無題 Name 名無し 17/11/28(火)10:03:29 No.467374
https://may.2chan.net/39/src/1511831009709.jpg
火炎放射戦車って使えたの?
映画「地獄の黙示録」より
ずっと内部が燃えて砲塔から炎が出ているシーンだと思ってた
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無題 Name 名無し 17/11/28(火)10:19:35 No.467375
フレイムスロワーってゲル化した燃焼剤だから
火が燃え移ったらベッタリ張り付いて消火困難なんだよね
界面活性剤で洗わないと駄目らしいが燃えている最中に台所洗剤で体を洗うなんてターミネーターかチャックノリスじゃないと無理だと思う
無題 Name 名無し 17/11/28(火)17:00:33 No.467381
沖縄戦で実証済み
無題 Name 名無し 17/11/28(火)17:23:03 No.467383
立て篭もった相手いぶりだすにはちょうどいいのかな?
無題 Name 名無し 17/11/28(火)18:03:47 No.467385
酸欠というのも大きいと聞いた
空気の入り口から盛大に燃やされてはねえ……燻り出す前に死ぬるんではないか
無題 Name 名無し 17/11/28(火)18:47:28 No.467388
>酸欠というのも大きいと聞いた
ナム戦がそうだと聞いた
トンネル焼きに火炎放射器大活躍とか
無題 Name 名無し 17/11/28(火)20:08:52 No.467392
一般的な対戦車砲より射程は短いだろうから装甲の厚い重戦車をベースにすべきなんだろうか?
ヤークトティーガー車体を転用しようなんて案もあったと、この本に書いてあったけど…
無題 Name 名無し 17/11/28(火)20:36:04 No.467395
射程距離は短いけど、数十平方m単位で、しかも面で制圧できるのは便利だからなぁ。
射程距離内なら伏せても助からないしブッシュや物陰に身を隠しても、それごと焼き払われる。
無題 Name 名無し 17/11/28(火)20:36:07 No.467396
https://en.wikipedia.org/wiki/File:Hugo_Gernsback_1963.png
ヒューゴー・ガーンズバック=サンというアメリカの有名な小説家・編集者にして事業主さんがおられるんですが(画像はWIKIより)、この方は日露戦争の頃に米国に移住して無線事業を始めるも、その過程でアメリカの大衆の無線…というか科学技術への知識全般が乏しい事に気付くと、米国の無線術の生く末を真に憂うものである!とばかりに数々の無線・科学技術雑誌を創刊して啓蒙に努めた、という経歴の持ち主なんだそうで
1926年に世界初のSF専門誌「アメージング・ストーリーズ」を創刊した所縁で現代SFの父とも呼ばれ、SFファンの方ならヒューゴー賞の名の由来になった人、と聞けばピンとくるんじゃあないでしょか
無題 Name 名無し 17/11/28(火)20:37:20 No.467398
https://may.2chan.net/39/src/1511869040612.jpg
そしてまあ、この方が1936年に科学雑誌”Science and Mechanics”に寄稿した記事で、未来の強力な陸戦兵器として紹介しているのが、火炎放射器を多数搭載した巨大な有人戦車だったりします
当時既にWW1で火炎放射器自体は実戦投入されていましたし、同じくWW1末期に投入された戦車との組み合わせ自体は出現は必然のアイデア、と言っちゃえばそれまでなんですが、WW2勃発以前に、大戦中の枢軸・連合国両サイドでの火炎放射戦車の活躍を予測していた例の一つ、って事にはなるんでしょかね
尤も、実際の実用化された車両群に対すると、ヒューゴー=サンの火炎放射戦車は図体からして、陸上戦艦とも言えそうなシロモノですけど…w
無題 Name 名無し 17/11/28(火)20:38:26 No.467399
https://may.2chan.net/39/src/1511869106048.jpg
更に1945年、今度はヒューゴー=サン自身が創刊した無線雑誌”Radio Craft”の表紙を、やはり氏考案の「火炎放射戦車」が飾っているんですが、約10年間の科学技術の進歩を反映して、前回より遥かに小型化というか、無人で無線で遠隔操縦されるというモダーンな車輌になっておりましたり
当時の世相を反映して、富士山と鳥居を背景にトーチカを焼いているという、私らからしましたらやや複雑な気にさせられる絵柄なんですが(棒
無人操作兵器の進歩採用の著しい昨今、或はまたもやヒューゴー=サンの予測した未来がウン十年の時を経て再び実現!なんて事も有り得るかもですのう…?
無題 Name 名無し 17/11/28(火)20:53:45 No.467401
https://may.2chan.net/39/src/1511870025013.jpg
>SFファンの方ならヒューゴー賞の名の由来になった人、と聞けばピンとくるんじゃあないでしょか
ヒューゴー賞・・・
なんだか伝説的な作品が生み出されそうな名前ではありますね・・・
無題 Name 名無し 17/11/28(火)21:29:41 No.467402
https://may.2chan.net/39/src/1511872181699.jpg
>なんだか伝説的な作品が生み出されそうな名前
●学生の頃、ハヤカワのSF文庫シリーズが大好きだったんですが、帯にヒューゴー・ネビュラ賞受賞!とか書いてあると取りあえず真っ先に手に取っちゃう素直なお子様でした…知らない人には訳が分からないでしょうけれどw
因みに画像もヒューゴー賞受賞作にして日本(の一部)で多大な影響を与えた傑作で、著者はWW2の従軍体験もあるアメリカ人で、訳者は元日本陸軍戦車兵さん画像のパワード・スーツが左手に持っているのは作中でも多用される万能火炎放射器…でありましたり
おお、ココにもヒューゴー=サンの火炎放射戦車の影が!(こじつけ
無題 Name 名無し 17/11/29(水)10:00:48 No.467441
>No.467402画
懐かしいですね。スタジオぬえを代表する絵じゃないでしょうか? のちにロボットアニメなどに大きな影響を与えました。
無題 Name 名無し 17/11/28(火)22:43:46 No.467404
今思ったんだけど
燃焼剤を一杯使うし射程の短い火炎放射じゃなくて
弾頭に燃焼剤詰めて撃った所に爆ぜる砲弾みたいなのの方が使えそう…
無題 Name 名無し 17/11/28(火)22:49:52 No.467405
上のパワードスーツが背中のY字ラックから核擲弾発射して
画面奥のほうで爆発しているよ
無題 Name 名無し 17/11/28(火)23:11:43 No.467408
>装甲の厚い重戦車をベースにすべきなんだろうか?
