無題 Name 名無し 17/06/01(木)05:47:54  No.1214640

1496263674699
日本軍の補給について語ってみませんか?
補給といえばドラム缶
ドラム缶といえば補給物資ですな

無題
Name 名無し 17/06/01(木)21:36:06  No.1214693 
アメリカの日本に対するガソリンの輸出禁止でもドラム缶を使用しての輸出は出来たから戦争するまでの間日本の基地にアメリカ製のドラム缶があふれていたわけ。

無題
Name 名無し 17/06/01(木)22:58:18  No.1214718
ちなみに日本陸軍でドラム缶が燃料輸送用として
本格的に軍用として使われ始めたのは1937年くらいからだそうで、一応、それ以前に陸軍軍用自動車研究班によって1925年頃から輸送用にドラム缶を使う研究と試作が行われていたようですね(・w・
それまでどうやって送っていたかというと18リットル入りのブリキ缶にガソリン等を入れていたそうなんですけど破損や漏れが酷かったそうです・・・

無題
Name 名無し 17/06/01(木)23:09:43  No.1214722
>18リットル入りのブリキ缶
1斗缶な
複葉の日本艦上機のオイル給油とかにも使われてたっけ

無題
Name 名無し 17/06/02(金)21:43:36  No.1214782      
1496407416236
1942年3月、ジャワ島のバタビア基地に日本海軍の(97式)大艇部隊が進出した際、取りあえずは陸サンの施設に間借りする形になったそうでして、航空燃料も現地に進駐している陸軍戦闘機隊から譲ってもらう事として折衝を行った所、当初は喜んで応じてくれたんですとか

ところがいざ燃料の要求量を、大艇六機で一機当たり一回1万6千リットル(ドラム缶80本)だと伝えた所、

「そんな要求に応じたら、戦闘機隊は明日から開店休業です。現在、手持ちはドラム缶60本しかありませんよ!」

…との事だったそうでして、結局燃料は駆逐艦2隻で燃料廠から直接輸送して賄う事になったんだそうな

無題
Name 名無し 17/06/02(金)21:46:47  No.1214783      
1496407607290
当時の航空燃料のドラム缶は陸海軍とも200リットル入りが標準だったみたいなんですが、従って当時の機体の搭載燃料量を200で割ればドラム缶何本ぶんか分かるわけでしてw
例えば一式戦「隼」Ⅱ型で機内燃料容量が528リットル、これに200リットルの増槽2本で928リットルですから概ねドラム缶4本半ちょっと、また増槽使用時はドラム缶二つ分を翼下にぶら下げて行く、って事ですな

コレが海軍の零戦21型ですと機内525リットル+増槽330リットルで855リットル(4本余り)
97式重爆(過荷重)が概ね3千リットル(15本)
一式陸攻22型で6千300リットル(31本半)

陸軍機に比してより「飲み助」の海軍大型機の中でも、大艇の80本ってのは特に際立っていたのが分かるんですが、更に2式大艇になると最大搭載量は1万8千リットル(90本)に達するわけですからねえ
ただ、流石にコレは実際の運用上では超過荷重で、コレだけ「飲んだ」大艇を離水させられるパイロットさんは、当時でもごく少なかったそうで…w

無題
Name 名無し 17/06/02(金)23:43:26  No.1214802
ドラム缶から飛行機に移すだけでも手動ポンプしかないから
隼でも満タンにするのに二時間だか三時間かかったとか…

無題
Name 名無し 17/06/03(土)02:00:32  No.1214809
>>手押しポンプ
専用の斜面を作って、機体タンクより上にタンク車ないしドラム缶
持ってきて、重力で給油とかしなかったのかな。

無題
Name 名無し 17/06/03(土)04:41:00  No.1214811
数時間かかろうと全機同時進行が可能・人力・作業の場所を問わない方法としてメリットは大きいんだろう
日本陸海軍でも基本は給油車が走り回るし

無題
Name 名無し 17/06/03(土)05:44:52  No.1214815
手動ポンプなんてファンヒーターでもだるいのに戦闘機の何百リットルを手で入れさせる軍隊は本当に駄目。F1のタイヤ交換くらいのスピードが理想

無題
Name 名無し 17/06/03(土)06:20:38  No.1214816
耐油ゴムが作れなかった日本はドラム缶から金属管で油を出すしかなく気軽にゴムホースでサイホン式に吸い出すことができなかったはずなんだが
そうすると給油の時かなり制限があったと思う
実際のところ大変だったろう

