無題 Name 名無し 17/04/01(土)22:38:05  No.1208935

i14000781797
実戦部隊としての「騎兵」の末期の戦い方ってどんな感じだったの?

具体的にはWWI~WWII冒頭くらい
武器はサーベル?騎兵銃?
馬に乗ったまま戦うの?降りて戦うこともあるの?(そのほうが銃は撃ちやすいよね)
というか偵察以外の戦闘に参加してたの?
とかいろいろ聞きたい

無題
Name 名無し 17/04/01(土)22:39:56  No.1208936      
戦火の馬 [Blu-ray]
なおスレ立てた人は映画「戦火の馬」を見た以上の知識はありません

無題
Name 名無し 17/04/01(土)22:43:46  No.1208939
続ラスト・オブ・カンプフグルッペ
高橋慶史氏のラスト・オブ・カンプフグルッペ 続 を読むべし

無題
Name 名無し 17/04/01(土)22:45:39  No.1208940
19世紀の三兵戦術の話になるとサーベル突撃になるけど、20世紀の日露戦争ぐらいになると騎兵牽引野砲がメインになる感じ
あとは今にも続く偵察任務とか

無題
Name 名無し 17/04/01(土)22:57:50  No.1208943
偵察や連絡が関の山ではないかな

無題
Name 名無し 17/04/01(土)23:18:46  No.1208949
飛行場占領とかだろ

無題
Name 名無し 17/04/01(土)23:24:09  No.1208950
>馬に乗ったまま戦うの?降りて戦うこともあるの?(そのほうが銃は撃ちやすいよね)
騎乗突撃をする場合もあったみたいだけど(WW2の東部戦線で伊の第3騎兵連隊とか)
基本は戦闘時は馬からは下りてたはず
イタリアの場合は下馬した部隊が小銃と機関銃で敵を引きつけてるあいだに騎乗した部隊が側面に回り込んで突撃を行うって感じだった

無題
Name 名無し 17/04/01(土)23:58:43  No.1208958
マスケット銃程度ならいいけど、戦場の火砲の爆裂音をものともしない軍馬を育てるのは難しい上に専門的過ぎるのかもね

無題
Name 名無し 17/04/01(土)23:58:51  No.1208959      
1491058731174
犠牲を払って得た運用法なんだろうな

無題
Name 名無し 17/04/02(日)00:18:30  No.1208960      
http://cgi.2chan.net/f/src/1491059910268.jpg
とりあえず馬上では
銃を横に構え反動を利用し
弾を水平に扇状でバラ撒きましょう

無題
Name 名無し 17/04/02(日)00:36:20  No.1208963
防衛線を守る火消しとしては、いかなる悪天候でも急派できる利点があるわけで
日露戦争でも下馬しての戦闘は当たり前だったし
突破されない防衛線を急いで繕うだけでも騎馬の有効性は今でもあるでしょ
今ではオフロードバイクか

無題
Name 名無し 17/04/02(日)00:38:20  No.1208964      
http://cgi.2chan.net/f/src/1491061100518.jpg
>>「騎兵」の末期の戦い方


槍も持ってたんやで

無題
Name 名無し 17/04/02(日)16:24:08  No.1209004      
http://cgi.2chan.net/f/src/1491117848437.jpg
1941年2月のフィリピンで、米軍人指揮下のフィリピン人騎兵部隊が侵攻する日本軍部隊に乗馬突撃を掛けた事があったんだそうで

主要な武器はコルト1911拳銃、兵力も27騎のみとごく小規模の突撃だったそうなんですが、一応あちらでは米軍指揮下で行われた最後の騎兵突撃、ということになっているんですとか

無題
Name 名無し 17/04/02(日)16:26:20  No.1209005      
http://cgi.2chan.net/f/src/1491117980997.jpg
因みにこの戦闘を指揮したエドウィン・ラムゼイ=サンは、その後フィリピンが日本軍に占領された際も山中に逃れて、以後マッカーサー=サンがアイルビーバック!して来るまで現地のフィリピン人を組織してゲリラ戦を戦い抜くんですが、殊勲のお馬さん達はこの後ラムゼイ=サンの愛馬も含めて、バターン攻囲戦の食糧不足の状況下でスタッフ…飢えた米比軍の兵隊さん達に美味しく頂かれてしまったんだそうな