ヒトラーが火炎放射器にかぶれた時期があってSSがマウスに強引に火炎放射器を搭載してしまったのです
>弾頭に燃焼剤詰めて撃った所に爆ぜる砲弾みたいなの
白燐弾の類がそうですねテルミットとかも
>Y字ラックから核擲弾発射して
核砲弾は右肩のロケット砲だったと思う
無題 Name 名無し 17/11/28(火)23:18:55 No.467410
https://may.2chan.net/39/src/1511878735876.jpg
>弾頭に燃焼剤詰めて撃った所に爆ぜる砲弾みたいなのの方が使えそう…
これなんかどう?
無題 Name 名無し 17/11/29(水)00:32:22 No.467416
>今思ったんだけど
>燃焼剤を一杯使うし射程の短い火炎放射じゃなくて
>弾頭に燃焼剤詰めて撃った所に爆ぜる砲弾みたいなのの方が使えそう…
クラスター爆弾をテルミット爆発で超高温攻撃する空爆なら開発されてた
戦車がどろどろに熔ける
無題 Name 名無し 17/11/29(水)08:09:44 No.467432
ロシアのTOS-1がそんな感じ
無題 Name 名無し 17/11/29(水)23:21:48 No.467530
https://may.2chan.net/39/src/1511965308233.jpg
>弾頭に燃焼剤詰めて撃った所に爆ぜる砲弾みたいなのの
BMO-Tがまんまそれだな
焼夷弾頭及びサーモバリック弾頭のRPOロケットを30本積んで同乗する分隊員に釣瓶打ちさせる
車体はT-72の装甲そのままでタレットが無いから投影面積も小さい
無題 Name 名無し 17/12/02(土)21:55:16 No.467742
>焼夷弾頭及びサーモバリック弾頭のRPOロケットを30本積んで
あー!こういうのですよ‼
擲弾よりも引火性が有る分破壊力は続きますし
ソフトスキンや小火点にHEATやナパーム弾は勿体ないし
火炎放射器や専用車両じゃ射程と利便性に難が有ったり
被弾時の周囲への被害が恐れられるから
機関砲やロケット弾レベルでこういうのが有ればと…
無題 Name 名無し 17/12/03(日)15:50:22 No.467799
>>機関砲やロケット弾レベルでこういうのが有ればと…
RPOもそうだけどサーモバリック大好きの、おそロシア兵器にはこの手の多いよな。
既に投射兵器になっていても「火炎放射システム」って呼んでたりするし。
無題 Name 名無し 17/11/29(水)09:55:07 No.467440
マンガのペリリューでLVTベースの火炎放射戦車が出てきたな
ジャングルを切り開いて本部陣地までの道を作って、一斉に放射
出入り口から奥まで火炎が入ってきて、何人もの兵が丸焼けになっていた
守りが堅い陣地を攻めるには、一定の装甲がある火炎放射戦車は有用だろね
無題 Name 名無し 17/11/29(水)10:30:00 No.467445
現代では廃れたところを見るにやはり色々欠点とか問題多かったのだろうか
自衛隊が使っているタイプも昔の米軍のやつのライセンス品のようだし
無題 Name 名無し 17/11/29(水)11:03:35 No.467447
戦車は高性能化して火炎放射しないで十分ってなって
歩兵の方はタンク撃たれると周りに被害が出るって使われなくなって施設系がそうびしてるだけなんじゃない?
無題 Name 名無し 17/11/29(水)11:39:34 No.467449
使われなくなった理由
一番の理由はこのタイプの兵器で焼き殺すって人道的にアレなイメージがありますので使ってる国のイメージも悪くなるからじゃないでしょうか?