無題
Name 名無し 17/06/03(土)07:06:17  No.1214817
爆弾搭載も人力だったしね

無題
Name 名無し 17/06/03(土)07:11:43  No.1214818
ドラム缶なんかで使われるのってギアポンプが一般的なんじゃないのか?
うちの会社にある奴だとハンドル一回転で約1L、ドラム缶1本の移し替えがだいたい2分位で終わるんだが…

無題
Name 名無し 17/06/03(土)07:25:34  No.1214820
>手動ポンプ
勘違いしてたドクター中松の醤油チュルチュルみたいな奴想像してたw
最低でもドラム缶用の手廻しドラムポンプだよな

無題
Name 名無し 17/06/03(土)17:18:16  No.1214855
電動だかエンジン式の給油ポンプあったろ?

無題
Name 名無し 17/06/03(土)22:28:19  No.1214883
もし日本が独自にドラム缶を開発していたらやっぱ180Lになったのかな?
一石=180L 一斗=18L 一升=1.8L 1合=180ml 、1勺=18ml

無題
Name 名無し 17/06/03(土)22:55:09  No.1214884
>もし日本が独自にドラム缶を開発していたらやっぱ180Lになったのかな?
容量180Lのドラム缶は存在しているぞ…

無題
Name 名無し 17/06/04(日)10:44:56  No.1214922
>もし日本が独自にドラム缶を開発していたらやっぱ180Lになったのかな?
陸軍の陸軍軍用自動車研究班が試作したのは大型の方で400リットル入りと300リットル入りだったそうです(・w・
小型は200リットル入りでこっちが日華事変時に採用されて指定業者に量産させたそうで1937年頃から続々と使われるように
ちなみに満州事変時にもドラム缶は一部使われていますが
全て民生品だったようですね

無題
Name 名無し 17/06/04(日)03:38:13  No.1214901
そういや、空母での給油はどうやってたんかな。
ガソリン管に不燃ガスを充填するなんて話があるけど。
何分で全機出すみたいな話もよく聞くから、予定のある機は前夜にでも満タンにしておくもん?
陸上ではどうなんだろう。

無題
Name 名無し 17/06/04(日)04:51:06  No.1214902
加賀が艦橋の脇にいた燃料車に直撃受けて被害を大きくしてたから
飛行甲板でも補給するんだろう 試運転での消費ぶん補給用かもしれんけど
日本空母の軽質油タンクからの配管取り回しと格納庫内の作業要領はちょっと謎が多すぎる
堀元美氏の著書でパイプ接合法の苦労談をみかけたくらい

無題
Name 名無し 17/06/05(月)15:26:32  No.1215052      
1496643992111
>そういや、空母での給油はどうやってたんかな。

>ガソリン管に不燃ガスを充填するなんて話があるけど。
>何分で全機出すみたいな話もよく聞くから、予定のある機は前夜にでも満タンにしておくもん?
ファインモールドの1/48彗星11型/12型に付属してる解説(大戦後期の運用)に拠ると発艦準備に際しては格納庫から甲板上に配列後燃料や弾薬を搭載、作業完了後は試運転に移り不具合の出なかった機体はその分の燃料を補充して整備完了、発艦を待つ状態となるが早朝発進の場合日の出の4時間前には準備が始まるものだったそうだ
一方で着艦機の格納庫への収容時は機体固定や点検と並行して手動ポンプを用いて残燃料を集めて艦内タンクに戻すことから機体を繋ぐチェーン運びと合わせて発着とも整備班の労苦はかなりのものであることは想像に難くない

無題
Name 名無し 17/06/04(日)22:46:21  No.1214999      
1496583981305
雨倉孝之さんの本で、ミッドウェイ海戦後に造船技術陣から戦訓を鑑みて

・格納庫内で行っていた飛行機へのガソリン積み込み作業を飛行甲板で行うようにする
・従ってガソリン供給管を格納庫内に導設しない

…なんて提案された、なんて話が有りましたですな

一方別の本には、「加賀」が被弾した時に艦橋の首脳陣全滅の原因となった被爆した給油車は「急速補給用の5トン燃料車」と有るんですが、こっちはどういう時に使ったんでしょかねえ

無題
Name 名無し 17/06/04(日)22:47:45  No.1215000      
因みに陸上基地での航空機補給用の燃料タンクとポンプ、ホースを備えた燃料車は割と早期から使用されてたっぽいんですが、場合によってはその恩恵を受けられない事もあったらしく、例えば1937年の支那事変勃発時、「渡洋爆撃」の為に済州島基地に展開した木更津空の96式陸攻の搭乗員だった土屋誠一少尉さんの回想によると、