気の毒なお話ではあるんですけれど、現在の装甲車や偵察バイクじゃあまさかの時に屠殺して食べるわけにも行かないですからw
いざという時には機動兵器が非常食にもなる!というのは、ある意味お馬さんの時代だけの話ではありますですな

無題
Name 名無し 17/04/02(日)17:39:03  No.1209010      
>いざという時には機動兵器が非常食にもなる!というのは、ある意味お馬さんの時代だけの話
>ではありますですな
ハンバーグやユッケの原型となったタルタルステーキは遊牧民が硬い軍馬を食べやすくするための知恵だったとか

無題
Name 名無し 17/04/02(日)16:26:56  No.1209006
昔の田宮のカタログで載ってたけど、WW2初期では
ドイツ軍の2号戦車と騎兵隊が戦ってたんだよね
まあ、勝敗は一方的なものだろうけど

無題
Name 名無し 17/04/02(日)17:02:39  No.1209007      
http://cgi.2chan.net/f/src/1491120159166.jpg
第一次大戦はどっちかというとロシア軍がよく使ってたかな

無題
Name 名無し 17/04/02(日)17:03:55  No.1209008      
1491120235189
意外と日本軍も騎兵はよく使ってたような

無題
Name 名無し 17/04/02(日)19:08:32  No.1209016      
1491127712986
フン族の騎兵さん達は鞍の下に家畜の生肉を挟んで行軍したんだそうで、こうすると肉が押し潰されると同時にお馬さんの汗で程よい塩味が付いて良い具合になったんですとか…w

伊藤正徳せンせいの「帝国陸軍の最後」に日本の騎兵第4旅団が1945年の戦争末期に参加した老河口作戦のエピソードが紹介されてまして、曰く

「当時、米英仏はすでに騎兵を全廃し、ソ連も大急ぎで廃止中であり(2個軍団が未整理であった)、日本はシナ戦場の特殊性を考えて、一個旅団だけを残置し、帰徳に本拠地をおいて警備についていた」

無題
Name 名無し 17/04/02(日)19:09:07  No.1209017      
1491127747843
「旅団長藤田茂少将の下に、吉沢末俊、山下彦平、東英治らの古豪連隊長があり、馬齢平均は、十五歳程度に老いていたが(略)天下残れる唯一の騎兵隊として、その伝統の終わりを全うする意気に燃えており(略)平素から『斬り込み戦術』の猛訓練を反復して、いかなる戦闘にも遺憾なきを期していた」

「騎兵第4旅団は(略)縫走疾駆すること3百キロ、3月26日、老河口城域の前面に到着し、その第一防御陣地(略)を夜襲してこれを占領、そこで敵の逆襲と戦う事3昼夜(略)後に杉浦中将の第115師団と協力して、4月8日、ついにこれを占領した」

…んだそうで、まあ相手次第の所はあったものの、戦争末期のこの時期に、追撃・奇襲・強襲・防御戦闘と近代騎兵に求められた能力のほぼ全てを発揮して勝利しその掉尾を飾ったという、珍しい戦いだったみたいですねえ

無題
Name 名無し 17/04/02(日)19:17:32  No.1209018
ポーランド騎兵がドイツ戦車隊の後ろを付いていく整備部隊を襲撃して回ったと聞いた
電撃戦をやる側にしてみれば、後方を襲撃されるのは一番厄介だろなぁ

無題
Name 名無し 17/04/02(日)21:39:45  No.1209029      
http://cgi.2chan.net/f/src/1491136785591.jpg
去年の北海道小学生置き去り事件の捜索のときに北海道警の騎馬警官が山に入ってたね
(見栄え以外を目的とした)実用向けのお馬さん部隊って日本では絶滅したものと思い込んでたからむちゃくちゃ驚いた

