Name 名無し 15/08/03(月)05:49:20  No.392363
1/48 日本海軍 夜間戦闘機 彗星夜戦 プラモデル FB5 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150802-00010000-at_s-l22&p=1

1/48 海軍夜間戦闘機 彗星一二戊型 (夜戦)
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無題
Name 名無し 15/08/03(月)08:56:33  No.392370 
1438559793401
特攻のアンチテーゼでマスコミやらに過大評価されてるとはいえ、「飛行場に穴を空けただけの無駄死に」なんて冒涜をする輩が存在するとは思わなんだ・・・

無題
Name 名無し 15/08/03(月)09:46:42  No.392375
美濃部さんは特攻は否定してないでしょ
「我が隊なら特攻より夜襲の方が効果あります!特攻の方がマシと思うくらい猛特訓しますけどね。それでもどうにもならなくなったらウチらも特攻に切り替えます」って合理性の塊みたいな人だっただけ
末期には整備員にまでゲリラ戦の訓示をしているし

無題
Name 名無し 15/08/03(月)10:43:20  No.392376
>>美濃部さんは特攻は否定してないでしょ

日本海軍連合艦隊司令部が沖縄戦の作戦に決めた「特攻」を「戦場を知らぬ参謀の殺人戦法」と非難した。

美化されて描かれる特攻について「感情的な部分だけで語ってはいけない」とも思っていた。

無題
Name 名無し 15/08/03(月)13:27:01  No.392389
>美濃部さんは特攻は否定してないでしょ
「何も考えずに最期の手段をとるのは拙速ではないか」ってことだろ
だから「練習機であなた方将官が特攻出撃してください!私が零戦で全機撃ち落としてみせます」って啖呵きったんだろうが

無題
Name 名無し 15/08/03(月)14:01:44  No.392396 
>「何も考えずに最期の手段をとるのは拙速ではないか」ってことだろ
>だから「練習機であなた方将官が特攻出撃してください!私が零戦で全機撃ち落としてみせます」って啖呵きったんだろうが
だからそう言ったつもりだったんだけどねぇ…
どうしてそう攻撃的なのか

無題
Name 名無し 15/08/03(月)14:19:57  No.392397
特別攻撃だけが素晴らしいと力説する上層部に対し、現況ではそれは効果的ではないし、もっと効果的なやり方があるという意味で否定したわけで
末期にはもう特攻もアリだなと変わったわけで
両名ともちゃんと総論にしなきゃだめよ。

無題
Name 名無し 15/08/03(月)20:44:14  No.392439
1438602254415
>末期にはもう特攻もアリだなと変わったわけで


沖縄戦が始まる前の2月の関東空襲の時点で美濃部少佐は自分の部隊に特攻指示を出してる。
一次攻撃は特攻で米空母の甲板を破壊し、二次攻撃は通常攻撃で米空母を沈めるとね。

実際には出撃しなかったので実行されることはなかったが、美濃部少佐が常に念頭においていたのは「特攻か通常攻撃か」ではなく、「最も戦果を挙げるには如何なる手段が有効か」ということだと思われる。

無題
Name 名無し 15/08/03(月)20:59:02  No.392443
夜戦斬り込みにしても特攻にしても
そればっかりやってたら敵は学習して対策するから

無題
Name 名無し 15/08/03(月)22:44:11  No.392461
>最も戦果を挙げるには如何なる手段が有効か
特攻が「最も戦果を上げる」状況じゃとても戦争には勝てませんけどね

無題
Name 名無し 15/08/03(月)22:58:02  No.392462
>特攻が「最も戦果を上げる」状況じゃとても戦争には勝てませんけどね

そこは部隊指揮官を責めても仕方がなかろう

無題
Name 名無し 15/08/03(月)23:09:47  No.392464
美濃部少佐自身は終戦反対の反乱に加わろうとするほどの徹底抗戦派だったけどもそんな人にすら猛反対されるような特攻戦法に拘るあたり、上層部が如何に盲目状態だったかがよく分かるというもの

何というか、もうちゃんと部隊を訓練して戦法を充分考慮して…
なんて戦い方を考えてない、とにかく最低限の訓練した人材と飛行機があればどんどん投入したれ、って感じ

無題
Name 名無し 15/08/04(火)09:14:35  No.392488
>美濃部少佐自身は終戦反対の反乱に加わろうとするほどの徹底抗戦派だったけども
あれ?
むしろ徹底抗戦を主張する部下を説得したんじゃなかったっけ?