無題 Name 名無し 17/11/29(水)12:12:20 No.467451
今は誘導弾の精度も上がり、気化爆薬弾頭もバンカーバスターもあるからな。
危険を冒さず遠距離から投射できるなら、そっち選ぶ。
無題 Name 名無し 17/11/29(水)16:52:56 No.467468
使用する燃料も独特だから補給とかも苦労しそうですし、歩兵用火炎放射器1セット運ぶなら、携帯用ロケットランチャを2~3セット運んだほうが色々確実なのかもしれません。
無題 Name 名無し 17/11/29(水)20:02:57 No.467491
https://may.2chan.net/39/src/1511953377463.jpg
>使用する燃料も独特だから補給とかも苦労しそう
火炎放射器用の燃料は現地製造だべ。その辺のガソリンに増粘剤入れて混ぜ混ぜして現地作成。ポンプ類と増粘剤が必要になるけれど、ガソリンの余裕分だけ幾らでも調達できますね(増粘剤は比率的にそこまで大量に要らないので)。
https://youtu.be/EVuoHldSPfk?t=266
無題 Name 名無し 17/11/29(水)19:29:14 No.467485
>ペリリュー
まだ戦闘が始まる前、上陸作戦準備中のアメちゃん海兵隊での話だそうなんですが、新兵器として火炎放射器付きのLVTが支給され、解説役の軍曹サンが火炎の到達距離をガソリン他の石油類混合燃料のみなら75ヤード、「ナパーム」燃料使用で150ヤードと説明すると、歴戦の海兵隊員サンらから
「でも軍曹、75ヤードまで近づけるんなら、あとは手榴弾で片付きますぜHAHAHA!」
…と揶揄された、なんて事があったんですとか
勿論、その後の日本軍との激戦を経てこの「新兵器」の株は急上昇するわけで、海兵隊から同島攻略を引き継いだ米陸軍の指揮官サンも、洞窟陣地攻略には火炎放射器が最有効である、との引継ぎを受けているそうです
無題 Name 名無し 17/11/29(水)19:30:32 No.467486
因みに、日本側の対火炎放射対策は「洞窟の入口に毛布を掛けて防ぐ」のがせいぜいで、それでも一吹き吹き付けるとさっさと次の目標に向かう海兵隊相手の時には存外有効だったそうなんですが、相手が陸軍に変わると攻撃の仕方もねちっこくなり、支える兵隊さんもろとも毛布は焼け落ち、効果を失ってしまうのが常だったんだそうで
火炎放射器を毛布で受け止めるとか、想像を絶する苦闘なんですけれど、実際百数十メートル先まで火炎を投射する勢いは凄まじく、日本側の衛生兵だった方の回想で、「火炎で」胸から背中まで貫通されて、苦しみながら亡くなられた戦友がいた、なんて話もありましたり
洞窟陣地の場合、上部から落下する各種砲弾には非常に強いんですが、開口部から横殴りに注がれる火炎放射は、確かに相性の悪い相手であったのかも知れませんですねえ
無題 Name 名無し 17/11/29(水)20:12:27 No.467493
https://may.2chan.net/39/src/1511953947041.jpg
対人用に専用装置を担くことは無くなりましたが、邪魔なものを焼き払う用途に、お手製火炎放射器(と燃料作成機)は今でも使われていますね。画像、動画共にイラクだそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=geWwrPYV-ag
無題 Name 名無し 17/11/29(水)21:39:31 No.467515
向こうじゃキャンプ用などにどこでも買えるプロパンガス缶ですね。日本じゃガス関係の法律が厳しくて無理。
無題 Name 名無し 17/12/07(木)09:27:51 No.468037
>向こうじゃキャンプ用などにどこでも買えるプロパンガス缶ですね。日本じゃガス関係の法律が厳しくて無理。
ナパームゼリーが主燃料らしいぞ
100m足らずの射程が倍増したとか
ガス系も消火訓練で良くてボンベから1m程度じゃあな
無題 Name 名無し 17/11/29(水)22:24:44 No.467525
火炎放射器のデモを見たことがあります
燃料はベトベトの石油でした
着火にはリボルバー式火薬発火装置で
着火剤が燃焼し終えるとシリンダを回して
次の発火弾に交換する方法でした
リボルバー式拳銃の弾が炎と言うやつです
無題 Name 名無し 17/11/30(木)06:22:25 No.467539
前線で戦う兵士視点だと役割的にはジャベリンで置き換わってる感じかも。
使いすぎを懸念されるほど兵士達にとっては身近な高威力兵器。
無題 Name 名無し 17/11/30(木)10:24:31 No.467551
爆発は一瞬だけど炎は消えるまで残る
この差が用法に繋がる
無題 Name 名無し 17/11/30(木)14:23:06 No.467560
https://may.2chan.net/39/src/1512019386138.gif
日本軍も火炎放射器保有してましたが車両からのというのは存在しなかったし米軍のより威力が小さいと思われますが
九三式/一〇〇式火焔発射機
無題 Name 名無し 17/11/30(木)19:29:25 No.467580
>日本軍も火炎放射器保有してましたが車両からのというのは存在しなかった
現地改造したと思しき火炎放射器搭載の九五式軽戦車や、九七式中戦車をベースにした火炎放射戦車の計画はありました。
実際に戦力化までこぎつけた物としては装甲作業器がありますね
無題 Name 名無し 17/11/30(木)19:34:10 No.467582
>日本軍も火炎放射器保有してましたが車両からのというのは存在しなかったし
現地改造?レベルならなくはない
例えばこいつなんかは車体に固定式で火炎放射器を装備してる
無題 Name 名無し 17/11/30(木)20:01:08 No.467586
>装甲作業器
画像は装甲作業機乙型、正面と前面に火炎放射器が突き出ているのが見て取れますけれど、車体内は火炎放射に対して防熱仕様とされ、一部石綿板が銃眼付近に貼られていた他、発射管は青銅製で口径21ミリ、長さはホースを含めて3メートルほど、車体正面に装備され敵火点等を狙う甲と、作業機に接近する敵への自衛用の乙の2種類であったそうで
無題 Name 名無し 17/11/30(木)20:01:49 No.467587
陸軍技術本部で、装甲作業機の開発に携わった桜井一郎陸軍大佐さんによると
「火炎発射は、第一次世界大戦でたしかフランスがはじめて使用した。そのため、伝統的に加圧ガスとして窒素を使用することになっていた(略)逆火して危害を生ずるのを防ぐためであった。しかし(略)圧搾空気で試験すると、何ら危険なことはないことがわかった」
「点火の問題であるが(略)火炎油は重油と石油とガソリンの混合物で(略)重油は火炎の持続のため、石油は火力発揮のため、またガソリンは点火のためと考えてよい。油の比重が軽くなると射程が伸びないから、ガソリンは点火の目的だけに少量混入する」
「火薬による点火信管をもちい(略)後にこれは電気信管とし(略)ガソリンを混入することは不要となった」
無題 Name 名無し 17/11/30(木)20:02:13 No.467588
「不便なことは、圧搾空気のボンベを車内に搭載していることである(略)石油も不必要なほどに点火能力がましてきたので、ボンベを廃してタービンポンプによって発射を行うようになった」
「エンジンから別に動力軸を出して(略)駆動されているもので、停止運動間いずれの場合を問わず発射可能である」
「トーチカの銃眼に対して火炎発射を行うと、火炎は絶対なかには入らない。だから発射は二段式になっていて、最初引鉄を引くと点火はせず油だけが銃眼から内部に入り、つづいて今一段引くとこれが点火して(略)トーチカ内に放射散布された油が一瞬にして燃えるのである。引鉄を一度に一段と二段を引けば、一般の火炎放射となるわけである」
無題 Name 名無し 17/11/30(木)20:02:53 No.467589
「後に火炎の威力増大と射程増加の目的で比重をますために、ピクリン酸その他の種々の火薬を混入した火炎油が研究された」
…そうでして、色々開発・研究自体は進められていたんだそうで
主に対ソ戦での活躍を期待して開発されていた装甲作業機、実際に工兵聯隊等に配備されて、実戦使用もされていたようで、南方でもフィリピンに送られて後に米軍に鹵獲された各種の(火炎放射器装備型含む)装甲作業機の写真が残されていましたり
恐らく対米戦でも使用されたと思われるんですが、効果の程は如何だったんでしょ…?
