。
https://togetter.com/li/433879
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