無題 Name 名無し 16/02/15(月)06:04:47 No.1155133
我が帝国陸軍の爆撃機や襲撃機などについて語ってみませんか?
帝国陸軍で初の防弾装備を施された飛行機として名高いこのキ51ですがなんと戦闘機まで落とす戦果まであるとは
もちろん搭乗員の腕もあるんでしょうが飛行機の性能もよかったんでしょうね
1/72 三菱 キ51九九式襲撃機/軍偵察機コンボ
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Name 名無し 16/02/15(月)06:40:39 No.1155135
戦時中の独製急降下爆撃機 八日市飛行場に配備か 写真確認
http://www.sankei.com/west/news/130815/wst1308150012-n1.html
無題 Name 名無し 16/02/15(月)08:08:25 No.1155141
武装は貧弱だけどある程度の防弾、整備性も良く頑丈で扱いやすさがある
無題 Name 名無し 16/02/15(月)08:53:07 No.1155145
飛龍は信頼性のある18気筒エンジン機なのに何故か地味
無題 Name 名無し 16/02/16(火)21:29:16 No.1155356
>飛龍は信頼性のある18気筒エンジン機なのに何故か地味
性能はかなり凄いんだろうけど、出た時期が悪すぎた
しかも殆どが雷撃機として出撃し、壊滅してしまった
無題 Name 名無し 16/02/15(月)14:33:22 No.1155178
攻撃機でもいいですか?
目立たない方の97式艦上攻撃機;
無題 Name 名無し 16/02/15(月)15:34:40 No.1155182
>目立たない方の97式艦上攻撃機
我が「帝国陸軍」の爆撃機や襲撃機
無題 Name 名無し 16/02/15(月)15:07:49 No.1155181
キ51の後継機(の予定だった)キ71
試作3機で終わりました
無題 Name 名無し 16/02/15(月)18:45:18 No.1155205
我が父の愛機
無題 Name 名無し 16/02/15(月)20:03:39 No.1155217
学研の本で、スペック上の爆弾の最大搭載量は少ないけど、遠距離における爆弾搭載量や巡航速度は、欧米の双発爆撃機より優れていると知って微妙な気分になった
そして呑龍タソの小ささに目を疑った
一瞬、99双軽かと・・・
無題 Name 名無し 16/02/16(火)19:23:53 No.1155331
戦争後半では爆撃機や襲撃機も戦闘機が兼ねるようにんって
どんどん活躍の場がなくなっていくのは悲しい
けどこれは勝ってる側ではないと活躍は難しいよね
無題 Name 名無し 16/02/16(火)21:46:34 No.1155364
最後まで第一線で戦ったA-20。
悲惨な末路を辿った99双軽。
無題 Name 名無し 16/02/16(火)23:53:25 No.1155393
HAVOCは最強、機体強度、運動性、速度、武装、全てに於いて優れる。
異論は認めない。
無題 Name 名無し 16/02/17(水)02:52:39 No.1155398
インベーダーがあればハボックはもういらないんじゃないかな・・
無題 Name 名無し 16/02/17(水)04:26:52 No.1155401
世界の駄っ●機でいつか取り上げられそうな子ですけれど
日本だってコレがモノになっていればですね!
