無題 Name 名無し 17/11/30(木)22:17:05  No.1230649

1512047825058
戦前・戦中に日本が(日本をではなく)撮影したカラー写真ってどのくらいあるんだろ
スレ画はさくらポジフィルムで撮ったチハだとか

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カメラと戦争―光学技術者たちの挑戦
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無題
Name 名無し 17/12/01(金)19:53:04  No.1230709 
カラーフィルム自体当時高級品だからなぁ

無題
Name 名無し 17/12/01(金)20:38:26  No.1230712      
20年くらい前に
航空ファン別冊で陸海軍機のカラー撮影写真集が出てたかと

無題
Name 名無し 17/12/02(土)02:34:12  No.1230745      
1512149652625
この写真もさくらポジフィルムなの?
着色カラーにありがちな黒ずんだ感じがないから気になってたんだけど

無題
Name 名無し 17/12/02(土)12:31:08  No.1230772
明治ごろに日本ではモノクロ写真の着色が盛んで手先の器用な日本人の着色は優秀で輸出もしていた
カラー写真が普及しにくかった原因の一つかも

無題
Name 名無し 17/12/04(月)06:03:36  No.1230902
>カラー写真が普及しにくかった原因の一つかも

モノクロ写真がカラー写真より優れてるのは耐久性で、その為永年に渡って保存する銀塩記録写真は『あえてモノクロで撮影』するのもある。
桑田や清原と同時期、義理の弟が甲子園に出場した記念に主催者側から本人がバッターボックスに立った時の写真をパネルにしたのを貰ってたが、モノクロだったし、十数年前父親が天皇から勲章頂いた時に頂いた記念写真もモノクロだった。

無題
Name 名無し 17/12/04(月)06:40:15  No.1230903
>銀塩記録写真は『あえてモノクロで撮影』
カラーと比較して同径レンズなら画素数が多いから資料に最適なんだとか
CMYKのドット全部黒の濃淡で独り占めできるらしいわ

無題
Name 名無し 17/12/04(月)11:44:39  No.1230925
1980年代後半の航空雑誌ですら
記録としてはモノクロ撮影がベスト
とか書いてたくらい

無題
Name 名無し 17/12/02(土)13:14:42  No.1230774     
https://cgi.2chan.net/f/src/1512188082524.jpg
高価な白黒フィルムのさらに十倍の価格に加えて
戦中になると物資統制で入手そのものが困難だったかと
終戦のどさくさに処分されたものも多々ありそう

無題
Name 名無し 17/12/02(土)19:32:59  No.1230803
> No.1230774
着色っぽい写真だな
空の色が不自然

無題
Name 名無し 17/12/02(土)17:02:38  No.1230777
スレ画って着色じゃないんだ。知らんかった。

カラーが扱えるラボがこの辺だと香港とハワイしかなかったとか聞いたけど、香港攻略後はそんな施設も接収して使ったんかね?

無題
Name 名無し 17/12/02(土)17:15:06  No.1230778
戦前は上海でもカラー現像できたけど戦後はカラー現像するには日本からハワイの現像所に送ってた
スレ画のフィルムがさくらなら国産だから国内にも現像できる施設があったんだろうか?

無題
Name 名無し 17/12/02(土)18:35:11  No.1230788      
1512207311490
>現像

六櫻社のフィルムは外式(現像時に外から色素を加える)で日本国内の現像施設は一ヶ所のみだった
半世紀以上前のカラーで鮮明に残るのはほとんど外式フィルムなので見つかれば貴重だが、やはり失われたものが多い模様

さくら天然色の手本となったコダクローム(KR)も外式フィルム

無題
Name 名無し 17/12/02(土)18:44:10  No.1230792
まさかコダックが倒産するとは思わなかったな。末期はデジカメへ行こうとしてたがどうも上手くいってなかった印象。その点、日本のフィルムメーカーは上手く立ち回ったと思う。

無題
Name 名無し 17/12/02(土)23:09:58  No.1230825      
>その点、日本のフィルムメーカーは上手く立ち回ったと思う。
コニカはミノルタと統合したけど10年前にフィルムからもカメラ事業からも撤退して画像処理とセンサー技術で生き残ってるし
富士フイルムもデジカメに手を出したけど今儲けてるのはまさかのコスメ事業だし
ただ国産ネガ・ポジフィルムの血脈を残してるのはエライ

