Name 名無し 18/02/10(土)20:09:08 No.1236424
http://cgi.2chan.net/f/src/1518260948097.jpg
日本版海兵隊”が発足へ 中国の海洋進出に備え
http://news.tv-asahi.co.jp/sphone/news_international/articles/000120713.html
知的機動力の本質 - アメリカ海兵隊の組織論的研究
posted with amazlet at 18.02.17
野中 郁次郎
中央公論新社 (2017-05-08)
売り上げランキング: 44,308
中央公論新社 (2017-05-08)
売り上げランキング: 44,308
無題 Name 名無し 18/02/10(土)20:12:26 No.1236427
海兵隊の誕生
夢物語だなあと思ってました
無題 Name 名無し 18/02/10(土)22:16:05 No.1236444
>海兵隊の誕生
>夢物語だなあと思ってました
つ海軍陸戦隊
無題 Name 名無し 18/02/11(日)06:04:00 No.1236465
>つ海軍陸戦隊
車両はこっちじゃないんだ?
てゆうか水陸両用の利点を考えたら
あまり内陸部まで使うのは意味ないから
上陸成功後、橋頭堡を確保したら
後続の陸戦車両にバトンタッチすればいいので
旧日本軍の船よりの形状は合理的だと思うんだが
現実は、装甲車がムリムリ浮いてる感じのが主流なのね
無題 Name 名無し 18/02/11(日)07:25:27 No.1236470
http://cgi.2chan.net/f/src/1518301527369.jpg
>現実は、装甲車がムリムリ浮いてる感じのが主流なのね
イラク戦争だって結局上陸した部隊がそのままこれでずっと内陸まで進攻する事になったし
橋頭堡確保したらハイそれまでという温い展開はそう無いんじゃないかな
無題 Name 名無し 18/02/11(日)12:35:50 No.1236498
http://cgi.2chan.net/f/src/1518320150830.jpg
>イラク戦争だって結局上陸した部隊がそのままこれでずっと内陸まで進攻する事になったし
ナシリアの戦いだとAA7Vが8両ほど撃破されたそうで。橋頭保確保以上をやらせるのはリスクが大きいでしょうね。
無題 Name 名無し 18/02/11(日)07:41:02 No.1236472
>車両はこっちじゃないんだ?
何か勘違いしてるようだけど貼ってる画像が前後の着脱式のフロートを外した姿がNo.1236444だからね?
無題 Name 名無し 18/02/11(日)07:43:05 No.1236473
本当は一気に強襲上陸して橋頭保確保したら陸軍と交代が理想なんだけど、太平洋の対日戦でもガダルカナルみたいに交代までにえらい目に合わされたり、ペリリューみたいに海兵隊だけで済ます予定が逆に陸軍の応援まで必要になったりと、米海兵隊も割と散々な歴史を持つからな。
対中共となるとそうした島嶼戦も想起されるし、イラクの例ほどじゃなくとも独自の継戦能力はある程度確保したいとこだろな。
無題 Name 名無し 18/02/11(日)09:51:17 No.1236485
>>海兵隊の誕生
>>夢物語だなあと思ってました
>つ海軍陸戦隊
今回は母体が陸軍(陸自)だから陸軍水戦隊?
無題 Name 名無し 18/02/11(日)10:19:23 No.1236490
>つ海軍陸戦隊
>今回は母体が陸軍(陸自)だから陸軍水戦隊?
母体が陸軍(陸自)の方が良いだろうなぁ
旧軍は母体が海軍で島嶼防衛戦では陸から散々な評価貰ってたし
無題 Name 名無し 18/02/11(日)10:56:50 No.1236492
>母体が陸軍(陸自)の方が良いだろうなぁ
>旧軍は母体が海軍で島嶼防衛戦では陸から散々な評価貰って>たし
陸戦隊はあくまで艦隊決戦用の補助部隊だし
艦隊決戦用の前進基地である、南方の港とか飛行場の確保とか防衛が目的
しかも敵守備隊の規模が大隊規模に限る
それ以上は陸軍にお任せ
野戦とかそういうノウハウはないけど拠点防衛は得意
米海兵隊とは全然目的もドクトリンも違う
今の陸警隊がそれに近いかも
引用元: http://cgi.2chan.net/f/res/1236424.htm
最強軍団アメリカ海兵隊
posted with amazlet at 18.02.17
デビット パークス ロス ブライアン
並木書房
売り上げランキング: 627,026
並木書房
売り上げランキング: 627,026
コメント
空挺部隊でも、水陸機動団でもない彼らの運命や如何に
そのことを考えれば、陸上自衛隊が日本版海兵隊”の主体になるのは自明の事だったんだ!