…無理かなあ
無題 Name 名無し 16/02/17(水)09:04:26 No.1155406
ヘボい滑走路での運用前提じゃなきゃスペックは欲張れるはずなんだがこの足枷はあまりに重い
空戦はぼんやりだけど対地掃射力が恐れられたボーファイター的なお手頃重武装機が欲しかった…
B-25やハボック欲しいとまでは言わんから…
他国は双発万能機に見切りつけてうまい運用法みつけていく中屠龍や月光はなんか最後までこだわり方がズレてるし
無題 Name 名無し 16/02/17(水)22:04:05 No.1155523
>空戦はぼんやりだけど対地掃射力が恐れられたボーファイター的なお手頃重武装機が欲しかった
日本にそんなのがあっても対空砲火と敵戦闘機にぼこられて活躍できない。
そのボーファイターも日本の貧弱な対空砲火ですらぼろぼろ落とされていたんだから
画像は九九式襲撃機の後継機だったキ93
57mm機関砲×1 20mm機関砲×2 12.7mm機関銃×1
無題 Name 名無し 16/02/17(水)22:52:27 No.1155530
物的人的リソースの面からすれば
日本みたいな台所事情の厳しい国なら特にそれこそ2式双襲みたいな既存機種/部隊の転換・流用が出来れば一番望ましかったんでしょうけど…
キ102とかも間に合いませんでしたな
無題 Name 名無し 16/02/17(水)23:26:26 No.1155531
いまいちパッとしなかった我が重爆隊だけど、他国の双発爆撃機も結局パッとした活躍が無かった
アメリカが満を期して世に送り出したB-26マローダーなんか
事故や撃墜率の高さから「やっぱりマローダーは呪われている」と言われてしまった・・
双発爆撃機は戦略目標相手には力不足
戦術目標相手だと鈍重さが祟って撃墜されやすい
戦争のやり方や対空兵器・戦闘機の性能向上に追いつけず
消えていったというのが、双発爆撃機の末路じゃなかろかと
無題 Name 名無し 16/02/18(木)00:39:39 No.1155538
http://www2.nhk.or.jp/archives/shogenarchives/jpnews/movie.cgi?das_id=D0001300497_00000
延々と大攻作ってて、全部開発頓挫。
中攻が大攻の役目を負わされ、双発機に過度な行動半径を
う~~~ん。
無題 Name 名無し 16/02/18(木)00:50:03 No.1155539
A-26は別格だドン
朝鮮戦争では手を変え品を変え夜間対地攻撃
こいつが闇夜に暴れまわるので、共産軍の兵站段列はまず先頭のトラックだけ探照灯を点けて運行→それでもやられるので全車消灯→ちょっと点灯→再び消灯でハラハラしながら運行していましたとさ。
無題 Name 名無し 16/02/18(木)11:48:30 No.1155562
戦艦だのダムだの攻撃する華々しい作戦や大規模な戦略爆撃以外の地味~な任務も重要よ
定期便のような爆撃でもじわじわと戦力のいろんなところが削られていくわけだし
哨戒機が定期的に飛んでる海域ってだけでも行動抑止力になる
無題 Name 名無し 16/02/18(木)15:44:51 No.1155577
なぜハボックの話を…と思ったら
一応ハボックは帝国陸軍に鹵獲されていたんですよね
自分が浅はかでした
無題 Name 名無し 16/02/18(木)19:09:55 No.1155588
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD91_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
計画進行中でしたが・・・
無題 Name 名無し 16/02/18(木)22:01:58 No.1155621
九八式直接協力じゃなかった協同偵察機は駄目だろうか
一見普通の攻撃機なのに地上部隊の通信筒回収なんて離れ業もこなすライサンダー顔負けの縁の下の力持ちです
無題 Name 名無し 16/02/19(金)00:26:36 No.1155631
海軍航空隊と違って無線機にはそんな問題なかったんだっけ?
無題 Name 名無し 16/02/19(金)01:36:00 No.1155636
陸軍も海軍と同じで南方に行ったら無線は使い物にならなかった。
海軍よりはマシ程度。
戦記を読むと現場の苦労話ばかり出てくる。
無題 Name 名無し 16/02/19(金)08:02:27 No.1155653
100式や2式重戦はもうこのエンジン嫌!火星つけて!なんてならなかったんだろうか?