無題
Name 名無し 17/04/02(日)21:40:36  No.1209030      
http://cgi.2chan.net/f/src/1491136836213.jpg
普段は何やってるんだろう?乗馬競技とか?
とにかく実用用途がちゃんと残ってることに驚いた

無題
Name 名無し 17/04/02(日)22:40:06  No.1209040
>北海道警の騎馬警官
調べてみたけど、騎馬警官は警視庁・京都府警・皇宮警察にしかいないそうだ
その馬は、そこらの乗馬クラブから捜索協力を仰いだ民間人みたい

ちなみに騎馬警官は、儀典用のほかに雑踏警備にも使われる
新年の皇居前広場に行くと、騎馬警官がかっぽかっぽと歩いている姿を見る事が出来るよ

無題
Name 名無し 17/04/02(日)22:33:33  No.1209035      
http://cgi.2chan.net/f/src/1491140013824.jpg
今の時代ならやっぱ中国軍かな

無題
Name 名無し 17/04/02(日)22:33:38  No.1209036      
http://cgi.2chan.net/f/src/1491140018869.jpg

無題
Name 名無し 17/04/02(日)22:33:59  No.1209037
熱心に訓練してるね

無題
Name 名無し 17/04/02(日)23:57:05  No.1209048
>No.1209036

目の錯覚か…32年式軍刀に見える。

無題
Name 名無し 17/04/03(月)00:44:48  No.1209050
>目の錯覚か…32年式軍刀に見える。
http://d.hatena.ne.jp/machida77/touch/20160404/p1
32年式軍刀を参考に開発された65年式騎兵軍刀というものらしい

無題
Name 名無し 17/04/02(日)22:37:43  No.1209038      
http://cgi.2chan.net/f/src/1491140263469.jpg
今となっては一部の移動・輸送手段程度だな

無題
Name 名無し 17/04/02(日)22:38:33  No.1209039      
http://cgi.2chan.net/f/src/1491140313755.jpg

無題
Name 名無し 17/04/02(日)22:41:20  No.1209041
スコットランドヤードは暴徒鎮圧に重宝しているようです

無題
Name 名無し 17/04/02(日)22:42:43  No.1209042
その後ろから
落とし物後始末下馬警官がついていくのも見れる

無題
Name 名無し 17/04/02(日)22:54:02  No.1209045
>その後ろから
>落とし物後始末下馬警官がついていくのも見れる

まあ出すものは出すわけだし当然放置はできないよね

無題
Name 名無し 17/04/03(月)02:44:25  No.1209054      
http://cgi.2chan.net/f/src/1491155065370.jpg
京都府警@葵祭

無題
Name 名無し 17/04/03(月)02:50:43  No.1209055      
http://cgi.2chan.net/f/src/1491155443960.jpg
騎兵
葵祭は市中の学生に動員がかかるんだけど応募すればよかった

無題
Name 名無し 17/04/03(月)10:29:25  No.1209077 
全国の高等学校に馬術部を設けて、父兄の寄付で馬を育成するとかしたら
もうちっと乗馬や馬生産、馬の利用は普及したんだろうか

まぁ、贅沢すぎるわな

無題
Name 名無し 17/04/03(月)20:38:56  No.1209109
>もうちっと乗馬や馬生産、馬の利用は普及したんだろうか
「馬匹啓蒙に役立つ」として奨励されてきたのは競馬ですし、行く末もそれにかかっているのかと

無題
Name 名無し 17/04/03(月)14:43:46  No.1209085
一番最後まで一線で働いていた騎兵隊は、騎馬砲兵じゃないかな?
日本の四一式騎砲装備の騎馬部隊は、一隊だけだけど終戦まで残ってる。

無題
Name 名無し 17/04/03(月)14:48:37  No.1209086
先生!
ロバは騎兵のうちに入りますか?