無題
Name 名無し 17/12/02(土)20:01:35  No.1230806
コダックについてはこれが面白かったですね
>>http://www.dhbr.net/articles/-/4531

無題
Name 名無し 17/12/02(土)23:18:01  No.1230826
>http://www.dhbr.net/articles/-/4531
>同社が犯した失敗とは何なのか。
>新ビジネスの可能性に気づけなかったことなのだ。

航空機を開発、改良したものの
遂に航空機を中心とした戦略、組織を構築できなかった軍隊のことのようだ・・・

無題
Name 名無し 17/12/02(土)18:46:06  No.1230795      
1512207966756
複戦だけ(日本側撮影の)カラー写真がいっぱい…って程じゃあないですけどそこそこ残ってますよね
同じ時の撮影なんでしょうけれど、この時だけ偶々カラーフィルム使用の機会に恵まれたのか、それとも他機種も同程度に撮られていたのが失われて、残ったのが複戦のやつだけだったのか、どちらなんでしょう

後者だとしたら色々惜しいデスねえ…(´・ω・`)

無題
Name 名無し 17/12/02(土)19:43:06  No.1230805
後から色素加えるとかそんなめんどくさいのか当時のカラーフィルム
そりゃ納得だわ
化学製品と医薬品は国産化未達成の分野が多過ぎたな

無題
Name 名無し 17/12/03(日)12:36:52  No.1230858
>後から色素加えるとかそんなめんどくさいのか

ただし外式は変退色に強く、後に主流となる内式フィルムが10年程度で変退色が進行するのに対し50年程度は良好な状態を維持できる

調べていくと、さくら天然色も戦時中に35mm36枚撮り換算で10万本相当(面積準拠)が生産されたので、相当数の記録があっても良さそうだが・・・

無題
Name 名無し 17/12/02(土)21:20:32  No.1230813      
https://cgi.2chan.net/f/src/1512217232242.jpg
戦後すぐの画像だけど破棄された一式陸攻
名古屋で撮られたらしいんだが具体的な場所が判らん

無題
Name 名無し 17/12/02(土)22:56:07  No.1230823
陸軍清洲飛行場↑

無題
Name 名無し 17/12/02(土)23:44:21  No.1230830      
1512225861495
ここでの拾い物
たぶんこれもさくらポジ

無題
Name 名無し 17/12/03(日)13:02:24  No.1230859
富士フィルムはレントゲンやらの
医療分野でも頑張ってる

無題
Name 名無し 17/12/03(日)13:45:39  No.1230862
>富士フィルムはレントゲンやらの
>医療分野でも頑張ってる
東芝メディカルを取れなかったのが惜しい(今月から正式にキヤノン傘下に)
あとちゃんと富士フ”イ”ルムって書かなきゃ

無題
Name 名無し 17/12/03(日)16:25:44  No.1230868
赤青緑のフィルターを用意して
それぞれのフィルターを使用しつつ三回撮影してカラーを作るなんて方法もあったとか

無題
Name 名無し 17/12/03(日)16:37:48  No.1230869
映画のテクニカラーがそうじゃなかったかな?

無題
Name 名無し 17/12/03(日)23:15:18  No.1230890
カラー映像はともかく、白黒映像ですら質が悪い
当時のドイツやアメリカと比べて技術力の水準が低いのがよくわかる

逆に今は、災害等の動画は日本だけ鮮明に残ってるけど、これって外国が水準が低いこともあるんだよな

無題
Name 名無し 17/12/03(日)23:20:32  No.1230892
ドイツにはコダックと双璧を成すアグファゲパルトがあったからなあ

無題
Name 名無し 17/12/03(日)23:33:21  No.1230893
そのへんは日本が地震中心に超巨大災害に見舞われやすくて
デジタルメディアが広く普及した近年にも被害受けたってだけでしょ
先進国・世界主要都市の中だとサンフランシスコ地震でも30年近く前になるし

