無題 Name 名無し 15/05/06(水)21:30:35 No.1116787
無題 Name 名無し 15/05/06(水)22:03:36 No.1116798
無題 Name 名無し 15/05/06(水)22:07:02 No.1116799
無題 Name 名無し 15/05/06(水)22:46:40 No.1116808
無題 Name 名無し 15/05/06(水)23:39:21 No.1116830
無題 Name 名無し 15/05/06(水)23:59:18 No.1116835
無題 Name 名無し 15/05/07(木)14:19:29 No.1116922
無題 Name 名無し 15/05/06(水)22:10:43 No.1116800
無題 Name 名無し 15/05/06(水)22:30:09 No.1116804
無題 Name 名無し 15/05/07(木)19:27:42 No.1116951
無題 Name 名無し 15/05/07(木)19:28:54 No.1116952
無題 Name 名無し 15/05/07(木)19:29:46 No.1116953
無題 Name 名無し 15/05/07(木)19:39:42 No.1116956
無題 Name 名無し 15/05/07(木)19:45:47 No.1116957
無題 Name 名無し 15/05/07(木)21:28:41 No.1116975
無題 Name 名無し 15/05/08(金)09:45:05 No.1117062
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最近洞窟に入る機会がありまして
洞窟内の湿気の凄さに結構参ってしまったのですが
大戦末期洞窟や地下壕で待ち伏せする日本軍将兵の話を聞きますが、この湿気など多い環境で自身の体調のみならず銃火器や弾薬などもダメになってしまうと思うのですが、洞穴に潜伏してて銃火器がダメになったという話はあまり聞きませんので、どなたかそういう話を知っていればご教示お願いします。
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無題 Name 名無し 15/05/06(水)22:03:36 No.1116798
小野田さんは瓶に弾を入れて密閉してたね
無題 Name 名無し 15/05/06(水)22:07:02 No.1116799
と言っても個人レベルの例であって
もっと規模の大きい部隊でちゃんと洞窟を陣地にしてた場合や大砲の弾なんかはどうしてたんだろう
無題 Name 名無し 15/05/06(水)22:46:40 No.1116808
>規模の大きい部隊でちゃんと洞窟を陣地にしてた場合や大砲の弾なんかはどうしてたんだろう
硫黄島の陣地とかどうしてたんだろうね?
無題 Name 名無し 15/05/06(水)23:39:21 No.1116830
硫黄島の地下壕は湿度よりも地熱による高温が最大の問題点かと。
多分、弾薬や銃器類が駄目になるよりも人間が参ってしまうと思う。
無題 Name 名無し 15/05/06(水)23:59:18 No.1116835
確かに短期間で弾薬が駄目になる場所なら先に人間が耐えれないだろうな。
でも当時の技術だと不良弾の発生は高くなると思う。事実、弾薬が不足してた沖縄でも旧軍の大量の未発射弾薬が発見されてるからね。
ただボルトアクションや野砲は排きょうが楽だからどうにか戦闘は可能だったんじゃないかな?
無題 Name 名無し 15/05/07(木)14:19:29 No.1116922
篭城が長くなったらダメになったって話も聞く気がする。
末期ペリリューでは手榴弾は三発に一発しか爆発しなかったそうだし、フィリピンでは梱包爆雷が半分不発だったりとか。
銃弾不発の話はあまり聞かないけど、薬莢に入ってるのは強いのかな?
