無題 Name 名無し 17/05/20(土)22:21:27 No.1213913
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ブラックパウダー
黒色火薬から近代戦の歴史は始まった
火薬のはなし 爆発の原理から身のまわりの火薬まで (ブルーバックス)
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無題 Name 名無し 17/05/20(土)22:22:55 No.1213914
おフランスは平和の象徴ハトが大好き
お肉は食べれるしクソは火薬の原料になる
無題 Name 名無し 17/05/20(土)22:26:17 No.1213915
http://cgi.2chan.net/f/src/1495286777612.jpg
中身は7割がた硝石
硝石が産出しない国は大変!!
無題 Name 名無し 17/05/21(日)02:57:50 No.1213931
>硝石が産出しない国は大変!!
おしっこしまくるしかない。
無題 Name 名無し 17/05/21(日)11:37:41 No.1213963
>おしっこしまくるしかない。
日本の硝石精製の過程のページを昔見たけど
結構大きい硝石の結晶が取れてたみたいね
糞尿を数年おいたものから抽出してまずはごくごく小さな結晶を集めて
それを煮て溶かして冷やして結晶化というのを繰り返して
小さな結晶からより大きなものへ精製していくっていうものだったかな
ちょっと記憶があいまいですまない
無題 Name 名無し 17/05/21(日)09:39:24 No.1213951
>硝石が産出しない国は大変!!
日本では蚕の蛹から作っていたそうだ
無題 Name 名無し 17/05/21(日)19:06:44 No.1213986
>>硝石が産出しない国は大変!!
>日本では蚕の蛹から作っていたそうだ
蚕の糞だよ。あとヨモギを始めとする干し草、石灰を混ぜ合わせて囲炉裏の側に穴を掘って入れて数年寝かせる
ローテーションを組むことで毎年生産可能となる
飛騨(江戸中期から天領)と五箇山(加賀前田藩)の部外秘の製法(培養法)
元々は一向宗の秘伝だったそうな
他の藩は昔ながらの古土法。家の床下の土や家畜小屋の土屋土壁、便所の土が原料となるけど、再び採取できるようになるまで30年とか掛る
無題 Name 名無し 17/05/22(月)18:10:10 No.1214048
>蚕の糞だよ
実は蛹からも作っていたのだよ、糞の方が経済的にもいいと思うが
http://blog.goo.ne.jp/kyoudosika/e/5b1feb3b6f787d1ae3c9c2251c4fba6d
村人は硝石丘製造場を「インシュ」(焔硝)蔵と呼び、異臭に辟易したという(福光町史 上巻)九六〇頁)。
こういった方法とは別に、壮猶館の高峰精一は、蚕の蛹に窒素分が豊富であることに着目し、伝統的な技術を工夫して、木の桶を使い薬草と水を加え、低温の化学反応で四十~五十日かけ硝酸塩を作る。木灰のあく汁(アルカリ)を加えて煮出し、ゆっくり冷まして硝酸カリ(硝石)を沈殿させた。また藩への年貢米の替りに硝石を納める仕組みも考えた。
無題 Name 名無し 17/05/22(月)18:28:00 No.1214054
>実は蛹からも作っていたのだよ
初耳
蚕の蛹から油を取って食用油や石鹸の材料にするし
搾りかすは肥料として桑畑に撒くし
何処かに資料ある?
無題 Name 名無し 17/05/22(月)18:34:35 No.1214055
高峰精一が開発したのか
そりゃ知らんわというか日本の黒色火薬の歴史からすると新しすぎるわ。つまりの一般的な例にならない
硝石丘法が出てくるってことは幕末近くだろう
フランスが自由主義革命起こしたせいでイギリスから硝石の輸入がストップしたので開発した苦肉の策が硝石丘法だもの
無題 Name 名無し 17/05/23(火)00:28:11 No.1214079
まぁ日本は江戸期平穏な時代が続いたから
古土法で国内の硝石は賄えてたと言うし
きな臭くなる幕末明治の頃にはチリ硝石が発見されて安くなっていたと言うし
無題 Name 名無し 17/05/23(火)09:34:43 No.1214084
チリ硝石が何故チリで採れたのか調べてみたら「40年1度も雨が降らなかった」最乾の土地、と書いてあって納得した
無題 Name 名無し 17/05/20(土)22:28:26 No.1213916
http://cgi.2chan.net/f/src/1495286906789.jpg
めっちゃ煙が出る
燃えカスが銃に詰まる
のが二大欠点
爆弾の材料にするなら問題ナシ?