無題 Name 名無し 17/11/30(木)20:59:49 No.467595
装甲作業「機」と「器」、どっちが正しいんでしょう?昔読んだ本では後者だったのですが、wikiなんかは前者なんですね
九七式中戦車ベースの火炎放射戦車といわれているものがこちらで、車体側方左右から火炎放射器を突き出す構造だったようです。終戦時の米軍撮影で既に武装解除されていますが
無題 Name 名無し 17/11/30(木)21:01:11 No.467596
日本の出版物などでは「カホ車」で通っているようですが、その名前の根拠もよくわからないようで謎は多い一台
無題 Name 名無し 17/12/01(金)05:27:39 No.467623
https://may.2chan.net/39/src/1512073659948.gif
>ボンベを廃してタービンポンプによって発射を行うようになった
タービンポンプってなんだろ? タービンは流体の運動エネルギーを回転運動として取り出すものなので、これとは逆の機能を持つポンプとは相容れない。おそらく遠心式ポンプのことを言っていると思いますが、この時代には回転するものは皆タービンと呼んでいたのかな? 今でもジェットエンジンのコンプレッサーをタービンと呼ぶ人は多いけど。
画像は現在、火炎放射器に使うならこの方式のポンプ。ジェットエンジンの燃料ポンプや10式のトランスミッションにも使われています。
無題 Name 名無し 17/12/01(金)07:21:17 No.467630
つhttp://www.tohatsu.co.jp/bousai/support/tabid/239/Default.aspx
無題 Name 名無し 17/12/01(金)12:48:23 No.467637
火炎放射器装備した兵士の捕虜はいなかったそうだな
無題 Name 名無し 17/12/01(金)17:13:35 No.467644
スコップの歯を研いでる奴と火炎放射器装備してる奴は捕虜にされない。
無題 Name 名無し 17/12/01(金)21:15:13 No.467665
SPRでも冒頭のノルマンディ上陸シーンで
火炎放射器持った兵士がでてきたトーチカ攻撃してたら
ボンベ撃たれて炎上してたっけ
シーンとして映えるからか硫黄島への手紙とか結構出てくるよなぁ
無題 Name 名無し 17/12/02(土)07:10:01 No.467691
キャンプ・シュワブの名前のもとねたの人も火炎放射機持って沖縄で戦ってだけど日本軍にやられたんだね。
無題 Name 名無し 17/12/03(日)14:35:58 No.467794
https://may.2chan.net/39/src/1512279358535.jpg
装甲作業機も丁型までは車体側面左右両方に4つずつ箱型の火炎放射器用の燃料が張り出してまして、お尻にも円筒形のタンクが一個付いてるんですが、コレは尾部と側面で内容物が違ったりするんでしょかねえ
因みに最終戊型ではこの車外タンクは廃されて、全部車内に収納される構造になってまして、容量が減らされていなければかなり車内は狭苦しくなってそうですけれど、やっぱり戦訓面からの改正要求があったんですかしらん
余談ですけれど、米陸軍省編の沖縄戦記に「炎の河」と題する一章が有りまして、1945年6月、日本軍の占拠する高地陣地群の攻略戦でのエピソードだそうなんですが
「フィン大佐は火炎放射器の使用を提案し(略)第713火炎装甲車大隊C中隊の(略)中隊長トニー・二ーメイヤー大尉は、戦車一両を二つの小山のふもとに走らせ(略)戦車では登れない場所への(略)送り込み方法として、60mのホースをそれに連結した」
無題 Name 名無し 17/12/03(日)14:39:47 No.467795
https://may.2chan.net/39/src/1512279587800.jpg
「歩兵の小隊長(略)軍曹の三人は、ホースを高い岩の上にかけ(略)日本軍の二つの陣地の上に撃ち込んだ。これで35人から40人の日本兵が逃げ出す所を、米軍歩兵は小銃やブローニング自動小銃で全滅させた」
「二―メイヤー大尉、フィン大佐(略)らは、合議の結果、高さ50mのこの崖の頂上にいたる通路を火炎砲戦車を使って攻撃することにした」
「大尉は(略)火炎砲戦車の威力に絶大の信頼をおいていた(略)歩兵がまず登ることになっている山腹めがけて赤い炎の河を流した。火炎は山腹の洞窟にいる日本軍を、いささかの抵抗も許さぬほど完全に撃滅した」
無題 Name 名無し 17/12/03(日)14:41:37 No.467796
https://may.2chan.net/39/src/1512279697524.jpg
「ニーメイヤーは、デイビス中尉の引きいる1小隊とともに、ホースの端を火炎砲戦車に連結、他の一端をほとんど垂直に近い丘陵の側面に引き上げ始めた(略)この作業が邪魔されないように戦車隊や砲兵隊、迫撃砲隊、機関銃隊で、しだいに火力をまして掩護射撃をした(略)45分もかかってようやく岸壁先端の真下の小さな岩棚にたどりついた(略)それから端のほうに、転げ込むように走り、近くの日本軍に火炎をあびせたのだ」