無題
Name 名無し 17/04/03(月)15:24:21  No.1209087
>ロバ
ロバは、輜重兵や砲兵でつかう駄馬やばん馬の部類だよな

無題
Name 名無し 17/04/03(月)16:44:49  No.1209089
スレ主さんは騎兵の具体的イメージが固まっていないのだと思います
おそらく(中世の重装、軽装騎兵的な)機動打撃力としての騎兵をイメージしているんだと思うけど、近現代の「騎兵」とは殆どの場合「乗馬歩兵」を指す単語だと認識しています

昭和の日本騎兵も典型例で、移動→下馬(一人がまとめて馬の管理)→騎銃のみを持って徒歩展開→戦闘が基本形かと思います
「暁に祈る」という戦前の映画を見ると良く解ると思うのですが、残念ながらビデオのみでDVD化されていません
これは馬格が欧米より劣っていたという理由もあります
(大正時代から馬格向上の為の馬種改良、民間で競馬の奨励などを軍主導でやっていますが時代は機械化に向かっていた)

抜刀による騎兵突撃などは訓練では盛んに行われますが、近代戦の実戦では(夜襲や奇襲以外では)あまり有効な戦術ではないと思います
とか言っているのに各国の乗馬突撃の例がいくつも出ているではないかと思うでしょうが、これらは「稀な例」だから話題に登るのだと思います

無題
Name 名無し 17/04/03(月)16:45:26  No.1209090
捜索や雑踏警備だと、目線の高さが有効なのかもね。
その割にイメージもいいし。
機動性も一見すると良さそうだけど、実際面はちょっとわかんねえや。(まあ脚立よりは良さそう)

無題
Name 名無し 17/04/03(月)17:04:20  No.1209092
元騎兵だった作家の伊東桂一さんや元砲兵で乗馬本分兵だった山本七平さんが文章で残していますが、まともに馬を御すだけで数年かかる上、個体による性格の違い、馬秣や水の確保、馬の手入れを考えると機械化に向かったのは当然と思います
(個人的に駆歩程度程度ですが乗馬経験があるので強く感じます)

ただ、オフロードバイクでも進入が難しい山岳地形でも、馬は軽々進入可能な事もあるので有用性はあるのでしょう
既に出ている北海道の林間捜索はその一例と思います

無題
Name 名無し 17/04/03(月)18:25:17  No.1209098
長大な戦線で押し合いするような戦争になると
1日や数日スパンのクラシックな大会戦で騎兵のドンピシャな運用が勝敗のカギになるようなこともなく
弾幕や砲爆撃に対するむきだしで巨大な馬体のひどい脆さはチャージどころかこっそり後方に進出させて地歩を占めるといった使い方もできなくなってくる

無題
Name 名無し 17/04/03(月)20:25:50  No.1209107      
1491218750722
WW2末期、日本で本土決戦用に新設された部隊の中にも騎兵連隊が二つあったりするんだそうで(騎兵第77連隊、第93連隊)、前者は南九州、後者は千葉県に配属されたんだそうな

後者の場合、当時同部隊の教育主任を務められた藤田豊大尉さんによりますと、600人の乗馬騎兵とほぼ同数の優良馬で編成されていたそうなんですが、仮に本土決戦まで縺れ込んでいたら、これらの部隊が文字通り最後の騎兵部隊、って事になってたかも知れませんですな

尤も、藤田氏によればその任務は九十九里に米軍が上陸した際、砲爆撃により通信線が破壊された時に、反撃戦力の中核となる第36軍の命令を指揮下部隊に届ける伝令役が主だったそうなんですが、実際に働くことにならなかったのは、まあ人にとってもお馬さん達にとっても幸いだったんでしょうねえ…

無題
Name 名無し 17/04/03(月)23:53:04  No.1209129
騎兵の一番の武器は、その展開スピードだと思う
モンゴル軍が大帝国を築いた時の戦法は、伝令が急報を告げるよりも早く攻め込んで
相手が城門を閉ざすよりも先に城内に乱入できるスピードだという事だ

無題
Name 名無し 17/04/04(火)20:34:07  No.1209179      
1491305647552
>まともに馬を御すだけで数年かかる