参考:日本軍の渡洋上陸作戦 - 水陸両用戦争の視点からの再評価 - http://www.mod.go.jp/msdf/navcol/SSG/review/6-1/6-1-4.pdf
まぁこの時は有利な大陸戦線や太平洋戦争緒戦はよかったのに、陸軍は無理な状況で「教条的に原則を適用 」 一方で海軍は「艦隊決戦を追求 」して船団護衛を放棄していたので、こういう所はしっかり改善して離島奪還に適した編成をしてもらいたい所だけど(汗
それはそうと離島攻防戦の場合は強制的に敵前上陸な上に突破すべき縦深も無いので米海兵隊の運用とはかなり違ったものになりそうだけど、その辺これからどうなるんだろうな?
※2
杭州湾上陸作戦の前にかなりの犠牲を出してますね
揚子江での作戦行動で第三師団と第十一師団が上陸成功したものの2000人を大きく越える犠牲を払っても上海にはたどり着けませんでした。
陸軍の教範的な行動が硬直的なものとしての事例で使われますがこれは仕方の無いもので、大規模、大人数な組織は決められた行為を行うことで一つの単位として動きますので特殊部隊のような少人数で色々出来るという組織ではないからです(だから特殊部隊と言えるのでは無いでしょうか)
それよりも、これだけ装備や組織を増やして充足人員とか予算は大丈夫なんだろうか?しかもちゃんとしたビジョンを持って装備を購入してるように見えない。
空海抑えてあとは残務処理
空海抑えられないなら強襲上陸は尚更やってはいけないと思うが
つか日清戦争の頃から海軍による陸軍輸送はうまく使われていたが
ですよね。
奪還訓練とか銘打ってますが、空海敗戦の結果として奪われた島に強襲上陸?
米軍が西普連の上陸訓練を見て、なぜヘリを使わないか疑問に思ったそうで、多くの犠牲を払って海岸堡を確保するよりは、ヘリボーンで敵の背後に橋頭堡を確保するのが普通。
第二次大戦型の敵前強襲上陸なんてよほどのことがないとまずあり得ない。
仲悪いもん…
日本の海兵隊導入に当時は賛成でしたが、現在はちょっとという考えです。
陸上防衛の根幹である陸軍たる陸自を海兵隊化するということは、陸自の軽歩兵化へと繋がり、旧軍同様に防衛時の火力不足を招くのではという、組織形成面での問題です。
別に海兵隊が防衛を出来ない訳ではないのですが、絶対的に重装備が揚陸作戦の為に不足勝ちになります。
離島防衛をヘリによる、空中機動で考えてた以前の体制でも良かったのではないかな、と思う昨今です。
基本的に日本の揚陸作戦に求められるのは初期防衛に失敗した後に、各方面より集結した海空戦力を用いて一時的にも優勢を確保し、その間隙を利用して敵占領部隊を海へ追い落とす事です。
最初に取られたからと、自衛隊側の海空戦力が無くなる訳では無いですし、そもそも攻めてくる相手には勝てる算段があるのですから、その作戦に釣られて全ての戦力で迎撃する事はないでしょうし、敵もさせないでしょう。
また、占領後常に島嶼などの周辺で優勢を維持出来る戦力が米軍以外にありそうにはないので、潜水艦等による敵海上輸送経路へのハラスメント攻撃もしつつ、海空自主力と奪回の為の揚陸作戦を行う事は有効です。
ただ、ヘリの空中機動の方が現実的とは思います。
訂正
お二人とも、強襲揚陸はどうなのという話でしたね。
眠りかけの頭で書き込むものでは無いですね。。
強襲揚陸をする必要性に関してはごもっともですね。
可能なら避けるに越したことはないです。
逆に強襲揚陸を行うべき環境は、橋頭塁を確保出来る縦深があり、敵よりも優勢を得るために重装備を揚陸させる必要性がある場合ですが、そこまでいくと宮古島クラスの島嶼とかでないと現実味は薄いですよね。
いざという時には本当に強襲揚陸出来るようにするためでしょう
>奪還訓練とか銘打ってますが、空海敗戦の結果として奪われた島に強襲上陸?