あれか1式や97使えばいいやんみたいな扱いだからか
無題 Name 名無し 16/02/22(月)04:04:44 No.1156104
日本陸軍の航空爆弾ってあんまり有名じゃないのは
やっぱり戦争後半になると性能不足から海軍の航空爆弾使うようになったからでしょうかね…
無題 Name 名無し 16/02/22(月)17:31:23 No.1156151
>双発爆撃機の末路
1939年の3月、当時中国大陸で作戦中だった日本陸軍航空兵団司令部で、奥地侵攻の作戦会議が開かれたんですけれど、この席上参加した重爆3個戦隊の戦隊長が揃って主張したのが、重爆の防御力強化だったんだそうで
例えば飛行第60戦隊長の田中友道大佐は、重爆の防御火器を20ミリに強化するとともに、一個中隊6機・戦隊18機の編成を中隊12機・戦隊36機に増大して防御火力の増大を図る事、燃料タンク・エンジンの防弾を実施すべき事、対空攻撃を避けるために常用高度を上げる事等を強く主張してまして、この辺後の欧州での米爆撃機隊のコンバットボックスに通じる所もあって面白いんですけれどもw
実際、後に田中戦隊長は自ら率先して編隊機数の増加案を実施して重爆隊の被害軽減に成功してたりするんだそうで
無題 Name 名無し 16/02/22(月)17:31:40 No.1156152
やがて対英米開戦後の1943年3月、田中少将(昇進)が第7飛行団長としてビルマ方面で航空隊の指揮を執っている際にも
やはり重爆隊の運用について上級司令部の第5飛行師団に意見具申してまして
「重爆撃機の制式を根本的に改変し、速急に第一線に交付せられたき件」
と題する第5飛行師団から第3航空軍への上申に繋がってるんですが、その内容はある意味ショッキングなものでして、要は97重爆のような現用重爆は敵の攻撃に対してあまりに脆弱過ぎる、従って装甲、防火、強武装と長大な航続力を併せ持つ超重爆を開発すべき、という趣旨でして、さしあたっては敵B-24のコピーで良いから、至急作って第一線に送ってくれ、と言う要望だったんだんだとか
無題 Name 名無し 16/02/22(月)17:32:26 No.1156153
更に同年6月には田中少将は第3航空軍司令部で遂に「重爆不要論」をブチ上げまして、8月には南方軍参謀副長に爆撃隊の戦闘機隊への改編を要望、遂に9月には南方軍が東京に「重爆飛行隊の戦闘飛行隊に改変を即時断行せられたき意見具申」が行われたというんですから穏やかじゃないんですが
これに対する東京の参謀本部の返答は
「現地軍で重爆隊を戦闘隊に改変するのは無理であるから、中央での戦闘機隊重点施策の実行を待つように」
…との事だったとか
実際同年12月には重爆操縦将校の戦闘機隊への引き抜きが実施されまして
重爆の権威とみなされてた田中少将がそもそもの源であるとの事実も知られて重爆戦隊では些か士気の停滞が見られた、というカナシイ話が残ってたりするんだそうで
無題 Name 名無し 16/02/22(月)17:35:04 No.1156154
ただまあ、田中少将さん憧れのB-24とその乗員サンたちが、大戦中日本の重爆隊に比べて大幅に楽な戦いをしてたかと言えば決してそうでもないわけで
欧州でも対日戦でも、時に馬鹿にならない損害を受けた事例には事欠かないんですが
こういうB-24でもヒドイ目に合うような戦場にそれ以下の(97式重爆のような)機材で投入されたらそりゃあ更にエライ事になったんでしょうけれど
タフな機体に乗れたら乗れたで
「じゃあこの機体とキミタチならならこれくらいの任務は楽勝だよね!(ニッコリ」
…てな事になるわけですから
このへん、どの道大戦中の爆撃機乗りさんは楽出来ないようになってるんでしょかねえ
無題 Name 名無し 16/02/22(月)19:13:03 No.1156160
>このへん、どの道大戦中の爆撃機乗りさんは楽出来ないようになってるんでしょかねえ
