無題 Name 名無し 15/08/27(木)14:05:59  No.1130797
図説マニアックス・2 小銃百科 増補版 2 (図説マニアックス 2) 
ミニエ銃の弾は装填時には銃身よりも小さくて発砲時に弾の後部が広がってライフリングに噛みこむと
これをもって近代的かつ実用的なライフル銃が生まれたと理解しているのですが
現代の後装式のライフルでもこの理屈は使われているんデスか?
それとも火薬の力で無理やり押し込んでいるだけデースか?

無題
Name 名無し 15/08/27(木)18:19:13  No.1130861
まず銃と弾の区別を付けよう。

あと日本語でOK?

無題
Name 名無し 15/08/27(木)19:22:21  No.1130875
>理屈は使われているんデスか?
使われていません
前装式では口径より小さい弾は装填し易いというメリットがありますが、後装式では何のメリットが無いどころかライフリングの磨耗速度が速い、命中精度が低いなどデメリットしかないので意味が無いのです

>火薬の力で無理やり押し込んでいるだけ

これも間違いです
火薬の力で「無理やり」押し込むのではなく
「適切」な寸法で作られフィットした弾頭を発射薬の力で飛ばしているのです

無題
Name 名無し 15/08/27(木)20:51:43  No.1130897
ゲルリッヒ砲とかあるけどあれも運用面で消えたな

無題
Name 名無し 15/09/02(水)18:50:59  No.1131941
>ゲルリッヒ砲とかあるけどあれも運用面で消えたな
ドイツ人が頭おかしいから実際に作っちゃったけど実用的じゃない過ぎる

無題
Name 名無し 15/09/02(水)20:38:32  No.1131954
>>ゲルリッヒ砲とかあるけどあれも運用面で消えたな
7.5cm Pak41で初速1125m/秒、1000mで垂直装甲177㎜貫通は魅力だったんでしょうけどねえ

無題
Name 名無し 15/08/27(木)20:09:10  No.1130886
単純に工業水準の問題だったのか

無題
Name 名無し 15/08/27(木)20:58:04  No.1130900
>単純に工業水準の問題だったのか
いえ、ミニエー銃から後装式銃のスペンサー銃まで10年ぐらいで生まれたので技術というより発想の問題だったのではないですかね?

無題
Name 名無し 15/08/28(金)17:31:49  No.1131006
・ガス漏れしない
・用意に開閉できる

砲の尾栓なんて、でかい分かなり苦労してる
やっぱり技術の問題だと思うぞ

無題
Name 名無し 15/08/28(金)23:22:46  No.1131055
おそらく当時は
高価で手間の掛かる金属薬莢をいちいち捨てるのかよ、アホか
みたいな感じかと思われ

無題
Name 名無し 15/08/29(土)10:33:31  No.1131122
38式歩兵銃の場合、ポリゴナルライフルリングで6.5mm弾の弾底は平らである程度柔らかいので火薬圧力で底が少し広がってライフルリングに食い込んでガスが抜けるのを防ぐとともに旋転を補助してんでなかったろうか?

無題
Name 名無し 15/08/29(土)10:35:09  No.1131125
現代だと、エアライフル位じゃないかな、この構造なのは

無題
Name 名無し 15/09/02(水)18:54:11  No.1131942
>現代だと、エアライフル位じゃないかな、この構造なのは
弾の形は似てるけど空気銃の弾は圧で膨らんだりはしない
手で押し込む事でライフリングに咬む

無題
Name 名無し 15/09/02(水)19:10:48  No.1131945
>弾の形は似てるけど空気銃の弾は圧で膨らんだりはしない
>手で押し込む事でライフリングに咬む

えっ?

無題
Name 名無し 15/08/30(日)16:22:18  No.1131364
>>単純に工業水準の問題だったのか
>発想の問題だったのではないですかね?
工業技術・予算・軍部の変化への対応、この三つが主要因
ヨーロッパではフライス盤を使った生産がイギリスが最初でこれが1859年
それまでは銃器職人による手作業だったのだから
ライフル銃にしろミニエ弾にしろ日数万発の生産や数十万艇を生産するには予算と生産技術が足りてなかった
その為、40~70年にかけて起きたライフル銃~金属薬莢式後装銃への変化に乗るには無理があった
(41年にドライゼ銃の導入を決めたプロイセンは独占契約で技術を独占したが全部隊に行き渡らせるのに24年かかってる、だが普墺戦争では現代的な銃と戦術で圧倒的な戦闘を見せた)

無題
Name 名無し 15/08/30(日)16:26:49  No.1131365
>工業技術・予算・軍部の変化への対応、この三つが主要因

工業技術と
残りふたつはレベル感違う。

少なくとも予算は別じゃね?
文の中でも語られてないし

無題
Name 名無し 15/08/30(日)22:58:15  No.1131425
>残りふたつはレベル感違う。
予算にしろ変化への対応にしろ技術の発展に振り回された結果なので
その感覚は正しいと思う

>少なくとも予算は別じゃね?
文章が長くなるので要素を小出しにして明言してない
大雑把には、フライス盤の導入まで平時の産業基盤では戦時生産への対応が不可能だった

60年頃から、造兵廠がアメリカ式のフライス盤を用いた生産を行うようになると
民間企業はフライス盤を導入する予算は無いので生産能力不足から参入できなくなる
結果、企業間で融資し合ってフライス盤の生産基盤を共有するようになる
例:バーミンガム・スモール・アームズ

こんな感じに職人から第二次産業革命への変化も関わってくるので言及しないと話がつながらない点が所々ある

無題
Name 名無し 15/09/02(水)21:19:10  No.1131964
ドライゼ銃よりミニエー弾のほうが開発が遅いのになんでこんなにミニエー弾が有名なのかと思ってたが、ドライゼ銃の配備が予算や技術のせいで遅々として進まない中、従来のライフルマスケット銃にならすぐに使えるミニエー弾の方が広まりやすかったんだな
引用元: http://cgi.2chan.net/f/res/1130797.htm

KTW リー・エンフィールド №4 ライフル