仮想敵の戦力的に事前に部隊を展開して離島を守り切るのは難しいので、今はまずは敵に取らせてから体制を整えて奪還を行う という形になってます。
総火演もそういう想定でシナリオを組んでますからね。
空海敗戦はどうなるか現状の戦力差でさえ微妙なところですが、時間をかけると相手は占領した離島に武器弾薬を運び込んで現在の南沙諸島のような強固な要塞を作りかねないので、空海を完全に抑えるまで待てない場合も考えられます。
※8
>ヘリボーンで敵の背後に橋頭堡を確保するのが普通。
日本が戦場とする南西諸島の離島は西表島でも幅30kmと小さく後方と言えるものは無く、小さいので数基の短距離SAMで全体を防空可能、しかも中心に大きな山があるか完全い平坦な島のどちらかなのでレーダーや観測所を数台設置するだけで海上を進むヘリ部隊は安易に見つかってしまう可能性が高く有効なヘリボーンは相当難しいと思います。
しかも中国軍には低高度を飛ぶヘリにも攻撃可能な砲発射ミサイルを装備する05式水陸両用戦車などもいますので、個人的に離島奪還でヘリ部隊が活躍できる余地はかなり少ないのでは無いかと危惧しています。
まぁだからといって敵前上陸じゃ本末転倒な気もしますが、空中機動だけでは色々と無理があるのも確かなので、その辺どう折り合いをつけるのか模索中なんじゃ無いかと感じています。
海兵隊は攻勢には役立ちますが守勢については未知数(といっても軽歩兵に軽い航空支援と軽い機甲支援ですからたかが知れている。陸自と比べると悪くは無いが…)ですから一個旅団(または一個師団)の海兵隊化が理想ですねぇ…
それこそ前陸軍の一部師団海兵隊化(上陸戦能力の付与)が理想なんですが。
自衛隊の全体的な組織像を見ると全てを海兵隊化する訳では無さそうですし、そこは多少安心しても大丈夫なんじゃないかなと、特に北海道には規模こそ小さくなれど、機甲師団がございますし。戦車と砲が減り続ける現状は海兵隊より劣悪ですが…
さてはて、離島防衛に強襲上陸はいるのか?ですが、まず、艦隊戦や空戦で中国に完全勝利なぞ夢物語すぎますし、両国には優れた防空ミサイル艦があるので簡単に雌雄を決することもないかと。そしてその間に一部でも上陸されたら奪還の必要性はどうしても出てくるかと。
ついでに、離島全てに監視部隊、守備隊を置くのは大東亜戦争での悪い教訓なので自衛隊は採用することはまずないでしょう。人も金も無闇にかかりますし。
離島は防衛するより、奪う方が楽とも聞きますし。
また、敵部隊を空爆やミサイルだけ、若しくは兵糧攻めをすれば良いと言う意見ですが、恐らく敵が狙うのは戦略的に意義のあるところです。そしてそこにはほぼ必ず民間人がいると考えられます。同じ日本人を餓死させる事を戦略として考えるのが果たして正しいのか?誤爆の危険性などを考えた場合、コラテラルダメージだけで済まない結果になった時、国民、特に沖縄県民が納得するでしょうか?そして、空爆だけじゃ何も解決しない事はここの住人なら皆知ってるかと思われます。また、実効支配を宣言された場合、日本はその主権の奪還することは義務と言えます。従って、離島防衛には強襲上陸は必要と考えます。
完全な妄想ですが、自衛隊は海兵隊の装備を真似て自分達に合うか調べてる段階なんじゃないかと思ってます。だから無闇やたらに兵器購入が増えてるのではないかと。
あと、アメリカ級になんやかんやでウェルドック付けさせた海兵隊がヘリで橋頭堡確保を自衛隊に強く訴えるのもなかなか皮肉めいてる気がする
一応自衛隊もPV見た感じではCH-47等を使って橋頭堡確保を考えてるあたり、全部強襲上陸とは考えてないようなんですけどね…
西部方面特科隊から一個大隊とか、第4師団、第8師団の部隊からも設立母隊になってるのがあるから、西部方面隊にしてみれば、手持ちの戦力減らされて別の指揮系統に持ってかれることになるし。
実際は現場レベルで融通きくとしても、災害派遣の時とか連携大丈夫かなと。西部方面隊→陸上総隊→水陸機動団となるし。
ヘリボーンは難しいですか。同じことが敵前上陸にも言えるのではないかしら。
ただ、私も上陸作戦とはそんなに「スマート」にやるもんじゃないと思いますが。
※17
ありとあらゆる島々に陸上部隊を配置することは意味がありませんが、重要な島にはある程度の部隊を配備して国家主権の存在を明示することは、特に平時においてはとても意味のあることです。上陸する側からすれば対空・対艦火器を装備した防衛部隊がいるといないとでは大きな違いがあります。これはひとつの抑止力になります。