ただキルレシオで関して言えば連合国の重爆が圧倒的な効率の良さなんだろうね
相手の9割が非戦闘員としても
無題 Name 名無し 16/02/23(火)01:46:46 No.1156209
>田中友道大佐
ビルマ航空戦を読んでいて田中少将が出てくるけど評価が散々。
64戦隊の黒江大尉が第7飛行師団本部で出動報告を行うと「行って、片っ端から燃やしてこーい!」と戦果を挙げねば殴り殺すといわんばかりの剣幕で大尉を閉口させた。
訓練中の12戦隊の重爆に乗り込み、気に入らぬことがあると機上で戦隊長を殴りつける。平素から大言壮語など、豪傑振りで有名であった・・・
無題 Name 名無し 16/02/23(火)01:52:25 No.1156210
50戦隊の清信夫中尉によると、命令下達の際でも空襲になるとひとり鉄帽をかぶり、招致された指揮官たちを無視して、防空壕へ一目散。
終戦時は水戸教導航空通信師団長で終戦の玉音放送とともに、行方をくらまし、反乱を起こした同師団を放置。
事件終息後に復帰して関係者を自決を勧告するなど厳罰に処断した。
陸軍重爆の権威と呼ばれていたそうですが、対米英戦の過酷さを目の当たりにして心身を病んでしまったんですかね
無題 Name 名無し 16/02/23(火)02:28:52 No.1156211
>対米英戦の過酷さを目の当たりにして心身を病んでしまったんですかね
黒江さんの手記の序文を当時従軍記者で顔見知りだった高木俊朗氏が書いてるんですけれど、短い序文の中でわざわざ
「この手記だと田中少将の(乱行の)描写が甘い」
…なんて書かれてましたなw
因みに重爆隊将校の戦闘機隊への引き抜き実施の前、飛行第12戦隊(重爆)の戦隊長さんが田中飛行団長に呼び出されまして
「実は今大本営では、作戦方針を変更するため、一部の爆撃隊を戦闘隊に改変する案を検討中である。12戦隊は士気の点でも、人的構成の点でも、戦闘機隊に改編するのに適していると思うが、貴官の意見はどうか」
…と聞かれたそうで、戦隊長さんとしては予想外の質問に面食らったものの、
「最高統帥の方針が、1戦隊長の意見によって左右されると考えることは無理でしょう」
無題 Name 名無し 16/02/23(火)02:31:20 No.1156212
「しかしながら12戦隊は(略)満州事変の最中に誕生して以来、自分から申すことははばかられますが、名実ともに最精鋭の重爆隊としての誇りを堅持しております。戦闘隊に改編するといえば、一部の若い操縦者の中には、或は喜ぶ者もおりましょうが戦隊としては一大ショックであります。よって改編と決定される場合には、将来戦況が好転し、日本に遠爆隊が誕生して、米本土に進攻する様になった暁には、必ず12戦隊にその先陣をさせることを約束していただきたいと思います」
…と返答されたんだとか
結局先に述べた通り、戦隊自体の戦闘機隊改編はなされなかったんですけれども
後に第1中隊長を含む部隊の中核たる10名ほどの操縦者将校さんが戦闘機要員に転出させられたそうで
何というかまあ、ある意味戦争後半の日本爆撃機隊の運命を象徴するエピソードでもある気がしますな
無題 Name 名無し 16/02/24(水)15:23:55 No.1156428
>何というかまあ、ある意味戦争後半の日本爆撃機隊の運命を象徴するエピソードでもある気がしますな
大戦後半の我が重爆隊は出撃=死みたいな状況でしたからね
四式戦による地上攻撃が一定の効果を挙げつつあったので
人や資源に乏しい日本は、割に合わない分野を切り捨てて
成長の見込みのある分野に重点を置いたというのは、合理的且つ効果的だったと思います
私としては正解だったと思います
無題 Name 名無し 16/02/24(水)20:35:26 No.1156493
>大戦後半の我が重爆隊は出撃=死みたいな状況でしたからね