無題
Name 名無し 15/08/04(火)12:13:33  No.392496
それ聖断が下されてからじゃない?

無題
Name 名無し 15/08/04(火)16:19:11  No.392504
しかし液冷エンジンゆえに敬遠されていた彗星や光信管爆弾みたいな寄せ集め兵器での正攻法で確かな戦果を上げ続けたってのはやっぱり特筆に値すると思うよ
基地の場所だって終戦まで秘匿できていたんだし

無題
Name 名無し 15/08/04(火)19:32:32  No.392526
そういう優秀な指揮官の数が圧倒的に足りない。
大抵は「俺は行かないがお前らは特攻しろ」

無題
Name 名無し 15/08/05(水)11:39:10  No.392573
>しかし液冷エンジンゆえに敬遠されていた彗星や光信管爆弾みたいな寄せ集め兵器での正攻法で確かな戦果を上げ続けたってのはやっぱり特筆に値すると思うよ

ちゃんとやれば良かったんだろうね。
ちゃんと。

無題
Name 名無し 15/08/08(土)03:48:41  No.392862
>ちゃんとやれば良かったんだろうね。
あちこちの部隊から液冷エンジンの整備に詳しい兵士を引き抜いて回ったそうです

無題
Name 名無し 15/08/05(水)23:30:59  No.392632
うむ。飛燕も本土防空戦で整備が充実すればきちんとうごいたとか

無題
Name 名無し 15/08/05(水)23:52:20  No.392635
>うむ。飛燕も本土防空戦で整備が充実すればきちんとうごいたとか
前に三式戦の戦隊で整備兵をやっていた方に聞いた事あるんだけど、慣れない液冷だったから最初は手間取ったけど、部隊が「内地」の台湾にあったので川崎の技術者も派遣されていて、特別に稼働率が悪いという事はなかったと言っていたよ
扱かったのはマウザー砲を積んだ型と言っていたから、一型丙と思われます

無題
Name 名無し 15/08/07(金)07:46:49  No.392747 
1438901209630
夜戦ということは、やはり覚せい剤は常用してたのかな?

無題
Name 名無し 15/08/07(金)09:10:05  No.392750
>夜戦ということは、やはり覚せい剤は常用してたのかな?

それより先にビタミンAの錠剤だろうな

無題
Name 名無し 15/08/07(金)22:44:54  No.392815 
1438955094154
>「最も戦果を挙げるには如何なる手段が有効か」ということだと思われる。


美濃部さんが比島以来の特攻作戦について語った所が残っておりまして、その内容を引用させてもらいますと

「関大尉以下、最初の体当たりは奇襲作戦で、敵もまさかそんなことはすまいと思っていた段階だから、成功したんです。警戒して、敵が待ち受けている場合の消耗戦に、特攻として搭乗員をつぎ込むべきではなかった。福留さんは、中央の大本営に対してハッキリ意見を言える立場にある。前線の実態はどのようなものか。大本営が戦争継続を言うなら、その為に何をすべきなのか。堂々と意見を言うべきです。それを、何も言わないで、ズルズルと特攻機を出して潰れていくだけ。それなら指揮官先頭で、福留さんも、有馬(正文)さんのように―勿論、私自身もそうだが―司令、飛行長、飛行隊長の全指揮官も一丸となって、体当たり攻撃に出撃すべきではなかったか。」

無題
Name 名無し 15/08/07(金)22:45:28  No.392816 
1438955128254
「当時、レイテ作戦を最後の一戦と呼号していました。本当に帝国海軍にとっての最後の一戦なら、最後の命令を出してぶっつぶれてもいい。全部隊の指揮官先頭で、そこで死んでおれば、軍令部と言えどもこの戦は勝ち目がない、見込みがない、と分かったはずだ。その覚悟が最高指揮官としてのつとめじゃないですか」

「それを大西さんに引きずられた挙句、幕僚の中には尻馬に乗って、特攻は有効だなどとほざく輩がいる。馬鹿げた話でした」

…というものでして、何というか確かに単純に特攻作戦自体を否定するのではなく
寧ろそう言う非道な作戦を使うなら使うだけの覚悟の程度や、その効果を最大に生かす努力を指揮する側が怠ってた事にこそ憤っていた、って印象ですな