もうひとつ、実際に島嶼奪還部隊を揚陸する場合に防衛部隊が残っていれば、それを軸にして作戦の幅が広がる、幸いにも空港と港湾を抑えていれば更に有利です。更に言えば、実際に日本人が血を流して国家主権の存在と領土防衛の意志を示していれば、日米安保に基づく米軍出動のハードルも低くなります。
最後に、ある程度のところで「手打ちに」になり交渉が始まった場合、たとえ敵の占領部隊が上陸していても、一人でも兵隊が生き残って日の丸を掲げていれば、我が国の立場が有利になります。
大東亜戦争で島嶼防衛に失敗したのは、補給・増援ができなかったからでしょう。
理想的な状況で理想的な手段が取れるなら苦労はしないし。
まあAAV7しかないからってのもあるけど
アメリカ海兵隊は今でも上陸訓練を頻繁にやってますし
西普連も創隊当初からエアアサルト部隊があるくらいヘリボン訓練をやってます
情報源を改めた方が良いと思いますよ
そこは後継機に期待するしか無いんじゃないか、ほぼ手探りだし日本の条件に合う物を作らにゃならんからね
LAVちゃんがいるよ
特殊部隊の屋内突入と同じで複数箇所から同時に攻めて敵の対応を分散させるのでは?
実際にアメリカ海兵隊の上陸作戦計画もヘリボンによる後方展開や敵拠点制圧など同時進行で行われますから
まぁ近づくと言っても上陸地点から約50~100kmの沖合いですし
ちなみに特殊作戦群の突入訓練を見た人の話では一階や梯子付の車両で低層階から突入する地上部隊と屋上からリペリングと階段で突入するヘリボン部隊という構成だったそうな
普通に島を奪取する為に上陸する時でしょう。
交渉により相手が撤退してくれるか、空爆や艦砲射撃なんかで、文字通り相手が全滅して尚且つ間接的な観測手段で、敵は一切居ない。抵抗をしないと言う確証がなければ、武装して乗り込まなければならない訳ですし。
日本軍は第二次世界大戦でアメリカ軍の艦砲射撃で全滅したか?
時代が違うとはいえ結局上陸しなければならないんだから
或いは、全ての装備を使える。
例えば、米海軍の空母、強襲揚陸艦から海兵隊の部隊が発進する。
日本国海兵隊もそこまで揃えるつもりなのか。
アメリカが上陸訓練をやっているのは知っています。今話題の米韓合同演習には必ず上陸演習が含まれています。もちろん敵前上陸が必要な状況もあります。
後出しになりますが、頭の中にあったのは「ノルマンディー」式の大規模な上陸作戦だったので「よほどのことがないと」と書きました。誤解を招くことになったのは残念。
先ほども書きましたが、上陸作戦は「スマート」なものではないことも承知しています。
AAV7にしたって1両8億円くらいで買ってるよね
一方アメリカの調達価格は1両200万ドルに収まる
なんでこんなに変わる言い値で買いすぎじゃないだろうか
一緒にするのはおかしい
それは置いといて、結局のところリソースの問題だと思うぞ
限られた予算や人員をどう使うか
あるならあるで何でもあればいいが、実際問題そうはいかない
<第二次大戦時の要塞化された島嶼と、急に占拠した島嶼とでは状況が全く違うな 一緒にするのはおかしい
一緒にすべきでは無いのは全くその通りだと思う一方、第二次大戦時から格段に進歩した土木建設技術を考えれば急に占拠した島嶼でもほっておけば短時間でそれなりに要塞化できちゃう可能性もあるな。
まぁ攻撃側の技術も進歩しているので、結局のところ「第二次大戦時とは状況が全く違う」と言う話になるのだけど・・・
そうすると本当に「結局のところリソースの問題」ですね〜
個人的には「限られた予算や人員をどう使うか」という視点と共に 相手も対峙する敵が多すぎる状況で発展途上の戦力をどう使う気なのか? とか、そういう視点も大事にしたい。
台湾だけなら内政問題として、内政干渉するなと強弁できる
…他国がそれを受け入れるかは別として
「3海峡封鎖」が合言葉だった冷戦期には、対馬以外の離島の防衛が放棄されていたことを思うと感慨深い。
ただ他の人が言ってるように、この予算が厳しい時期に大規模な改編や新装備の導入、更新が続くのは、よそにいらんしわ寄せが行くような気がしてならない…。
そういえば三菱で試作中の両用車両は、AAV-7の後継になるだけじゃなくて、今の94式水際地雷敷設装置の後継も目指してたりするんだろうか?