伊藤圭一さんの本で

「現役の騎兵部隊では、馬との関係を含めて、兵隊年次の気質の差をつぎのようにみていた。初年兵の間は乗馬技術が未熟のため、馬に乗せて貰って行動する。行動していることで精一杯で、ほかのことに関心を持つ余裕はなかなかない。二年兵になると、馬を乗りこなすようになり、乗馬戦にも下馬戦にしても、戦闘単位として充分に馴れてくる。人に面倒をかけるようなことは、まずなくなるのである。三年兵になると、人馬一体の状態になり、初年兵に落鉄(蹄鉄を落とす)せぬよう注意したりすることも忘れない。戦闘には熟練を加えてきて、分隊長は一応安心していられる」

無題
Name 名無し 17/04/04(火)20:35:10  No.1209180      
1491305710408
「四年兵になると、皇軍、戦闘間においても、人間的視野が広がり、馬を、いたわって使うようになる。しかも自分の馬のみならず、分隊の馬全部に気が通っていて、行軍間後ろの方で、(蹄)鉄のゆるみ始めたのを耳ざとくききわけて注意もする。つまり、兵隊として円熟してくるのである。しかし五年兵になると、今度は逆に疲れてくる。責任は必ず果たすが、積極性は弱まる。いくら兵隊でも、限界以上にコキ使われれば、しまいには惰性的になってくるのは、不可抗力である」

…なんてお話が有りましたですな

お馬さんと仲良くなることで、逆に自分も磨かれてくってのはとってもイイハナシではあると思うんですが、こんだけ育成に手間のかかるモノなら、それこそ軽々に敵弾の前に突撃させて損耗させる戦法なんて、到底算盤に合わないんでしょかね、やっぱしw

無題
Name 名無し 17/04/04(火)20:53:38  No.1209183
騎兵だらけやでえ・・・

http://tokyotanpo.info/siryou/manshu.htm

無題
Name 名無し 17/04/05(水)21:00:52  No.1209275
日本の戦国時代なんかだと
馬が騎乗した武士のつま先が地面につくぐらい小型でフル装備した武士が乗ると人間が走るより遅かったとか

無題
Name 名無し 17/04/05(水)21:17:05  No.1209277
WWⅡのイタリア軍機甲部隊がギリシャ騎兵隊に負けたという話をどこかで見たのだが出典が思い出せない…

無題
Name 名無し 17/04/05(水)21:56:29  No.1209283
イギリス従軍記者が日露戦争の日本軍で取材した時
「日本兵(騎兵以外)は馬の扱いが酷く、扱い方が悪い」と書いていて
スレ的に騎兵が主だけれど、トラックに乗ったことも無く馬も飼った事が無いような兵士に馬の運用はもちろん困難で
これは現代の自動車でも同じで、通勤に車に乗る人と、車をどう効果的に使って軍全体の作戦遂行に間に合わせるか、では遥かにレベルが違うというか
そう考えるとマニュアル通りに従えば動く機械化は日本人に適していたのかなと

無題
Name 名無し 17/04/05(水)23:38:45  No.1209304
>No.1209179
なかなか立派な馬ですなぁ!
このお方、一見すると騎兵に見えますが、ちょっと謎な部分もあります
兵用乗馬鞍、鞍嚢、飼葉嚢、三二式軍刀(甲?)らしき護拳、拍車、萌黄色に見える鍬形なのですが小銃が四四ではなく三八騎銃なのが若干違和感
騎兵の場合は普通は四四です
それと頭絡(ハミや手綱を頭に固定するストラップ)が不完全?に装着されています
いくら記念写真(軍刀が腰にある事から記念写真と思います。通常、軍刀は鞍の右側に下げます)とはいえ、ここはかけ忘れるような部分ではないのですが
その下の支那事変偵察中の騎兵写真の頭絡と比べると解ります


>「日本兵(騎兵以外)は馬の扱いが酷く、扱い方が悪い」と書いていて
私の記憶では続けて「・・だから軍馬の気性が荒い」だったような
この辺りの解説は山本七平さんが著書で書かれていますね

無題
Name 英国老人◇Uy1cjqnioo 17/04/05(水)22:40:33  No.1209292
https://www.youtube.com/watch?v=550HdJpxyFM

これの1:30あたりから見るがよい。
美しい。

無題
Name 名無し 17/04/06(木)04:53:01  No.1209310
牧畜社会では馬が家畜化された当初から行われている去勢も
日本では導入が遅かったようですが明治の日露戦役時にも必ずしも普及していなかったのでしょうか