「この済州島基地には、燃料、爆弾の備蓄はあったようだが、車輛その他の備品は皆無で、兵員の居住などはほとんど考慮されていなかった。電灯はもちろん、一滴の水もなく(略)遠い倉庫からドラム缶をころがし運んでくる作業はとても重労働である(略)爆弾も二台あったトラックで運ぶが、積み下ろしは全て人力で、木箱をあける道具もなく、つるはしなどでたたき割るしかなかった」

無題
Name 名無し 17/06/04(日)22:49:50  No.1215002      
1496584190666
「1000メートル以上の距離をドラム缶をころがして運び、自分の飛行機に3000リットルほどの燃料を入れるのに、ドラム缶から18リットル缶にいったん移して、翼の上まで脚立などを立てて手送りし、これをタンクの口に漏斗を当て流し込む。ドラム缶の錆や水分がガソリンに混入している恐れがあり、鹿皮でこさなければならないので、最低5、6人いなければこの仕事はできない。いくら頑張っても3時間ぐらいかかる」

「主計課の食糧調達も大変だったと思うが、日ごとに栄養不足になるような気がした。誰が手に入れたか玉ねぎを探し出してきて。これに塩をつけて副食にした」

…そうで、3000リットルとするとドラム缶15本分を運んできた後で、これを一回ずつ一斗缶(18リットル)に分けて汲み上げるなら約167回繰り返す計算

コレを塩味の玉ねぎのオカズだけで連日、ときたら確かにキツそうですねえ

無題
Name 名無し 17/06/04(日)22:50:16  No.1215003      
1496584216253
その後暫くして、待望の燃料車やトラックも後送されてきたものの、燃料車は専ら十数キロ離れた水源からの飲料水運搬に使用されたため、結局燃料搭載は手積み作業のままになってしまったそうなんですが、そんな飛行長の中曽我義治が飛行場近くにあったサツマイモ畑を地元の農民さんから購入しまして

「自由に掘って食えという事になり、ドラム缶で蒸し焼きにして食べた。格別忘れられない味で、済州島の思い出の一つである(土屋氏)」

…なんて事もあったそうです

色々な意味で、ドラム缶は当時の済州島のロジスティクスの思い出の象徴みたいなモノだった、というわけなんでしょか…w

無題
Name 名無し 17/06/05(月)11:08:00  No.1215028
ガソリンくさい芋になりそう(偏見)

航空隊でおやつに焼き芋する話は他でもあったなー

無題
Name 名無し 17/06/05(月)11:26:19  No.1215031
質問ですが、日本軍は欧米の軍が使用していた携行缶(ジェリカン)というものは無かったのでしょうか?
陸軍戦車のジオラマを作ろうと思った時に、戦車の上に荷物を載せようと考えたのですが、欧米の戦車でよくある携行缶が日本陸軍には無いなと思い、色々と調べたのですか、見つからなかった。
携行缶の必要性がなかったのか、他に別な物を使用してたのか、米軍を戦場で手に入れて使ってたとか

無題
Name 名無し 17/06/05(月)16:20:30  No.1215056      
http://cgi.2chan.net/f/src/1496647230136.jpg
陸軍では中途半端なサイズの細長い缶がうつってる写真ならあった
下のは遺体写ってるから注意ね

無題
Name 名無し 17/06/06(火)09:14:45  No.1215093
>欧米の軍が使用していた携行缶(ジェリカン)というものは無かったのでしょうか?
そういえば携行缶を積んだ日本車両は写真で見たこと無いですね(・w・

ちなみにこの携行缶(ジェリカン)、ドイツの発明だそうです
出所は世界の傑作機No.179(今、出ている号)

無題
Name 名無し 17/06/07(水)10:41:41  No.1215179
>出所は世界の傑作機No.179(今、出ている号)

誰も買って無いと思って適当なこと書いてるよね

無題
Name 名無し 17/06/07(水)17:26:19  No.1215201 dl
>>出所は世界の傑作機No.179(今、出ている号)
>誰も買って無いと思って適当なこと書いてるよね
説明不足だったかもしれませんね、すみません(・w・
現在最新号の「世界の傑作機No.179」 Fi 156の号ですが
御足労ですがお手元にあるなら63ページの一番下の写真の解説を読んで頂ければお分かりに成ると思います(・w・
C3型にジェリ缶で給油するドイツ兵の写真の解説です
読んで頂ければ

無題
Name 名無し 17/06/06(火)09:25:35  No.1215094
>そういえば携行缶を積んだ日本車両は写真で見たこと無いですね(・w・
ディーゼルだから燃費が良くて必要性が無かったのかも?
あと日本車は空冷エンジンだからオーバーヒート対策の水積まなくて良かったからも??