ちなみに、「海兵隊」にマッチョなイメージが強いのは主にアメリカ海兵隊の印象が強いからだけど、このアメリカ海兵隊は、諸外国の海兵隊から見てもかなり異質な存在だったりする。
というのも、第2次世界大戦でヨーロッパと太平洋の両方に火がついて、アメリカ海軍のアシスタントに過ぎないアメリカ海兵隊がほとんど単独で日本軍と相対することになった結果、今のような脳筋軍団になってしまったという経緯があったりして。
あと日本の両用戦について言えば、上のコメントにあるように、日米開戦時点での旧日本陸軍は、世界でもトップクラスの上陸作戦のエキスパートだったはずなんだけど、連合国でLSTの量産が始まった辺りから追い越されだした感がある(旧陸軍でも同時期に同様の輸送船作ってるけど、量産できなかったのが痛い)。
一方で海軍陸戦隊の方は、海岸の目標を応急的に奪取したり、あるいは海外の施設や根拠地を警備したりするのが任務で、敵前上陸や強襲上陸は専門外だった。
そういえばLSTのアイデア自体は、例によってイギリス由来だそうだけど、この辺はもしかしたら、第1次大戦のバルト海侵攻計画の頃から暖めてあったものなんだろうか…。
一部改変が全体へ予算等の問題から波及しなければいいのですけどね。
双方とも揚陸作戦は行う必要があるという離島での作戦はなかなか難しいですね。
戦略的意義という点では、敵が揚陸した後に兵糧攻めという選択をした場合、最悪は島嶼での略奪行為、良くても休戦交渉を利用した実質的支配に持ち込まれる危険があるため避けたいところです。
※39
LSTの原形としては英国のベーコン大将なる人物が考えた大型艀なんかも考えられますね。
モニター艦の間に菱形戦車数量と兵員を満載出来る艀を造り、バルト海作戦か何かで使う計画があったとか・・・
陸自の水陸機動団は定数3000人で一個旅団相当だけど、定数9000人ぐらいで三個旅団ぐらいにしてもいいんじゃないかな
今時のトレンドは本土防衛でなくて島嶼奪還だし、(体裁はどうであれど)海外で国際貢献する外征部隊としての性格を強めた方がいい。同じ島国の陸軍として今のイギリス陸軍みたいなね。
おっと、かなり誤解を招きましたね。
第二次世界大戦中、米軍は飛び石戦術で攻略されたことを参考に、全部に守備隊を置いてもどっかの島を取られて補給線を絶たら、戦力として期待できない。さらに言うと、効率的ではない。(例えばウェーク島など戦略的に優先順位が低いとこは終戦まで日本のものでしたが、ご存知の通り補給線を断たれて酷い有様だったとか)
だから、上陸戦の方が一時的な損害はデカいが、総合的に見たら良いと考えた訳です。
島嶼奪回は予算を得る口実にしやすいというのが実体かと。
あまり水陸両用部隊に重点をおくと本土防衛に回せる重装備部隊が益々減るんですよね。
現状でも動的防衛を口実に単一正面しか対応出来ない程、戦力は減少してるかと。
英国の場合はフランスといった大規模な陸軍を持つ隣国が同盟関係にあるというのが大きいので、参考にするのは難しいです。
重装備部隊が海外駐留というのも考えると、日本が真似すべきかは厳しい処かと思う次第です。
いまどきMLRSや九九式自走砲などの特科部隊が出張る機会ってあるのでしょうか。
水陸機動団には(海兵隊にとっては普通でも)、陸自では珍しく爆撃誘導員が付きますよね(むしろ今までの陸自に普及しなかったのが海兵隊の指導の有無か)
その他色々な面においても個人装備が充実している様に思えて、海兵隊をお手本にする事で陸自の近代化の足がかりとなる事を期待しています。
海外派遣に際してあまり本格的な野戦軍は派遣されないと思います。
どちらかというと歩兵主体の軽装備集団となりそうな。
あと本土防衛ですと射程長過ぎて殆ど射撃せず砲身ピカピカのままのFH70×400門強をAPUまわりが古いからといって退役させつつ「正面装備の不足」を嘆いている様には見えないのです。不思議な事に当の陸自が平気な顔していますからね。