無題
Name 名無し 17/04/07(金)18:37:22  No.1209470      
>明治の日露戦役時にも必ずしも普及していなかったのでしょうか
北清事変で日本軍馬の資質が問題となり、明治34年に「3年の猶予をやるから」と馬匹去勢法がスタートしたものの、日露戦争の勃発で遅延。
明治40年の閣令あたりで仕切り直しとなった、という流れだったような

無題
Name 名無し 17/04/06(木)06:13:36  No.1209312
蹄鉄打つのは大変らしいよ
専門の人たちを育成し部隊に随伴するんだろうな

無題
Name 名無し 17/04/06(木)14:01:49  No.1209319
馬は砲撃に弱い(音にビビルし当たる面積も大きい)というのが定番だけど、ノモンハンに出動した人が「外蒙軍騎兵隊の馬は砲声がすると地面に伏せるように訓練されている。すげえ、流石騎馬民族」と感動したという話を読んだ事がある。

無題
Name 名無し 17/04/11(火)18:21:40  No.1209867
>No.1209319

友軍砲兵による突撃支援射撃の中で突撃する事もあるだろうに砲声でいちいち伏せてたら大変でね?

無題
Name 名無し 17/04/11(火)18:24:39  No.1209869
>No.1209319

>友軍砲兵による突撃支援射撃の中で突撃する事もあるだろうに砲声でいちいち伏せてたら大変でね?

基本的に大陸での騎兵の運用は捜索・警戒・敵戦線後方への浸透だから、味方砲兵の援護下での攻撃なんてほとんどしないし、そもそも砲兵支援が必要な目標に乗馬騎兵を突っ込ませちゃあかん(やるとしても徒歩攻撃や)

それより突発的な射撃による損害の防止のが重要。
騎兵は生きて帰って情報渡してなんぼだよ

無題
Name 名無し 17/04/06(木)20:02:04  No.1209333      
1491476524014
>ちょっと謎な部分


お馬さんがイケメンだったので隠したくなかった、とか…w
ともあれ軍装関係の知識が壊滅的な自分には大変勉強になりますです、ありがとうございます

因みにコレは全くの余談ですけれど、大東亜戦争中、近衛師団隷下の馬匹保有部隊ではお馬さんの「落下物」の有効利用として、入浴用の湯沸しの熱源としての使用が行われていたそうで

といってもそのまま燃料として使うのではなく、大量のバフンで満たした巨大な容器の中に、パイプで繋いだドラム缶を十個埋め込んで、バフンの発酵熱を利用して中の水を加温する仕組みであったそうでして、昭和18年9月に158円の経費で設置され、下士官兵の方々の浴場用の湯の供給に使われたんですとか

無題
Name 名無し 17/04/06(木)20:02:34  No.1209334      
1491476554236
加温温度は平均で32~54度に達して、場合によっては石炭での再加熱を必要としたものの、計算すると7ヵ月で石炭7千480キロ、およそ15万8千576円(キロ21円20銭)を節約出来たんだそうで、バフンの交換時期は40日に1回、作業時間に一週間ほど要したそうです
ある意味時代を先取りするバイオエネルギーシステムだったわけですが、当時の軍隊でいかにお馬さんが身近な存在だったか窺える逸話な気がしますですな

ただ、折角だからとこの発酵熱の別の有効利用策として、バフン槽内で兵食の「味噌」を早期醸造する計画も立てられたものの、何故か将兵さん達の猛反対にあってお蔵入りになったそうです(棒

○ソとミ○をごっちゃにするのは、やはりよろしくなかったようで…w

無題
Name 名無し 17/04/09(日)02:25:39  No.1209670
>騎兵だらけやでえ・・・
>No.1209333
馬の鼻面を巻かない頭絡もあるんですね・・
私の知識が半端だったという事が判って有難いです
こんなに沢山、騎兵の写真を見たのは初めてです