戦中日本の記録写真のクオリティが低いのは同意であり残念であり
さすがに艦船の公試時写真なんかは鮮明なんだけども動画フィルムは全体的にひどい

無題
Name 名無し 17/12/03(日)23:34:43  No.1230894      
1512311683560
使っている機材に極端な差はなかったのよ
じゃないと戦後の光学メーカーの飛躍を説明出来ない
差があったのは投入した機材の数と撮影枚数

無題
Name 名無し 17/12/03(日)23:43:42  No.1230896     
1512312222789
不思議っちゃ不思議なのは、海軍のカラー映像はほんと出てこない。ハイカラ謳っていたのに何故に?

まぁ昭和も二桁になると海軍も秘密保全だ何だと規制ばかりしていた影響も少なからずあったのかも

無題
Name 名無し 17/12/04(月)08:18:47  No.1230912
>不思議っちゃ不思議なのは、海軍のカラー映像はほんと出てこない。ハイカラ謳っていたのに何故に?

従軍カメラマンとか映像班が幾ら撮ってたって艦に乗ってボカチン食らったらみんな水底よ・・

無題
Name 名無し 17/12/04(月)03:03:57  No.1230900
緒戦の華々しい成果を写した写真はミッドウエイで沈んだらしいよ

無題
Name 名無し 17/12/04(月)07:54:29  No.1230907      
やっぱり軍機が厳しかったんじゃないのかな。
ブレやピンぼけが多いのも、隙きを伺ってどうしても撮りたかったんだろうなあ
みたいな事を想像してみてる、勝手な想像だけど。

あと、終戦時に燃やされちゃったのも多そう。
何しやがると思う反面、彼らにとっては、どこからどんな難癖を付けられて牢屋送りになるかわからないとか、
奴らに渡してなるものか、とか、色々有ったのでは。

無題
Name 名無し 17/12/04(月)07:55:56  No.1230908
あとカラーは撮影条件がシビア
露出の許容範囲が白黒よりはるかに狭いし
感度も低めなので使い辛かったとは思う

無題
Name 名無し 17/12/04(月)16:47:41  No.1230937
>ブレやピンぼけが多いのも、隙きを伺ってどうしても撮りたかったんだろうなあ
>みたいな事を想像してみてる、勝手な想像だけど。
なんとなくイメージだけど
写真学校卒業したり元々家庭でもカメラ使っていた人が新聞社に就職したり従軍して写真を撮っていた欧米と
入社や入隊後初めてカメラを手にして写真担当になった日本の担当者の技術や経験の違いなんじゃね?

無題
Name 名無し 17/12/04(月)14:28:31  No.1230935      
https://cgi.2chan.net/f/src/1512365311175.jpg
まあ当時の光学機器といえば戦時中に製作された黒澤明監督の「一番美しく」を思い出すなあ

無題
Name 名無し 17/12/04(月)17:31:21  No.1230939
レンズは単純に口径でかくすることでも明るさや解像度稼げるけどフィルムの方が感度・再現力で劣ってたんでないかね
で露光が長くなってブレたり仕上がりが不鮮明でザラザラに

あるいはデリケートな物だから舶来品使っても船便輸入の途上や戦地へ抱えて行く間に変質・劣化起こしてたり
米軍の報道班員みたいに撮ったフィルムを飛行機で急送する態勢もろくにないから傷んでしまうだろう

無題
Name 名無し 17/12/04(月)19:28:06  No.1230948
単に高温多湿な日本の気候が劣化させただけだったりして

無題
Name 名無し 17/12/04(月)21:07:34  No.1230961      
https://cgi.2chan.net/f/src/1512389254838.jpg
ネット上のさくらの画像も
レタッチと色補正されているのが多くて
これが一番フィルムの状態に近いかんじ
実は色の再現度はこんな状態。。。

無題
Name 名無し 17/12/04(月)23:09:37  No.1230975
それでも十分よ、カラーな世界だってことが分かる
でないと、そんなわけないと分かっていつつ、戦後のある時期まで日本はモノクロの世界だったようについ思っちゃう
7~80年前だけじゃなく100年、200年前、当時の人が見た世界をありのまま体験出来たらな…

