Name 名無し 16/05/25(水)09:20:51 No.428403
零式艦上戦闘機(零戦)、熊本へ慰問飛行 5月27日から一般公開飛行
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0523/blnews_160523_2047023212.html
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20160524-45215538-otakuma
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無題 Name 名無し 16/05/25(水)09:53:28 No.428408
ゼロ戦ってスペック高い訳じゃないし
やたら持ち上げられてる感すごいね
軍裏には、そんなにわかファンいないと思うけど
無題 Name 名無し 16/05/25(水)14:27:10 No.428426
>やたら持ち上げられてる感すごいね
アメリカのヒストリーチャンネルだかのランキング番組で歴史上最も世界に衝撃を与えた戦闘機で堂々のトップでしたね
日本人としてもやや意外な感じではありました
無題 Name 名無し 16/05/25(水)11:40:10 No.428416
必要な時期に必要な性能で必要な数を揃えられたことの凄さとありがたさが分からん、戦争を機体評議会か何かと勘違いしているスペック厨なんだろ
無題 Name 名無し 16/05/25(水)19:24:00 No.428466
>必要な時期に必要な性能で必要な数を揃えられたことの凄さとありがたさ
米軍のF6Fがそんな感じだ
無題 Name 名無し 16/05/25(水)18:08:46 No.428449
零戦の軽量化の為に防弾装備が無いのは改悪でしかない。
たとえば新兵が敵の弾を受けて、機体が損傷しても無傷または軽症で帰還できたなら次回の出撃からはもう新兵ではなくなる事でしょう
そして・・・
熟練の搭乗員の損失が少なくなれば、その後に開発されるであろう、更なる高性能機での戦果が期待できるでしょう。
実際、アメリカ軍は開戦時は熟練搭乗員は少なかったが戦争が進むにつれ搭乗員の技術が上がって行きました
反対に日本軍はミッドウェーでの敗戦、ソロモン方面の消耗戦で熟練搭乗員を消耗し、錬度不足の割合が多くなりのちに、マリアナの七面鳥撃ちとアメリカ軍に馬鹿にされたマリアナ沖航空戦を初めとする、各方面での惨敗が続くのでした。
是ほどまでに、防弾性を無視した設計をしたのは海軍の要求性能が如何に実現困難なもので有ったかを物語っています。
無題 Name 名無し 16/05/25(水)18:09:24 No.428450
零戦があれなのは防弾もだけど強度足りなすぎて急降下敵にされると追いかけらんないっていうのが…
無題 Name 名無し 16/05/25(水)18:36:06 No.428452
五二型以降は対策して急降下に強くしたけどね
無題 Name 名無し 16/05/25(水)20:28:21 No.428475
防弾云々言っている奴は零戦じゃなく、短期決戦・航続距離、運動性能至上を求めた軍令部に言ってくれ
責める相手が違うぞ
無題 Name 名無し 16/05/25(水)20:53:41 No.428478
>軽量化の為に防弾装備が無いのは改悪でしかない。
これは零戦でなくて、ビルマで戦ってた一式戦「隼」の例になるんですけれども、
「防弾鋼板は2型辺りから皆付いとった。ところが、あれつけると重いから取れ、取れってね。操縦性を良くするのにみんな外したんです(略)あれを付けとりゃ、助かった人もいただろうし」
「隼も5000m以下なら敵機と互角にやれるけど、5000m以上になるとぐっと性能が低下するし、敵はレーダーで発見して(誘導されるせいか)上方で待ち構えている。隼は低位戦ばかりだから、上から一撃離脱でバーって攻撃してくるのを回避するのに精一杯で(略)単機戦闘になっちゃう。早く発見すれば、こっちはすらっと旋回できるからね、敵機がつんのめった所を離脱して、すぐに切り返せば、ある一瞬、一回だけ撃てるんだ。でもね、たいがいその前にやられちゃう」