自分の知ってる限りの話ですけれど
大戦中屈指の運の悪かった重爆戦隊はやっぱり飛行第62戦隊じゃないでしょか
まず対英米開戦の初日、マレー作戦支援に出撃した戦隊第1中隊6機の内、5機が悪天候と適切な地図の不備の為に出撃直後飛行場近くの山に激突して第1中隊長含む空中勤務者全員と同乗していた戦隊長さんが戦死、
続くビルマのラングーン空爆でフライング・タイガースのP-40及びエゲレス空軍のバッファローとの空戦で第1中隊長代理含む5機を喪失、
その後各地を転戦の後、内地で新型100式重爆に機種改編して再びビルマ戦線に投入されるも米陸軍のP-51&A-36との交戦で戦隊長以下70数名と十数機の機材を一挙に失い、その後はインパール作戦支援に当たって更に数機の損耗を出しております
無題 Name 名無し 16/02/24(水)20:35:40 No.1156494
その損耗の穴埋めもまだ十分でない内、今度は風雲急を告げるフィリピン戦線に投入され圧倒的な米軍相手の苦戦で戦力の殆どを失い内地へ帰還、ここで最新鋭の4式重爆「飛龍」が配備されるも、与えられた任務は800キロ爆弾を抱えての特攻作戦でして、コレに反対した戦隊長さんは直ちに更迭され新戦隊長さんは自ら特攻仕様の「飛龍」で米機動部隊攻撃に出撃、未帰還、更にその後任の戦隊長さんは沖縄戦参加の為の移動中に事故死されており戦隊自体も沖縄戦で数回の特攻作戦に参加した後、本土の西筑波で待機中、8月12日の米軍機の空襲で機材の殆どを失って終戦を迎えたそうです
実に開戦から終戦までに4人もの戦隊長さんを失い、最初から最後まで碌な目に遭ってないんですけれど
一方で文字通りの東奔西走縦横無尽、与えられた義務を果たすために全力で働いた戦歴は当時の陸軍航空隊の姿そのものだと思うんですけれどね
無題 Name 名無し 16/02/24(水)20:39:25 No.1156496
因みに1944年10月24日、米軍が上陸したレイテ湾に連合艦隊が進撃している最中、海軍に呼応して在比の日本陸軍航空隊も全力を挙げてレイテ湾内の米軍輸送船団攻撃を行っているんですけれど
この時米側で上陸部隊の直接掩護に当たっていたのが、スプレイグ少将指揮下の16隻の護衛空母で搭載されてた「ワイルドキャット」戦闘機の総数は253機に及び朝の0545時から常時12機が哨戒飛行を行い、別に18機が緊急発艦できる体制を調えていたそうで
船団攻撃を目指した飛行第3戦隊の99式双軽22機と飛行第12&62戦隊(共に先に例で挙げました戦隊ですな)の97重爆4機は全てこの邀撃網に捕捉され全滅しちゃったんだそうで
(双軽1機は不時着帰還、他に99襲撃機8機も参加、3機未帰還)
無題 Name 名無し 16/02/24(水)20:41:05 No.1156497
この日の連合軍側記録によれば、レイテ湾内における米輸送船弾の被害は歩兵上陸艇LCI1065号が「SALLY(97重爆)」一機の体当たりを受け炎上・沈没、リバティ型貨物船一隻が損傷(死傷者約200名)横付けしていた航洋曳船「ソノマ」には被弾損傷した「BETTY(一式陸攻)」一機が突入し損傷(後沈没)
出撃した陸軍航空部隊にはまだ特攻戦法は指示されておらず、あくまで突入機の空中勤務者さんらの自主的な判断によるものと思われるんですが
この日レイテ湾内の輸送船団相手に出撃した「1式陸攻」はないようですので
恐らく「ソノマ」を沈めたのも重爆、若しくは双軽の生き残りだったんではないでしょうか
またその他駆逐艦1隻とLST1隻、オースラリア重巡「シロップシャー」が爆撃により損傷しておるそうで
コレが自らの全滅と引き換えにこの日陸軍爆撃機隊が挙げた戦果だったわけですな
以て瞑すべし、と言う所でしょうかね
無題 Name 名無し 16/02/24(水)20:47:15 No.1156499
出典を教えていただけますかな?