無題
Name 名無し 17/06/07(水)06:48:17  No.1215164      
1496785697190
支那事変の初期に、予備燃料のドラム缶を積んだまま戦闘に突入した89式中戦車が戦闘中ドラム缶が発火するもかまわずそのまま戦い続けた所、反って相手の中国軍側に

「アイヤー!エンチャント・ファイヤノ新型戦車ナンデッ?!」

…と日本軍のひみつへいきと誤認された、なんて話があるんだそうでw

また同じく支那事変中の昭和14年、南昌攻略戦時に石井広吉大佐指揮下の戦車部隊で、約100キロ先の目的地まで進出を図った際、道路不良で輸送隊の追及が期待できないとして

「軽戦車(95式)の半数に、各小ドラム缶三本。軽装甲車全部に、各小ドラム缶三本。予備中隊全車(89式中戦車)に、各大ドラム缶二本」

…を塔載して進撃、見事任務を遂行しているんですとか

無題
Name 名無し 17/06/07(水)06:50:25  No.1215165      
1496785825484
大東亜戦争時の記録文書を見ると、ドラム缶は終戦まで色々なサイズが混用されていたようでして、200・180・54・20リットルと色々な数字が見受けられるほか、18リットル(一斗)缶も所謂一斗缶のような金属缶とは別に、同容量の小サイズのドラム缶も使われていたみたいなんですよね
従って前記の例に見る「大」「小」ドラム缶もこれらのいずれかに相当するモノで、用途や使用シチュエーションで使い分けられてた、って事なんでしょかねえ

因みにドラム缶も金属資源が乏しくなってくると代用資材の使用が検討されるようになり、「木製ドラム缶」なんかも試作されたそうなんですが、変わった所では紙と竹を主材料に内面に耐油被膜を施した「紙製ドラム缶」なんてのも有ったそうです

この「紙ドラム缶」、最大の使用上の注意は「水に濡らさぬ事」だったそうで

…うん、まあ…そうなりますよね…

無題
Name 名無し 17/06/07(水)07:11:35  No.1215166      
http://cgi.2chan.net/f/src/1496787095899.jpg
>因みにドラム缶も金属資源が乏しくなってくると代用資材の使用が検討されるようになり、「
木製ドラム缶」なんかも試作されたそうなんですが、変わった所では紙と竹を主材料に内面に耐油被膜を施した「紙製ドラム缶」なんてのも有ったそうです
紙竹製、木製の増槽もあったがこっちは極端な話、燃料入れて数時間持てば良いような物だけど輸送に使うドラム缶で紙竹製とかどんな規格(耐久時間)で作られていたんだろ?

無題
Name 名無し 17/06/07(水)12:08:12  No.1215181
>木製の増槽
オイルの単位のバレルが樽を意味していてそこから少し漏れた量が1バレルになったそうだから
揮発さえ防げば実用に耐えたと思う
樽の職人は日本にたくさんいたから問題は内張りの物質次第でしょう

無題
Name 名無し 17/06/07(水)13:43:06  No.1215186      
1496810586191
>ドラム缶で紙竹製とかどんな規格(耐久時間)

消費期限(というんでしょか)について具体的な数字はないんですが、あくまで輸送用であって集積には不向き、荷下ろしの際も緩衝材を敷け、栓の開閉は必ず専用器具を使用しろ、間違っても金槌を使ったりするな、横でも縦でも二段までしか積んじゃダメ…と細かい注意点があったようですw
実際に使った人の体験談は読んだ事がないんですけど、コレはちょっと不安になっちゃいますかも…


>ガソリンくさい芋
ノモンハン事件の時の日本側戦車隊指揮官さんの回想記に、日ソの燃料補給に触れて

「ソ連軍は大きな自動車給油タンクを持ちホースで補給できるようになっていた。それにひきかえ、わが軍はドラム缶より一々注ぎ込むというようなまどろこしいことをやっていたのである」

無題
Name 名無し 17/06/07(水)13:43:59  No.1215187      
1496810639433
「給水もタンクでやるようにすればよかったのではないか」