…という操縦者さんの証言があったりするそうで
無題 Name 名無し 16/05/25(水)20:54:29 No.428479
ビルマで戦った飛行第64戦隊戦隊長だった宮邊英夫少佐さんが作成した資料によると、同戦隊で調査した戦死者37名の内、13名は頭部及び顔面への被弾だったそうでして、「隼」では未装備だった頭部背面防弾板、もしくは風防への防弾ガラスの装備等が有ればこれらの被害は防げてたかもしれないわけなんですが、一方では先の証言のように連合軍の戦闘機との交戦ではまず機動性の確保自体が生存の為に不可欠だった状況下で、その命綱の機動性を損なうような重量増はそれ自体が危険なわけでして、例えこれらが装備されたとしても、操縦者さんが自発的に外しちゃう可能性も(実際の背部防弾板の例のように)大きかったと思われるんですよね
結局のところある程度のエンジン余剰馬力が有る機体でない限り、防弾装備の追加が必ずしも生存性の向上とは繋がらない状況もあったわけなんですな
無題 Name 名無し 16/05/25(水)20:57:05 No.428480
序に言いますと、主力艦上戦闘機としての採用を見込まれてた零戦では母艦運用の為に
・風速12メートルで70メートル以内で離陸滑走出来る事
・時速58ノット(約時速107キロ)の着速
…が計画時に海軍から要求されてたりするそうで、風速12メートルは当時海軍が保有していた中で一番遅い空母である「鳳翔」の最大速度(25ノット=時速約46キロ)に合わせた数字だそうなんですが、当時一般に戦闘機の離陸速度は時速150キロ程度と見込まれてましたから、要はその分を差し引いてもたった70メートル走る間に時速100キロ以上まで加速できる機体を作れ、って言ってるようなものだそうなんですな
コレを空中で当時世界最速に近い最高速度、空戦性能、航続距離要求と同時に実現しろって話なんですけれど、当時設計陣に用意されたエンジンといえば1000馬力そこそこしかないわけで
どんな設計陣でも解決の為には、結局どうしても軽量化優先は方策として避けられなかったんじゃないでしょかね…
無題 Name 名無し 16/05/26(木)11:55:17 No.428529
>どんな設計陣でも解決の為には、結局どうしても軽量化優先は方策として避けられなかったんじゃないでしょかね…
軍が非現実的な要求を出した時に、それがいかに非現実的であるかを説明して、現実的な代案を提示するのも技術者の役目だと思うのだが、堀越さんはほとんどそういうことをせずに、結局は軍に言われるままに開発を進めてしまったね。
頭脳は優秀だったけれど、性格が気弱だったのではないだろうか。
無題 Name 名無し 16/05/26(木)12:14:05 No.428530
>軍が非現実的な要求を出した時に、それがいかに非現実的であるかを説明して、現実的な代案を提示するのも技術者の役目だと
技術者は技術に関すること、例えばこのエンジン馬力でこの航続距離とこの武装とこの防弾とこの運動性能を両立させるのは無理ですって言うのは尤もだが、じゃ何を妥協するかというのを決めるのは仕様を決定する運用者(軍)の責任だぞ。
上でパイロットの生存云々ぬかしている奴がいるが、もともと零戦は海軍の短期決戦において、最初の数ヵ月の間、パイロットが消耗しきる前にアメリカに大打撃を与えて講和させることを目的として性能に優先順位がつけられ、見事それに沿った設計がなされた機体だぞ。
そしてその仕様は日本や米国の力量その他を勘案して海軍の戦略のプロや現場の運用者の手で多数の議論の上に構築されたものだ。
設計の天才とはいえ、軍事戦略に関しては門外漢の堀越さんがどうこうできる問題じゃない。これは戦争の見通しや、或いはその遂行を見誤った、戦争指導部レベルの問題だよ
無題 Name 名無し 16/05/27(金)20:54:02 No.428723
まあ当時戦闘機を、それも艦載機を自力で設計・生産出来た国を眺めてみれば、日本は凄い方に入るよね。
実際、英米と空母戦できる唯一の国だったし。
