Name 名無し 16/08/11(木)09:17:44  No.1184033

1470874664537
山の日だから山に登る軍人さんスレ

八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)
新田 次郎
新潮社
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無題
Name 名無し 16/08/11(木)09:20:31  No.1184035
山岳部隊は憧れるけど
夏は海で泳ぎたい

無題
Name 名無し 16/08/11(木)09:22:02  No.1184037 
1470874922433
高地は昔から重要目標だけど、攻めるが難く、維持するのも同じくらい難い

無題
Name 名無し 16/08/11(木)09:29:03  No.1184038
http://soldiersystems.net/tag/ucp-delta/
夏の暑さも、森林限界まで登れば怖くない。
(ただし直射日光と上り下りの地獄はないものとする)

無題
Name 名無し 16/08/11(木)14:53:43  No.1184094
>夏の暑さも、
こういうシチュエーションならUCPの迷彩効果高いね

山岳地帯の夏は暑さより寒さとの戦いになってきて
それはそれで怖い

無題
Name 名無し 16/08/11(木)09:30:18  No.1184039
富士山の頂上よりも高いところで
FGM-148 担いで右往左往なんて…

無題
Name 名無し 16/08/11(木)09:59:38  No.1184044 
1470877178991

無題
Name 名無し 16/08/11(木)11:00:13  No.1184050
普段から山が好きなんだろうな
そりゃ任務そっちのけで未踏峰にも登りたくなりますよ

無題
Name 名無し 16/08/11(木)14:45:52  No.1184093
今年も日光ジャンボ機御巣鷹山墜落の年か。亡くなられた方々に心からご冥福をお祈りします

無題
Name 名無し 16/08/11(木)14:55:55  No.1184095
アウステルリッツの戦いって普通真っ先に陣取る高地を敢えて相手に明け渡して、それを逆手に主導権を握るって手法だったんだっけ

無題
Name 名無し 16/08/11(木)15:04:21  No.1184097 
1470895461762
(画像)防衛省

無題
Name 名無し 16/08/11(木)15:15:22  No.1184101 
1470896122055

無題
Name 名無し 16/08/11(木)16:49:57  No.1184118 
まだ御巣鷹山の記憶がおっさんにとっては記憶に残るところなんだけど
あれ、やっぱヴェトナムの高地作戦あたりを参考にしたんだろうか?

無題
Name 名無し 16/08/11(木)18:42:32  No.1184129 
1470908552438
絶景なり絶景なり…

無題
Name 名無し 16/08/11(木)21:34:09  No.1184143 
1470918849924
1943年9月頃のニューギニア北東部で、連合軍の包囲に置かれてた日本陸軍第51師団に撤退命令が下されるんですが、唯一望みが有りそうな撤退経路は背後の最大標高4千500mというサラワケット山脈を踏破するルートのみ、既に数か月間の激戦で疲れ切った将兵に可能なものか、師団長中野英光中将さんは大いに悩まれたそうなんですが、その時脳裏に浮かんだのが半年ほど前に同山脈を越えて師団に合流してきた北本工作隊なる小部隊の事だったそうなんですな

北本正路という少尉さんを隊長とするこの部隊、日本兵は十名足らずで後は台湾出身の高砂族と地元民によって構成されてるという奇妙な部隊だったんですが、実は北本隊長はかつて箱根駅伝で母校を優勝に導き、オリンピック出場の経験もあるという名陸上選手でして、当時現地でも地元民より健脚ぶりを発揮して、為に大いにその信頼と尊敬を集めていたという人物だったんだそうな

無題
Name 名無し 16/08/11(木)21:36:40  No.1184144 
1470919000288
そして師団長の撤退可能なりや、という相談に対して
「困難なれど可能なり」と答えた北本さん、撤退が開始されると部隊の先頭にあってそれまで築いた地元とのコネクションを活かしてルートの選定・開拓・整備から敵斥候の排除まで、八面六臂の活躍っぷり、

「出発の時一人4升ずつの米を配給したが、これでは足らず木の根や虫、ミミズ、食べられる物は何でも食べた(略)一列縦隊の黙々たる行進は一日わずかに6キロぐらい(略)北本隊の活動はめざましく、一般将兵の三倍は働いていただろう(中野師団長)」
「どんどん先を行く北本隊からの連絡は殆ど毎日ありました。その上に木に目印を付けて進んでくれたので、本隊はそれを頼りに行進(略)現地人の村などを通る時、北本隊の事を聞くと、二日目に通ったなどと教えられ、いよいよ勇気づけられ(略)その健脚ぶりには本当に呆れもしました(鈴木元明参謀)」

無題
Name 名無し 16/08/11(木)21:38:45  No.1184145 
1470919125064
…との事だったんですが、それでもやはり疲労しきった将兵に余りに急峻な地形や山頂付近で気温マイナス20~30度にも達する過酷な高山環境はきつく、およそ2千200名ほどが山中で亡くなられておられるんですが、それでも残り6千400名ほどが一ヶ月ほどで目的地まで到達、その殿は北本隊に背負われた落伍兵であったそうで、その最後の救出作業終了を見届けた北本さんが、その足で野戦病院に収容された中野師団長に報告を終えると、中野師団長の心からの感謝の言葉に遂に感極まってその場に泣き崩れたという、ちょっとイイハナシが残されておるそうです

ただ運命の神様は余りに残酷と言いますか、折角師団が休養と再編成の緒に就いたほんの数か月後には、連合軍の至近への上陸によって再び徒歩の長距離撤退を余儀なくされることになっちゃったそうなんですな

無題
Name 名無し 16/08/11(木)21:40:51  No.1184146 
1470919251616
今度の撤退路もまたもや山岳地帯、先のサラワケットよりは低くても優に3000mを超す高峰が連なる困難な地形であったそうなんですが、再び先導の役を命じられた北本さんらはロープを繋ぎ足場を作り、できるだけ標高の低い山脈の中腹にルート設定を図り、時に霧が晴れたら足元に連合軍の陣地を発見して仰天する…といった幾つもの危難を乗り越え、遂に「カニの横這い」と自嘲された困難な撤退作戦を成功に導くんですが、やはりここでも約3千500名の将兵が行軍中に命を落としたほか、山中に多数の落伍者を残すことになったんだそうで
そしてここで先導の任を終えた北本さんらは、今度は食糧医薬を担ぐと再び山中に取って返し、これらの落伍兵の捜索・救助に当りまして、実に700名の戦友を山中から救い出しておられるんだそうで

ともあれ2回連続の山岳地帯撤退という前代未聞の困難な作戦の成功に当たって、大いに働いた北本さんみたいな山岳戦のヒーローは、今後ともなかなか稀有で有り続けるんじゃないでしょか…w

無題
Name 名無し 16/08/11(木)22:29:35  No.1184156
御巣鷹の尾根は、慰霊登山道をストリートビューで見られるようになってるね
道なりに歩いても、右に左にグルグルまわるルートで方角を見失いそうだった

そんな山の中、GPSも無しに現場まで歩いていった陸自の皆さんの苦労には頭が下がる
引用元: http://cgi.2chan.net/f/res/1184033.htm

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