無題 Name 名無し 17/05/21(日)18:14:33 No.1213983
>めっちゃ煙が出る
煙もうもうになって敵味方の区別が付けにくくなるから
派手な軍装になった、と聞くけど、なぜ日本の鉄砲足軽はそういう方向へ進化しなかったんだろう
無題 Name 名無し 17/05/21(日)00:40:45 No.1213926
世界で一番最初にこの配合を考えたヤツ凄いよな
無題 Name 名無し 17/05/21(日)09:12:56 No.1213950
中国が最初に発明したのに欧州に追い抜かれちゃったのは製造方法が国家機密だったからって聞いたな
火薬使った兵器を扱う現場の士官や高官にももちろん識らせてない
だから暴発事故も結構起きたのではないかと
無題 Name 名無し 17/05/21(日)10:04:59 No.1213956
20世紀初めの頃には、アンモニアの合成は”空中窒素固定工業”の最も重要な目標であった。
当時、ドイツ・オーストリアは、窒素肥料、医薬品、爆薬などの原料は、すべて南米産のチリ硝石に頼っていた。
アンモニア合成成功の報に接したドイツ皇帝ウイルヘルム2世は宣戦布告に踏み切ったという。
(アンモニアの工業的製法:ハーバー・ボッシュ法)
無題 Name 名無し 17/05/21(日)10:08:43 No.1213958
>(アンモニアの工業的製法:ハーバー・ボッシュ法)
化学の授業で習いました
おもしろかったです
無題 Name 名無し 17/05/21(日)17:30:54 No.1213982
>アンモニアの工業的製法:ハーバー・ボッシュ法
爆薬と肥料と染料と医薬品がそれぞれ似通った化学構造を持ってるっていうのも面白いですよねえ。ここ100~200年くらいの科学技術の爆発的な発展の為に人類は営々と技術を積み重ねてきたんだなあと。
無題 Name 名無し 17/05/21(日)10:07:50 No.1213957
これを発明した中国人は確かにすごいですねえ
無題 Name 名無し 17/05/21(日)10:42:31 No.1213960
>これを発明した中国人は確かにすごいですねえ
こどもの火遊びが原因とか言えない・・・
無題 Name 名無し 17/05/21(日)14:58:26 No.1213972
火薬のような調合のヒケツとか石油のような精製の必要もない石炭の利用が人類史でずいぶんズレ込むのが不思議
無題 Name 名無し 17/05/21(日)16:29:05 No.1213976
石炭は産出地で質の良しあしが
日本は質の悪い石炭を粉末にして薬剤と混合して固める豆炭を作った
無題 Name 名無し 17/05/21(日)16:32:41 No.1213977
黒色火薬の発明は確かに偉大だが無煙火薬はさらに難しかったろうと思う
無題 Name 名無し 17/05/21(日)17:29:25 No.1213981
早く下瀬火薬を褒めなさいよ
無題 Name 名無し 17/05/21(日)18:20:23 No.1213984
マンガのセンゴクだったか
遠征で居座った砦の便所の土まで
持って行ってたな
無題 Name 名無し 17/05/21(日)19:32:33 No.1213988
戦中孤立したラバウルで、黒色小粒薬の現地製造を試みたそうなんですが、硝石については当初中国の古い文献を参考にお馬さんの糞尿から採取を試みた後、結局航空爆弾に使用されていた安瓦薬の主成分である硝酸アンモニウムから硝酸基を得て、やはり航空用酸素発生剤中の塩素酸カリウムを原料に製造することとしたそうで(後に木炭から炭酸カリウムを採取)
木炭は自給には困らず、硫黄については活火山のあるラバウルの地勢を幸い、当初有名な花吹山から採取を試みたものの活動が活発過ぎて噴火口に入れず、より活動の穏やかな伯母山の噴火口内に降り立っては、スコップで掘り出してはリュックサックで運び上げたんですとか
原料の粉砕や混合、圧縮や小粒化までほぼ手作業の重労働、自給自足の芋腹には大いに応えたそうなんですが、必死の努力で終戦までに約4トンが製造されたそうな
D・I・Y! D・I・Y!!