実際の戦歴でも、零戦は名機に数えられるのは世界的な事実でもあるし。
当時の日本の技術と工業力を考えると、破格の成功作でもあるしねえ。
零戦や陸軍の隼がもっと色々妥協した性能に落ち着いていたら(特に航続距離)、あれほどの緒戦の勝利も難しかったろうし。
無題 Name 名無し 16/05/30(月)09:41:40 No.429169
2016年5月31日(火)、鹿児島空港より熊本空港まで、零戦(ゼロ戦)が飛行します。
http://kagopic.com/zero-fighter-20160531/
被災地の空、ゼロ戦飛行を計画
http://this.kiji.is/109471712255016969?c=92619697908483575
阿蘇熊本空港 零戦 飛来 Name 名無し 16/05/31(火)20:23:19 No.429368
着陸してハンガーに向かうゼロ戦
https://www.youtube.com/watch?v=KNLAyQRRxSo
引用元: http://may.2chan.net/39/res/428403.htm
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コメント
大戦前半の戦闘機はみな千馬力級
その中にあって軍を抜く性能、千馬力級なら文句無しに最強
しかし戦争は階級制では無いのであった。。。
日本も技術立国を標榜するんだから、やっぱり一機くらいは自分の国で飛ぶ零戦がないとね。
零戦が時代に追いつけなかったのはあくまで米帝と言うリアルチート国家が相手だからであって、同時代のほかの空母運用国である英仏とかと比べると差は歴然だぜ。
開発が遅れていたといってもフランスは言うに及ばず、(事情が違うとはいえ)英国も結局大戦のほとんどの期間ソードフィッシュとスピットファイアの艦載型でお茶を濁すことになったんだからそこら辺も考慮すべきだと思う。
そして米帝相手でも緒戦の快勝で「戦う時は日米一対一での短期決戦!」という旧軍が本来想定していた戦場においては大正解であったことを証明した。
国家戦略のレベルで大失敗をやらかしたから終盤ズルズルと評価を落としたのであって、この責を設計者や現場の兵隊さん、イマイチな中で頑張った航空機メーカーに問うべきではないと思うな。
まぁ国家戦略のレベルの云々は・・・ 話すと長くなりすぎるから・・・ ちょっとね・・・orz
運用を開始した当時としては紛れもなく高性能な戦闘機だったよ
零戦が不幸だったのは後続機がいつまで経っても出て来なかったが為に終戦まで主力機であり続けてしまった事
せめて68型がもう少し早く登場してれば戦争末期は全く歯が立たなかったというイメージを少しは払拭出来たかもしれないね
いや…
確かに旧海軍の大原則の戦略では1ヶ国のみ相手に戦う基本方針だったが(複数相手にしたら勝てない)、そんなもんは忘れさられ(そんなのあったの忘れてたテヘペロとの談話)、英米蘭中など多数の国を敵に回しているが
おかげで他の経済圏から孤立してひどい事に
そもそも短期決戦なんて成立してないが…
無戦略に戦線拡大し、アメリカ海軍が劣勢の時点でミッドウェーで負け、ソロモンの消耗戦に引きずり込まれ、戦争終結の目処も立たず…
ミッドウェー海戦は開戦から僅か半年ほどの短期間で起こり、アメリカの戦力が回復してない内なんだけど
まあ一応終結の目処は立てていたが、ドイツが勝てば、アメリカに厭戦気分が広まれば、とかタラレバ論法の希望的観測という有様でとてもとても
主翼外板厚を0.7mmにすると皺が寄らなくなったし、機体の剛性もマシになっているからな…
一応、740km/hまでは急降下が保証できるし。まあその速度で制御出来るかは別にして。
機銃の弾がベルト給弾化に伴って125発に増えたのは地味に利点だし
五二型乙は好み別れるけどね…
一式戦闘機Ⅲ型甲が高高度で待ってるってよ。
※5
無理とは言わないけどキツいんじゃね?
エースとかの経験豊富なパイロットとかが乗らない中期~ぐらいだと343空みたいな感じになりそうだわ。まあマシっちゃマシか?
零戦が低性能とは思わないけどこれまで零戦が過大評価され過ぎてたんじゃね?