…なんてのがありまして、「ドラム缶」が愛用されてた状況が窺えるんですけれど、その後大東亜戦争勃発後に遥か南海のラバウル基地に展開したIJN陸攻隊でも、やはり飲料水の補給が問題となりまして、雨水を集めて備蓄した他、飲料水・烹炊用水はドラム缶詰にして20数キロの道程を毎日トラックで運びあげなければならなかったんだそうで

尤も、当時ラバウルにいた元山空の陸攻搭乗員だった村上益夫中尉さんによれば、

「あまり丁寧に洗っていないドラム缶に水を入れるのであるから大変だ。お茶も、飯も、味噌汁も全部ガソリン臭い。胸がムカムカして到底喉を越さない」

無題
Name 名無し 17/06/07(水)13:46:24  No.1215189     
1496810784626
「それだからと言って腹が減れば食わずにはおれない。口に火が点きはしないかと煙草をのむのも恐ろしいくらいであった」

「飛行場付近の畑には芋が植えてあった。土人の作っておるものだろうが、フカフカした火山灰質の土壌は芋に良いのか太いのがたくさんついていた。ガソリン臭い飯よりは芋の方が美味なので、われわれは毎日のように芋を掘ってきて食った。土人に矢で打たれた者も出てきたが、そんな事には構っておれない」

…という状態であったそうで

芋泥棒して現地の農民さんに弓矢で追い回される、とか栄えある大日本帝国海軍搭乗員としてはあまりみっとも良くない格好ですけれどw
それはともかく、前線でもそれなりに手に入れ易いドラム缶、燃料輸送以外でも色々重宝されてたんでしょうねえ

無題
Name 名無し 17/06/07(水)18:14:07  No.1215204
ジェリカンでティーガー戦車に燃料補給してる写真
見たがもうトラック1台ぶんくらいのトンでも無い缶の量で
「1両にこんなに使うのかよ日本軍じゃ絶対補給無理」
と暗い気持ちになった

無題
Name 名無し 17/06/07(水)18:54:32  No.1215210      
http://cgi.2chan.net/f/src/1496829272476.jpg
ドイツでジェリ缶が発明されて
鹵獲した連合軍がこりゃ便利だとほぼそのままパクったというのは
かなり有名な話のはずだがなぁ

無題
Name 名無し 17/06/07(水)21:40:38  No.1215223
↑ 白は飲料水用だけは知っています・・

無題
Name 名無し 17/06/07(水)22:27:00  No.1215225
イタリア軍は自動車の側面につけられるようにしてた
撃たれたら危なそうだったけど

無題
Name 名無し 17/06/07(水)22:38:09  No.1215228      
http://cgi.2chan.net/f/src/1496842689209.jpg
装備近代化の進む自衛隊
しかしこの携行缶は変わらんな・・・
予備のパッキンさえ確保できれば
特に困らないからか

無題
Name 名無し 17/06/07(水)23:15:33  No.1215230      
http://cgi.2chan.net/f/src/1496844933428.jpg
絶対途中で飽きる。

無題
Name 名無し 17/06/08(木)07:23:19  No.1215240
> ドイツでジュリ缶が発明されて

この言葉に誘われて、朝から「語源の旅」をしてしまいました(笑)
Jerry canがJerrycanになったということで、Jerryはドイツ人に対するイギリス人の蔑称、まではあっさりと。

引っ掛かったのがcan。日本語の缶とのつながりはオランダ語のkanだったことを初めて知った。もともとあった「罐」と外来語のkan or canの音が似ていたので、日本式略漢字の「缶」を当てたのが実情らしい。確かに、私の頭の中では罐と缶の違いがあまりない。

オランダ語のkanと英語のcan、どちらが原型か、までは未調査です。ご存知の方、教えてください(笑)もっとも、両者は良く似ており、親戚と言ってよい関係ですからね。昔、オランダでオランダ語字幕のハリウッド映画を見たら、とっても不思議な気分になった...

無題
Name 名無し 17/06/08(木)10:58:39  No.1215246      
ポリタンク 灯油缶 20L
ジェリ缶の子孫

無題
Name 名無し 17/06/08(木)15:01:23  No.1215256
>ジェリ缶の子孫
空の容器を片手で二個持てるように作られてないのが残念

無題
Name 名無し 17/06/08(木)15:38:12  No.1215257
>空の容器を片手で二個持てるように作られてないのが残念
子供のちっちゃい手なら無理だけど大人なら問題なくできるわ
まさかと思うけど「腕は体の脇から前後させちゃいけない」とか
「ポリタン2つは平行に持てなきゃいけない」とか訳の判らん制約はないよね?