無題 Name 名無し 17/05/23(火)21:54:29 No.1214125
ブラックパウダーに思い入れが強いのはガンマニア
テキサスパターソンから始まるリボルバー達の進化の様は本当に心踊る
モデルガンも昔では考えられないくらい充実してて素晴らしい
無題 Name 名無し 17/05/23(火)22:46:31 No.1214134
今でもロケットモーターの推進剤として現役ですね。
引用元: http://cgi.2chan.net/f/res/1213913.htm
コメント
いや
中世から黒色火薬はあったので
近代戦は産業革命以降じゃないかとマジレス
俺、栄光なき天才たち。
空気から火薬みたいに、無価値から超優良物そして巨大国屈服寸前
みたいな代物他にあるのかな。
それから後になるがギリシアの火は多分石油由来
ギリシアの火は鉄や火薬と違い、機密が完全に守られたケースで製法不明になっとる
乙女戦争で、おしっことか集めるシーンがあったなw
戦国時代の火薬の製造は、海外から輸入した硝石にほとんど頼っていたと言ってる人がよくいるけど、すでに国内では生産法が確立していたものの、国産分では需要をまかない切れないから輸入頼りになったということなのではないかと。
国内では民家の床下や厠にできたものを回収する以外に硝石の生産ができないんだとしたら、やたら火力戦に長けた一向衆の強さが説明できないことに。
何でも仏教勢力は、中国から経典や仏具を輸入する過程で、比較的早い時期に火薬の製法を入手していたと聞いたことがある。
日本は硫黄には困らんからなー
愛国者とは呼びたくないな
試薬品からの製造も真っ当な経営をしている所で買うと公安に連絡がいくから
今後、諸外国のようにテロリストが国内で爆弾テロを画策する場合
昔ながらの手仕事で丹精込めて作った黒色火薬が主流になるのだろうか
オクラホマ連邦ビル爆破は農薬爆弾だよ
靖国の爆破テロは黒色火薬使ってたみたいよ
※16の言う様に肥料だし、ANFOとか硝安を使った爆薬は強力なブースターが必要で、あの時も起爆にダイナマイトを使ってたはず。
結局そう言うのが手に入らない。
※17
韓国から材料を持ち込んだらしいけど、明らかに怪しい粉末かとか荷物検査でわからない物なんだろうか?ましてや二回目は日本でテロ容疑がかかってる人物なのに。
判っていて見逃したか、そもそもろくなチェックをしてないのどちらかか両方でしょ。
どっちにしても困る話だな。
火薬だと音速超えない
爆薬だと音速の五倍以上の爆轟は当たり前になってくる
火薬発明の他に爆薬の発明も軍事史においては重要なのだ
それを珪藻土に染み込ませればダイナマイト
ニトログリセリンもアレやコレやと混合すれば、とか
ニトロセルロースなら割と簡単にできる
黒色火薬より安全だし
左翼過激派のマニュアルみたいなもので爆弾製造法もあり、過激派連中に出回っとる
ネットにもありそうだが探した事はない
今のご時世、ネットなら爆弾製造法とか見つかるんじゃないか
材料もお手軽に工場で使用されてるものや肥料で
やるなよ?絶対だぞ
テロリスト予備軍ですか?
アスファルトの上でやったので、熱で溶けてしまっただけでして。
何のお咎めもなく、翌年に同好会から部へ昇格しました。
何の同好会やら。お咎めなしで部に昇格したならばご同慶の至りです。
昔の軍人も若い頃はハチャメチャな人もいたけど、いい時代だったんだね。
いやハーバーはアレだけ国に貢献したんだから愛国者でいいでしょ。
毒ガスなんていう汚れ役までやらされたのに
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