無題
Name 名無し 15/08/07(金)22:47:23  No.392817 
1438955243027
因みに第一回の神風特攻隊が初めて戦果を挙げた直後の10月25日夕刻、フィリピン現地で大西瀧次郎海軍中将以下、各海軍航空部隊の司令・幕僚、飛行長・飛行隊長等数十名を集めての今後の作戦計画についての会議が行われ、この席で大西中将は自ら特攻作戦の成果を引いて、これからは特攻作戦を主体とする旨を伝達するんですが、この時もう一つ議題にされたのが当時計画されていた陸軍第一師団のレイテ島逆上陸作戦の支援計画だったんだそうで

このレイテ島増強部隊の輸送にあたって、特に問題視されていたのが当時フィリピン海岸を跳梁していた米海軍の魚雷艇対策だったんだそうでして、大西中将が改めてこの魚雷艇を制圧する妙案はないか?と問いかけた所、並み居る列席者の殆どが回答を出せなかったんですが、この時ただ一人

「我が隊の零戦を用いた、夜間銃爆撃」

…を提案したのが、当時戦闘第901(夜戦部隊)飛行長だった美濃部さんだったんだとか

無題
Name 名無し 15/08/07(金)22:48:14  No.392818
1438955294693
大西中将と美濃部さんが実際に顔を合わせたのはこの時が初めてだそうなんですが、結局美濃部さんの夜戦部隊と水上爆撃機「瑞雲」の部隊を以て魚雷艇制圧の任務に当てることが決まり、早速美濃部さんは部下(と言っても3人きりだったそうですが)を率いてセブ島の基地に進出、まずは自ら操縦桿を握ってレイテ湾内の敵情視察に出るんですが
その経過を再び美濃部さんの証言から引用させてもらいますと


「スリガオ海峡を抜けてレイテ湾に向かうと、どこを通っても対空砲火の対空砲火の凄まじい弾幕に包まれた。米軍艦船は4000隻も居たでしょうか、湾岸には水陸両用艇、沖合に揚陸船。そのはるか沖に空母、戦艦、巡洋艦、駆逐艦の群れ…。この直上をまともに飛んで行けば、内地からポッと出たての搭乗員なら一たまりもない」

無題
Name 名無し 15/08/07(金)22:50:57  No.392819 
1438955457690
「数日後、私たち4機はレイテ湾内の島々を知り尽くしていましたから、夜間に飛び立ってレーダーに機影が映らないように山肌に沿って椰子の葉すれすれに超低空を這い、一気にサンベルジノ海峡に殴り込みをかけた。
夜光虫の光る暗い海面ですからね、米軍魚雷艇の航跡が、キラキラと鮮やかに見える。それを狙って一撃すると、すぐ爆発しました。二日に渡って合計7隻、沈めましたかね。彼らは被害が大きいと、もう次にはよう出てこんのです。夜間攻撃は成功しました」

…というものだったそうです

無題
Name 名無し 15/08/07(金)22:52:18  No.392820 
1438955538549
因みに米側の魚雷艇部隊の戦記に同時期に美濃部隊に受けた攻撃について触れてる部分が有りまして、該当箇所を引用させてもらいますと

「次の夜はタパーン少佐が2隻の魚雷艇を指揮して、レイテ島の北岸を隠密哨戒する番である。激しい雨で操舵室から舳が見通せない程だった。突然、まるで蛇口を締めて水を止めたように雨がやみ、視界が開けた。その時暗い空から4機のゼロ戦が、(魚雷艇)523号と525号目がけて爆弾と機銃掃射を浴びせてきた。523号は猛烈な至近弾を1発食らい、タパーン少佐、士官2名、水兵6人計9名の内8名が即死、従軍記者が重傷を負う痛手を受けた」

…そうで、残念ながら米魚雷艇部隊の被害全体がどれほどだったか示す資料は手持ちがないんですが
美濃部隊の攻撃が実際かなり脅威だったことを窺わせる例にはなるんじゃないでしょうか

無題
Name 名無し 15/08/07(金)22:56:12  No.392821 
1438955772224
その後、美濃部隊の魚雷艇狩りの成果の為のみというわけではないんですが、陸軍第1師団のレイテ島逆上陸はこの時期としては奇跡的なまでの成功を納めまして恐らくは大西中将の胸にも、わずかな手勢で成果を上げてみせたこの若い指揮官の印象も強く刻まれたんでしょうな