「デイビス中尉は、兵を火炎後方で、扇形に散開させた(略)中隊はすばやく丘の北東端で散開し、日本軍陣地があると思われるところに火炎を浴びせながら、そのまま南へ押して行った。1輌の戦車の燃料がきれると、ホースは別の戦車に連結するようにしながら」
無題 Name 名無し 17/12/03(日)14:46:39 No.467797
https://may.2chan.net/39/src/1512279999622.jpg
…なんて戦闘の様相が紹介されておりましたり
言わば火炎放射戦車が歩兵の携帯ポータブル兵器の移動(&強化)燃料槽役を務めたと言うか、あるいは歩兵が火炎放射戦車が自力で進出できない所を攻撃する為の移動する筒先役を務める…という運用もされていたみたいなんですが、現代の兵器でコレに相当するような車輌&歩兵連繋運用の兵器と言うとナニが有りますでしょかね
因みにアメちゃんは沖縄戦終盤で、牛島司令官さんらの最後の司令部が有りました近くの摩文仁岳頂上の日本軍陣地を攻略する時も、火炎放射戦車を使用しているんですが、消費された燃料は5千ガロン近くに達したそうです
ドラム缶(55ガロン)90本以上を一晩で、っていうんですから「炎の河」もあながちオーバーではないわけなんですが、逆に当時の技術・兵站レベルの中で、同様の効果を他の兵器で上げよう、としたらコレに較べてどれぐらいのコストがかかるんでしょう…?
無題 Name 名無し 17/12/03(日)18:41:08 No.467807
>「炎の河」
歩兵部隊だけでこれに対抗するにはどういった武装や戦術が必要だったかな?
無題 Name 名無し 17/12/03(日)20:47:03 No.467814
https://may.2chan.net/39/src/1512301623971.jpg
>「炎の河」
>歩兵部隊だけでこれに対抗するにはどういった武装や戦術が必要だったかな?
火焔放射戦車に対抗するには大口径の対戦車砲でアウトレンジするのが一番なんだろうけど
そんなのがあれば苦労はしないよなあ
よって斯くの如し
無題 Name 名無し 17/12/04(月)21:46:00 No.467895
>よって斯くの如し
それ、真っ先に火炎放射器で掃討されちゃうんじゃないですかね。。。
無題 Name 名無し 17/12/04(月)23:18:22 No.467902
https://may.2chan.net/39/src/1512397102546.jpg
>歩兵部隊だけでこれに対抗するにはどういった武装や戦術が必要だったかな?
これ等じゃないかな。
地雷、迫撃砲、機関銃で歩戦分離できればなおよいかと。
無題 Name 名無し 17/12/04(月)19:59:13 No.467883
同じく米陸軍戦史によると、沖縄戦通算で陸軍4個師団の戦車が計221輌擱座し、「火炎装甲車1個大隊」が破壊されているんだそうで
221輌(内全損93輌)というのは当時の在沖縄陸軍戦車の57%に当たる数字で、「貴重な、また補充の効かない火炎砲戦車」が12輌含まれているんだそうなんですが、損害の内訳は砲撃によるものが111両、地雷によるものが63両、地形が悪くて転覆したりしたのが38両(内25両がその後日本軍の手によって破壊)なんだそうで、結局の所、強力な、若しくはよく隠蔽された火砲こそ対機甲兵器に最も有効である、って事になるわけで、逆に言えばその支援を欠く歩兵部隊相手にはこの上なくオトロシイ兵器になり得るんでしょね、やっぱし
因みに我がIJA、戦争末期以前、まだ日米開戦前の時期にも火炎放射戦車には苦汁を飲まされておりまして、1939年のノモンハン事件でソ連軍の装備する「化学戦車(火炎放射戦車)」に大いに悩まされているんですとか
無題 Name 名無し 17/12/04(月)19:59:38 No.467884
事件初期に、孤立し、13ミリ機銃の他に大口径火器を持たない東捜索隊が火炎放射戦車に陣地を蹂躙されて全滅した有名な事例もありますけれども、ノモンハン事件中ソ連側が投入した「化学戦車」戦力の状況を「ノモンハン戦車戦」から引用させて頂きますと
「化学戦車は第57特別軍団のなかで戦闘活動を始めた時点では全部で11輌のKhT-26が第11戦車旅団戦闘保障中隊に配備されていた(2個小隊各5輌と中隊長車1輌)各車両は火焔放射液3基数を携行し、4基数は倉庫に保管していた」
「7月20日第2化学戦車旅団第2中隊が戦場に到着した。中隊はKhT-130化学戦車18輌と火焔放射液10基数を保有していた。しかし、乗員の火焔放射訓練がきわめて悪いことが判明し、中隊は(略)出動するまで火焔放射の実践訓練と第11戦車旅団の火焔放射戦車兵の実体験の学習に取り組んでいた」
無題 Name 名無し 17/12/04(月)20:00:10 No.467885
「前線に到着した第6戦車旅団の中にもKhT-26化学戦車9輌があった。つまり、8月を迎えた時点のソ連第1軍集団部隊はKhT-26を19輌、KhT-130軽化学戦車を18輌保有していたことになる」