こういう個人アルバムからの写真が一般書籍化されて公開されれば、もっと良いんですが・・
日本陸軍の軍装本で考証が正確な本は(同人誌を除けば)内外ともに一冊も出ていないと思いますので

>専門の人たちを育成し部隊に随伴するんだろうな
そうです、蹄鉄鍛冶はもちろん革細工の鞍工兵とかも居て、赤羅紗の技能徽章も制定されていたかと思います

無題
Name 名無し 17/04/09(日)10:25:57  No.1209683
日本のサラブレッド競馬がここまで発展したのも軍馬育成というう目的があったからだしなあ
三菱(というか小岩井)や宮内省が注力して輸入した馬の子孫は今でも影響力があるし

無題
Name 名無し 17/04/11(火)18:07:20  No.1209866
しかし繊細なサラブレッドを軍馬にしようという発想はなあ
途中でアングロアラブに切り替わったみたいだけど

無題
Name 名無し 17/04/13(木)01:17:20  No.1209974      
1492013840065
ノモンハン事件に参戦したモンゴル第6・第8騎兵師団の将兵さん達の体験記を読むと

「我が連隊は、ばらばらになって退却中の敵に騎馬で数回突っこみ、多数の敵兵を粉砕した」

「敵(日本軍)に後方から増援の歩兵隊が来るのが見えた(略)兵力でも我が方をしのいでおり、直接交戦すれば、当方に不利となる。それで敵が気づかない時に、突然襲撃すれば成功すると判断し、騎馬奇襲を敢行することを決意した。敵に近寄って鬨の声をあげ、軍刀を振り回して突撃すると、敵は全員手を上げて降伏した」

…とか勇ましいエピソードが幾つもありまして、この辺はいかにも嘗て世界を席巻したモンゴル騎兵の末裔!ってな感じではありますですな

無題
Name 名無し 17/04/13(木)01:19:24  No.1209975      
ただ同時に、騎兵の機動で敵を誘導して待ち受けた火砲で撃砕したとか、重機関銃隊の待ち伏せ射撃で敵に大損害を与えたですとか、装甲車部隊の活躍っぷりとかも数多く示されてまして、実際の所は騎兵師団と言っても

「モンゴルの騎兵は単なる騎兵ではなく、大砲、装甲車、飛行機、通信等の近代装備を有する強力な軍隊である(ジューコフ軍司令官)」

…という側面も併せ持っていた事が、お馬さんの機動力を有効に利用して臨機応変に事態に対処し、ときには昔ながらの騎兵らしい活躍っぷりも発揮できた要因だったんだそうで

AFVや重火器と騎兵の組み合わせ、ってのは他の方が述べられてるドイツの騎兵師団、或いは日本陸軍の捜索連隊とかでもやってましたけれど、WW2当時としては案外悪くない組合わせだったのかも知れませんですねえ

無題
Name 名無し 17/04/13(木)13:44:55  No.1209994
全員軽機持ってたりすると普通の歩兵より
弾丸は馬にたくさん携行させる事が可能だし
移動速度も速いので攻撃と撤退を繰り返されるとイヤな存在

無題
Name 名無し 17/04/18(火)17:13:35  No.1210608
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馬関係って言うとこれぐらいしか読んだことないけど明治以降の日本がいかに馬の力で欧米に追いつこうとしたのかがよくまとまってて面白かった
第1次大戦の列強の馬の動員数とか日本の明治以降の馬の体格の向上とかもの写真も載っててグー

無題
Name 名無し 17/04/18(火)17:17:58  No.1210609 
http://cgi.2chan.net/f/src/1492503478169.jpg
自分の感覚では騎兵の馬体突撃は歩兵銃が前装ライフル化した時点でちょっともう無理になってたんじゃないかな、と(それ以前もタイミングや方陣崩しのための砲撃支援とか芸術的な感覚が要求されたみたいだし)
あとは偵察・連絡と移動速度の速い歩兵部隊としての役割が結構残ったのかな、と
してみると最後まで残ったのは竜騎兵?
(余談だけどヴィスワ川の奇跡って映画あったのね、観てみよ)

引用元: http://cgi.2chan.net/f/res/1208935.htm

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