無題
Name 名無し 17/06/08(木)15:56:57  No.1215258
ジェリ缶からポリ缶に受け継がれてない機能の話なので、まさにその制約は論点だよ

無題
Name 名無し 17/06/08(木)16:01:51  No.1215259
ま、日本はポリタンにガソリンは入れられないし、アメリカのポリタンはジェリカンとは似てない形。
直系子孫では無いかもね
単なる模倣

無題
Name 名無し 17/06/08(木)18:14:11  No.1215270      
http://cgi.2chan.net/f/src/1496913251527.jpg
>日本はポリタンにガソリンは入れられないし、アメリカのポリタンはジェリカンとは似てない形。

アメリカでもポリにガソリンは禁止だよ。

無題
Name 名無し 17/06/08(木)18:19:36  No.1215272
禁止じゃないだろ
ガソリン入れるポリタンク売ってるぜ

無題
Name 名無し 17/06/08(木)18:21:59  No.1215274      
http://cgi.2chan.net/f/src/1496913719684.jpg
こんなのな

無題
Name 名無し 17/06/08(木)16:12:22  No.1215260
模倣にしてもそこまで真似して欲しかった。
ハの字に開かず片手2個持ち出来ると楽なんだがな

無題
Name 名無し 17/06/08(木)16:55:34  No.1215263      
1496908534948
金属製じゃないのに左右に寄った持ち手つけたら強度上めんどうなことになるだろ

無題
Name 名無し 17/06/08(木)17:01:48  No.1215264 
そうか強度を考えての事なんだな
そしたらやっぱり子孫とは言いづらい気がする

無題
Name 名無し 17/06/08(木)17:26:23  No.1215265      
1496910383311
取っ手3本で車両にガッチリ固縛したり空のを片手で2つ運べるってのも
大量に運用する軍ならではの必要で民生用にはいらんでしょ

無題
Name 名無し 17/06/08(木)18:25:21  No.1215275
>ポリにガソリンは禁止だよ
孕んじゃう(膨張する)んだっけ

>空の容器を片手で二個持てるように作られてないのが残念
取っ手にロープかければ2個持てるよ
まあ道具使うのは邪道だろうけど

無題
Name 名無し 17/06/08(木)18:40:52  No.1215276      
http://cgi.2chan.net/f/src/1496914852452.png
ジェリカンの場合、中身入りを2人で3つ運べる(20ℓ×3)。ポリカンでもできなくないけど、重いもの持ちながら野郎と握手しっぱなし。汗で滑る方が問題かな。

無題
Name 名無し 17/06/08(木)18:57:45  No.1215277
>>ポリにガソリンは禁止だよ
>孕んじゃう(膨張する)んだっけ
ポリタンクとガソリンって下敷きとセーターみたいな関係でポリの中でガソリンがユラユラ揺れると静電気が溜まりまくり
容器の中で8%くらいの気化ガスが溜まっていたりした時にキャップを開けてパチン!と火花が飛んだら自分の手元で炎の錬金術師ロイマスタング大佐みたいな状態になる

無題
Name 名無し 17/06/08(木)19:07:48  No.1215278
日本でも法律上10Lまでならプラスチック容器がみとめられていますよ。もちろんその辺のペットボトルに入れていいわけじゃないですが。

無題
Name 名無し 17/06/08(木)20:14:37  No.1215285
>禁止じゃないだろ
UN規格品だけね。
日本でも売っているよ。(10ℓまでの制限)

無題
Name 名無し 17/06/08(木)20:16:35  No.1215286
>日本でも法律上10Lまでならプラスチック容器がみとめられていますよ。
ですね
とはいえガソリンスタンドでの直接給油は禁止しているところも多いです

ちなみに船外機だとポリタンクが主流でエアパージ用の弁が蓋に付いてます

無題
Name 名無し 17/06/08(木)19:46:49  No.1215282
静電気の話を聞いた後だと怖いな

無題
Name 名無し 17/06/08(木)20:03:30  No.1215283      
1496919810355
例えジェリ缶はなくても、ドラム缶なら手で持てないような容量でも転がして運べますし…
(震え声

アジ歴のサイトで閲覧できる資料で、陸サンの三式潜航輸送艇(まるゆ)の貨物積載試験に関するものを見ますと、燃料脂油搭載試験用に20立(リットル)入りドラム缶を使用した、とあるんですよね

一斗(18リットル)入りの略称なのか文字通りの20リットル規格なのかは分からないんですが、何れにしろ小型缶なのはやっぱり荷揚げ時の利便性を考慮しての事だったのですかしら