「8月の作戦(略)にはすべての化学戦車が参加した(略)KhT-130は1日に6~11回も出撃した」
「化学戦車部隊はノモンハン戦を通じて火焔放射液を32t消費した。人員の損害は19名(9名戦死、10名負傷)、戦車12輌が全損となった。その内訳は、KhT-26が10輌(略)KhT-130が2輌である」
「化学戦車使用上の問題点は偵察と攻撃準備の拙劣さにあった。その結果火焔放射液が二次的な戦区で浪費され、また余計な損害を出すことになった」
無題 Name 名無し 17/12/04(月)20:00:55 No.467886
https://may.2chan.net/39/src/1512385255125.jpg
「すでに初期の戦闘で日本軍歩兵は火焔放射に耐えられず化学戦車を恐れていることが確認された。これは5輌のKhT-26が盛んに使用された(略)東部隊殲滅戦がよく物語っている」
「火焔放射戦車が使用されたその後の戦闘では、日本兵は粘ることができずに遮蔽物を放棄していった。たとえば7月12日に対戦車砲(速射砲)4門で強化された日本軍中隊が(略)侵入し、度重なる反撃にもかかわらず頑強な抵抗を示していた。しかし化学戦車が1輌投入され、敵の中央に一筋の火焔放射を行ったところ、敵中にパニックが起こり、日本軍部隊は最前線塹壕から穴の奥に逃げ込み(略)殲滅された」
…なんて有りましたり
陣地に籠って抵抗する側からしましたら、ある意味飛来する銃弾や炸裂する砲弾より、撒き散らされる火焔放射器の炎ってのは更に厄介なシロモノなんですかねえ…
無題 Name 名無し 17/12/04(月)21:08:42 No.467892
当時の武装では対抗手段がなかったということですね
特に良い案もでないようですので
無題 Name 名無し 17/12/05(火)00:54:31 No.467910
普通の戦車では掃討できない防御陣地ってどんなのだろうね。草むらなどに巧妙に偽装/隠蔽して攻撃側からは見つけにくいとか? 火炎放射は面攻撃ができて半径50mくらいは全て焼き払って偽装を無意味にする、、などの独特な効果があるのかな? いずれにしても歩兵側に有効な対戦車兵器があれば近づけないので現在ではほぼ役立たずだろうけど。
無題 Name 名無し 17/12/05(火)13:44:16 No.467935
蛸壺の類はドローンや赤外線偵察で発見できるだろうし、攻守ともに現在はあんまり参考にならない事例かもね。中東の紛争などで最近使用された事例はあるのかな?
無題 Name 名無し 17/12/05(火)18:02:55 No.467944
歩兵部隊のみでじゃあ、どこの軍隊でも、相手が火炎放射戦車じゃなくても、ただ厳しいでしょ。
逆に、火砲の支援が得られれば有効な防衛が出来るってことだね。相手に火炎放射戦車があってもなくても。
現在なら射程的に対応できる歩兵側の携行兵器も増えたので、火炎放射器はその点でも廃れるのは当然の流れだったのだろう。
役割や目標としてはサーモバリック弾頭が置き換わった形かな。
無題 Name 名無し 17/12/05(火)23:05:00 No.467972
そーいや1963年、例年にない大雪で
「掻いても掻いても雪降り積もる」状況にブチ切れた隊員が火炎放射器を持ち出した事例があったと聞く・・・
無題 Name 名無し 17/12/06(水)00:39:55 No.467975
>大雪で火炎放射器を持ち出した事例があったと聞く・・・
雪は空気を多く含んでるから断熱効果が高く、雪の表面をあぶるだけで火炎放射器は全然役に立たない・・・
戦前の話でも飛行場の除雪の方法でそんな話があったような。
mesh氏のレスだったかな
無題 Name 名無し 17/12/06(水)20:24:51 No.468010
ノモンハンと同じ年に起きた冬戦争にもソ連の火炎放射戦車は投入されているけど、地形も季節も不向きだったのかあまり活躍を聞かないね。モロトフで逆に火炙りにされたかな(普通の戦車部隊も手酷い損害を受けてるけど)。
画像はフィン軍に鹵獲されたOT-130。火炎放射戦車も何両か鹵獲されて例によって再利用されたそうな。
無題 Name 名無し 17/12/07(木)11:39:01 No.468041
ガスバーナーで雪を融かす!の巻
https://www.youtube.com/watch?v=gaEYVEW4Lqk
偉大なる先人が実験動画をうpしてくださっとる
ありがたやありがたや
無題 Name 名無し 17/12/07(木)13:09:12 No.468044
https://may.2chan.net/39/src/1512619752271.jpg
>そーいや1963年、例年にない大雪で
三八豪雪(昭和38年)ですな。
火炎放射器を使ったのは新潟での出来事だそうで。
無題 Name 名無し 17/12/07(木)14:02:57 No.468045
雪は氷の粒と空気の層が入り混じっているから
半分断熱材みたいな構造で溶かすの難しいんだよね~
ゲル化燃料が雪に張り付いても、最初に表面の氷を溶かし