無題
Name 名無し 17/12/05(火)06:07:53  No.1230997
>戦後のある時期まで
>日本はモノクロの世界だったようについ思っちゃう

言いたいことはわかるが
そういうときほど自然に目を向ければいい。
有史以前からさほど変化していない正に天然色なのだから。

無題
Name 名無し 17/12/05(火)06:45:39  No.1231001
古代ギリシャの遺跡や彫像ちゃんと彩色されてたんだよなあ
どっかの馬鹿が全部塗装剥がして真っ白に漂白しちゃったけど

無題
Name 名無し 17/12/05(火)09:49:49  No.1231008
あの当時では仕方ない
経年劣化した顔料なんて、汚れにしか見えない

今でこそ成分を分析しての復元彩色が出来るけど、あの当時では「保存が悪くて付いた汚れ」にしか見えず、綺麗に落とそうと勘違いするのは無理もない

無題
Name 名無し 17/12/05(火)23:22:05  No.1231070      
https://cgi.2chan.net/f/src/1512483725341.jpg
>「保存が悪くて付いた汚れ」にしか見えず、綺麗に落とそうと勘違いするのは無理もない


いや、アレはわざと剥がしたんだよ。

>1930年に大英図書館職員らに無断で行われた「清掃(cleaning)」作業において表面を強く研磨したため、エルギン・マーブルの大半から当時の色を知る痕跡が失われてしまったことが1939年にBBCによって報道された。
>ポンペイの発見から、ロマン主義の時代にギリシャ・ローマ文明へのあこがれが醸成され、やがては「ギリシャ文明は自分たちの祖先にふさわしい」とヨーロッパ知識人が思い始めたこと。
>ヨハン・ヨアヒム・ヴィンケルマンなどが彩色が施されていたことを知りながらギリシャ文明は白と主張したこと。ヴィクトリア朝のころから白が「純潔の象徴」として流行したこと。
>これらが複合して上記の彫刻への洗浄作業も、博物館に来る大衆に迎合するために「もっと白く(get it whiter)」するように大英博物館のスポンサーで美術収集家・画商の初代デュヴィーン男爵ジョゼフ・デュヴィーンが命じたためだといわれ、結果として大スキャンダルとなった。
>同様の「洗浄」は同時期に世界中の他のギリシャ彫刻に対しても行われたとされる。

無題 Name 名無し 17/12/05(火)22:56:58  No.1231067
このスレを見たあとで、たまたま禁酒法時代のドキュメンタリーをみたら
当時のニュース映像も隠れ飲酒パーティーのプライベート映像もカラーフィルムでした
国力の差を感じましたよ。

無題
Name 名無し 17/12/05(火)22:59:02  No.1231068
それ着色じゃねえの?
さすがに禁酒法時代はホイホイ撮れなかったような

無題
Name 名無し 17/12/05(火)23:23:57  No.1231071
禁酒法時代は、1920年から1933年
コダクローム発表が1935年なので、着色画像の可能性大

無題
Name 名無し 17/12/06(水)15:58:19  No.1231123
今NHKBSでやってるカラーで見るアメリカシリーズだな。
20年代は全部着色だよ。最近この手の番組増えたよね。
カラーで見る一次大戦二次大戦もやってたし。

無題
Name 名無し 17/12/06(水)18:58:40  No.1231133
よく見るphotshopで着色した映像より
ディープラーニングで加工したやつの方がリアルだな

無題
Name 名無し 17/12/06(水)19:44:34  No.1231137      
https://cgi.2chan.net/f/src/1512557074953.png
米軍とかのものなら数あるんだけどね

無題
Name 名無し 17/12/06(水)20:31:26  No.1231145
>No.1231137
着色じゃねそれ

日本のさくらポジフィルムの話題って全然聞かないから
資料自体ろくに残ってないのかな

無題
Name 名無し 17/12/06(水)19:45:13  No.1231138      
1512557113577
米軍側撮影 戸塚中将

無題
Name 名無し 17/12/06(水)20:16:19  No.1231143 
ドイツじゃ敗戦間際に国防軍動員して
プロイセン時代の歴史カラー映画を作ったとか
無茶すぎる