無題 Name 名無し 15/05/06(水)22:10:43 No.1116800
ベトナムでは兵士が洗濯物を干すようにベルトリンクを干していた
無題 Name 名無し 15/05/06(水)22:30:09 No.1116804
http://www.warbirds.jp/prince/pr0002.html
一番上のテキストに少々関連する話が
日本陸軍があの卒業証書の筒みたいなの使ってる記録写真みたことはないけどね
無題 Name 名無し 15/05/07(木)19:27:42 No.1116951
南方戦線の話ですと湿気による兵器の劣化はやっぱり深刻な問題だったようで、終戦までブーゲンビル島で戦い抜いた神田正種中将(第17軍司令官)の手記によりますと
手榴弾は火薬類に湿潤したものが多く、92式歩兵砲弾は数万発が使用不能になり、小銃弾も不発が多かったんだそうで
また手榴弾の場合、火薬だけでなく安全装置も湿気で腐食し、事故死者が続発した他、そもそも背嚢や靴も湿気で使用不能になるなど装備全般に影響が出ていたそうで
要は元々北方の大陸での戦闘を念頭に置いてきた日本陸軍の装備体系そのものが熱帯の環境に対応しきれなかった、という事らしいですな
無題 Name 名無し 15/05/07(木)19:28:54 No.1116952
とはいえそれでも現地の兵隊さん達は戦わなければいけませんから前記の神田中将さんなどは部下の第6師団・野砲兵第6連隊のある中隊長さんの指揮下に兵器勤務隊を増強、
「対戦車兵器(地雷)、92式歩兵砲弾による手榴弾、歩兵銃による擲弾銃」
…等の現地改造兵器製造によって、これらの不良在庫の活用に努めたそうです
ただ、この内手榴弾についてはやはり導火線が湿るので、折角の改造兵器も実用化が一時危ぶまれたんだとか
無題 Name 名無し 15/05/07(木)19:29:46 No.1116953
ここで思いがけなく役に立ったのが、かつて第6師団が中国から南方に転戦するにあたって、上海中の薬屋から大量に買い求めた「サック」、要はコンドームだったんだそうで
野戦病院に山積みにされていた数万個に及ぶ在庫を防湿に使用した所、成績は良好で現場の評判も上々、かくて現地改造兵器もその威力を大いに発揮し
「(敵戦車も)今まで傍若無人の行為をしていたのが行動萎縮してしまった」
「軍が壊滅することなく、終戦に及びえた大きな原因」
…となったそうです
いやはや、やはり「備え」って大切なんですね…w
無題 Name 名無し 15/05/07(木)19:39:42 No.1116956
実包の弾頭接続部と雷管部分にラッカーを塗ったっていう話は?
無題 Name 名無し 15/05/07(木)19:45:47 No.1116957
ネットで聞いた話だけど日本軍が使ってた九四式六号無線っていう携帯無線機も乾燥した大陸での運用を想定してたから、防水、防湿性が考慮されてなくて南方では運用保守に苦労したらしい
ただ海軍が上記の無線機をベースに開発した97式軽便無線電話機という携帯無線機は簡易な防水対策が施されてたから大分運用が楽だったとか
無題 Name 名無し 15/05/07(木)21:28:41 No.1116975
日本兵は菊の御門の付いた小銃その他兵器の整備は怠りなかったと思います
湿気でだめになる部品と言えば金属部分より木や布の腐敗のほうが早かったのではないかと
無題 Name 名無し 15/05/08(金)09:45:05 No.1117062
なるほどとても参考になるお話をありがとうございました
引用元: http://cgi.2chan.net/f/res/1116787.htm
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コメント
こんな記事が読めてうれしい。
まぁ戦うしかないんだろうけど
手榴弾の安全装置が逝かれてるなんて恐ろしい
今ならどうするんだろう?
たっパーとかサランラップとかかな?
戦地にそんなものないかうーん
武器輸出も自主規制していたからバトルプルーフ無しのが殆どでは?
想定寿命の半分使ったら原則的に海外輸出を義務付ける位しないと
バトルプルーフが全く進まなそうな気もする。
調べて驚いた
小野田少尉は長年の潜伏にも関わらず、手持ちの武器が全て正常に作動してる時点で驚異的
当然、アメリカ軍も同様で、世界最高のアメリカトラックですら、南洋諸島では
湿気と塩風で2か月で寿命、廃棄処分だそうで、
自衛隊の中の人だってアホやないんやから何がしか対策はしてると思うで。
そもそも純国産装備以外は海外で実績のあるモノを選んでるからある程度は大丈夫じゃねぇかね
「クレ(呉)ラップ」なんて話もありますね。
おそらく北方仕様のを簡単な改造で南方仕様にした?のが上手く行かなかったか、異種金属の腐食で駄目だったんじゃないか?。
詳しくは無線機博物館等で。
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