その先の空気を温め、その熱で次の氷を溶かし・・と
繰り返すから一気に奥にまで熱が伝わらない
無題 Name 名無し 17/12/07(木)14:50:52 No.468046
まぁ単純に雪溶かすだけなら大量に水掛けたほうが早い
その後ガチガチに凍るリスクがあるからやらんだけで
無題 Name 名無し 17/12/08(金)00:11:44 No.468070
https://may.2chan.net/39/src/1512659504122.jpg
火炎放射器での災害派遣
“静岡県・富士川町(現・富士市)の小池川で、昭和36年(1961年)に宮入貝の生息を発見したために、自衛隊員の火炎放射器により貝が住む環境を焼却し、貝を撲滅する様子。”
<参考>
地方病 (日本住血吸虫症)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E6%96%B9%E7%97%85_%28%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BD%8F%E8%A1%80%E5%90%B8%E8%99%AB%E7%97%87%29
軍事とは関係ないですが、日本語版wikipediaでは屈指の項目ですので読んでみてください。
無題 Name 名無し 17/12/08(金)00:14:35 No.468071
https://may.2chan.net/39/src/1512659675208.jpg
地方自治体では本格的な火炎放射器は使えない
無題 Name 名無し 17/12/08(金)21:37:56 No.468113
>火炎放射器での災害派遣
宮入貝は寄生虫の中間宿主としてかなりヤバいからなぁ
軍板ネタを絡めるならレイテ島に上陸したアメリカ軍兵士が川で水浴したところ約二千人がその地方にはびこる住血吸虫症に感染したとか
無題 Name 名無し 17/12/08(金)12:36:33 No.468085
成田空港作ったとき、元々ピーナッツ畑で肥沃な土地なだけあって
滑走路を覆いつくさんほどのミミズの大移動が起こって
自衛隊が火炎放射器でミミズを焼いたなんて話があるけどほんとかね
引用元: https://may.2chan.net/39/res/467374.htm
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コメント
入ったところで屈折させて障壁にしとる
毛布も使ったけど
で米軍は海水とガソリン流し込む手法をとった
気化爆弾も登場してこれは塹壕みたいな敵陣地制圧力高いね
しかし湾岸戦争では装甲ドーザーで生き埋め戦法とったりしとるな…
ちなみに先の大戦では対空火炎放射器が試作された…流石英国
最近、航空機からの火炎放射攻撃兵器の記事を読んだような…最新兵器として
ヘリだったかな?ググっても出てこない
夢でも見たのかもしれない
紙装甲の上オープントップのユニバーサルキャリアーに火炎放射器搭載してる時点で結構危なっかしいのに、何故ジープ…
火炎放射するドローンとエアハイパーレスキューがヘリで横から放水するのは見たことあります…
火炎放射器と言えば自衛隊がコレラ菌に汚染されたバナナを処分する時にも使われたとか。
本土防衛が主の自衛隊が建物や陣地ごと圧殺ような兵器を所持する必要がないからでは?上陸した侵攻軍に対する反攻なら通常爆弾や通常砲弾の方が使いやすいですし。
M4火炎放射戦車をレンドリースして使った模様
なお1両のティーガーにより全滅した火炎放射小隊もあった模様
チャーチル・クロコダイル…(ボソッ)
いっそ一思いに逝きたい
相手が相手とは言え、自国の市街地にサーモバリック弾撃ち込むとか色々と良いのですかね(汗
なお後日ISの反撃で破壊されて火薬庫が大爆発したみたいな有様になってました・・・
個人的には焼夷剤の塊みたいな奴と一緒に戦うのが敵からも味方からも嫌われたんじゃなかろうかとも妄想する。
被弾即爆発な火炎放射器なんて、自分が使うのはもちろん隣の奴が持っているのも出来れば勘弁願いたいところ
硫黄島の戦いで言う「馬乗り攻撃」で末期から物凄く使われてますがな。
アメリカはナパーム焼夷剤の開発に成功したことが大きい。
ナパーム空爆史って本をまさに今読んでるところだけど、ただのゼリー状じゃない。
偶然にも非ニュートン流体だったという。
タンクから押し出すときはさらさらの液体になって、
飛び出た後はゼリー状になって火の点いた棒が飛んで行く感じ。
しかも火を点けると飛距離が2倍になったという新発見。
乾燥した粒状に出来るから、前線の近くでガソリンと混ぜれば使えるというお手軽さもあり。
朝鮮戦争でも最強の兵器と言われたという。
ベトナム戦争で一気にイメージが悪くなったわけだけども。
勝つには運も必要なんだね。
消防車の放水を体験した事があるけど、数十m飛ばす位で ノズルやホースにも凄い圧力がかかるし(確かその時は3〜4気圧位で放水)、100m単位ならもっとだろうな。
爆風で言えば4気圧でも10%は死亡、生存者も重症とかなる見たいだし。
旧劇エヴァみたいに有効なんだろうか?