無題
Name 名無し 17/12/06(水)21:07:15  No.1231160      
https://cgi.2chan.net/f/src/1512562035506.jpg
コダクローム持ってる人々を招聘してしまう裏技

無題
Name 名無し 17/12/08(金)20:01:32  No.1231311
現存するさくらポジフィルムって結局10枚も残ってないのかね

無題
Name 名無し 17/12/09(土)23:51:19  No.1231441
戦前の外式天然色フィルム事情を書いてみる。

日本では明治末から、三色分解カメラを用いた天然色撮影はよく行われていて、印刷物としてみんな知っているものも多い。法隆寺金堂壁画とか有名ですね。
なお、海軍も明治末年に三色分解カメラを買っている。

イーストマンコダックのコダクロームは昭和10年に小西六により初輸入され、色再現性に極めて好評を得た。翌年から国内販売された。
35㎜も売れたが、8㎜ムービーが殊にカメラファンに好評で、たまにNHKが発掘した当時ものを放映している。
なお、昭和12年にはコダックジャパンリミテッドが大阪に現像施設を作り、アメリカに送らなくても現像できるようになった。戦後はハワイ送りに逆戻りしたけど。

当時認識されていたポジカラーの問題点(国内に現存する画像が少ないことと大きな関連あり)は、転染法など印刷によらないと複写が出来ないこと。なので当時はスライド映写で透かして鑑賞するのが主だった。
いわゆる「写真の紙焼き増し」をするための簡便なカラーペーパーが、アメリカでも1942年まで完成しなかった。

無題
Name 名無し 17/12/09(土)23:54:41  No.1231443
昭和16年に発売されたさくら天然色フィルムも、基本的にはコダクロームと同方式で、上記の欠点も同じ。35㎜18枚撮り
さくら天然色は軍事、報道、印刷、学術研究、医学方面でも重宝され、軍医学校で内視鏡を用いた天然色撮影や、日食のフレア撮影も戦時中に行っている。
報道班員も時折試用し、写真雑誌などに掲載されている。菊池カメラマンも軍報道班員ですよね。
同時にトライパック式のさくら三色フィルムも発売され、報道などに使用された。昭和18年写真週報表紙の東条首相の天然色画像は、さくら三色フィルムを利用し、これにレタッチを施し印刷原版としたもの。
また、紙上で天然色写真を見るために、転染式の紙焼き用ペーパーも発売されたが、一般向きとは言い難かった。
富士フィルムでも昭和17年には富士発色フィルムを完成し、軍事用、報道用に試用されている。

なぜ日本で現存しているカラーが少ないかという問の答えは、当時は簡単に紙上にプリントできなかったものを、今と同じ感覚で紙焼きプリントを探そうとして、結局見つからなかったのではないかと。 

無題
Name 名無し 17/12/10(日)07:30:47  No.1231460
>>簡単に紙上にプリントできなかった
そういや、カラー写真って焼き増ししないと存在しなかったな。
市井にカラープリンタやコピー機が溢れかえるのって、90年代に入ってからだった。
現物がありそうな大都市や施設は、ほとんど焼け野原か。

無題
Name 名無し 17/12/10(日)20:33:51  No.1231535
>No.1231441
>No.1231443
そんな事情があったとはなぁ
そりゃ結構撮っているはずなのに残っている写真が少ないわけだ

無題
Name 名無し 17/12/10(日)16:45:13  No.1231508
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171209/k10011252341000.html
日本でも探すと出てくるんだな

無題
Name 名無し 17/12/10(日)19:57:49  No.1231530
カラーフィルムはドイツが一番強かったイメージ。
ドイツはわりと戦前のカラー映像が残っている。

無題
Name 名無し 17/12/10(日)21:03:24  No.1231541      
1512907404763
>カラーフィルムはドイツが一番強かったイメージ。