まあ何にせよ件の装輪シリーズ(近接戦闘車・火力戦闘車)の開発・配備が行き詰まった以上、予算はまず水陸機動団の整備に回しておくのが無難でしょう。使い道が無ければ予算も降りませんからね。そして使わない分の金は返却しなければならないので、陸自からしたら使っとかないと損なのです(納税者としては別の感情も多少ありますがね)
>>その他色々な面においても個人装備が充実している様に思えて
そう言えば今年から、個人用救急品セットが海外派遣仕様と同じになる。
あくまでも陸自の任務は本土防衛なので、牽引式であっても155mmクラスの火砲が重要です。
正規戦になると火力を如何に必要数集めて集中するかの問題になるので。
個人装備の近代化そのものは海兵隊化以前から言われてた事で、水陸両用団編成とは別に計画が進んでいたので、何れにせよ解決へ向かってたかと思います。
爆撃誘導に関しては西部方面普通科連隊の功績ですね。
※46
FHの後継として火力戦闘車と呼ばれてた装輪155mmりゅう弾砲が配備予定ですからね。
開発は行き詰まっているという話は聞いてないのですが。
特科削減は陸自側としては全然平気ではなく、120迫の配備数を増やしたりして、お茶を濁してるのが現状です。
定数が300門とされた以上、高性能な99HSPを中心として、比較的古いFHを減らすのは当然ですし、決定した以上は水陸両用団と無関係に削減せざる得ないでしょう。
海外派遣部隊は仰る様に軽歩兵主体でしょうが、本土防衛を考慮する以上、方面毎の火力が削減され続ければ旧軍と変わらない火力不足の部隊が出来上がるだけです。
開発も滞ってるから他に予算を回すのではなく、滞ってるなら費やした予算を無駄にしないよう原因を究明し、予算を追加すべきか考えるべきですし、近接戦闘車は分かりませんが装輪155mmHは使い道がない装備ではないでしょう。
お蔵入りになった先進軽量砲もワンチャンあるかな?
いや装輪自走砲、特に炎上しているわけではないですがここの火力戦闘車スレによると重装輪装甲車を諦めてMAN社の車体ベースに変更の様ですよ。
無理にファミリー化に拘るよりも完成度の高さを優先した無難な判断かと思われます。
これによりすぐ完成とはいかないと思いますね。また遅延する気がします。
また陸自が装輪装甲車の登場を待たずにFH70を退役始めて火砲定数も削減しているのですから、まぁどんどんウェイトが下がっていっているのは否めません。陸軍はこの様に在るべきだという理論も十分に同意出来ますが、現実は陸自の歪な方針戦略によって現在は軽装備化のトレンドに向かっているのが事実です。300門という方針に異議があるといっても、陸自の本土防衛を語るならまず上陸部隊への攻撃です。装甲部隊にも効果がある対車両用クラスター砲弾の無い現在ではかつてほどのウェイトがないのでしょう。現状でも自走砲は北海道への偏重配備ですからね。
まあいざ本土上陸されたとなって細身になった陸自はちょっと見るに耐えないという焦りも確かに少し覚えはしました。
本当に島嶼ではなく本土に上陸してくるわけないだろうという油断が私や陸自にあるのでしょうね。
M777は射程がね。
魅力的ではあるのですが。
※51
確かにベースの変更による遅延は考えられますが、試作車が出来てるという話や試験を今年一年かける事を考えるとそこまで遅れないかと思います。
上陸部隊への火力発揮ですが、対車輪向けのクラスター弾頭等がないからこそ、火砲の数が大切になるのです。
03式多目的弾というのもありましたが、クラスター爆弾規制条約により廃棄されてしまいました。
自走砲といえば、東北にも一部あったのですが、今後方面特科がどうなるかですね。
自衛隊は世界で遅れて軽量路線に入った流れがありますが、米軍はストライカー旅団を運用した結果、初動で送れても戦地で力不足に陥るという結論になり、重装備部隊の削減を軽減してる経緯や装軌式装甲車の開発再開といった流れになっています。