後日、11月下旬に今度は大西中将から美濃部氏を直に指名しての呼び出しがかかりまして

比島から1200キロ近く離れたコッソル水道(パラオ近郊)に米軍飛行艇48機が駐留しているのを君の所の部隊でやれないか、という打診がかかるんですが、この時美濃部さんは進出距離の長さ、米軍の防御態勢等を考慮して、零戦では任務達成は困難、月光でもせいぜい4機~5機を潰せれば御の字、と率直に任務の困難さを伝えるんですが

これに対する大西中将の回答は

「それなら、特攻でいいだろう」

…というものだったんだそうで

無題
Name 名無し 15/08/07(金)22:59:04  No.392823 
1438955944412
この回答に憤然とした美濃部さん、

「長官、この際だから特攻について改めて申し上げます」

と、思わず意見具申に走ったんだそうなんですな

「特攻ならいいだろう、との考えには承服しかねます。私の部下を、わずか4機を潰すために殺すんですか。48機を叩き潰すという目的の為に、月光を3~4機出して、その結果、わずか4機程度の戦果しか得られない。それでは、私が手塩にかけて育てた彼らの死は無駄になります。
どうしてもやれ、とおっしゃるなら、私の思うとおりにやる。部下の使い方ぐらい、私はよく知っています。どうか私の好きにやらせていただきたい」

無題
Name 名無し 15/08/07(金)22:59:56  No.392824 
1438955996565
何せ相手は海軍中将に対して美濃部さんは一介の少佐、しかも大西中将がかつて「特攻作戦に反対するものは叩き斬る!」と公言した場にも居合わせてましたから
コレだけ真っ向からの特攻拒否には相当の覚悟が要ったと思われるんですが、意外にも大西中将は怒るでもなく、しばらくじっと美濃部さんの表情を見つめて、やがて大きく頷くと

「よし、君の隊はレイテでまだまだ活躍して貰わねばならんから、この命令は取り消す」

…と答えたんだそうで

その晩、美濃部さんは大西中将のゆっくりしていけ、との勧めに従って長官室に泊まり、自身のレイテ湾内攻撃の経験や特攻作戦の是非についてまで、長々と大西中将と語りあったんだとか

無題
Name 名無し 15/08/07(金)23:02:18  No.392825 
1438956138493
その後言わば大西長官直々に特攻作戦免除のお墨付きを貰った形の美濃部さんの部隊は敵魚雷艇や飛行場攻撃等に夜間出撃を続けるんですが他隊が直接戦闘以外でも日中米軍の空襲で機材を失う中、

「飛行機は(美濃部)隊長のアイデアで林の中に隠した」
「隊長が用心深く使うため、機材を地上で壊されなかった」

…等々、後の「芙蓉部隊」の運用を彷彿させるエピソードも残されておるそうで

その後戦力回復の為に内地に帰還した美濃部さん&戦闘901がやがて「芙蓉部隊」の基幹になるわけなんですが、芙蓉部隊の「特攻拒否」もある意味こういう経験と実績あってこそ可能だったわけで

まさに有言実行の権化と言うか、これだけ自分の主張と立場に責任を果たした指揮官というのは確かに稀有だったような気もしますなあ…

無題
Name 名無し 15/08/07(金)23:50:14  No.392829
>大西中将

貴重なお話を伺いながら自分の現況と重ねて思わず書き込みたくなったんだが、中将の態度って、鬱めいたものを感じる。こういう状況の上司に唯々諾々と命令に従ってしまうと被害が増大する上に当の上司も心労を重ねて最悪の結果になる

米軍は被害を受けたら即座に対応策を練るから、一時的に足止めをすることはできるんだよな。そのあとが地獄だけど。

無題
Name 名無し 15/08/08(土)22:49:28  No.393000
精鋭部隊を使ったはずの台湾沖航空戦も再建した航空機動艦隊を使ったマリアナ沖も戦果ゼロだったところに特別攻撃隊がまぁそこそこの戦果を上げれば特攻にシフト当時の空気もわかるけど
実情は前述の通りただ奇襲が成功しただけだからね
引用元: http://may.2chan.net/39/res/392363.htm

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