>ドイツはわりと戦前のカラー映像が残っている。
ドイツでカラー写真をいっぱい撮った人というとヒューゴ・イェーガーが思い浮かぶな
     
無題 Name 名無し 17/12/10(日)20:56:07  No.1231539      
非常に勉強になるお話が聞けてありがたいスレですねえ…w

戦艦「ワシントン」の戦記で、日本陸軍の将校サンの捕虜を輸送した時の話があるんですが

「チェスターフィールド(※煙草)やネッスルのチョコレートはいうまでもなく、雑誌ライフの写真や広告に完全に魅了されていた」

…なんて有りましたり

数年前LIFE誌のアーカイブがネット公開された時にこの板でもスレが立って、美麗なカラー写真の数々が貼られて話題にされてた記憶が有るんですが、カラー(写真)グラビアの一般大衆向け雑誌、となると当時は相当珍しかったんでしょか…?

無題
Name No.1231441 17/12/10(日)22:45:31  No.1231553
>No.1231539さんほか

アメリカとドイツのカラー資料が多いのは、この二国の技術的優越もさることながら、アメリカでは「ライフ」「ルック」、ドイツでは「シグナル」という華麗なカラーページを売りにした雑誌媒体が大量に出回っていたことが大きいですね。世界中にばらまかれています。
戦時下日本でも、上記いずれも中立国経由で入手できたようで「美麗な天然色写真は巻を措くこと能わず」と言わしめて報道・出版関係者に影響を与えていました。
米独は紙の現存数が多いので、ネットに上がる数も当然多いわけですね。しかし当時の日本では、色インキや上質紙は資材統制で殆ど使えなくなり、雑誌は藁半紙同然に…。

先に申しあげたとおり、日本ではアマチュアも含め確かに天然色フィルムが使われていたのですが、印刷物となった一部を除けば、その成果物は紙枠に一枚づつポジが収められた、昔の理科室などにあったカラースライドと同様のものです。
雑誌の色刷り頁は今でも探せますが、スライド枠を今更、故人の遺品から探すのは至難だと思われます。

無題
Name 名無し 17/12/10(日)22:50:24  No.1231554 
日本のカラー写真事情面白いなあ
色々調べてみたいけど何かいい本あるのかしら

無題
Name No.1231441 17/12/10(日)23:31:47  No.1231557
>No.1231554さん
石川英輔「総天然色への一世紀」がお勧めです。
一次資料では、戦前の科学雑誌、写真雑誌の色刷り頁に天然色写真が見られます。南方共栄圏天然色写真集という、分解カメラでの撮影記録もあります。
以下、戦時下日本での天然色活用記録をいくつか。
昭和17年に、東京銀座に光村印刷が「光村天然色写真スタヂオ」をオープンさせ、三色分解カメラを用いて一般向けの天然色撮影サービスを開始。富士フィルムも技術協力し、転染法を用いて紙焼きの天然色プリントを作ってくれたようです。高価にも関わらず好評で、昭和18年には大東亜会議の来賓を天然色撮影し、日本技術の進歩を示したとか。その後空襲でスタジオは焼失。
他には、南方占領地で宣撫班が宣伝ポスターを描く際、天然色ポジスライドを携行して壁に投射し、簡単に絵を複写できたという逸話もあります。
また、昭和19年には、藤田嗣治などの戦争画を天然色撮影し、全国主要都市で映写し、戦意高揚に役立てたようです。同じ頃、両国国技館の力士額写真を天然色撮影のものに切り替えたり(今はまた絵になってます)と、各所で活用されていました。

無題
Name 名無し 17/12/11(月)06:55:52  No.1231573
>No.1231557
おおわざわざありがとう
面白そうなので呼んでみます
カラー写真にも色々ドラマがあるとは知らなかったな
大東亜会議の来賓を撮影したりもしてたとは

無題
Name 名無し 17/12/11(月)00:11:52  No.1231560
よく知られた話で恐縮ですがヒトラーは前衛芸術を嫌っており自身も写実的な建造物などの絵しか描きませんでした。つまりカラー写真には抵抗が無かったと思われます。

無題
Name 名無し 17/12/11(月)00:54:31  No.1231564      
1512921271175
国策で宣伝活動もしてたのか
ここまでしてるなら後世に広く知られてもいいと思うんだけどな