これは外征型の部隊に於ける話なので、島嶼防衛だけにかまけられない陸自としては他人事ではないかと思います。
個人的には、陸自の改革は直ぐに方向修正を迫られると感じています。
でも陸自として無視してるかというと、そうでもないと言えるのは16MCVや155mmHSPにより少ないながらも普通科へ火力支援と装甲の提供が出来る様に機動力強化を進めてるという点でしょう。
数が少ないから戦略機動性で少しでもカバーするという考えですが、それは戦闘による損耗への予備が減るという裏返しでもあります。
日本に於ける陸上戦力の扱いは難しいですよね。
確かに、島国における陸軍の立ち位置としては、難しいものがあります。事あるごとに予算削減を叫ぶ輩が陸軍不要論なるものを提唱するのですから。
それはともかく、私がなぜ陸自の外征部隊的性質を強めようと拘るのか、それはすなわちPKOなどの過去の派遣事例です。
皆さんご存知の通り、イラク派遣部隊には個人携帯医療キットがしっかりしたものが配布されたと言われ、最近は全自衛隊普及の方向に向かっています。防御力の不足が懸念された軽装甲機動車には追加の防弾板が取り付けられました。必要とあらば小銃のセレクターだって直せましたし、何ならGPMGの配備や海兵隊の小銃に耐抗可能なECHヘルメットの普及なども私は、機さえ臨めば可能だと考えています。それこそ正に、陸自が本格的に派遣任務を帯びる体制となる事です。
私は今後、陸自は海外派遣により非対称勢力という直面する脅威に晒される事により、どんどん「見えない弱点」が改善されていくと思います。
清谷氏が陸自に駆けつけ警護に足る能力はないなどと言っていますが、今後は改善の方向に向かうと期待しています。しかしそれは海外に目を向けてこそのものだと思います。要は腰の入れようだと。
長文になりましたが、陸自は今の安倍政権の進める方向に向かうが正しいと考えているという事です。
M777は陸自が配備すべき火砲の一つでしょう。
ヘリコプターで車両が入ってこれない山頂に設置可能で、その機動力の高さは戦場を選びません。
そして装甲化率が低いと言われる陸自は汎用ヘリの保有率が高く、それで補っている状態です。正に持ってこいの相性ではないでしょうかね。
砲弾は…どうしましょうかね()
HVP(Hypervelocity Projectile)「呼ばれた気がした」
あ、装甲車輌部隊にも有効な対車輌向けのクラスター砲弾をどうするかの事を言ったんですが、射程ならM777でも砲弾次第で延伸出来ますからね。
※50
少なくとも島嶼防衛にはその類の陸砲の155mm級砲弾より艦砲の支援の方が色々と便利だろうというのが私が最近の軍事研究などを読んで同意した判断ですね。米海軍の155mmは…ちょっとアレな結末に終わりましたが。
日本の島嶼の海岸の場合ですと砂浜海岸の割合は15%にも満たないので、M777が従来型の榴弾砲を揚陸するよりは融通が利くのは確かですが。
それだと、BONUSかM982の派生型あたりしか思いつかないなあ。
まぁPKOとか海外派遣でテロ屋相手に使うなら十分有効だろうけど、極端に人死を嫌う国内世論を考えるとね・・・
島嶼防衛なら中長距離のミサイルに開発中の対地用EFPクラスター弾頭や高速滑空弾を合わせた島嶼間射撃で準備砲撃の代わりとし、上陸戦の際には艦砲射撃に海上艦からのMLPS射撃で直接支援を行う。
本土防衛なら戦略機動性に優れる16MCVや火力戦闘車で局所的な火力優勢を確保しつつ防衛線を構築して敵橋頭堡拡大を阻止する。
巨大な敵を相手に少ない予算・人員で対抗するなら、この辺りが限界っぽい?
>車両はこっちじゃないんだ?
って言ってるけど、No.1236444の写真はフロートやらなんやらを全部外したカミ車に見えるんだが。
コメントする