検証できるかどうかはわかりませんがね
無題 Name 名無し 16/02/24(水)21:08:11 No.1156506
>出典を教えていただけますかな
今回の出典は
・陸軍重爆隊(朝日ソノラマ)
・ああ山本重爆隊(同上)
・陸軍航空隊全史(同上)
・陸軍航空戦史(経済往来社)
・太平洋戦争航空史話(中公文庫)
・埋れた蒼穹(文春ネスコ)
・ビルマ航空戦(大日本絵画)
…等から主に引用させて頂いております
引用上割愛したエピソード等含め、原著の情報量に勝るものは有りませんのでw
もし興味を持たれたなら是非当たって見て下さいな
無題 Name 名無し 16/02/24(水)20:58:49 No.1156504
私の叔父(飛行31戦隊)が搭乗したのが97式軽爆と99式襲撃機。
スレで話題になっているビルマでは活躍したのですが、やはり戦争後半に戦闘機戦隊に転科してフィリピンに転進後、壊滅してしまいました。
引用元: http://cgi.2chan.net/f/res/1155133.htm
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コメント
特に襲撃機と直協の違いが・・・
一方で直協機は地上軍の直接指揮下で作戦行動を行う。今の自衛隊でいえば陸自師団隷下のヘリコプター部隊のようなもの……と考えればいい。
地上の歩兵師団が航空軍司令部を通さずに直接使える航空戦力ということで、航空偵察から連絡、近接航空支援に結構重宝されてたりする。
詳しい説明ありがとうございます
爆撃機隊の戦隊長時代は非常に柔軟な思考と発想で、重爆隊の被害をいかに減らすかを考案し実行してました。
が、その後は急速におかしくなってしまう。
明らかに精神的な異常が見られる状態でした。
100式重爆についていい資料とかないのかな?
呑ちゃんは防弾板満載かつ、防御火器が充実してたはず。
でも、護衛機がいないとB29でも一方的に狩られるよね…。
私の個人的経験ですが、数多の制式機・試作機をバラバラに議論するより、開発年次に応じてカテゴライズしたほうが意外に理解しやすいと思いました。
「陸軍航空本部兵器研究方針」では、陸軍爆撃機のカテゴライズは次のようにされています。
昭和12年方針・・・軽爆撃機、重爆撃機、超重爆撃機
昭和13年方針・・・軽爆撃機、重爆撃機、遠距離爆撃機(←NEW)、襲撃機(←NEW)。及び研究機種に攻撃機(急降下爆撃機)
昭和15年方針・・・軽爆撃機、重爆撃機、遠距離爆撃機、襲撃機、攻撃機(←NEW)
昭和18年方針・・・近距離爆撃機(←NEW)、遠距離爆撃機、襲撃機、急降下爆撃機(旧攻撃機)
最終的に在来型の双発爆撃機は重軽を問わず全て近距離爆撃機カテゴリに統合されてしまいます。
また、英米の4発重爆相当の大型機は遠距離爆撃機という名称で、意外に早くからカテゴリとして独立していました。
襲撃機は当初こそ軽爆や軍偵と近似性がありましたが、次第に高速重武装重装甲化を求められ、類似する重戦闘機寄りに変化します。