気圧に関しては爆速によるんじゃないの
音速超えれば衝撃波出るし、音速超えない黒色火薬とか威力弱い、音速の数倍だと破壊力の高い高性能爆薬になってくる
100m素潜りでも10気圧になるし
https://togetter.com/li/734038
こういうものはあったみたいですね…
文字通り焼き尽くす前提なら使えなくもないとは思うけど、
現代はコンクリート構造物が多いから太平洋戦争の時見たいに大量に使ったり、爆撃しても効果が薄そう。
実際にレンガやコンクリート製の建物が多かったドイツへの空爆は通常弾が多かったと言う話だし。
それこそ室内の掃討に使うには延焼をコントロールできないし、下手に燃やすと自分たちへの被害を出してしまうとか、狭い空間では酸欠や後ガスの問題も出てくると思うし、制圧しなければいけない場所に近付けなくなるとか、近すぎてて使いにくいとか、距離が近い分、機動力が重要なのに重い危険なタンクを背負っては戦いにくいし、市街地や室内戦は必然的に味方が蝟集するし特に機動力の落ちる装備なので援護の為に近くに居なければならない、そこで被弾や何かで燃えたら味方の分隊位が一瞬で全滅とかもあり得る。正直、メリットが感じられない。その燃料タンク分の重さの手榴弾とかの方が便利だと思うよ。
爆速=と言う訳でもないよ。比例する重要な要素であるのは間違いないけど。あくまでも圧力の問題で、爆速はその圧力を発生させる要素の一つ。爆薬の指標なら猛度とか言うと思う。
気圧と言うより圧力と言う表現の方が分かりやすかも。気圧はあくまで大気の重さを基準にした圧力の単位でしかない。
急激な圧力変化ではそうなるっていうこと。
また水圧とかは全体に均等にかかってるというのがある。
この1気圧の時点で今全身になら約15t位の空気の重さがかかってるけど(計算が間違ってたらごめんなさい)、相殺されてるから感じない。
これが均等ではないと少ない所に力がかかる。
吸盤がくっついたりするのはこれの為。
気圧で言えば0.1気圧も違えば台風並みの突風になる。
また燃料気化爆弾とかはこの気圧変化が重要で、瞬間的に超高圧を局所的に発生させる爆薬と違って、性質上、持続的(普通の爆薬に比べて)に低圧(普通の爆薬に比べて)を広範囲に与えるので、人員や非装甲目標に効果的に使えると言う物でもある。
アメリカ軍はコンクリートも巧みに使いこなしますね イラクでは自動車爆弾からの拠点防護やバリケード、テロリストの包囲にまで使ってますね 粉セメントさえ持って行けば自由な形をすぐに作れるので非常に便利
洞窟や塹壕掃除するにはもってこいなんだよね
あとは科学や生物兵器の焼却か
間違えましたシャーマンです
酸欠も焼死も嫌だなぁ…
DQNスレイヤーと化したベトナム帰還兵が火炎放射器で殺す!みたいな慈悲のない映画で(1作目にも火炎放射器は出てくるけど、使用はかなり限定的)、終盤で登場するゴミ収集車を改造した手製の戦闘車両もかなり強烈。
火炎放射器は強力な武装だけど、ネックになるのが重さと射程と燃費。
重たいくせに頑張っても50mくらいしか飛ばないし、使用できる時間は1分程度。
その点戦車に火炎放射器を積めば、防御力の他にも、個人では不可能な量の燃料と強力なポンプで、はるかに効果的な火炎放射が可能になっていいことづくめ、と。
ただサーモバリック弾や焼夷手榴弾があるなら、そっちの方が便利なんだろうな(あとスレにもあるように、1回の戦闘で万ガロン単位のガソリンを使うとか、頭がクラクラしてくる)。
※20
今COD WWⅡやってるけど、塹壕とか室内のステージで火炎放射器を入手できると、小躍りしたくなるくらいには強力(わはは、土下座しろ!! 消毒されてえかー!!)。
そもそも火炎放射器は攻城機材として開発された経緯があって(あと一時期対戦車兵器だったこともある)、トーチカの内部を制圧するための装備なので、陣地が木でできてようがコンクリでできようが関係なく強力(『プライベート・ライアン』で、火炎放射器でトーチカを燃やすシーンがあるけど、あんな感じ)。
例えば手榴弾なら、閉所でも上手く防護すれば無傷で済むけど、火の着いた燃料を流し込まれ続けたら、熱と煙で逃げられない。
最近火炎放射器が使われなくなってきてるのは、やはり使用者が動きづらいのと、膨大な燃料を食うからではないかと。
狭いところを制圧しやすいけど、そういう所だと被弾しやすいし味方も巻き込みやすい
最近は歩兵の火力が上がってるから投入が難しいのでは
使われなくなったのは、扱い辛い重さや燃費、非人道性も去ることながら、「被害が制御不能になる」可能性があるからかなぁと。
投射型の火災兵器はナパーム弾などで多少は残ってますが、航空機やロケット弾ならクラスター弾頭の方が装甲目標にも対処出来るし、延焼で余計な被害をだしづらい。
放射型は重く扱い辛く、射程が短いという弱点こそあれ、目標を射程に収めればかなり強いのは今も代わり無さそうですね。
使われなくなったのは単純に射程短い重い危険の三拍子が揃ってるからマルチ
旧劇エヴァのアレは市街戦というより要塞内部へ侵入した後の掃討戦だから、狭くて窓のない閉鎖空間に密集する敵兵士(?)とある意味で火炎放射器が一番効果的に使える場面という・・・
市街戦という括りで言えばKV-1やT-34を火炎放射戦車にしてたソ連軍でもベルリン攻防戦では歩兵の掃討を戦車や重砲の直接射撃で支援する戦い方をしているので、建物をしらみつぶしに掃討する市街戦で火炎放射器はあまり使えなかった感じですね。
火炎放射器ではなくて焼夷弾を使えるのであれば、最近アニメ化した物理的にヘビィなライトノベルで、幼女が火炎旋風で市街地ごと敵兵士を丸焼きにする話があったな〜
建物を榴弾で破壊して焼夷弾を打ち込み、その後さらに風を送り込んで延焼を促すために榴弾で建物を粉砕、そしてまた焼夷弾 と続ければ、たとえ精強な魔術師がいても周辺の民兵ごと火に油れる・・・
ロシアのTOS-1はこんな戦い方をするために配備されているのじゃろうかと思ったり。
え? ひぶそうのいっぱんしみん? とうちのこくさいほうてきにはたいひかんこくがおこなわれたせんじょうにはへいたいさんしかいないからだいじょうぶ ってそらとぶようじょのおっさんがいっていたよ
最近は個人携行の焼夷ロケット弾があるから
一作目の冒頭部でものすごい飛距離吹っ飛んでるんだったよなw
30年以上前に近所の床屋で一回読んだだけなのに。
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