無題
Name 名無し 17/06/08(木)20:05:04  No.1215284      
1496919904150
余談ですが艇内に潜行中でも使用できる海軍の潜水艦の様なトイレ設備のない「まるゆ」では、重油を張った石油缶を便器代わりにしていたそうなんですが、急速浮上/潜航時に大惨事を生じる事もままあったそうでして、そんな事情を伝え聞いた陸軍第7研究所所長の長沢重五中将さん、

「ありあまる 塩水を積み 空気積み ○そ小便も捨て兼ねし舟」

…と「まるゆ」を詠んだりしておられるそうですw

冗談はともかく、人力輸送・移動に便利な小型缶のニーズがそれなりにあったなら、やっぱりジェリ缶のような形状のモノが採用されていたら、現場では歓迎されていたんでしょかね…?

無題
Name 名無し 17/06/09(金)05:36:22  No.1215308
目減りも激しいし劣化も起こるし精製したらなるべくはやくに使ってしまうべきナマモノだガソリンは
備蓄期間や輸送期間の長さが戦時日本の航空エンジン不調の一因なしてるかもしれん

無題
Name 名無し 17/06/09(金)12:31:35  No.1215338
>>備蓄期間や輸送期間の長さが戦時日本の航空エンジン不調の一因なしてる

農機具屋営んでた今は亡き義父が曰く、ガソリンは無鉛化してからキャブが詰まったりと言ったトラブルが増えたとか?

直留ガソリンに4エチル鉛を加えた程度の昔のガソリンはそれほど劣化しなかったのかな? と邪推してみる....。

無題
Name 名無し 17/06/10(土)16:18:32  No.1215459
軍用の油がそう簡単に劣化したのではいろいろ不都合があるのでは
当時のことだから多少の毒性は関係ないと思いますよ

無題
Name 名無し 17/06/10(土)20:30:35  No.1215497      
http://cgi.2chan.net/f/src/1497094235507.jpg
戦中に日本が使ってた小さい丸缶って
5ガロン缶の事かもしれないね・・・

無題
Name 名無し 17/06/11(日)21:30:16  No.1215635      
1497184216440
戦時中、海軍航空隊の整備兵として訓練を終えて、フィリピンのホロ島にあった航空基地に派遣された方の回想によると、日中夜中を問わず、「カーン」「カーン」と大きな異音が鳴り響くのに驚かされたそうで、馴れない内はその所為で寝付かれないなんて事もあったんですとか

「ホロ島は、赤道線上より僅かに上側に位置し、日中は暑い。気温の上昇にともない、野積みされたドラム缶内の気圧は下がり、ドラム缶全体が膨張して、へこんでいた蓋が『カーン』と大きな音を立てる。幾百、千本のドラム缶が同時に、逐次発する異様な音に、初めのころは驚いた」

「夜になるとこれが反対だ。気圧の低下で昼中膨張していたドラム缶も冷えて、ふくらんだ蓋が反対にまた凹む。その度に『カーン』と音を立てる」

…という事だったそうなんですが、コレじゃあ確かに紙ドラム缶とかは保管には向かないかもですな…w

無題
Name 名無し 17/06/11(日)21:30:50  No.1215636      
1497184250734
>4エチル鉛

海軍燃料廠の実験部員だった中田金市技術中佐さんによると、昭和の初期頃にアメちゃんのやりにならって4エチル鉛添加燃料の実用化や生産技術の導入の為の試験が始まったそうなんですが、初めの頃はやはりトラブルが多く、耐爆効果は確かに著しく向上したものの、排気辨、排気管、点火栓の中心電極等の、高温に曝される部分に腐食が起こり、ピストン頂部や点火栓の絶縁物に燃焼残渣が堆積するという問題が発生したりしたんだそうで

そこで鉛の使用量を出来る限り減らすとともに、排気弁及び点火栓中心電極の材料を海軍規格イ301というニッケル・クロム・タングステン鋼として、弁座にはステライトを溶接して腐食対策としたんですとか

その他それ自体が毒物の4エチル鉛の中毒対策、成分安定模索等安定供給までにはかなりの苦労の連続であったんだそうな

無題
Name 名無し 17/06/11(日)21:33:20  No.1215637     
1497184400391
因みに中田さんによると、「太平洋戦争」突入後2年位は米国から購入貯蔵しておいた燃料で戦う目算であったそうで、或は当時の燃料専門家としてはコレぐらいは「賞味期限」の範囲内である、との事だったのかもですがw
その後の期間の需要を賄う計画であった南方産原油については、航空揮発油分は比較的多く含まれている油田もあったものの、そのオクタン価は甚だ低く、