無題
Name 名無し 17/12/11(月)01:30:31  No.1231568
>国策で宣伝活動もしてたのか
手許に昭和7年国際情報社発行の「KOKUSAI SHASHIN JOHO」という海外向けプロパガンダグラフ誌があります
(紙が劣化してバラバラ気味)

キャプションの多くは英語併記で、写真の大半はカラー着色写真ですが、上の三色分解カラー写真に雰囲気が似ています

メイントピックは上海事変、満州国成立、肉弾三勇士などで、支那代表がハーグ万国平和会議で禁止されているダムダム弾を日本軍が使っていると国際連盟に訴えたが、実際は支那軍が使っていると鹵獲した弾薬と自軍弾薬の比較写真を載せていたりして(今も昔も情報戦は変わらないなと)面白いです

無題
Name 名無し 17/12/11(月)01:04:22  No.1231565
米国について補足すると、彼の国は歴史が浅いだけに歴史記録を重要視している側面もあると思います
従軍カメラマンにはムービー、スチール共にコダカラーフィルムが潤沢に支給されていますね

大戦中の米軍カラー写真集を見ると特に宣伝したい被写体、黒人兵や日系兵、新兵器や重要な大作戦前後の模様も多く撮られているのが解ります

無題
Name No.1231441 17/12/11(月)22:26:20  No.1231630
>No.1231564さん
写真科学の昭和19年10月号ですね。
試作品のさくら天然色ブローニー版を使って、少年航空兵の凛々しさを表現できたとかありました。
当局から特別に色インキとアート紙の特配を受けていて、色刷りの多い号です。

上のほうに色褪せた屠龍の画像が出てましたが、ポジの色素が経年劣化した結果で、撮影した時は自然な色味が出ていたはずです。さくら天然色で色相環や、偏光板、色光のスペクトラムを撮ったものは、七色が鮮やかに出ています。

>No.1231568さん
国際写真情報はプロパガンダ雑誌ではないです。大正末から昭和初期の一般グラフ誌は、英語のキャプションを振るのが伊達だったようで、創刊当初の「アサヒグラフ」や「世界画報」「歴史写真」もよく似た構成です。
国際写真情報などで、錦絵や屏風、戦争画などが挿絵になっていますが、そちらは人着でなく、製版用カメラで撮った本物の「天然色写真」です。
ただ、製版職人の人工着色は、頭の中で仕上がりの色を予想して四色に分けた網版を作るという神業で、なかなか捨てたものではないです。

無題
Name 名無し 17/12/12(火)04:02:58  No.1231664      
https://cgi.2chan.net/f/src/1513018978401.jpg
便乗して質問いいですか?ホビージャパン1982年10月号掲載の写真なんですがこれって戦時中のカラー写真なんでしょうか?雑誌掲載時期はデジタル合成なんてまだ一般的じゃ無かった頃だし着色写真にしてはティーガー砲身の冬季迷彩の禿げから垣間見える3色迷彩が妙にリアルで昔から気になってるんですけど。ビットマンのあれってカラー撮影されてたのかなあ?って

無題
Name 名無し 17/12/12(火)05:46:07  No.1231667     
https://cgi.2chan.net/f/src/1513025167496.png
ディテールがとぶ(背景の灌木や草で顕著)
コントラストがおかしくなる(真ん中2名の略帽の黒など)
真っ黒なはずの独戦車クルーが茶色がかって連合軍風味という着色写真らしい不自然さがあるし元の白黒写真もあるので着色でないか?
白飛び起こすような冬の曇り空も絵画的に修正されてるし

無題
Name 名無し 17/12/12(火)18:54:07  No.1231698      
https://cgi.2chan.net/f/src/1513072447417.png
現在当時の動画でさえカラー化されて見れるのはある意味ありがたいんですけれど
にわか知識しかない私みたいなのが(今の技術での)着色写真を当時のもの、って言われて見せられたら区別がつかないですねえ…w

画像は若き日の某国老人とその愛車

無題
Name 名無し 17/12/13(水)21:32:27  No.1231790      
1513168347758
天然色は空の遠距離感が出てるから生々しさが伝わるね

引用元: https://cgi.2chan.net/f/res/1230649.htm

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