あんなに圧倒的とか言われてた初期のキルレシオも中華民国以外だと大したこと無いしね。アメリカのキルレシオには地上破壊した戦闘機とかも含まれるからまた違うものかも知れんけどね。
後期においても隼が強敵だったのは有力なパイロットが残ってるってのもあるしね。
戦争末期の本土防空戦で最も数を揃えて組織的に抵抗していたのが零戦。
新米だけで一方的にやられたケースもあるだろうが、少なくとも中堅クラスがいれば双方の数に応じた戦果、損害に落ち着くことが多く、数が互角なら概ね互角に近い戦いをしている。
まあ、大抵は数で負けてるから損害多くなるんだけどね。
後期型エンジンを持ちだされても
零戦とbf109にスピットファイアは登場した時期は同じくらいで馬力も千馬力級だが、後期型のbf109とスピットファイアはエンジンパワーアップしてるしな
栄エンジンも然りだが、千馬力の域を脱せず
それと零戦に対してまともに戦いを挑むのを避けたから損耗を抑えて戦線を維持できたんであって、まともに戦っていた訳ではない事をお忘れなく
二対一でないと交戦禁止とかサッチウィーブ、零戦を避けて攻撃機を狙うとかね
ダーウィン空襲でもスピットファイアは零戦に対抗できないのを初戦で悟り、以後爆撃機のみを狙う作戦に切り替え
当時の連合軍側の書いた本とか読んだ方がええよ
零戦についてあまり詳しくないのですが、68型というのがあったのでしょうか?
初めて聞きました。
栄32型だし1000馬力級だしなんの間違えも無い
> 68型
64型(1500馬力、戦爆仕様)のことかな? 実機は54型までしかないけど。54型の量産は64型にする予定だった。
「零戦が20mmを装備しているから、敵も20mmも装備してきたら防ぎきれない」
ので諦めた理由の1つとして40年近く前の戦記等には記載してた。
最近の戦記や研究資料には記載は無くなったのかな?
ドイツ軍が開発した吸着地雷対策に、自軍戦車にツィンメリット・コーティングをしていた、
のと同じような懸念ですわな。
また本文にもあるように、隼の戦記を読むと
「速度を稼ぐ為に防弾板を外してくれ」という記載もある。
そら当然速度も防弾も欲しかったでしょうが
二者択一なら速度を好んだパイロットが多かったようです。
エースの8割の技能のパイロットを、それまでの5倍育てるノウハウもリソースも無かったっぽい?
零戦も隼も良い機体だと思うぞ…ターボプロップに換装した非武装レプリカが安く買えたら、今からでも欲しくない?
20mmって対戦闘機用だったの?てっきり艦攻や重爆対策だからションベン弾でもいいやって装備してるんだと思ってた
まず対戦闘機用ならなんでFFを選んだんだ?スペックシートみたら低初速なのは知ってたよな
me262「零戦なんかよりレアな奴と聞いて!」
蒼の英雄で操作した時に20mm強えーwwって思ってたけどスピットファイヤやbf109の20mmを知ったらそっちに浮気してしまったな
発射レートも低進性も高くて・・・
技術革新で比較的安くなったレプリカか・・
なら零戦も良いがやはりここは瑞雲だな
※16
あーすいません64型の書き間違えです
我ながらなんと初歩的なミスを…
※19
別に※17は20mmが対戦闘機用とは一言も言ってないと思うが…
FFを選んだのは他の20mmに比べて格段に軽いってのが一因じゃないの
同じく20mm機銃であるMG151/20は1艇あたりの重量が約42kg、イスパノMKⅡは約50kg、口径が12.7mmであるM2でさえ約28kgあるのに1号銃の元となったFFは約25kgしかないのよ
それに一号銃での低初速、弾数の少なさは二号銃四型で大方改善出来てるしね
ダーヴィンのスピットファイアは型落ちのMk.Ⅴ
しかも北アフリカ戦線から引っ張ってきた物なんでデッドウェイトの防塵フィルター付きっ放し
何よりパイロットが錬度不足だった
逆だアホ
パイロットは北アフリカ戦線でドイツ軍に奮闘したP-40搭乗員たち
スピットファイアmk5に機種転換したの。
指揮官機のコールドウェル中佐なんかは超ベテランだよ
負けたのは機体のせいだっつの
もともとの性能が一段一速過給器だから、二号零戦が侵攻できた高度8000mでは限界に近い戦闘だったからなのと、防塵フィルターや太平洋の環境で更に性能落ちてたから負けた。
結果的に負けた相手の搭乗員を貶めるのは良い姿勢とは言えんな
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