「加鉛0.1%で80程度しかないという状態で、全く当てが外れ、燃料技術者総動員でこの対策を急速に樹てねばならぬ窮境に追い込まれた。これは甚だ不用意千万なことで、この点から見ても海軍は全然この様な戦争をする意思を意思を持っていなかった事が明かである。南方の油で米、英を相手に戦争する意思があったならば、何年も前からその性状を調べ、その処理法を考え、処理装置を用意しておいた筈であった」

…と述べてらっしゃるんですが、この辺はまあ、いかにも専門家らしい感想ですなあ

無題
Name 名無し 17/06/11(日)21:34:52  No.1215639      
1497184492925
そこで、オクタン価の低い南方産揮発油の質的向上策が色々図られたそうなんですが、当時供給が最も容易とみなされた添加材としてアニリンを使用したところ、

「87オクタンが91オクタンになる。これでどうやら南方産揮発油を第一線機に使用する目途がついた。これでは今迄92オクタンを使っていたのに少々耐爆性が足りないが、これはどうにか我慢するとして、アニリン燃料は日本の飛行機には使えない様な事態が起った」

「アニリン燃料を一式陸攻の燃料タンクに入れて一晩置き、翌日飛行実験をするつもりであったところが、アニリンが(インテグラル)タンクの合せ目に使ってあった接着剤を溶かしてすっかり漏ってしまっていた。このタンクは作りつけで翼の一部をなしているために取換えが出来ず、飛行機一台オシャカにしたと叱られてしまった」

無題
Name 名無し 17/06/11(日)21:36:51  No.1215640      
1497184611574
「アニリンはこの外、銅及び鉄を腐食するので銅管を多く使っている航空母艦(部隊)はこの燃料を使用することに難色を示した。しかし、南方産揮発油を使用する為のやむを得ない処置であったので、各方面の援助を得て、その対策を研究した結果(略)漸くこの問題も解決した。ところが今度はアニリンを混入すべき基揮発油すら(輸送途絶で)足りなくなって、折角の努力も水泡に帰したのであった」

…なんてこともあったそうでして、色々と当時の奮闘っぷりが伝わってくるんですが、一口に燃料補給とか兵站とか言っても、その背景に関わる関係者各位の分野の広がりは相当なものになってたんでしょうねえ、やっぱし

無題
Name 名無し 17/06/13(火)10:47:54  No.1215775
>戦時中、海軍航空隊の整備兵として訓練を終えて、フィリピンのホロ島にあった航空基地に派遣された方の回想によると、日中夜中を問わず、「カーン」「カーン」と大きな異音が鳴り響くのに驚かされたそうで、馴れない内はその所為で寝付かれないなんて事もあったんですとか
硬いタイプの2Lペットボトルに水の入ったのを庭に放置しておくと
気圧差でボコッって音をたてるので雰囲気だけは味わえますね

無題
Name 名無し 17/06/11(日)23:10:35  No.1215647
そーいやレースで思い出したけど点火時期ってやっぱ飛行機でもいじるんかね?
「ハイオクなんでガバナいじって調整しました」
とか

無題
Name 名無し 17/06/11(日)23:30:56  No.1215649
ドイツエンジンはコマンドゲレートですでにやってた
でもアナログで精密に制御ってのもどんなもんだか
ドイツはついにジェットに逃げた一方で米英はもっと高出力のレシプロエンジン安定してぶん回してたし

無題
Name 名無し 17/06/12(月)08:10:46  No.1215668
>ドイツはついにジェットに逃げた一方で米英はもっと高出力のレシプロエンジン
やっぱ燃料問題かね?
あとジェットのほうが機構が簡単とか

無題
Name 名無し 17/06/12(月)09:35:15  No.1215672 
ジェットはジェットで違う課題があるじゃん
それを逃げと呼ぶのはどうだろう?

無題
Name 名無し 17/06/12(月)23:03:05  No.1215737
ドイツは44年春に人造輸入合わせて月産17万トンの航空燃料を確保してたけど
アメリカ第八軍による人造石油生産施設の爆撃とプロエスチ油田陥落で半年足らずで
その量が僅か7000トンにまで落ち込んでるからケロシンで飛べるジェットは大変魅力的に映ったろうね

引用元: http://cgi.2chan.net/f/res/1214640.htm

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