(一式戦や二式複戦、キ102が襲撃機として使用されたのには、このような潮流が背景にあります)
また、当初特殊な研究機枠であった攻撃機=急降下爆撃機が、最後には主要4機種の中に食い込んでいるのも見所ですね。
たいへん勉強になりました。
今、軽く自分で調べてみたらポートダーウィン空襲なんかでの生存率の高さでは評価されてたらしいですね。
この航空作戦の大変革期に第一線で戦い続けた爆撃機部隊の苦労は並大抵のものではなかっただろうし、結果として多くの敵戦闘機・防空装備を戦線後方の広い範囲に配備せざるを得ない状況を作り出したのは戦略的な観点から評価されるべきだと思う。
まぁ結局は戦闘機側のさらなる急速な進歩と米国の圧倒的な生産量には勝てなかったんだけどね。
本当に戦間期にはやった戦闘機無用論とはなんだっのか・・・
九七式重爆は球状銃座のがめっちゃお気に入り。百式重爆もスマートで好き。あれが火星エンジンだったらなぁ…。四式重爆は文句無し。
ところで、二式複座戦闘機ってかなりの数が襲撃/軽爆戦隊への配備だったそうで。あれは実質、九九式双軽爆の後継機なんだよなぁ。普通の軽爆任務だけじゃなくて夜間戦闘機任務も行えるし、地上銃撃にも向いているからな。帝国陸軍機は魅力が尽きない。
me262のパイロットで双発機慣れたパイロットが少なかったから暇になった爆撃機乗りを転用。
エースを集めたJG44にくらべで地味ながら戦果を出しいてよう。
ソースは渡辺洋二氏
屠竜は99襲撃機からの機種変更ってのもあったしね。
襲撃・爆撃・哨戒を一通りやってたはず。
本土の防空戦だけが屠竜の魅力では無いよね。
あれ?陸はマトモなんじゃね?と毎回思ってしまう不思議
それは海軍がアレすぎるだけだと思う・・・。
ノモンハンで大規模な航空戦を経験してることが大きいだろうな。
あれで陸軍航空は海軍に先駆けて「世界」というものを知った。
それよく言われてるけど勘違い
実際は海軍の方が先に世界を知ってる
1937年の日中戦争の渡洋爆撃で96式陸攻の被害の多さから海軍内で戦闘機無用論は立ち消えたけど、陸軍は1938年に戦闘機無用論思想の100式重爆の開発指示をし出してたり
まあ、その時世界もまだまだ戦闘機無用論の中にいたから先を行けたって方が正しい気がするけど
海軍さんの飛行機は長大な航続距離、航空母艦への離発着能力、大きくて重たい魚雷の装備、弾幕を張りながら海上を移動する艦艇への攻撃能力、仮想敵がよりにもよって凶悪な飛行機を数多く保有する英米などなど、陸さんよりも厳しい条件が多かったから一概に間違っているとは言えないよ。
それじゃ海軍が無茶振りしなかったら英米に勝てる飛行機が飛ばせたのか? って点は大いに疑問だ(どの道負けるとかつっこんではいけない)
戦闘機同士の大規模空戦の事だろ
おかげで陸軍はいち早くロッテ戦術を取り入れたが、海軍は終戦間際の剣部隊までやらなかった
ソロモン攻防戦で散々やられてるのに学ばない海軍さん
独から英米と広まり、日本では陸軍も早期にロッテ戦術取り入れてたのになあ
陸は新しい物好き、反省をすぐに生かす
おおざっぱかつ間違ってるとは思うがこんな感じ?
にしてもいまだに色んな企業がこの戦時中の考え(物量や質で負けているのに精神論で押す、現場でなんとかしろ、安く早く残業はするな)でやってるのはどうなんでしょうか…
呑龍がヘレンちゃんとか
海軍のあの無茶ぶりがなかったらゼロ戦とかどうなったんだろうと気になるところではある。あれ無茶ぶりをなんとか実現した(してしまった)最たる例だろうし・・・w
なかったな
単発機はともかく、双発機の航続距離は比べたことなかったな
なんかスゴイ無茶ぶりな気が 幾らレシプロエンジン&エレクトロニクス無しの時代だからって
そういう事が全般的に出来ていたら陸軍のみならず海軍の航空戦力も充実してるわな
そもそもそれ出来てたら緒戦で鹵獲したB-17量産したと思うしねぇ
本当に無茶振りもいいとこだと思う。
それが出来るならそれこそ2式大艇の陸上機+陸軍ver.が出来てもいいはず。
上手く行けば陸軍でも遠距離爆撃機として採用される予定で、部隊編成まで
準備されていたそうだからあながち無茶ぶりとも言えなかったり
まあ運用コスト等考えれば4発重爆の日本での運用自体が無茶ぶりと言えば
そうなんでしょうけれど
それ言ったら、連山の立場がなくなるじゃないか。
2式大艇って、B17やB24より性能が上だよね。
もっとも、水の上では陸さんではいかんともしがたいかもしれない。
いやいや、潜水艦やら空母もどきまで作ったんだからもしかして。
それはおいといて、九九式双軽爆撃機が大好き
高い運動性と信頼性がいいし翼のつくりが屠龍やキ93キ102等にも転用される傑作という点もいい
ただ末期はただのカモだったのが悲しい
便利で頼れる飛行機だったんだろうなぁと
と同時に同じ襲撃機たるIL-2が本当にぶっ飛んだ機体だと再認識してしまう
ただそもそも国力の違う相手に相手と同じ機種で同じ戦い方したら結局消耗戦から
体力敗けするだけでしょうけど
搭載量が2㌧とか前面に12.7㍉が6門とか羨ましいわ!
いや十分どころかその方が生存性高い
そして四式戦の時代になればそれもまた不要
戦闘機と戦闘爆撃機だけで戦術目標は事足りる
そういえば九九式襲撃機の後継になるはずだったキ-71は、エンジンの大出力化や引込脚といったアップデートが全部裏目に出てるので好きな機体なんだけど、この時点で九九式襲撃機の後継を作れと言われたら、あとは戦闘機を持ってくるしかないよなぁ、と思ったり。
剣みたいな飛行機作る一方でちゃんとした飛行機も考えていたんだなぁってところが。
基地攻撃ならなおさら取り扱いやすいミッチェルに軍配が上がるで。日本に4発重爆は重すぎるし、運用するには南方方面の飛行場は小さい。
だけにしなかったの?
ってのと同じかなあ
運動性能の良い双発機と別に、打たれ強くて搭載量と航続距離のデカい4発重爆があれば
そんなんそっちも欲しいわ、というか両方欲しいわ!って話になると
まあ、結局運用能力的に持て余すだろうってのはその通りだと思いますけどね
グダグダいうとるけど同意ってことやな?
日本でもいらんことはない、ということや
ガ島辺りにならんどるアメちゃんの飛行機にラバウルに進出した日本陸軍4発重爆隊が一トン爆弾の雨を降らせる…
ロマンを感じるやろ?
え?海上航法?そこは日本陸軍十八番の精神力で解決するんやで!
防御力はそこそこ高いし防御火力は特に高いね、斜め後ろには20㍉あるし尾部と一緒に撃てるからそっちの方向からは強い
防御力は97式重爆撃とは比べられないほどタフネス
速力はそこそこ速いなど当時のあのサイズの爆撃機なら非常に優秀
War Thanderやればその優秀さは感じられるよ
ただ搭載量がとても少ないのが残念
ただ後ろしか撃てないので前は当然だが横にも弱い(体の向きを無理矢理向けるからつらい)
日本が双発メインになったのもその辺の問題があるからで
英独もエンジン供給問題を抱えていたが、イギリスはアメリカ企業に発注してクリア
ドイツは四発重爆断念
生産力が無いと四発機の数が揃えられ無い、双発なら倍の数が生産できる
主翼の平面型はあまりにもあんまり
とても高性能機には見えないんです
せめてコードをもうちょっと狭くして
細長い感じの翼にしてくれたらと…
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